機動戯曲 Ξガンダム 過去ログ.5





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Chapter.5 【THUNDER CLAP】




─ ロウクレスト第15研究サイト 応接間 ─

オラクル「……で。貴様は何者なんだ。詳しく話してもらおう(ソファに似つかわしくない機構の身体が腰掛け、目の前のそれへ問いかける) 」

レッドウォーリア「資料に書いた通りです。全て書きました。名前と顔を隠しているんです。それ以上、何も隠し立てすることはありません。そうでしょう。この顔と名前を隠すのも、『俺』のやり方じゃありませんから(同じく、人間とは全く違う容姿、シルエットの人型が声を紡ぐ) 」

オラクル「……何が言いたい…… 」

アリシア「……レッドウォーリア。本名は不明、種族や年齢と言った基本的なプロフィールは一切ありません。……ですが、それ以外の経歴、素性、性格、趣味嗜好まで、詳しく記載されすぎています。正体を隠蔽するには不自然です。恐らく全て虚偽と見るのが妥当と思われますが……それにしては…… 」

レッドウォーリア「……レッドウォーリア、今は契約中のメカニックです。それでは不満ですか?一度は俺を受け入れたものと思いましたが 」

オラクル「指揮官のお気に入りの駒かと思えばお姫様を守るナイトか。……いや、そのお姫様は何処だ。というかあの女がいないのになんで貴様は此処に居る。付添人じゃなかったのか 」

アリシア「行方不明です。こちらも被害は大きいですから、推測するにあちら側に捕まったか死んだか……明確な身元は確認できていないので、軍事用語でいう作戦行動中行方不明、MIAです。……高い実力と卓越した作戦立案能力から、戦力は生半可な一国を容易く凌駕する……彼女の評価と言えばその程度が通例で、私の評価も同じでした。ですが……油断か、或いはそれ以上にマフティーが危険だったのか……それと彼は彼女とは別口での契約扱いになっています。最初は奇妙に思いましたが……今ではある程度納得できます 」

オラクル「……野良犬は信用できんな。で、そいつはナイトですらなかったと。じゃあなんだ、明確な主もいない黒騎士か?フリーランサーか?なのに名乗ったのは付添人?それどころか傭兵ですら……ややこしい、これ以上考えると熱を帯びる 」

レッドウォーリア「はい。俺は彼女の部下には当たりません。彼女の傭兵団とも無関係です。個人的に気に入られたというか、気に入らせたので、この場に来るために利用しました。結果的に乱暴に売り込むことにならなくて良かったが……騎士に例えるならそうですね。私の愛馬は凶暴です(まるで笑うように首を傾げ) 」

オラクル「どこかで……聞いたような台詞ばかり並べて…… 」

ガイル「流れの傭兵同士が連れ合って今回の戦場に出て来ていた、という所か……珍しい話では無いとは言え、扱いには困るな……(応接間の隅で話を聞きながら) 」

ウェルド「しかしまあ……間近で見てましたが、彼の戦闘能力は一流です。ことMS戦闘については彼の右に出る者はそうそう居ないでしょうね、機体性能も腕も両方……僕もグッドラックを用意して貰えてある程度動けはしましたが、多分彼が居なかったら死んでたでしょうし…(コーヒーを片手に部屋内に入り) 」

レッドウォーリア「職はメカニックです…信用してはくれないでしょうが……契約の扱いもメカニックになっています 」

オラクル「装甲を着込んで顔を隠した挙句複数の武装とモビルスーツで暴れるメカニックなど貴様の他に居るか。大体その類の仕事はできるのか? 」

ガイル「PMCに大別される組織ならば、メカニック……技能兵として働いていてもなんら不思議ではないな。つまり傭兵とメカニックは両立する……そんな揚げ足取りは置いておいて、確かにメカニックとしての能力も気になるところだ。あの機体は自前で整備運用しているのか? 」

レッドウォーリア「ん、はい。特に今までは手を借りられる環境でもなかったので、個人で借りたガレージで整備を。機体設計そのものも、一部…… 」

ガイル「……まさか、本当に個人とは… 」

アリシア「フルサイズの機体が何処から来たかもこちらで割り出しました。確かに民間のガレージに格納されていたものが遠隔操作で現場へ来たようで……嘘は言っていないようです 」

ウェルド「頭を抱えざるを得ない事実ですね……あのサイズ、あの性能の機体を個人のガレージで…… 」

トニー・スターク「民間のガレージもバカにできない、寧ろ臨時拠点としては最適だ。僕もそれで命を拾ったことがある(レッドウォーリアに同調したのか冗談なのかアイアンスーツのヘルメットを被ったまま同席しながら)とはいえ苦労はするだろう。我が社のガレージ使うか? スポーツカーが全部ダメになってからはほぼ空き家なんだ 」

オラクル「ますます意味が分からん……本当にあの女の傭兵団とは無関係なんだな?本当に? 」

レッドウォーリア「どちらでも設備のあるガレージを貸し出してくれるのはありがたい、最も今ここに格納されているように現場に近いのがベストですが……ロゼとは無関係でもありません。俺が気に入らせましたから。いろいろと便利でした。外様なのは間違いないですが 」

オラクル「気に入らせた……か。あの狂犬に?それに個人的に仲が良かった割にはドライじゃないか。今、奴はMIAだぞ?(ロゼ?あだ名?) 」

ガイル「個人的には気持ちのいい話ではないが、ビジネスの付き合いというのはそういうものだろう。 …ロゼ、というのはローゼンハインの短縮形か? 」

レッドウォーリア「あだ名です。名字呼びにこだわっていたらしいので……ドライでもありません。むしろ感傷的です。彼女なら死ぬときはあっさりだろうと思いますし、行方不明ならしぶとく生きていそうな気もします。それだけです 」

トニー・スターク「立地の件はわかった、ペッp……っあー……秘書に手配させておくよ(この手合いには対策されているだろうが、少なくとも所在地は確認できる。必要なら衛星カメラも集中させるか) 遺体が見つかっても別次元から生還した例もあるからな…… 」

ウェルド「彼女もそんじょそこらの傭兵とは物が違いますし、意外と普通に生きてそうな気はしますね。連絡が途絶えているのは気がかりですが、まあ……いずれ見つかるでしょう 」

アリシア「本職の方の腕も確かのようです。戦力としても確かですし、契約をわざわざ打ち切る必要もないのでは。研究サイトの修復は今のところ順調、こちらで拘束したあちら側の構成員もしっかり確保しています。……拘束している身柄が増えたのに彼女がいないのは少し惜しいですが。あちらのデータの解析、推測も順調です。……にしても彼女の傭兵団は気の毒です。いつもふらっと個人的に依頼を受けていなくなるリーダーが仕事先で行方不明。いっそそこを狙って組織ごと抱え込みますか…… 」

オラクル「……やめておけ。お前が外部戦力の雇用を提言した結果があの女だぞ。お前はもう戦略、戦術方面に出しゃばらない方がいい。後は私に任せておけ。……そいつとの契約を打ち切らんのは賛成だ 」

ガイル「(所属が定かでない人間を中核戦力とするリスクはそのままだが……彼の判断に任せるとしよう…)……今の所は連中の構成員を絞るのが先だろうな、海馬の様に逃げられる事が無い様… 」

アリシア「……兄さんこそ、前面に出れるようになったからと言って出しゃばりすぎでは?不慣れな戦略をするより、彼のような外部戦力が主力になってしまわないように現場で手腕を振るってもらいたいものです 」

ウェルド「(おっと、兄弟喧嘩か……?失礼な言葉が口を突いて出そうになりましたが、こういう生々しくて険悪な雰囲気を作れる位のAIが備わっていると感心するべきなんでしょうか…)……二人とも、少し言葉に棘が出てきてますよ。まだ向こうに手はあるかも知れませんが、先ずは分かっているだけの連中の戦力を分析して、それから此方でバランスを取りましょう。幸いにもレッドウォーリアも、オラクルさんも……現在連絡が取れない彼女も、此方からすれば重要な戦力。うまく運用するべきです 」

トニー・スターク「(不用意に喋ると何故か対立煽りになる経験ばかりだから黙ってよという顔) 」

アリシア「……(目を閉じたまま、兄に向けて舌を出し『べー』と)……私は冷静ですよ。少なくとも兄さんよりかは。私情を挟むような仕組みに出来ていないので。……さて。いつまでもこうしてもいられませんね 」

トニー・スターク「(よし、ほとぼりが冷めたみたいだし僕が口を開いても大丈夫だろう)ゴホン あー……そういえば捕虜を取ったそうだが連中から何か聞き出せたのか?目的とか 」

ガイル「(……機械同士のやり取りとはとても思えんな…)そうだな、次の襲撃が行われる前に対策を講じねばならん 」

オラクル「可愛くやっても駄目だからなお前……そうだな、いつまでもこいつに時間を取られるわけにも…… 」

ウェルド「同意見です。彼女は居なくなってしまいましたが……捕虜から得られる情報は有る筈です、連中の現在位置は分からないにしても、次の移動先位は辺りが付けられるかも知れません 」

アリシア「今のところ既にこちらにある情報以上のモノは……まずはあの戦艦を追い詰めるのが重要です。このまま迎撃の形を取っていては無理が出ます。今の段階から攻勢に転じるべきかと…… 」

オラクル「言って出来たら苦労はすまい……だから今その方法を考えて…… 」

ガイル「……という事は、中核になるメンバーは確保出来ていないという事か……ああ待て、待て…落ち着け……戦闘時の記録から、少なくともあの戦艦がどの方向に向かったかは割り出せるだろう、後はレーダーに引っ掛からず、安定航行が可能な空域を絞り込んで哨戒機を出せば何れは見つけられる算段も付くだろう。俺が軍にも掛け合ってみよう 」

ウェルド「困難でも有効な案を出すのも、その困難を如何にかする方法を考えるのも、両方必要な事です。個人的には空域を絞り込んで哨戒機で索敵を行うのは悪く無いと思いますが、正直連中のステルス性はかなり高そうなのが気掛かりなんですよね… 」

レーン・エイム「失礼します!(バッとドアを開けて入室し)中佐!政府から入電です!入手した設計データを元に開発が続けられていた『例の艦』が完成したと!! 」

レッドウォーリア「例の……『アークエンジェル級の三番艦』ですね、レーン中尉 」

レーン・エイム「貴様…知って…!?……(……何やら遠くから奴らの船とその中に居る奴らの気配を感じたが……気のせいか……?具体的に言うとピエロの気配) 」

ガイル「妙な気配がしたと思ったが、気のせいか……? まあ、とにかく…遂に完成したか!これで状況は確実に好転………ほう、知っていたか……アレは大々的には発表されていなかったはずだが… 」

レーン・エイム「この男……何処まで知っている……不気味だ、素顔も出さんし……話を続けます。アークエンジェル級三番艦……『ポテスタス』。政府が外部から提供されたデータを元に開発した強襲機動特装艦、奴らのものと同じ、大気圏内外両用の宇宙戦艦です。一番艦及び二番艦は提供元で製造されていたということ以外は現場に伏せられています。ポテスタスの建造はこちらで、運用の権限もケイオス世界政府にあります。同艦の運用にあたり、データを提供してきたスポンサーからも戦力の提供が…… 」

ガイル「よし、一、二番艦についてはやはり気掛かりだが……?成程、更にスポンサーから追加戦力の提供があったか。………有難い、と喜ぶべきなんだろうが… 」

レーン・エイム「中佐や私含め、マフティー対策部隊は順を追ってポテスタスに編入、ネェル・アーガマを追う手筈になっています。突然の話になりますが、移動の用意を…… 」

オラクル「ちょっと待て、私達に話が付いてないぞ。こちら主体で協力するということで落ち着いたはずだ。これだから世界政府は…… 」

レーン・エイム「そもそもそれはイサキオス周辺が貴方がたの管轄であるからという理由でしょう!奴らが海上に出て行方をくらませている以上、政府には独断で動く権限があります! 」

ガイル「中尉の言っている通り、連中を追う為に管轄外まで追う必要がある。それに……今こうして話をしている。それで納得頂く他あるまい……俺も急いで準備を始めよう 」

アリシア「筋は通ってますね。管轄外の地域まで我々の権限が及ぶ方が不条理です(カン、と音を鳴らしてオラクルの頭部を小突き)いろんな意味で頭のお堅い……というか、頑固な兄が先ほどから申し訳ございません…… 」

オラクル「ねちっこいなお前……(小突かれて軽く首を傾け)……この状況……私も、そうか……こういう場面でアリシアに反抗してもろくなことにならんからな……妹が言うなら、ということで私はもう黙るか…… 」

ガイル「頑固というのはつまり自分の意見を持っているという事だ、それはそれで重要な……重要な……事だと俺は思う 」

ウェルド「後は、連中を探知できれば……出来るならば一気に強襲を掛けたい所です。数の上ならば我々に利があります 」

セフィロス「準備が出来ましたら案内致しますよ。追撃の目途なら立っています……(と、レーンに続くように入室、壁にもたれ掛かる) 」

オラクル「待て!?……神羅のファースト!貴様どういうことだ、部外者のお前が何故政府と……立場は我々と同じはずだ 」

ガイル「………俺も彼については初耳だな、どうなっているやら……(髪型が崩れない様頭を抱え) 」

セフィロス「神羅は全面的に政府に協力する。そういう意向だ。ポテスタス隊への協力許可もしっかりと得ている。君たちが適切なやり方をしなかっただけと思うが… 」

オラクル「え?……あ……そ、そういうのはアリシアの仕事だ、私の管轄外だ、なあ!! 」

トニー・スターク「(うーんこの内ゲバ秒読みのような状態……) パンッッ (掌を合わせ乾いた音を鳴らし勢いよく席を立つ)準備は整った!進撃のめども立った!スゥ~~…… 結構なことじゃないか。東洋では兵は神速を貴ぶとかなんとかと言うんだろう? 3秒差で特許を取り損ねた技術者もいるんだ、支度もそこそこに出向こうじゃないか、なあ(揚々と大手を振って外へ歩き出す)僕は準備オールオーケーだ、何で着込んでるからね。案内してくれガクトみたいなソルジャーくん 」

ガイル「……あー、分かった、なら問題ない。俺が耳に入れていなかっただけだな…… 彼に、えぇと、スターク社長に続くとしよう。出発しなければな 」

セフィロス「妹に責任を擦り付けるのは褒められた行為ではないな……全く。まあ今からでもゲストとして乗艦するくらいは出来るんじゃないか?一人くらいなら…… 」

ウェルド「乗務員の人数は定められているでしょうが、客員として追加すること自体は全く問題無いでしょう。最悪乗ってから書類関係の手続きを任せれば押し通せるはずです 」

オラクル「……ぇえい、なら私がその艦に乗艦して…… 」

アリシア「ストップです兄さん(逸るオラクルの肩を掴み引き寄せ)戦力的に兄さんは我々の管轄から離れていただくわけには。客員としてなら私が乗ります。そうなると私を通してですが事務作業もしてもらわなければならないので、社長室のメインブースターに接続してもらって…… 」

ガイル「………希望者が居るならばその全員乗っても収容人数敵には問題は無いだろう。後から上には俺が説明するから、好きなだけ乗ってくれ…… 」

オラクル「お前一人を追撃に行かせろと?私は!お前がハイジャックに巻き込まれたと聞いた時も!!心配で……!!戦力ならそこの赤いので充分だろうが!! 」

レッドウォーリア「え俺ですか? 」

アリシア「契約社員に不信感を抱いていたのはどこの誰ですか。大体、兄さんは過保護です。私の事、信頼はしていても信用していないのでは?(肩を掴んだままガタガタと揺らし)……申し訳ございません、兄と私、両方ともいつまでも留守にしておくわけにもいかず……そこの赤い彼も保険としてこちらの指揮下に置いておきたいので、こちらからは私一人で…… 」

ウェルド「いくら優れた技術を持っているとは言え、相手は流れのテロリスト。本気で戦艦で突っ込めば、戦力的にはほぼ確実に此方が優勢な筈です。レッドウォーリアが居れば更に盤石ではありますが……(面々を順に見)…ガイルさんが後から誤魔化してくれるそうですし、此処はどうでしょう。二人で乗船するというのは?却って安全かも知れませんよ 」

オラクル「馬鹿力ッ……!!ぐあ(そのまま突き倒され)わ、私は認めんぞ!?お前のこれ以上の危険な単独行動なんて、認めッ!! 」

アリシア「いえ、その……あの……アハハ、兄さんには本業……社長業をやってもらうだけですよ。いや本当に。私は大丈夫です。はい(兄の頭を掴み、テーブルへと叩きつけてから反対のドアの方向へ突き倒し)ということで本社へお戻りを。私がいない間、頼みますよ。レッドウォーリアも、報酬を払っている以上期待していますよ、お留守番 」

レッドウォーリア「その旨を良しとする!(敬礼を送り、妹に結構な暴力を浴びせられている隊長殿を介抱するように抱えてドアを開け去っていく) 」

セフィロス「なんというか……イメージ以上にパワフルなお嬢さんだな?……話がまとまったなら行きますよ。時間は有限だ 」

政府兵「ポテスタスは『メビウス』にて建造、及び停泊しています。鉄華戦役で派手に破壊された本部の新しい象徴だとか。ルートはこちらで用意されているので、現地にて乗艦、それからマフティーのネェル・アーガマへと接触を図る形になっておりますので…… 」

ガイル「……まあ、二人が決める事にこれ以上口を挟むつもりもない……どちらにしろ、乗船する方は俺達がなんとか守ってみせよう(レッドウォーリアを見送り)…彼には、俺からも頼まねばならんな 」

政府兵(中身:夜神ムーン)「(……とか言ってるけど新型艦とか僕もマジで知らなかった、世界政府どうなってんだよ、ウィンダムに加えて宇宙戦艦だと!?こりゃ掘ればもっと色々出てきそうだ……まんまと変装できたわけだし……僕が頑張らないと……) 」

ガイル「承知した。俺を含め、乗船する面子を直ぐに案内してくれ。この動きも察知されないとも限らない、急ごう 」

政府兵(中身:夜神ムーン)「分かりました、こちらへ……(……このまま裏切ってもいいんじゃねえかな、どうせあいつらクソテロリストだし……) 」

─ ネェル・アーガマ ─

パラガス「あ、機関長。ブリッジに逃げ込んだ子供はどうした?(と、ペニーワイズに問いかけながら)……さてどうしたものか……こうやって逃亡するだけには限界がある……攻勢に出るにも警戒されまくってるしな……やはりここはムーン君たちに任せるしかない…… 」

L「(……夜神君……あの施設に潜入し情報を持ってくる、それが最善だが……それどころではないような……そんな予感がする……)……気のせいであれば、いいんですが 」

一般ヌマクロー群「(避難民よろしく膝を抱え絶望に打ちのめされている) 」

兄者「そう言えばそんな報告が入っていたが、実際どうなったんだ例の子供……どこかで降ろしたい所なんだが……(ドクターペッパーをちびちび飲みながら) 今はムーン達が頼みの綱か、冷静に考えてヤバいんだが仕方ないか…… 」

ペニーワイズ「あー、イ●オンの託児所にいるさ。また脱走してこないといいがな…(パラガスに)敵艦の反応があった気がしたが…気になるな(ショートケーキを食べる) 」

パラガス「……やはり……(と、レーダーへと目をやり)……アスラン君が手を貸してくれるというのだ……あの機体も……出さねばならぬ時が来るか 」

オニナッツー「ナッツー……!このままでは夏美の髪がオニナッツーになってしまうですの…!(イ●オンの託児所にエ●バーイーツを届けに行ったところ子供たちにもみくちゃにされる)  」

──file.21 Arch angel-Class battleship

出典:機動戦士ガンダムSEED

MS運用能力を保有する、多目的戦闘艦。
分類としては『強襲機動特装艦』とされる。
特徴的な脚部のような形をしたカタパルトを持つ。

特性上高いMS運用能力を備え、
大気圏内外両用で航行能力を持つ万能艦である。
艦自体の武装としても、
通常の火線砲やリニアカノン、ミサイルだけでなく
陽電子破城砲「ローエングリン」を備える。

連射が不可能、発射時の環境汚染など多くの問題を抱えるが、
その分非常に高い威力を誇る。
その威力と特性上、主砲ではなく特装砲とされる。

その万能艦としての性質は、マフティーの保有する
『ネェル・アーガマ』に類似したものがある。

カオスドラマにおいては、
原作に登場した一番艦『アークエンジェル』、二番艦『ドミニオン』、
そしてカオスドラマオリジナルの三番艦、
『ポテスタス』の存在が確認されている。


アスラン・ザラ「……俺はマフティーじゃない……でも、あの船には友達が乗っているんだ!!(ヘリオスのライフルを構え、レッドウォーリアへと向ける) 」

レッドウォーリア「……どこかで聞いたような台詞だ。厄介な奴だよ君は……(ハイパーバズーカを構え、そのヘリオスへ向き合うように) 」


……ハサウェイ君にしか動かせない、特殊なチューンが施されたヘリオスを容易く乗りこなし、
あれほどの強さを見せつけたレッドウォーリアと渡り合い、我々を戦域から逃がしてみせたアスラン・ザラ君……


パラガス「……彼の力は決して腐らせていい物ではない……だが…… 」

偽マフティー「……あれはまだ動かせないのか?……いつ追っ手が来るかもわからないこんな時、戦力は一個でも多く……(と、回復した様子でパラガスの元へ) 」

ペニーワイズ「無闇に戦力は消費できない、俺らが追われてる身だからな…(ビュッフェのように彼の周りに敷き詰められてるテーブルのショートケーキを手に取って食べる) 」

高木ブー「食べながら言うんじゃねーよバカヤロー。(感染症対策をした上で調理している) 」

アーニャ「アーニャもケーキ食べる! 」

ペニーワイズ「あっ!また脱走してきたな!(アーニャにケーキを食わせ)…メカニックマン! 」

メカニックマン「(アンゴルが二人現れ、アーニャの両腕を掴んで託児所へ連れて行く) 」

ペニーワイズ「今艦内ええ感じやねん(ぉ(艦長席に戻る) 」

パラガス「(ウィダーインゼリーを吸いながら)……あの機体は大佐がアスラン君の為に用意したもの……彼が我々の為に戦う意思を見せてくれるのならば……使わせるべきなのだろう…… 」

兄者「今は彼が協力してくれてる以上、あの機体は任せるしかないだろうな……どっちにしろ、アレをフルスペックで扱えるのはこの艦にはアスランだけだ。ところで、実際追撃を受けてるって状況、こっちの戦力は普通に不安だ。赤髪と連絡は取れないか?カタカタカタッ…ッターン 」

弟者「適役だな、兄者。俺もMSの操縦は出来るが、俺がアレに乗っても性能を十全に引き出す事は出来ないだろう……とはいえ、俺も出撃を考えるべきかもな。数で押されるとこの艦の武装だけじゃあちょっと苦しい 」

パラガス「こちらから大佐に連絡するのは難しいな……一通、文面でのメッセージが届いている。『いい拾い物があった、しばらくすれば戻る』……本当に信用していいものか。今でも連絡を取ろうと尽力してはおりますが…… 」

兄者「ああ待て、弟者。鹵獲を狙って乗り込んで白兵戦を仕掛けてくる可能性がある……そっちに対抗できる戦力を残しておきたいから、出撃はとりあえずパスで…… 『拾い物』については信用していいかもな、何だかんだ見る目は有る筈だし……連絡はまあ……まあ…分かってたさ、そういう方面でアイツは当てにならん 」

偽マフティー「創設者でメインスポンサーの人とまともに連絡取れないってどうなってんだよこの組織は… 」

弟者「了解だ、兄者。それなら俺は此処に居るとして……しかし赤髪に関しては…普通に考えて酷い話だな、連絡すら取れないとは 」

歯食いしばれ!そんな大人修正してやる!!!!(格納庫から叫び声が聞こえる)

ヌマクロー「(託児所でアーニャをたかいたかいしている) 」

パラガス「まあ大佐がこんなんなのは今に始まったことでも無し……我々は与えられた権限に基づいて行動、大佐にはその拾い物とやらにだけ期待しておけば……む?(何やらレーダーに巨大な実体が引っかかったのを見て目を送る) 」

加賀「格納庫で喚いている連中にはキュケオーンを、我々にはターバンカレーを。(食しつつ) 」

兄者「OK,拡大してみよう。……アンノウン。いつもの事だが……しかし、この反応は…! 」

ドロシー・ヘイズ「アーニャちゃん連れて、こう……シェルター的な所移動しても良いかもね……格納庫って有事の時にちょっとヤバそうだし、なんか有事がこれから起こりそうだし……(アーニャに見せる本を見繕いながら) 」

弟者「脅威だな、兄者……!高エネルギー反応、恐らくこの艦にも匹敵しかねないサイズ、考えられるのは……! 」

パラガス「……目視で確認。……浮遊戦艦、脚が、カタパルトが付いている!モビルスーツ運用能力があると推定される!!総員戦闘配置!! 」

兄者「聞こえるか!?艦内の全乗組員に次ぐ!敵の戦艦が接近している!直ちに戦闘配置に付け!繰り返す…(艦内のスピーカーをONにし、アラート音と共に戦艦内に音声を発出) 」

ハサウェイ・ノア「敵襲!?……ハサウェイ・ノア、ヘリオスで出ます!(と、格納庫の方面へ走り去る) 」

ムルタ・アズラエル『前方を航行する飛行軍艦へ警告します。本艦は世界政府軍の新鋭艦、『ポテスタス』。大人しく捕縛されていただければ、面倒を取らずに済むのですが……(と、ネェル・アーガマのブリッジへ通信が入る)』

弟者「直接だな、兄者……普通に艦から艦へと通信を繋いできたな……政府の新鋭艦か、参ったなこりゃ…… 」

レーン・エイム「…………ポテスタスがスポンサーの助力で建造されたのは理解していますが、何故そのスポンサーが本艦に乗って、あまつさえ指揮に関わっているんです……?政府軍は一体……(ネェル・アーガマに相対する戦艦、『ポテスタス』に乗艦し、指示を待つ) 」

パラガス「大人しく捕縛されたところで情状酌量の余地があるのはそれこそ非戦闘員ぐらいのものよ。私達としては交戦以外に選択肢はないがね…… 」

兄者「えー、えー……ポテスタスの皆様へ。我々としては投降する理由が無いからこのまま離脱なり抵抗なりさせて貰う。悪いがASMRマイクで出直してくれることを願う(適当にポテスタスへと返事し) さて、どうして逃げるべきかな… 」

アスラン・ザラ「この船に乗ってる非戦闘員全員拉致被害者だもんな。戦闘員にも拉致被害者いるけど。俺みたいな 」

エドガー「困ったな。仕事だからこちらに属してるが普通に何一つこちら側を擁護できる要素がないんだが(平然と腕組みし頷きながら)敵影に赤いのは確認できてるか。奴の有無で戦局が大きく傾きそうなんだが 」

ヴェスパートニーのヤローのアタマをここに置いてどうぞ。季節外れのスイカ割りを始めるから。どーぞ(無線に割り込みながら親指を地獄へ繰り返し向ける) 」

弟者「…時に兄者。冷静に考えてだな……大人しく投稿して全部赤髪のせいにした方がいいんじゃないか 」

パラガス「大佐を売ってどうにかなるなら私もそうするのだがな……身柄を売るためにはまずその身柄がないとどうにもならんからな。それに……もうこれ以上話してはくれんようだ(と、ポテスタスの兵装が展開され、カタパルトが開くところを確認し) 」


レーン・エイム「……ペネロペー。行きます(カタパルトの中から怪音を鳴らし、巨体が飛び出してくる) 」

セフィロス「さてと……『試作品』の実力、特等席で見せてもらおうか。ガンダムヴァサーゴ、出るぞ(それに続くように赤黒い異形が現れ、くるりと宙返りしポテスタスへと着地) 」

パラガス「例の赤いのの姿が見えんな……留守番か?どちらにせよガンダムタイプ複数!油断できる相手ではないぞ! 」

兄者「成程、今の所相手のモビルスーツは二機……こっちも艦同士の砲撃戦を始めるか……ハイパーメガ粒子砲、発射準備 」

ハサウェイ・ノア「ペーネロペー……レーン・エイムか……!!ヘリオス、出る!!(翼を広げたマフティーのフラッグ・シップがネェル・アーガマより飛び立つ) 」

海馬瀬人「オレも準備が出来次第ドラゴンアイで出てやる。政府軍の烏合など屁でもないわ!! 」

ヴェスパー「ブラックパールジーン!出………れませーんッ!! 連続出撃無理!絶対!!メンテにどれだけ費用!時間!貴重な素材が必要だと思ってるのよさ!!(七色の宝石がはめ込まれた、セラミックに近い鈍い光沢のゲーミングロッドとでもいわんばかりの『魔杖』を手にドッグへ降り立つ)単純な化学のバカ殴り合いに援助魔法<メイク>を施してあげるんだからありがたく思いなさいな!キレそう!! 」

偽マフティー「よし!オレのギャプランも出してくれ!!あの女にボコられてから鬱憤が溜まってるんだ、そろそろ暴れてやりたい…… 」

エドガー「やることは変わらねえよ。赤いのがいないのは残念だ……アレ相手は勉強になったんだがな(軽い足取りで甲板に降り立ち、モビルスーツ相手に悠然と構える) 」

アーニャ「アーニャはなくそほじりたい(ペニーワイズのケーキにはなくそを投げ飛ばす) 」

アスラン・ザラ「オレも!!オレにも何か出来ることは無いのか!?(と、ブリッジで叫び) 」

パラガス「……アスラン君。君には出れるだけの力があるまい……今は……まだ……アレも動かせぬのだから…… 」

ハサウェイ・ノア「ガンダムタイプ二機、ウィンダムも複数離艦してきた。乱戦になるぞ……(と、飛来するポテスタスからの艦砲を躱しながらビーム砲を構え) 」

レーン・エイム「させるかよマフティー!!(ペーネロペーの全身から放たれるメガ粒子砲でヘリオスから放たれたビーム砲を相殺、激しいぶつかり合いに衝撃波を発生させながら、当のペーネロペーはそれをものともせずヘリオスへと距離を詰める) 」

弟者「対空砲でうちのMSを援護するんだ、メガ粒子砲は……ロマンはわかるが色々と重いぞ、兄者!敵艦を確実に狙える状況を作らないと…!(火器管制を操作し、敵MSへと対空砲を放つ) 」

偽マフティー「ハサウェイはやらせねえぞ!!(MA形態に変形し、加速したギャプランがペーネロペーの横っ腹へ体当たりをかけ跳ね飛ばす) 」

セフィロス「あの機体を見るのは初めてだな、可変機か?(ポテスタスの甲板からメガソニック砲を構え)……頭を潰す!!(と、ネェル・アーガマに向けて放つ) 」

ハサウェイ・ノア「カボチャ!!ッ、次から次へと!!この狙い母艦、止め……ッ(と、メガソニック砲の射線を遮ろうとして) 」

リオレウス「よう、元気してた?(そんなヘリオスへと飛び掛かり、爪で掴みかかる) 」

ハサウェイ・ノア「邪魔ッ!!(組み付いてきたリオレウスをネェル・アーガマの甲板の方向へと蹴り飛ばし)間に合わない……!! 」

レーン・エイム「ぐああッ!!(ギャプランに体当たりからの人型への変形、キックをお見舞いされ水面へ叩きつけられる)……これしき!! 」

偽マフティー「トドメを受けろ!!(と、ペーネロペーへとビームガンを向け)……ネェル・アーガマ!? 」

兄者「いいや!撃つねッ!!今ァ!!!ハイパーメガ粒子砲、発射ァ!!(急にテンションが上がり、ネェル・アーガマの下部砲塔からメガ粒子砲を発射)いっけぇええーーーー!!!(奇しくも砲撃はセフィロスへと向かい、メガソニック砲と相殺する) 」

パラガス「あーーーっやりやがったコイツ!!!これ一発撃つためのエネルギーでエアコンが半日くらい使えなくなるのに!!! 」

ペニーワイズ「馬鹿野郎!この時期にエアコンが使えなくなったら……この辺にビニールプール貼るしかないじゃない!(ビニールプールを取り出す) 」

弟者「……OK、流石だな兄者。ロマンには勝てん……二重の意味で熱いだけだ 」

イャンクック「ヒャッハァー!!しゃぶしゃぶだァーーーー!!(遥か上空からネエルアーガマに"墜落"。巨大生物による質量の弾丸甲板に激突し土煙が膨張、四散する)ヒャッハァー!!しゃぶしゃん………。…………カボチャだァーーーーー!!(偽マフティーの機体へ自ら高速回転しながら突進することによる『ドリルくちばし』を打ちに行く) 」

リオレウス「何やってんだクック!!またアルバートのアホにどやされるぞ!!(と、ネェル・アーガマへと蹴り飛ばされたリオレウス)……オレは真面目に仕事やるかんな!!(と、甲板に待機していた生身組に対して咆哮する) 」

ヴェスパー「冷たい床に腰ぶん回して[自主規制]してなァ!(ゲーミングロットが七色に輝き"空間一帯"のエーテルを凝縮。 黒い球体状の『超重力空間』を生成し、セフィロスの機体を被おうとする) 」

偽マフティー「うおっと!?(イャンクックを受け止め、そのまま受け流すように水面へ叩きつけ)まとめて墜ちろォ!!(と、ビーム砲をクックとペーネロペーへそれぞれ構える) 」

セフィロス「機体が重い……重力か(と、冷静に魔力に干渉し)重力とはこうやるのだ、『グラビデ』(その方向性を移し替えるように跳ねのける) 」

エドガー「録画したら広告収入になるかな。"蹴り縛り"ならぬ"徒手空拳縛り"のモンスターハントだ。 俺が視聴者だったら真似したくないね(自らはその場を動かず、リオレウスへ向かって手首を手前へ捻り挑発する) 」

ハサウェイ・ノア「周りが抑えてくれている間に……纏めて蹴散らして終わりだ!!(マイクロウェーブを受信、全身の砲身を構え、一斉発射の姿勢を整える) 」

イャンクック「舐めてもらっちゃ困るね。元祖巨大動体の俺に叶うもんか(クック)ってグァーーーーーッ!!?(水面に叩きつけられ全身が水没。遅れて顔だけ水面から出す)なみのり!!誰かなみのりできるポケモン出して!!かなづちなのお空を泳いでるから!! 」


ドキュウウウウウウーーーーーンッ!!!!(瞬間、翼を大きく広げて周りの機影を一気にロックオンするハサウェイのヘリオスが、左の翼を撃ち抜かれバランスを崩す)


ハサウェイ・ノア「……何処から……!?(と、目を移すと、急に新たな敵の接近を示す警告音が鳴り響く) 」

ヴェスパー「 !? 魔力干渉……しかも超出力の……ッ なによそれ!生身でハイスペックなのに科学の結晶に踏ん反り返ってんじゃないわよバーカバーカババヤガー!(おまいう) しかたない。虎の巻使お(セフィロスから踵を返し素直に敵前逃亡……するかと思いきや) ロリコン2、君に決めた!!(モンスターボールを『ポテスタス』へ投擲する) 」

ポリゴン2「ガラルの平和を守るが世界には喧嘩を売るチャレンジャーなイケメン   >>    参  上     <<   (モンスターボールから飛び出す。体が薄く透化し、最新Wi-Fiの速度で『ポテスタス』への『電子的侵入』を試みる) 」

ムルタ・アズラエル「いやあすみません、準備に時間がかかりまして。お見せしましょう、こちらから提供する戦力の初陣をね 」

兄者「ふぅ……ンギモッヂィイイイイイイイイイイイイ !!とかはするわけにはいかんが… これ以上乱射は出来ない!!とにかく艦の武装をフル稼働させて、マフティー達を援護するんだ! 」


???「そこを退け(空を駆け抜ける灰色の機体が、ガトリング砲をすれ違いざまに撃ち込み、ポテスタスへと迫る通り道のポリゴン2を蜂の巣にする) 」

ムルタ・アズラエル「詳しくはお手元の資料をご覧ください。皆様にとっても有益な情報と思いますので…… 」

アリシア「……『ラッセル・フォルネウス』。GAT-X130の生体CPU。カテゴリー:M。マイテイ人。生体CPUとするに辺り高い能力を求め、ケイオス特有のアプローチを求め、『特化型』のマイテイ人を新たに生み出したモデル…… 」

ガイル「生憎だが、この船に余計な事はさせられん!ダイブソニック!!(生身でカタパルトから飛び出し、ポリゴン2に向けて空中からソニックブームを放ち、さらに続けて着地際に蹴りを放つ) 」

???→ラッセル「あれがヘリオスとやらか……不意打ちで片羽根落とせるとは拍子抜けだな(翼を広げ空に舞い上がる灰色の機体。GAT-X130:エールカラミティガンダム。翼を得た災厄が飛翔する) 」

ハサウェイ・ノア「あの機体は……!?(現れたエールカラミティに向けてビームライフルを向ける) 」

ポリゴン2「あばばばばばばばばばばばばば(全弾命中。当然無傷で済むはずなく撃墜され、更にはガイルの屍体蹴りを受ける。ノーマルタイプなのでかくとう技は2倍ダメージ。通常、絶望する状況だが)ま、死なないんだよナ"ァ"ァ"ァ"ァ"(表面がズタボロになり行動不能ながらも健在、自己再生に努める。どうやったら死ぬんだこいつ) 」

???「お初にィ!!(何処からか飛来したマシンガンがハサウェイの構えたビームライフルを蜂の巣にし、続いて飛来した本体がそれへ体当たりをかける)戦いたくてうずうずしてたぜ、ガンダムゥ!! 」

ガイル「俺の目的は殺傷よりも、攻撃の無力化だ。つまり……(ポリゴン2にひたすら殴る蹴る投げるの暴力の限りを尽くす) 」

アリシア「……強襲者・D(レイダー・デカラビア)。GAT-333の生体CPU。カテゴリー:N。偽装者。独自にコピーしたネザリアン技術と、それに最大限適した素体を有したモデル。モデルの特性上、強い欲望を持ち危うい性格に仕上がっている 」

弟者「………劣勢だな、兄者…MS同士の戦闘でかなり押されて来ている。ハイパーメガ粒子砲はもう一発撃てそうか? 」

ペニーワイズ「俺が許す、撃てるなら撃つんだ(ビニールプールに入っている) 」

???→強襲者・D「追跡!!侵略!!実力行使よ!!マフティッ!!!(鳥のような姿から人の形を取り戻した青い機体がマシンガンを構え、ヘリオスの前に立ちはだかる。レイダー制式仕様。空色に染まった鴉が強襲する) 」

ポリゴン2「はははは。死なないよ~~ん 死ななっ……シッッッ ゲフッ しなな…… うわらば し…し………しなな…………。………………………………(ガイルのインファイト!→ポリ2の自己再生! 一連のループを繰り返すに連れ口数が減り、無言の訴えをモニターしている流石兄弟に送る) 」

偽マフティー「ハサウェイ!!させるかよ!!(と、海上を離れハサウェイへの救援へ向かおうとする) 」

???「ねえ……何処に行くんですか?(海上から離れようとするギャプランの背後に、海水を持ち上げるように深くから機体が飛び出し、刃を振るう) 」

偽マフティー「もぎゃあ!?(片腕のビームガン部分をもがれ、バランスを崩し海中へとドボンと沈む) 」

兄者「OK,ナイスガッツだポリゴン。逃げて良いぞ…… よおおおおし!!!発射許可が出たぞォ!!もう半年クーラーというかこの戦闘圏から離脱したらすぐに捕球に向かわないとめっちゃヤバいが、知ったこっちゃねえ!ハイパーメガ粒子砲、再度発射準備!照射時間を伸ばし、敵増援MSを一気に薙ぎ払う!巻き込まれるなよ、お前ら!! 」

アリシア「……エーファ・ビフロンス。GAT-707Sの生体CPU。カテゴリー:A。複合強化型。素体の処置に『超生物』のモノを使用し、古代兵器と同様の生体ジェネレータを内蔵。その他にも多くの処置が行われており、人格の破綻性は最も高い…… 」

???→エーファ「こんなに気持ちよい海なのに……何処に行くって言うんです……?(海中より浮上した真っ青な機体。海の色に染まった禁忌の殻。フォビドゥンヴォーテクス。深淵から禁忌が浮上する) 」

アスラン・ザラ「カラミティに、レイダーに、フォビドゥン!?オレの知ってるのとは形状が違うが……間違えようがない!!あれは、地球軍の……!! 」

弟者「無茶だな、兄者……ハイパーメガ粒子砲をこんな短時間で二発も……だが、嫌いじゃないぜ。  あの三機にそんな名が!?知っているのか、アスラン!? 」

ムルタ・アズラエル「……政府の皆さま、ひいては同乗する企業の皆さまにご紹介いたします。Re:GAT-Xシリーズ三機体に……そのパイロットを務める、『C型生体CPU』です 」

ポリゴン2「当たり前だけどすばやさ種族値はこの鉢植え頭の軍人に負けてるから逃げられないんだ。ビームに合わせてATフィールド貼るから、遠慮なく、撃つのだ(さもないと"じこさいせい"のPP切れて死ぬゥ!!) 」

パラガス「ハイパーメガ粒子砲……この短時間で二発はかなり威力が低くなるが……やるしかなかろう 」

アスラン・ザラ「忘れるはずがない……オレがケイオスに来る前、元の世界で俺達と何度も戦った三機のガンダムタイプ……それが『カラミティ』、『レイダー』、『フォビドゥン』だ……だが、俺の知っている機体とは形状も色も違う…… 」

ムルタ・アズラエル「どうやら性懲りもなくあのバカでかい艦砲を撃ってくるつもりのようですが……いいでしょう。特装砲、用意(と言うと、ポテスタスからも巨大な砲塔がせり出す) 」

ヴェスパー「撃つのはいいけど離脱の為のエネルギー残るの?このなんかハイスペックグラボ積んでますーって顔のMS3機、機体のスペックもそうだけどパイロットからしてバケモノって感じがするんだけど。こいつらもまとめて一掃できないと追撃されない?(牽制にゲーミングロットから『雷』『炎』の二重属性のビームを連射し牽制しようとするが当たりそうもない) 」

兄者「全機撃墜は難しいだろう、だが…!数の差で圧倒的な不利がある以上、無理してでも大火力で打撃を与えるしかない! ………向こうもなんか砲塔が出てるな。まあいいや発射ァー!!!(ハイパーメガ粒子砲の発射ボタンを拳で押し、威力は落ちたものの依然として大火力の砲撃でC三馬鹿とポテスタスを薙ぎ払いに掛かる) 」

ラッセル「……一発逆転など……させると思うかァ!!(そう言うと、手に持った巨大な槌のような武器の構えを変え、ライフルモードとしネェル・アーガマへと撃ち込む) 」

ムルタ・アズラエル「……今です。陽電子砲、『ローエングリン』。……発射(と、ハイパーメガ粒子砲の発射を見て、こちらはあくまで冷静にそう指示を出し) 」


ズ……ズズズズウウウンッ!!!!!(放たれたハイパーメガ粒子砲と陽電子砲が相殺し合い、激しく海水を巻き上げ、衝撃が巨大な艦そのものすら揺らす)




ハサウェイ・ノア「……ッ、させるか!!(ラッセルの駆るエールカラミティを蹴り飛ばし、とっさに射線を変えさせる) 」

強襲者・D「無視すんなよ!!妬けちゃうぞォあァ!?(機体左腕部に光剣を生成、それをワイヤー式の鉄球のように変形させ投げつけ、そのワイヤーでヘリオスを縛り上げる) 」

ハサウェイ・ノア「しまっ、邪魔ッ!!(高速回転しワイヤーを振りほどき、そのまま海上すれすれで急停止) 」

エーファ「……浮かんで、みせて(海上すれすれで停止したヘリオスに背後から襲い掛かり、手に持つ銛の柄を首に引っ掛け、海中へ引きずり込む) 」

弟者「ぐうっ!?衝撃が……!頼む、持ってくれよ……!ネェル・アーガマ…! 」

ハサウェイ・ノア「こいつは水中用か!?(引きずり込まれた瞬間すぐに足を押し付け、踏みつけ浮上するように勢いよく振り払い、海中から飛び出す) 」

偽マフティー「……これ、やばくねえか?(と、海中から飛び出してきたハサウェイのヘリオスと背中合わせになるようにギャプランが寄り添う) 」

ハサウェイ・ノア「……うん。少し……ヤバいかもしれない…… 」

──file.22 Blue Cosmos

出典:機動戦士ガンダムSEED

ケイオス世界政府と最近コネクションを得た思想団体。
正確には同じ団体ではないが、
軍産複合体『ロゴス』としての顔も持つ。

世界政府との関係は深く、
まだ付き合いは短いものの、その中核に深く関わっている。
特に盟主をしている『ムルタ・アズラエル』は、
世界政府の作戦行動や方針にある程度の口出し、干渉が可能。

また、世界政府の最近の軍拡路線にも関わっており、
世界政府の制式量産型MS、『ウィンダム』、
新型万能飛行母艦『ポテスタス』と言った、
昨今の軍拡の中核を担う兵器の設計、開発データは、
一説によれば、ブルーコスモスから世界政府に提供されたものと言われている。



ハサウェイ・ノア「……ガンダムタイプが三機……中身の腕も立つな……それに油断すれば艦砲やあの赤黒のガンダムの砲撃も来る……まずいかもしれない(ヘリオスがギャプランと背中合わせになるように海上を浮遊、構える) 」

偽マフティー「どうするんだよハサウェイ……本当にこの状況、どうにかなんのかよ……!!(と、ギャプランのビームガンを構え背中合わせに回るように) 」

ラッセル「狙いはヘリオス一機だ!ぬかるなよ!!(手持ち武器、空戦用複合兵装「アドラー」よりビームを発射しながらミサイルポッドから立て続けにミサイルを発射し背中合わせの二人へと撃ち込む) 」

兄者「OK、状況は……好転しないな……連中の砲火力を拝見できただけでも良しとするか……?弟者、ネェル・アーガマの火砲を可能な限りヘリオスとギャプランへの援護に回してくれ!この艦の防衛は一旦後回しだ、このままじゃああの二機が堕ちる 」

弟者「了解だ、兄者!俺たちの命はネェル・アーガマの装甲を頼る、か……どっちにしろあの二人が死んだら俺たちも終わりだからな!(兄者の指示通り、ハイパー・メガ粒子砲以外の火器で三機の敵MSに攻撃を行う) 」

強襲者・D「だァア!!知るかァ!!!(ワイヤー式のハンマー状に変形させたエネルギー体を振り回し、二人へと襲い掛かる) 」

ハサウェイ・ノア「チッ!!(ギャプランを蹴り飛ばし庇い、シールドでミサイルを受け止め、次に飛来するハンマーを宙返りで躱し、レイダーへと飛び掛かる) 」

エーファ「わあ……綺麗……(ネェル・アーガマから飛来する砲撃の前に立ちふさがり、二枚のシールドを前面に出す。そのシールドに近づいたビームは曲がり、実弾は弾かれ、四方八方へ四散する) 」

偽マフティー「お、おいハサウェイ!?……!?ビームが、曲がる!?(エーファの駆るフォビドゥンヴォーテクス。その機体に近づいたビームが不自然に湾曲するところを見て面を食らい、反応が遅れ自機の方向へ湾曲したビームに被弾する)ぐああッ!? 」

ペニーワイズ「…あれは…ゲシュマイディッヒ・パンツァー…?(エーファがビームを弾いたのを見て)奴にはミサイルだ!ミサイルで迎撃しろ!(ビニールプールで顔に水をかける) 」

ハサウェイ・ノア「なんだッ!?(曲げられたビームがこちらの方向へと飛来、とっさに身を引き躱す)ビームが……!? 」

兄者「なっ……!?何だアレは、まるでベクトル操作……いや、違うな…とにかく、アレじゃあ砲撃が通らない……! 」

パラガス「ゲシュマイディッヒ・パンツァー……機関長、あの機構をそう呼ぶのかね? 」

弟者「了解!ミサイル一斉発射だ、まずはあのシールド持ちを仕留める……!(拳でミサイルの発射ボタンを押す) 」

ペニーワイズ「あぁ、あのアデランス通いからなんとなく話は聞いている…(さりげにアスランをdisり)接近戦を仕掛けるか、あるいは実弾…それがビームサーベルによる接近攻撃だな…(アイスを食べる) 」

強襲者・D「だァ!?(曲げられたビームから身をかわし、ヴォーテクスへ向き直る)何やってんだエーファ!!こっちに曲げてんじゃねえよブッコロスゾ!!!(と、悪態をつき、再びヘリオスの方を向き頭部からビームを放つ) 」

エーファ「死ねとか殺すとか、そーゆーのよくないと思う……あっ、また……(一斉に放たれたミサイル。それを見てか勢いよく水面へ突っ込みそのまま潜水、大きく潜りミサイルを振り切る) 」

アスラン・ザラ「ああ。あの防御機構は元のフォビドゥンにも存在した、ビームを偏向させる特殊装甲だ。誰がアデランス通いだコラ(と、ペニーワイズの頭をぐりぐりしながら)……潜水した!? 」

ハサウェイ・ノア「口からビームがッ!?(レイダーから放たれた赤いビームを見て急上昇して躱す。掌にパルマを溜め、それをビームとして発射、レイダーへと撃ち返す)……水面の近くは危険だ、あの盾付きの独壇場になる! 」

兄者「OK、だが奴のシールドは実弾も逸らされている様に見えた……ああ、いや分かった。二枚あるように見えたのは……ビーム兵器と実弾兵器それぞれの防御だったという事か……?だとすればやはりMSに頑張ってもらうしかない、MSに直撃させるのは難しいが、このままミサイルを撃ち尽くす勢いでぶっぱなすしかなさそうだ…! 」

弟者「牽制だな、兄者…!ギャプラン!ヘリオス!聞こえるか!?なんとかあの……えーと…可能であればあのシールド持ちを優先して撃墜してくれ!っていうか潜水も出来るのか、万能だな…! 」

強襲者・D「バカかお前はァ!!水中はフォビドゥンの独壇場ならァ!!空はレイダーの独壇場なんだよォ!!!(瞬間、鳥のようなMA形態に回転しながら変形、機関砲とミサイルをばら撒きながらヘリオスの周りを縦横無尽に飛び回る) 」

ペニーワイズ「………っていたのかこの野郎!(ぐりぐりしてきた手を掴み)うるせー!悔しかったらふさふさになりやがれ!(高速ブーメラン) 」

偽マフティー「んなこと言われても、ギャプランで潜水は難しいぞ!!それにさっきの偏向ビームで可変機構がやられた!!片方のビームガンも……(母艦から入る通信に、煙と火花を上げふらつく機体から返答する) 」

アスラン・ザラ「少なくとも俺の見た緑色のフォビドゥンが積極的に潜水したところは見たことがない……あの青い機体カラーも踏まえて、水中仕様に改良されたタイプか……?(ペニーワイズの投げたブーメランを無視しながら解説を続ける) 」

兄者「……本来、潜航に特化した機体ではないという事か。そしてあのシールド……恐らくは相当なエネルギーを消費するはず。そしてあの質量で潜るとなれば、水圧も甚大なはず……これは俺の希望的観測に過ぎんが、そう長時間は潜っていられないんじゃないか?そして……潜る時に何か仕掛けがある筈。そこを衝ければ…! 」

エーファ「ぷかぷか、かぼちゃさん、ぷかぷか……(いつの間にかギャプランの真下から出現、トライデントの柄で抑えつけ、そのまま水中へと引きずり込む) 」

首領パッチ「アビスとフォビドゥンの性質を合わせた奴だったりしてな(ビニールプールで浮いている) 」

偽マフティー「ひっ!?う、うわ、うわああああああ!!!!!(水中からの奇襲を受けたギャプラン、満身創痍の機体でろくな抵抗も出来るはずがなく水中へと引きずり込まれる) 」

アスラン・ザラ「アビスか……その線も……いや待て、聞いたことがある!ザフト軍がアビスを作る理由になった機体!たった一機種でザフト水泳部を絶滅させた『海の王者』……思い出した!確かその機体がフォビドゥン系列の……!! 」

ハサウェイ・ノア「あっカボチャが死んだ(海中へと引きずり込まれたギャプランから即視線を外し、自機の周りを飛び回りながら機関砲やミサイルの雨あられを浴びせるレイダーに集中)空戦能力が高い……機動力が高すぎて捉えられない(放たれるマシンガンや追尾してくるミサイルを躱し、シールドでいなしながらレイダーを捉えようとする) 」

ラッセル「おっと、空戦ならば、こちらも得意でね!!(レイダーへの対応に追われるヘリオスに機関砲をばら撒きながら接近、武器を大槌に変形させ殴り掛かる) 」

弟者「それじゃあほぼ完全な水陸両用機じゃないか!!不味いぞ、ギャプランに潜水性能なんてものはない!!南瓜が本当に死ぬ……!! 」

ハサウェイ・ノア「うあッ!?(対応が遅れ、もろに殴打を受け激しい衝撃がコックピットに伝わると同時に機体もまた吹き飛んでいく) 」

セフィロス「ほう……あの三機、前評判には恥じない動きをするじゃないか。良い機体に強いパイロットが乗っている……あの三機とも全て1G下で飛行できるというのも汎用性の高い……私のヴァサーゴは飛行は出来んからな 」

兄者「OK,つまり……超ピンチの様だ、俺達全員……ヘリオスも押され始めている…!どうする……?強行回収……いや、無謀すぎる…!成功したとしても逃げきれん…! 」

海馬瀬人「何をしている貴様らッ!!その程度の奴らに何を苦戦している!!(と、修理の完了したドラゴンアイがネェル・アーガマのカタパルト上に顔を出す) 」

エーファ「ぽちゃぽちゃ、かっぱさん、おいけにごぽごぽ……(と、その近くの海面から顔を出したフォビドゥンヴォーテクスがトライデントをドラゴンアイの足に引っ掛け引きずり込むと同時にカタパルトデッキに上陸する) 」

海馬瀬人「おのれ河童ァーーーーー!!!!(貴様らには水底が似合いと言わんばかりに海底へと勢いよく沈んでいく。河童の仕業じゃ。) 」

エドガー「助けた手前死なれちゃマジで骨折れ損なんだわ!あ"ーったく……!マイテイ人がロボ操縦してるってだけで最悪な状況だよッ!!(真っ先に偽ハサウェイが水没した辺りに全力疾走、ダイブし救出を試みる) 」

弟者「危険だ!その『ドラゴンアイ』は水に……あーあー……不味いな、デッキに乗られた 」

アンゴル「もももももも申し上げます!!!!フォビドゥンが本艦のカタパルトに上陸してきましたァ!!!!あららららッ!!! 」

ハサウェイ・ノア「まずい……!!母艦に取りつかれた……!!(空中を飛び交うエールカラミティとレイダーに苦戦し、取り付かれたネェル・アーガマの救援へ向かえる余裕はない) 」

パラガス「こんな時に大佐は何をしているんだ……!! 」

アスラン・ザラ「……失礼します!!(そう言うとブリッジから駆け出し、格納庫の方向へと走り出す) 」

ヴェスパー「次にお前は『生身じゃ無理だ!』……と言う。そんな田舎の坊ちゃんはご自宅でじゃがいもだけカレーでも作ってればいいさ、私はバリバリのシティ派よ(カタパルトデッキに小さな人影が待ち構え、エーファの騎乗する機体を高く見据える)柄じゃないんだけどね、なんとかカリバーッ!! (ゲーミングロットをばったーさながらのフォームで振りかぶる。杖の先端から火柱が直線状に伸び、MSが装備するような刃渡りのビームサーベルが展開され、それを真一文字にエーファヘ振り抜く) 」

ペニーワイズ「……アーガマを背面飛行させて奴を振り落とす……それしかないか…! 」

エーファ「フォビドゥン、おねがい(振り抜かれる刃を認識した次の瞬間、その軌道へシールドを添える。どくん、とそれが脈打ったかと思うと強烈な干渉が発生、エネルギーが四散する) 」

兄者「OK,とにかくこの艦からご退場願うしかない……二人程迎撃に向かってくれてるが、弟者にも頼る事になりそうだ……背面飛行か、かなり無理をすることになるが…!やってみるか! 」

パラガス「アスラン君!!何処に行くつもりだ!!(ブリッジから飛び出していくアスランを見てそう叫ぶ)なんじゃああれは!!ビームサーベル系の武装ならあの装甲は突破できるのでは……!? 」

ヴェスパー「なんか今日……ことごとく無効化されてない?(四散したエネルギー粒子へ掌を翳す。 一帯に散らばったエネルギーが再凝縮され小型のエネルギーブレード化。ファンネルよろしくオールレンジからの刺突を試みる) 」

アスラン・ザラ「あの灰色の機体は……俺のなんでしょう!?なら……今ここで使ってみせる!!(そう言うと格納庫に放置されていた灰色の機体に乗り込み、無理矢理起動する) 」

弟者「了解だ、兄者。茂名流不云派、免許皆伝が役に立つ事になるとはな……適当なとこで戻ってくる、ネェル・アーガマは頼むぞ兄者(コンソールから射出された刀をノールックでキャッチし、デッキへと向かう) 」

エーファ「あは、お姉さんも、浮かびます?(トライデントを振り回し周囲を飛来するエネルギーブレードを多少の被弾を受けながらも弾き、左腕の機関砲を向ける) 」

アスラン・ザラ「これ以上は好きにやらせない……!!(起動スイッチを押すと灰色の機体の装甲が赤く染まる。繋がっていたケーブルを振り払うようにカタパルトのシャッター前に立ち)……アスラン・ザラ、出る!! 」

ヴェスパー「うへぇ流石ガッテムハードな装甲……小細工じゃビクともしないってことね……。自分で浮けるから遠慮申し上げまーすッ!(ふわりと予備動作なく浮遊し滑空、杖から絶えず火の玉の弾丸を射出しつつエーファの機体の周囲をうざったく飛び交う) 」




エーファ「わあ……すごい(火の玉をものともせずトライデントを構え、狙いを定める) 」

アスラン・ザラ「どけッ!!(次の瞬間。カタパルトのシャッターが開き、そこから勢いよく飛び出してきた赤い双胴型の戦闘機がエーファのフォビドゥンヴォーテクスへと体当たりを仕掛け、そのまま跳ね飛ばす) 」

エーファ「わあッ……!?(勢いよく跳ね飛ばされ、そのまま水面へと勢いよく叩きつけられ水中へ沈む) 」

ペニーワイズ「…総員、何かに掴まれ!背面飛行で奴を振り落とす!(館内に放送)……あのハゲはいいか() 」

アスラン・ザラ「敵は……ハサウェイの近くの二機……行ける(赤い戦闘機はくるくると回りながらその姿を変え、黄色い角と双眸を覗かせる。イージスにも似た、赤いガンダム。それがハサウェイが苦戦する空域へと突っ込んでいく) 」

ハサウェイ・ノア「あの機体は……!!もう動くのか!? 」

アスラン・ザラ「剣を引けぇっ!!(的確にサーベルを抜き放ち、エールカラミティ、レイダーに次々と襲い掛かる) 」

ヴェスパー「ぎゃー!今の来なかったら死んでたわ私!! やったえーハサキュアー!!(ご丁寧にペンライトを振り回しコビッコビの応援) 」

弟者「…というわけで、なんとかなりそうだから戻って来たぞ兄者(当然の如く兄者の後ろに立ち)あのシールドの機体が居ない内にアスラン達に火力支援を行う!無茶させるぞ…! 」

兄者「OK,そこは『隠れた実力者がついに…!』的な感じかと思ったが、まあ良いだろう。背面はともかくとして、本格的に戦闘機動を行う!しっかり掴まってろよ…! 」

強襲者・D「急に飛び出して来やがッ!?(一瞬の事、反応できぬまま武器を斬り裂かれよろめく) 」

ラッセル「何ッ!?(エールカラミティに瞬間的に肉薄した赤い機体に反応が追い付かず、バックパックの翼と手に持つ武器を斬り裂かれる) 」

パラガス「ZGMF-X23S、『セイバー』。セイバーガンダム。……アスラン君の新たなる翼だ……(と、瞬間的に三機のガンダムを蹴散らした赤い機体を見てそう言う) 」

ヤムチャ「(身構えている時には死神は来ない物だ、ハサウェイ…!)…パラガス、今出れる機体はあるか?(ブリッジに突然現れ) 」

アスラン・ザラ「今の内に態勢を整えてここから逃げ出すぞ!!(と、ハサウェイのヘリオスを回収しネェル・アーガマの方へ飛ばすと、続いて可変し水中へ潜水、そのまま沈んでいたドラゴンアイを回収し再浮上) 」

パラガス「あぁ~今ムーン君が置いていったエクシアしかないっすね(ヤムチャへと雑に対応しながら)……アスラン君のお陰で流れが変わった。突破するぞ! 」

泉けん「おっほー、セクシーなお姉さん…(こんな時だってのに窓から双眼鏡でヴェスパーを観察している100秒後に振り落とされるバカ) 」

ムルタ・アズラエル「……そろそろ時間ですね。手遅れになる前に手を引きますか……(そう言うと撤退命令を三機に出す) 」

兄者「急いでモビルスーツを回収しろ!この空域から離脱する! ……あれ、南瓜は? 」

エドガー「 >>ドゴシャァッッ<< (海底からギャプランを『全力で』蹴り上げドッグに座礁させる。 自らはしなびた野菜のようにくたびれた状態でネエル・アーガマへ張り付いた)二度と……二度とACで沈んでくれるな……マジで……おえっ…… 」

ラッセル「……撤退か……クソッ(と、強襲者とエーファを連れて母艦へといそいそと帰っていく) 」

偽マフティー「たすかった…いやまじですまん 」

レーン・エイム「また逃げられる……!!またマフティーにしてやられて……!!(と、着々と撤退の準備を整えるネェル・アーガマを見て) 」

ペニーワイズ「……なるほどね、長期は戦えない…確かブースデッドマンの特徴だったかな(引き上げてったのを見て) 」

アスラン・ザラ「ああ……ブーステッドマンやエクステンデットはどちらも安定性が良いとは言えない……長い間戦い続けるのは不可能だ……(と、撤退していく三機を見送り)あの三機が撤退するなら好都合だ。こちらも逃走戦がしやすくなる…… 」

パラガス「では引き上げるとしよう。さらばだ、諸君! 」

弟者「気を抜いてる場合じゃあないぞ、連中まだ戦力を持ってる筈だ……ナイスだエドガー!急いで艦内へ入ってくれ!一気に加速するぞ! 」

──file.23 Potestas

出典:機動戦士ガンダムSEED/カオスドラマオリジナル

ケイオス世界政府が新たなる象徴として就役させた新型艦。
新たにスポンサーとして付いたブルーコスモスから、
データを受け取りその支援を受けながら、
ケイオス政府の中枢である『メビウス』で建造された。

ブルーコスモスから譲り受けたデータを元にした本艦は、
『アークエンジェル級』三番艦にあたり、
ネームシップである一番艦、及び二番艦に関しては、
政府とブルーコスモスによる情報の秘匿もあり、
特にケイオス現地でその詳細を知る者は少ない。

基本は同級の標準に沿う。
艦載機として『C型生体CPU』の三人が操る、
『エールカラミティ』、『レイダー制式仕様』、
『フォビドゥンヴォーテクス』の三機を搭載。
その他MSの運用も余裕をもって可能な高いMS運用能力を誇る。

名前の由来はラテン語の『権力』、
転じて『能天使』を指すPotestas(ポテスタース)。



パラガス「なんとか逃げ切ったか…艦内の設備を犠牲にな… 」

ペニーワイズ「エアコンが使えないのは痛いな…(ビニールプールに再び入っている)まぁなんとかなるだろ() 」

パラガス「エアコンだけじゃない、生活に必須ではない生活設備は第二射で大体電源が落ちた……今頃イ〇オンは大混乱だぞ……で…… 」

ペニーワイズ「そうだよなぁー…つーか痛いな、イ●オ●ンが使えないと飯も食えねー…あ、あのガキ大丈夫かな 」

アスラン・ザラ「………(ブリッジの椅子に縛り付けられている) 」

ペニーワイズ「…やーい縛られん坊(アスランを見て) 」

パラガス「アスラン君。君のお陰で助かったとはいえ……無断で出撃するとは……あの機体は確かに君の為に用意したものだ。だが、まだ動かせんと言ったはずだ 」

兄者「(PCの前で突っ伏しながら水をちびちび飲みつつ)……無段出撃は確かにアレだが、アスランが出なけりゃ少なくともここに全員揃うことは無かったぜ、何も縛らなくとも… 」

ペニーワイズ「あくまで結果的にそうなっただけのことだ、指揮する側としては命令違反は見過ごせん。パラガスの言った通りまだ動かせない状態だったからさらに損害が増える可能性もあった。っつーことこのハゲの髪全部剃り落としていいよ(最後の最後で私怨が入る) 」

アスラン・ザラ「……こういう組織で統率が崩れるのが致命的なのは分かっている。ある程度の罰なら受けるさ…… 」

ペニーワイズ「じゃあこん中から選べ、艦長命令だ(アスランに「①銃殺刑 ②電気椅子 ③丸刈り ④熱湯風呂」と書かれた紙を見せる) 」

弟者「統率だな、確かに締めるところは締めとかないと今度は致命的なトラブルの切っ掛けになりかねん…俺達みたいなならず者組織となれば尚更な 」

アスラン・ザラ「実質的に選択肢が二つしかない…… 」

パラガス「……まあ、いい。最終チェックを実戦で行えたと考えれば……これからの戦い、アスラン君とセイバーの力は必ず必要になってくる 」

ヴェスパー「減給とかじゃだめなのー?ここの雇用形態どうなってるのか知んないけどさー(後頭部に腕を組みデッキチェアにふんぞりかえって風船ガムを膨らませながら)冷蔵庫も何台かやられてて楽しみにしてたコーラもお釈迦なのよぉ……せめて精神だけは省エネでいこーよー(ぐだぐだ) 」

兄者「OK、死ぬやつが2つハゲで済むのが一つ加減を間違えたらアウトなのが一つ……そうだな、初犯だし始末書と掃除くらいでいいんじゃないか?あくまで初犯が故の措置としてだ 」

ペニーワイズ「………こいつにやる給料はねぇ!(職権濫用) 」

オニナッツー「(ワイズの横でカメラ片手にバリカンを構えている) 」

パラガス「こいつらやば…(ペニーワイズの方向へ視線を向け) 」

アスラン・ザラ「セイバーがこの艦に乗っていたなんて……あれには最初から俺を乗せるつもりだったのか 」

弟者「腕の立つMSパイロットを無報酬でこき使う気か?正気がこのオワコンピエロ……俺達に同じ台詞吐いたら左眼から潰すからな 」

パラガス「……ああ。大佐がこの艦に残した機体の一つ……ZGMF-X23S、セイバーガンダム。アスラン君、君へと渡すように大佐に言われていた。君の為の力だ 」

オニナッツー「アスランさんの給料は全てナッツーに回るんですの!マニーは天下の回りもの…! 」

ペニーワイズ「いや回らないけど(ズバッ (うわ、おっかね)(弟者を見て)  」

ヴェスパー「まーこの船全体の話はさておいてあの時アスランくんの無茶で命拾いしてるしね。無給だったら私がヘッドハントしてるとこだったよ。それはそれとしてボーナスはきっちりお支払い申し上げるわねー(けたけたと笑いながらデッキチェアから上体を起こし足を前後に揺らす)それにしてもこのオワコン省エネライフはいつ終わるの?大丈夫?ガソスタ寄ってく? 」

兄者「落ち着け弟者、別にこの艦で弟者の校しゃを再現する必要はない…… まああの魔女っ子さんの言う通り、どこかで補給と整備はする必要があるな……連中の網に掛からない場所を確保する必要があるが… 」

アスラン・ザラ「セイバーガンダム……俺もかつて乗った、戦闘機形態への変形機構を持つモビルスーツ……シャンクスが用意したのか、あの機体を… 」

ドロシー・ヘイズ「……本格的にどこまで見通してどういうルートで用意したんだろうね、あの首の太い赤髪………この前の襲撃ももしかしたら予見してたんじゃない?考えすぎ? 」

オニナッツー「ガッデーーム!(ワイズの衝撃の一言を聞いて崩れ落ちる) 」

ペニーワイズ「補給ルートは確保してある。ちゃちゃまる宅からまた色々とたかっt……補給してもらうって算段だ(何 」

弟者「不安だな、流石に……もうちょっとまともなルートがあれば良いんだが、背に腹は代えられんか……当のシャンクスは補給は考えていたのか?あんなワンオフに近い機体、そうそう予備のパーツも用意できないだろうがその辺まで計算に入ってるのか……? 」

パラガス「大佐は予備パーツの用意もそうだが……艦内に新規製造用のプラントまで用意していた、変な所で用意周到だ……それにちゃちゃまる君の家の近くにはこのネェル・アーガマを建造した秘密基地もある、正直最適だ 」

兄者「OK、そんな…………そんな至れり尽くせりなことある………? 」

パラガス「まあ当分の課題はアレだね……ヘリオスに乗ったハサウェイ君ですら苦戦するほどの強さを誇るあの三人組…… 」

弟者「苦境だな、パラガス……今まで一騎当千のハサウェイが居たから持っていたのが、彼に食らいつける程の相手が一気に三人。ついでに確かペーネロペーのパイロットも健在だろう?数が少ない分"質"で勝負出来ていたのが、それすら埋められつつある… 」

ハサウェイ・ノア「……ヘリオスを深く傷つけてしまった……あの三人は……手強いな…… 」

海馬瀬人「オレのドラゴンアイも水底に沈めおって……ガンダムタイプが三体とはな!! 」

ドロシー・ヘイズ「普通に機体もやられてるじゃん……補給できそうで良かったね本当 」

泉けん「あの3人に対する対抗策を考えないといけないね。こっちもハサウェイ並みのパイロットが数いれば………(双眼鏡でドロシーを凝視しつつ) 」

ヴェスパー「モビルスーツに関して言えば適正ある人類少なすぎでしょ。どっかからどっかの団長でも拉致監禁してこないとさぁ(リングフィットをセッティングしながら) ハサウェイくんに、アッスラーンに……あとなんかいた?MS適正高いの(フィットレをがっつりプレイしながら) 」

パラガス「そのためには、アスラン君とセイバーが必要不可欠ということだ……(アスランを縛っていたロープを解きながら) 」

ヤムチャ「オレにやらせてくれ ここらでおあそびはいいかげんにしろってとこをみせてやりたい(ヌッと現れる) 」

兄者「一応俺達は乗れなくも無いが……出来ればこのネェル・アーガマに待機しておきたい所だ。一応知り合いが居なくも無いが、この状況で乗ってくれるかどうか… 」

ヴェスパー「知り合いから連れてくるかぁ。秘書というか助手君がその辺の適正めっちゃ高いんだけどねぇ……。まあほんと、そこはお給金、ギャラ次第というか……。はぁ~~~……1年分の残業手当と労災を滞納したからって辞表叩きつけなくてもいいじゃないのさぁ……(デフォ糸目で項垂れる)はぁ~~……誰かお給金さえ弾んでくれればなぁ…チラ 残業代労災あと業務内容の変更による賃上げの補償さえ誰かが肩代わりしてくれればなぁチラ 」

パラガス「大佐から金むしるかァ~~~~……あ、ヤムチャ。そうだ、ヤムチャくんアレ乗らない?ムーン君が置いていったエクシアのGNドライヴを乗せ換える予定のあれ 」

弟者「僥倖だな、そう言えば太陽炉があったか……なんか、可変機が無かったか?アレに無理やり積めれば面白いんだが… 」

パラガス「……ムーン君!!あっそうだムーン君!!……潜入中の彼なら突破口を開けるかも……!!! 」

ヌマクロー「 !? (てっきり殉職したと思われていたムーンくんの葬式をやっていた) 」

兄者「OK,確かに奴なら無限の手を打てるはずだ! 」

ヤムチャ「いいだろう、相手がガンダムなら人間じゃないんだ…! 」


─ 一方その頃…… ポテスタス艦内 ─ 


ムルタ・アズラエル「奴の介入で逃がしてしまいましたね……ま、新型の生体CPUが通用することが分かったのでまあいいでしょう…… 」

ガイル「今回は逃がしてしまったが、現状の戦力ならばかなり有利に戦闘を行えそうだ……次に先制攻撃を掛けられれば、少なくとも制圧は不可能ではない 」

レーン・エイム「……自分は、自分は最大限の働きが出来なかった……次こそは……あの三機……あの三機のパイロットは? 」

ムルタ・アズラエル「パイロット?ああ、生体CPUですか。皆帰ってきていると思いますが…… 」

ウェルド「機体が動かなくて出撃出来なかったので、ちょっと肩身が狭いですね…… ……(あくまでもパイロットではなく"生体CPU"扱い……倫理観も何もあったものじゃないな…)……そういえば誰も見ていませんね、休息なりが必要だとは思いますが… 」

ムルタ・アズラエル「そろそろ、ご挨拶もあるので帰ってくると思いますが…… 」

ガイル「帰ってくるとは思うが、しかし……少し遅いな、怪我はしていなかった筈だし、そこの心配はしていないが… 」

アリシア「……(ドアが開いた音を聞き、そちらに目をやり) 」

ラッセル「ぷはぁ……どうも、初めましてですかな。エールカラミティのラッセル・フォルネウスです(開いたドアから、何かを飲み込んだようなしぐさと共に現れる) 」

強襲者・D「あ゛?あ゛ー……レイダー。レイダー・デカラビア……ッス(それに続くように、身に着けたマスクがまるでマネキンのように顔面を覆う男が) 」

ウェルド「早速出撃終わりに補給といった所ですか……中央警察からこの度テロ対策ということで出向しています、ウェルドです。 」

ラッセル「はい、よろしくお願いします。……エーファ、挨拶しろ 」

エーファ「あ、はい……(ラッセルの背後に隠れていた、肌の色素が薄く白い印象を受け、紅く漂う瞳が特徴の藍髪の少女が姿を現す)エーファ・ビフロンスです、フォビドゥンヴォーテクスに載ってます…… 」

ウェルド「……若いですね、適正の問題なんでしょうが…ああ、まあ、そこまで堅苦しく無くても大丈夫ですよ 」

ムルタ・アズラエル「苦労しましたよ……彼らをここまで仕上げるのは。ある程度人間っぽい動きは出来た方は結局便利ですからね……それぞれの性能の詳細は私か彼ら本人に聞くか、お手元の資料を…… 」

ガイル「……"性能"、か(手元の資料に目を通しながら)……見事に仕上げたものだ 」

ウェルド「人間っぽい、どころか人間のパイロットその物ですよ、少々癖はあるように思えますが、それでも……(微かに顔が引き攣るが、直ぐに修正し面々に向け)……そうですね、本人に直で聞くにしても…実際にMS戦の技能は見た所ですし… 」

レーン・エイム「プロフィールがない……軍籍がないのか?生体兵器扱いか……えっとあの、中佐、この彼らの種族の部分に書いてあるのは…… 」

ガイル「ああ、生体ではなくこっちだな中尉。クリシス、ネザリアン、マイテイ……かなり乱暴な括りにはなってしまうが、言ってしまえばケイオスの一部人種、だな……基本的に我々と変わらない、が……共通して高い身体能力や魔力を持っている事が多い……”素体”としては我々の様な人種よりも優れているというのは頷ける 」

ウェルド「(……軍籍どころか、戸籍も怪しいですね………しかも三種族全て、現状絶対数としては極々少数……恐らくこの世界で生きている人数は殆ど居ない筈。それも年齢を考えれば余計に……どういうルートで確保したのやら)あれだけ動ける訳、ですかね… 」

レーン・エイム「マイテイ……今は該当人種が集まっていた国ごと滅んで、生き残りがポツポツといるだけと聞きます。それに他の二つも、本惑星外の技術の産物だとか、政府軍が優先的に排除対象としている超生物だとか…… 」

ガイル「その通りだ。マイテイは一部で保護の声なども上がっている様だが……他2つはやや敵対的種族として見られている……が、正直な所随分長くそれらしい活動が記録されていなくてな…俺も直接見るのは初めてだ 」

ラッセル「珍しい種族なのは分かっていますけどね。それ以前に俺もあいつらもブルーコスモスのエクステンデッドです。重要なのはどれだけ強いか、兵力として役に立つかでしょう 」

エーファ「……(ラッセルの服を引っ張りながら)あの、ラッセル、ラッセル、プール、もうプール行っていいですか?ラッセル…… 」

ウェルド「その通りであると言わざるを得ませんね…種族でどうこうというのは現代らしくない、少しナンセンスでしたね…求められるのは戦力としての価値。正しい考え方だと言えるでしょう……あはは、プールですか…どうぞお構いなく 」

ラッセル「……いいか?(アズラエルに許可を求めるような目を向けて) 」

ムルタ・アズラエル「どうぞ。どうせこの艦内のプールはそれの精神安定用です 」

エーファ「わあい……(と、許可をもらって嬉しそうに部屋から出ていく) 」

ヒロ「ミッキーマーウス!("行きまーす"っぽく言ってどさくさに紛れてプールに向かって走ろうとする) 」

ムルタ・アズラエル「誰だね君は!!ゲストはしっかり居住区域に避難していろと……ああ、すみません。エーファは特に面倒な個体でね。私は彼女に付き添います、ここで(エーファの後を追うように部屋から出ていく) 」

トニー・スターク「(ムルタ等と入れ違いになり、一瞬だけその背へ目配せすると小首を傾げた)大概ああいうオーバーツは暴走するもんだが……こっちの世界、というよりブルーコスモスはどうなっているんだ。恐れ入るね 」

ガイル「俺はガイル、政府軍の中佐として、彼らの追撃に編入されている……よろしく頼む(意外と見た目は普通………でも、ないか…2人目がアレだったな…) 」

ヒロ「ドナルドダーック!(何を言おうとしてるかわからない叫びで連れ戻される) 」

強襲者・D「良いように使ってくれるよなァ、あのオッサン(と、アズラエルがいなくなった途端悪態をつく) 」

ガイル「……少なくとも、彼らは現状問題無く作戦行動に従事してくれている様だ……兵器としての倫理について、今俺達が語るべきじゃない……(強襲者の声に耳を傾け)……扱いが不満か…まあ、聞かなかった事にしておこう 」

ラッセル「おいっ!(と、肘で強襲者を小突き)いやすまん 」

アリシア「……生体CPU、という割には感情が豊かなようですね……もっと感情を抹消されたかのようなものを想像していたのですが。精神安定用の娯楽まで…… 」

ウェルド「上への不満は誰しも持っているものですから、そこはチクったりしませんので……(二人を軽く諫める様に) 言葉の響き的には、本当に戦闘以外色々と削ぎ落している様な印象でしたが…… 」

トニー・スターク「(戦いに対して能動的になれる付加価値……いや原動力か。そういった類の感情だけ残してるっていうあれじゃないといいんだがな。ウィンターソルジャーのように) 」

レーン・エイム「同僚と見ていいのか……?しかし…… 」

アーニャ「アーニャもプールで泳ぐ! 」

ヒロ「ミッキーマーウス!!!(超早口で言いながらアーニャを肩車してプールへ向かおうとする) 」

ヒロ「ミッキーマウスよ!(アーニャに向けて早口で叫ぶ) 」

アーニャ「アーニャ、行きまーす!(ヒロとプールへ飛び込む 」

ヒロ「アーニャ!アーニャ!もう帰らせてください!もう帰らせてください!(早口で叫びながらもう一回飛び込もうとする) 」

ムルタ・アズラエル「だから誰だね君たちは!!全く一般乗客は危ないから避難してなさいと……もう!このプールは精神安定専用ですよ! 」

エーファ「あ、二人も泳ぎます…?ふふふ…(満足げ) 」

ムルタ・アズラエル「君はそれでいいのか……!! 」

ヒロ「盟主!頑張ってください!(と聞こえるように「黙ってください」と早口で叫ぶ)イェぁぁぁぁ!! 」

地獄よりの使者殺戮剛力魔人ピッカマーン「 ウッホウッホワンニャン時空伝!!!!!! (ガンガー走りでプールから飛び出しヒロを外へ弾き出そうとラリアットをかまそうとしてくる)) 」

ヒロ「だるだるだるだるだるっ(弾き出される) 」

ペニーワイズ「今アーガマええ感じやねんはっきり言って邪魔害悪(艦から)出ろ!(謎の力で現れアーニャとヒロを引っ張りこみフェードアウト) 」

アーニャ「今アーニャええ感じやねん!だる! 」

ヒロ「(チーン(アーニャと共に"害悪室"にぶち込まれる) 」

見張員「敵艦に変な力で潜入して暴れ回るとかしょーもないことすんなや(アイコンのようなカボチャを被りながら説教をかます) 」

ムルタ・アズラエル「どこかで見たような奴らが……!!バタバタしてもう!! 」

レーン・エイム「何か見覚えのあるような奴らがいたような……にしても、バタバタしてる様子を見ると……割と、普通の人間なのだろうか…… 」

セフィロス「どうかな、そういうアピール、かもしれんぞ(と、独り言を零すレーンの背後に現れ、そう含むように)や、レーン中尉 」

レーン・エイム「神羅の……!!(セフィロスを見て、少し目を見開くようにして)何の……用でしょう? 」

セフィロス「レーン君、君だけに言いたい。いや、どうせ君以外も誘うつもりなのだが。無論マフティーを倒してからでも構わん話だが…… 」

レーン・エイム「誘う……?私を? 」

セフィロス「ああ。君を見込んでのことだが……(こっそりと、耳打ちするように、レーンに近づき)……ロウクレストを始めとした企業群……突き詰めればブルーコスモス。洗ってみないか?

レーン・エイム「洗……!?それは、どういう……!?(突然そう言い出すセフィロスに向けて、驚きの目を向け) 」

セフィロス「そのままの意味だ。敵はマフティーだけじゃない。神羅(ウチ)を含めて企みがある奴なんてごまんといる。それは政府内にも然り……(ニヤリと笑いながらレーンへと振り向き)君は望むだろう?平和を。レーン・エイム中尉。……私達だけで動くこともまた出来るように……しておきたい 」

レーン・エイム「私は……私は、れ……世界政府軍の兵士として、市民の平穏を望む……!!しかし……(何処か思うところがあるように、俯いて) 」


セフィロス「今はまだ分からないとしても……戦う時が来るさ。レーン・エイム中尉。今はとにかく、マフティーを叩く……それだけだ 」

レーン・エイム「……はい、そうですね……今は……マフティーを…… 」

─ ……after intermission… ─


弟者「……ときに兄者、艦長気取りのピエロは虚言にしか思えんし、懲罰房は滅茶苦茶……大人しく民間のブラックコーポに居た方がマシだった気がするぞ(チョココロネのチョコ部分を吸い出しながら) 」

兄者「……気持ちは分かるが弟者、一応この艦で仕事はきっちりやり切らないとな……っと、そろそろ本題かもな 」

パラガス「居住区域の方が本当に騒がしいな……ま、それくらいの方が極限状態の重苦しさで根を上げる者がいるよりかはマシか(この男、この状況で一向にブリッジで真面目に運行を行っている) 」

兄者「紛れも無い閉鎖空間だからな……置かれた状況としては芳しく無いし、多少は気が紛れるか……航行状況も悪く無いし 」

織田信長(Fate)「夏じゃ祭りじゃってふんどし一丁でおる時に攻め込まれて惨敗したってパターンもあるっちゃあるんじゃがのう。是非もないの~~……わしが言うのもあれなんじゃがぐだぐだしてきたのう(クソダサTシャツ姿でくつろいでポテチをつまみながら)ところでこの船工房ないの?わし(新兵器を)つくってワクワクしたいんじゃが 」

パラガス「大佐の置いていった製造プラントならある。多分ドッズライフルくらいなら3Dプリンターみたいにパッと作れるよ……もうそろそろ陸が見えてくる頃か…… 」

偽マフティー「……ところで、この船何処に向かってるんだよ? 」

織田信長(Fate)「マ?これアヴェンジャーズにありそうな作成キッドなんじゃが、アイアンノッブ爆誕しちゃう?とりあえず素材さえ工面すればパーツごとに作っていけそうな塩梅じゃな……  え?指名手配状態から上がれる陸路があるんですか?? 」

弟者「武器だな、モバイルアーマー相手に通じるくらいの武器も用意しときたいな……なんか触ったらややこしそうだから触って無かったが… おっと、そろそろ到着か 」

パラガス「本艦は方角的には東の方へ向かっている。この惑星の東部は最も穏やか故住民が多い、所謂East・C・Landと呼ばれる地域だ。もちろん東に向かうのにも意図がある 」

偽マフティー「その心は? 」

パラガス「館とか学校とか城とか農園とかホテルとか故国とか無差別に爆撃する 」

偽マフティー「 」

兄者「平和で人口が多く、故に治安が穏やかでまともに発展している地域だな……色々考えられはするが… 」

弟者「平和だな、兄者………まあ、攻撃対象としてはやり易いだろうな……これから始まるのは普通にテロだが……やっぱ降りた方が良かったんじゃないか兄者 」

パラガス「冗談だ。そんな顔をするな。そんな信じられないものを見る目で見るな。本当は本艦の一番の課題である補給問題を解決するためだ。ちゃちゃまる君の家を目印にある地点へ向かっている 」

織田信長(Fate)「(兵站の補強としてはふつうに策としてさっきのもありだったよネ……と言えない空気だなと悟りおし黙る) 」

偽マフティー「よかった、マジで無差別爆撃とか始めるつもりだったらおれこの船降りてた 」

兄者「普通にやりかねない位の信頼の無さだからマジで冗談にも聞こえないんだよな……ちゃちゃまる家で補給は結構だが、安全なのか?見た感じレーダーにMSや艦船の反応は無さそうには見えるが……張られて無いだろうな 」

パラガス「その点最も安全に近いから『East・C・Land』のちゃちゃまる宅を目印に選んだのだ。まず前提としてケイオスの『世界政府』は絶対の政府ではない。民間人が普通に中指を立てられるくらいの組織だ。その民間に多くの力を持った者がいることもあってな。それもあって、最も平和で治安のいい東では政府も下手に強硬手段を取れん 」

ペニーワイズ「ミノフスキー粒子は濃いわけじゃないから発見できないやつはないだろう。張られてないとは思うぜ…中まで入れば俺が奴を引きつける(という名の一方的な拘束)から、色々ともらっていけ… 」

アスラン・ザラ「……(確かに『地球連合』や『ザフト』より絶対的な組織という感じはしないな……『世界政府』は……でなければ主権すら得る企業や、政府の制御下からすら外れて活動する個人や団体は存在できないか……) 」

弟者「絶対ではない、まあ間違いない……俺達も此処に来る前、民間で色々やってたがそれは確かに政府の権力が絶対的では無かったからだ。まあ、政府も人が普通に住んでいる地域にMSで大々的に攻撃をぶち込んできたりはしないだろう 」

首領パッチ「(けん坊やアーニャら複数のクルーと一緒に格納庫で整備サボって寝ている) 」

ペニーワイズ「ティターンズは普通に人のいるところで戦闘するけどな(物騒な発言) 」

パラガス「大体、本艦はちゃちゃまる宅付近の地下にある秘密基地内のドックで造船した…となればそこに戻るのが一番都合がいい 」

偽マフティー「そんな世界政府がティターンズ並みの民度みたいな……!!流石にそりゃないだろ……ないよね?ねえこの世界について詳しい有識者、ねえそんなことはないよね? 」

兄者「政府の連中とも仕事はしたことはあるが、あいつらマジでピンきりだからな……下は本当にその辺のチンピラより酷い有様だ。まともなのも勿論大勢いるんだが…… 地下に基地があるのか、それなら確かにそこが一番良さそうだ… 」

偽マフティー「不安になってきた…また市街地で爆撃とかそんな風にならないよな…? 」

弟者「杞憂かもな…ならないというか、多分……出来ない。そうなったら俺達含めNGを出すクルーが結構居るからな 」

見張員「何サボっとるんやお前ら(パッチ達を捕まえて害悪室にぶち込む) 」

ペニーワイズ「あとは市街地で核爆発起こそうとしてる奴を止めればいいな(勝手に決めつけてアスランを拘束する) 」

沖田総司(Fate)「いやいや落ち着いてくださいよ。あまり判断を先走ると内ゲバで終わりますよこの船、終わってそうですけど(肩をすくめ首を横に振りながら) ただ"できない"っていうのはつらいとこかもですねー。無関係の市民を人質に私達を引っ張り出そうとしてくるかも 」

織田信長(Fate)「アマテラス引っ張り出すあれみたいなやつ? 」

沖田総司(Fate)「いやそれは祭りで引っ張り出すやつですから 」

パラガス「ま、爆撃されたらその時はその時だよ。こちらとしてはムーン君の動向を知りたい…本艦の特殊念通信でコンタクトを取ろうとしているのだが… 」

MONSTER「 ああ素晴らしき世界に今日も乾杯 街に飛び交う笑い声も見て見ぬフリしてるだけの作りモンさ 気が触れそうだ 」

MONSTER「 『BEASTARS』皆読んだ?『バキ』の作者さんの娘さんが描いてる漫画(もう完結済み)いいよ、これは 」

MONSTER「 男とは、女とはってのを考えさせられるよ。そしてひいては、多少強引かもしれないが、国際関係とも通じるものがある。邪推かもしれないけれど、女性作者さんならではの視点という気がする。勉強になるよ。お勧めです。 」

MONSTER「 皆漫画は読まなきゃいけないよ。一昔前は漫画なんか読んでて、アニメなんか観ててって怒られてばっかりだった気がするけれど、蓋を開けてみるとね、そいつらは漫画すら読まないもんだから、自分とは違う人の世界を考えられなかったり、そもそも仮想の話すらできない、何の話も弾まない、収入と人の愚痴しか話題のない、つまらない悲しい大人ばかりだと知ったんだ。 」

MONSTER「 そんなふうになるくらいなら、FREAK(変わり者、怪物、そしてオタクの意)のまんまでいいよね。想像力のある子は素敵だよ。自信を持って。 」

MONSTER「 なんせこのアイコンが怪物って名前のもんだから。どうしようもなく、僕らオタクはだって、怪物なものだから。 」

偽マフティー「深いな……やっぱりいろんなものに触れるのは大事だよな 」

パラガス「(なんでこのカボチャはスッと受け入れてるんだ…?) 」

アーニャ「 お前みたいな怪物キャラはいらん!出ろ!(MONSTERを排除 」

ピカマン「私無罪でちゅ…… 」

パラガス「危ないから君と君も出ていきたまえ!(アーニャとピカマンを排除)……ムーン君がどうにか我々にコンタクトを取れるようであれば……そうだ、大佐がその辺どうにかしてくんねえかな? 」

首領パッチ「オイ6のカード止めてんの誰だよ(害悪室で反省をして…………るふりして何人かとトランプしている) 」

兄者「言われなくてもきらら系列は全部購読してるしアニメも見てるぞ、俺はずっとこうだ。 ……しかしまあ、ムーンに頼るしかないか……それこそ大佐案件なんだろうが 」

ペニーワイズ「ちょっとやってみるか(風船に発信器と伝聞をつけてムーンのいる方へ飛ばす) 」

弟者「風船かよ……伝書鳩でIP通信をしようって与太話を思い出すな。目の前でやられると突っ込む気も失せるが… 」

ペニーワイズ「何言ってるんだ、ベルファスト地区ではこれでスパイとやりとりしてたんだぞ(なお敵の方に受信器があったものとする) 」

ペニーワイズ「だかられっきとした通信方法で………おい、ちゃんとムーンの頭に受信器埋め込んだか?() 」

アーニャ「 スパイ!わくわく! 」

パラガス「……(あれジオンがベルファストで使ったスパイ用の手口だな…あれベルファストの気候でしか使えないだろ…?) 」

兄者「元々運用してた奴がそんな初歩的なミスしてんじゃねえ!もう何もかも大丈夫じゃねえじゃねえか!! 」

ペニーワイズ「あー、ずいぶんやってないから忘れちまった・・お、ちょうどいいや(錯乱したのかアーニャを捕まえて風船にくくりつけようとする) 」

アーニャ「 いやー!たすけてー! 」

ペニーワイズ「害悪を出すいいきか………頑張ってムーン君の様子を見てくるんだ!(手を離すも……)あ、飛ばんわ(バカじゃーん 」

パラガス「……やっぱり、バカだ…… 」

~……一方その頃、夜神ムーンは……~

政府兵(中身:夜神ムーン)「…………(あのアホ共からの連絡も来ないし……このまま全てを打ち明けて政府に寝返っても良いのではという気がしてきた……) 」

政府兵「……どうしたお前、様子が変だが…… 」

政府兵(中身:夜神ムーン)「いやあなんでもないっすよ!!(……ま、言いくるめられることを考えれば今は情報を集める方向性でいいか……) 」

~おさらい~
夜神ムーンは政府兵に変装して敵陣営の施設に潜り込んでいる。
現在はパラガス達マフティー本隊の乗るネェル・アーガマを追うポテスタスを見送った後、ロウクレストの施設にいるぞ。

アーニャ「 なんでお前みたいな馴れ馴れしいナレーション、慣れーションがおるん?もういい、出ろ!(画面外からおさらいにいちゃもんをつける) 」

~お前が失せろ~
(画面外からいちゃもんをつけてきたアーニャを突き返す)

政府兵(中身:夜神ムーン)「(何やら天の声が聞こえた気がするが……まあいいか)ところでここのところの指揮系統ってどうなってるんですか? 」

政府兵「指揮系統?……ま、主導権はロウクレスト側にあるな……少なくともこの施設の警備に関しては政府軍は手を貸す側であって、自主的に行動してる側じゃない……特に末端には知らされてない事や、あっち側の要請で政府側が立ち入れない場所は多いな 」

政府兵(中身:夜神ムーン)「(マジかよ……じゃあロウクレストを探るには危険を冒す必要がありそうだが……どうする……?そこまでする義理はあるか……?)へぇ……そうなんですね……にしても政府の力ってそんなもんなんです? 」

政府兵「そんなもんと言うがな……政府は確かにケイオスにおいて大きな組織だが、その細かい影響力が一国の政府と同等かと言われるとそうでもない。政府も統一には苦労していて、それ故に支配はガバガバ、政府の一部派閥が過激な方向性に走る一因としても『そもそも政府が絶対じゃない』ってのがあるんだ。政府の権限が及ばない場合の象徴が『イサキオス・アーバン』『ミッドガル』、そして今世間を騒がしてる『マフティー』や、過去の反政府運動どもや最近盛り返したらしい『外界の楽園』ってこった……新入り 」

政府兵(中身:夜神ムーン)「はぁ……(世界政府は絶対じゃない……か。確かに、反社会勢力とも言える奴らが大手振って歩けるのはそこもあるな……この世界では統治機構に依らない独特な秩序が構築されている。まさしく『混沌』と呼ぶべきか……)先輩はそんな政府に勤めてて虚無ったりしないんですか? 」

政府兵「別に……これが仕事だからな。むしろ今のガバガバな政府だからここにいるのかもしれんな……お上の目指す『完全なる秩序』ってのはどうにも解らん……ガバガバだから起きる過激な方向性はどうにかしてほしいがな 」

政府兵(中身:夜神ムーン)「(なんかこの先輩すっげえいい人じゃん……やっぱ政府に寝返ろうかな……)そう……ですか……先輩はロウクレストについてどう思うんですか? 」

寝返ったら貴様をデスノートで**!(なぜかムーンの頭に響き渡るバカヤロイドテレパシー)


政府兵(中身:夜神ムーン)「(の、脳内にプレッシャーが…!!クソッ!!僕はあんな奴に怯えているというのか……!!) 」

(同時刻、アーガマ)松田ァ!「さて、とりあえず裏切らせないようにしとこ(デスノートに「夜神月 敵陣営の施設で決して政府側に寝返らずに23日後に死亡」と書き込む)いつ侵入が終わるか分からないからこれくらいアバウトでいいや… 」

政府兵「ロウクレストについて……?そう言われても困るが……ま、きな臭くはあるよな。最近めきめきと伸びて来たのもそうだが……不透明な所が多い。近頃まであの社長さんのことも隠してたんだろ?……きな臭さはウチもそう変わらんが…… 」

政府兵(中身:夜神ムーン)「……やっぱり、何かあるんですかね(……今ここで寝返っても……松田に殺されるだけだとしたら……やはり、ロウクレストを探って情報を持ち帰るしか……ないか) 」

政府兵「……ま、俺たちがロウクレストを探るにしても、そりゃ政府がそう判断してからだ。余計なこと考えてもしょうがねえよ、新入り(と、席を立って去っていく) 」

政府兵(中身:夜神ムーン)「(……僕はそうはいかないんだよな……目を盗んで、この研究施設の奥へ忍び込んでみるしかない……そうなると、政府兵よりLCCセキュリティに変装した方がいいか……?) 」

政府兵(中身:夜神ムーン)「……覚悟を、決めるか…… 」

アルバート・ウェスカー「…………(そんな彼を、サングラスの奥から見つめる瞳が一つ、静かに存在した……) 」

─ 機動戯曲 Ξガンダム ─

LCCS兵A「……(LCCS研究施設。その奥へと足を踏み入れようとする兵士が一人) 」

LCCS兵B「お……そっちに行くのか?気をつけろよ…… 」

LCCS兵A(中身:夜神ムーン)「…………(順調に変装を変えることができた……このまま政府兵も入れない奥へ侵入してできる限りの情報を集めるしかない……厳重な扉だな……)(エアロックのような厳重な扉を開き奥へと進んでいく) 」

LCCS兵A(中身:夜神ムーン)「……普通の研究所……って感じだな……ここから先が……む……資料……か……(研究所をゆっくりと探索しながら、資料を拾い上げ)……な…… 」

LCCS兵A(中身:夜神ムーン)「…………(平常心だ。ロウクレストはどうやらLCCSの隊員に対して与えている情報のランクは高い……これも知っていなければおかしいのだから……)(冷や汗を流しながらも資料を読み進める) 」

LCCS兵A(中身:夜神ムーン)「………(LCCSの隊員は警備員じゃない……もっと重要な、奴らにとって重要な……)(【アンブレラとの合同研究について】【エーテル利用に関しての件】【MTC・プラン第五案】【系統樹の観測状況のまとめ】……と、資料に次々と目を通していく)(……予想は出来てる範囲だったがとんでもない企業だ……何処まで手を出してる……?) 」

LCCS兵A(中身:夜神ムーン)「………(資料だけ見ていても仕方ない……もっと深いところへ行って……自らの目で確かめる……!!)(資料室を離れ、ドアを開けて通路を歩いていく) 」

???「…………(ガラスのような壁に閉ざされた檻の中、黒い鱗粉を散らす龍が呻く) 」

LCCS兵A(中身:夜神ムーン)「……(なんだあの危険そうな……ここにはどんなものが飼われてるんだ?そもそも何をして……) 」

???「…………。(ガラスケースに被験体らしき何かが座している。外見、遠目に見ればただのパンダである。しかしそのスケールたるや全長4mはあろう巨体であり、そして座禅を組み黙して瞑想している様子からただのパンダではない何か、知性を宿した被験体であることが伺える。パンダ) 」

LCCS兵A(中身:夜神ムーン)「パンダ……? 」

オラクル「…………(重厚感のある金属音を響かせ、周りに二つの靴音を鳴らしながら廊下を歩く大きな影が周り角から現れる)…………おや。お勤めご苦労。新人か。この辺りの雰囲気は慣れんとキツイだろう……(優しくフランクな口調で変装したムーンへ話しかけ、距離を詰める) 」

LCCS兵A(中身:夜神ムーン)「(げっオラクル……!!確か僕はコイツに顔は割れてる……誤魔化せるか……?)はい、隊長。にしてもこいつらは……? 」

オラクル「ん、ま、危険物は閉じ込めておくのが一番だろう。ついでにアリシアと研究チームがいればこいつらの利用価値も見つかるというものだからな……ま、気を付けろ。危ない生き物ではある(近くの二人の隊員を連れて、ムーンの元から去っていく) 」

LCCS兵A(中身:夜神ムーン)「はい……肝に銘じておきます(……よし、誤魔化せたか……?) 」

オラクル「……それと(振り返るようにリニアライフルをムーンへと突き付け)貴様がウチの隊員になる話は聞いていないな、夜神?(鋭くバイザーを光らせ、まるで睨み付けるように彼を見つめる) 」

夜神ムーン「……やっぱりバレていたか……変な所で勘が鋭いな、隊長殿……(LCCS制服の銃へ手をかけ、身構える)(どうする……!?僕一人でコイツと……) 」

LCCS兵C「隊長、こいつは……(オラクルが銃を突き付けるのを見て、同じく銃口を向け) 」

オラクル「ああ、恐らくマフティーの夜神だ。此処で仕留める(リニアライフルの安全装置を解除すると同時に左腕からレーザーブレードを発振、臨戦態勢でにじり寄る) 」


――― VS.《LCCS総括隊長》オラクル ―――



ペニーワイズ「………ちゃちゃまる宅まで後少しか。補給が上手く行けばある程度は戦えるんだが… 」


ガー……ガー………(外部からの通信がアーガマに入る)


ペニーワイズ「………通信…? 」

政府高官G「グッッッッッドモーニング!!!!アーガマの諸君!今日もいい天気だなぁ!!!調子はどうだい!?(クッッッッソ甲高い声) 」

パラガス「き、機関長!クソデカボイスが聞こえたがどうした!? 」

ペニーワイズ「…ありゃあ連邦政府のお偉いさんだ(モニターを見てパラガスに)え、まぁ……ちょっと戦力的にはガタガタですけどなんとかやってます、はい。 」

政府高官G「そうかぁ!!!苦しい中でよくやってるなぁ!ねぇねぇてかさぁてかさぁてかさぁ!!! 」

政府高官G「全滅しなぁい!!!??(軽いノリでとんでもないことを言い放つ) 」

ペニーワイズ「………は? 」

政府高官G「アーガマなんていらなくなぁい?お前らただの害悪集団だろ!(暴言)特にマフティー・ナビーユ・エリン!奴は連邦政府にとっての害悪だ!直ちに身柄を差し出せ!(何 」

政府高官G「とりあえずうちの艦隊そっちに仕向けるから、それまでにマフティーを差し出すか、全滅するか決めてねぇ?ス栫I(通信を切る) 」

兄者「(マイクをひったくり)名乗りも無しに差し出せとは、礼儀がなって無いな!!礼儀が!!!マナー講師にでもイビってもらって(自主規制)でも晒して出直せ!!!カマボイス野郎!!!(こちらも大声で捲し立てた後、一方的に通信を切り) 弟者!逆探知できるか!? 」

弟者「流石だな、兄者……逆探知はちょっと厳しいかもしれん、それよりも追手が来ていないかを警戒するべきだ、レーダーの出力を上げてみる(既に害悪室前から戻っていた様で、コンソールを操作) 」

アーガマ前方に多くの機体反応が現れる……

ペニーワイズ「な、なんてメチャクチャだ。これだから連邦政府は… 」

首領パッチ「ありゃあまずいな(害悪室の窓から見て)ドゴス・ギア2隻に約20機のモビルスーツ隊か…! 」

モブクルーS「宇宙戦艦を地上で?なんつう暴挙をやらかすんやあのジジイ…(モニターで通信を見ていたのか呟く) 」

政府高官G「あーっはっはっはっ!!!これが!!!僕の技術さ!!!!地上で運用できるように改修したんだなぁ!!!(甲高い声でアーガマに通信) 」

政府高官G「さぁ!どうする!マフティーを差し出すか全滅するか!選べ! 」

兄者「……ハイメガ粒子砲はもう撃てない、撤退するにしても補給地点から更に離れる……母者の前で内藤が貸したエロゲ返しに来た時以来のビンチだな…… 」

偽マフティー「ドゴス・ギア級だと!?ティターンズの流れで開発されてた超弩級の宇宙戦艦じゃねえか!!正直単艦での戦闘能力はネェル・アーガマとトントンか上くらいだぞ!? 」

L「知っているのですか、あの巨大な浮遊戦艦を……? 」

偽マフティー「ドゴス・ギア級大型宇宙戦艦!大体400mくらいの巨体を誇る超巨大戦艦だ!たった一隻で20機以上のMSを収容できる規格外のペイロードに、設計元のバーミンガム級から受け継いだ最強クラスの砲戦火力!何処をとってもバケモノクラスのイカれた戦艦だ!!世界政府があんなものを持ってる訳、いやそもそもあの艦の存在や設計を知ってる訳が……!! 」

L「……そんな化け物級の戦艦が二隻ですか……(偽マフティー君やハサウェイ君、そしてクソピエロや首領パッチ君が知っていて、政府が知るはずのないもの……となると、アレが湧いてきたルートはブルーコスモスか、ロウクレストか……?)……ネェル・アーガマ単艦で勝ち目はあるので? 」

偽マフティー「勝ち目?ねぇよんなもん!!ハイパーメガ粒子砲が撃てるならともかく撃てない状況でドゴスギア級二隻と真っ向から撃ち合って勝てるわけがない!!MS戦で張り合おうにもあっちの方が積載量は多いしそもそもこっちは人手不足、まともにやりあっちゃ勝てるわけない!!機関部を速攻で潰すかブリッジを直行で潰すくらいしか……!!! 」

政府高官G「回答が出ないなら………こうしちゃうもんねー!!!!(アーガマに向けて……と思いきや反対方向、すなわちアーガマの進行方向に向けて2隻のドゴス・ギアに砲撃させる) 」

パラガス「…………(落ち着き払ってコンソールを操作、ブリッジとCIC内のモニターに眼前の二隻と同型の艦……つまり、一番艦『ドゴス・ギア』、二番艦『ゼネラル・レビル』の物を表示する)……彼らのそれと一致する戦艦のデータだ。カボチャ君の言っていることは概ね正しいよ 」

ハサウェイ・ノア「砲撃……!!何処に撃って、街の方角だぞ!!? 」


ズガァァァァァァアン!!!!!!(砲撃した方向で集中砲火を受けた一つの建物が大爆発を起こす。それはまさに彼らが向かおうとしていたちゃちゃまるの家であった)


連邦政府高官G「こぉぉぉれで!君たちの補給は断たれた!さぁどうする!この戦艦2隻とやり合うか!マフティーを差し出すか!!!! 」

モブクルーS「(嘘だろぉ? ち、ちゃちゃまるの家が………… 」

パラガス「あっちゃちゃまるくんちが死んだ!まあいいや(ちゃちゃまる宅が爆発したことに対しては平然としながらも、深刻な表情で艦内へ通信を入れる)諸君!奴ら街に対しての砲撃に躊躇いがない!ちゃちゃまる宅付近の地下に偽装した造船ドック兼秘密基地が地面ごとめくりあげられるのも時間の問題、それ以前に街のちゃちゃまる宅以外の建物にも被害が出るかもしれん!圧倒的に不利な状況だが、退ける以外にない! 」

首領パッチ「これじゃあ補給が………俺たちの飯がぁぁぁぁぁぁ!!!!!!(首領パッチの体から謎のオーラが放たれる) 」

ハサウェイ・ノア「…………狙いは僕の身柄だけか?ならいっそ、この周辺に被害が出るくらいなら一旦…… 」

政府高官G「そーーうだ!!!奴らマフティーが大暴れしてくれたせいで連邦政府の仕事が増えて!僕には!一秒も遊ぶ時間が無くなったんだぞおォォォォ!!!!(何 」

偽マフティー「お、落ち着けコンペートー!ちゃちゃまる宅本体が消し飛んだところで地下の基地で補給は出来る!……ハサウェイそれは駄目だ!いくらお前でも一度投降するのはリスクがありすぎるし、奴らが約束を守るとも限らん!平然と街を爆撃するような奴らだぞ! 」

首領パッチ「あ、じゃあいいや(ぇ 」

弟者「絶体絶命だな、俺達……艦の速度を上げて連中に突っ込もう、砲撃戦で勝ち目はない……接近戦、あわよくば乗り込んで白兵戦に持ち込むんだ(コンソールを操作し)ハサウェイ!馬鹿なことを考えるなよ…!どちらにしろお前を差し出したところで連中が攻撃をやめる保証がないんだ 」

政府高官G「マフティーも!!!それを匿うお前らアーガマは地球の害悪だぁぁ!!!!各員、第一戦闘配置!!ぶっ叩けえええ!!!! 」

ペニーワイズ「白兵戦か………けん坊に松田、パッチ…兵力的にはこっちにも勝ち目はあるが…あっちの兵力が気になるな… 」

松田ァ!「白兵戦だぁ!?おいギョロ目ギザ歯野郎!目の取引だ!片っ端からぶっ殺してやる!(ブリッジ内で拳銃を乱射しながらリュークに向けて叫ぶ) 」

リューク「あいよー(こいつやっべー……) 」

アスラン・ザラ「俺はどうすればいい?今まで仕事が出来なかった分、役に立たせてくれ 」

ペニーワイズ「ジャスティスで一隻に取り憑いて自爆してくれ……とは言えんな。ジャスティスであの強そうなのを牽制するんだ(ジ・Oを見て) 」

ヤムチャ「俺にも出撃させてくれ。ここらでお遊びはいい加減にしろってところを見せてやりたい。(ブリッジに現れる) 」

兄者「無茶な提案だが、私怨で動かしてるお偉いさんが白兵戦に特化したクルーを乗せられなかった線に賭けるって具合か……?いやもうやる気満々な奴居るけど……MSに乗れるクルーは発艦準備に入って、敵MSを掃討して貰おうと思う。艦の性能はともかく、見た所……今回の相手だと、MSの性能は此方に分がありそうだ 」

織田信長(Fate)「一応武将OBの観点から言うと今回のケースの場合"勝つ"よりも"負けさせる"腺で行くのもありじゃないかの。 具体的に言うとブラフじゃ。下手に消耗するよりここは引いたほうが賢明と思い込ませる、双方ともに被害が少なくwin win ってとこじゃのう(ござ寝しながらケチャップをすすっている) やりあう事になったらそこの脳筋クソステセイバーがなんとかするよ。しろよ 」

ペニーワイズ「……こうなったら、あいつらにベールを脱いでもらうしかない…! 」

ペニーワイズ「………あの"4人"に… 」

沖田総司(Fate)「いや言ってることはわかりますけど代替案雑ぅ!! 沖田さんは切り込み隊長であって単身池田屋無双とか鳥羽伏見無双とかした史実ありませんからねッ!!部下いましたし!! 」


毒……………(ペニーワイズがそう言った瞬間、艦内の面々の脳内に謎の声が響く)

電……………

波……………


カミーユ・ビダン(精神崩壊)「みんな(自主規制)し続けろ!(Zガンダムに飛び乗る) 」

月島拓也「激しく!もっと激しく!(ガンダムMk-IIに飛び乗る) 」

つきしまっちゃうおじさん「どいつもこいつも(自主規制)させてやる!(リック・ディアスに飛び乗る) 」

カワサキビダン「君たちは毒電波って知ってる?(ガンダムMk-IIに乗る) 」

パラガス「カミーユ君たちか!なるほど、彼らは少し精神崩壊しているが腕は確かだ!彼らを腐らせておくわけにもいかん! 」

バイオブロリー「カトンゥゥボは血祭りにあげてやる…(ジ・Oを操縦している) 」

白井黒子「こらぁ!はしゃぎすぎよ!(毒電波4人組に叫ぶ) 」

弟者「突撃だ!よーし、行って来い電波組!!華々しく散ってきてくれ!! 」

ペニーワイズ「………毒電波4人、アスラン、ヤムチャ…………MS隊に対応するには十分か…? 」

アスラン・ザラアスラン・ザラ、セイバー出る!(セイバーガンダムへ乗り込み、カタパルトへ乗り込み船外へ飛び出す) 」

毒電波カルテット「(自主規制)!!!!!(共鳴を起こしながら1人ずつ出撃していく) 」

連邦政府高官G「こおおおおおいつら徹底抗戦ってわけか!各艦迎撃!目標はアーガマだ!!!! 」

ドゴス・ギア2隻によるミサイル、長距離メガ粒子砲などの一斉射撃がアーガマを襲う!

アスラン・ザラ「アーガマ耐えてくれ!!俺達はモビルスーツ隊を抑えてみせる!!(戦闘機形態へ変形するセイバー、ドゴス・ギアに急接近しビーム砲で爆撃しながら変形し直し、シールドでメガ粒子砲を防ぐ) 」

バイオブロリー「勝てると思うな、小僧!(ジ・Oのビームソードでアスランを牽制) 」

アスラン・ザラ「チィッ!!(即座にバイオブロリーのジ・Oに対応、サーベルで打ち合い火花を散らす) 」

KBC「ジャミトフ閣下万歳!!!!!(サイコガンダムに乗っている) 」





─ ロウクレスト 第15研究サイト ─


――― VS.《LCCS総括隊長》オラクル ―――




オラクル「貴様と手合わせするのはこれで二回目だな。あのトリガーハッピーとミスターカラテは此処にはいないのか?……お前だけなら恐れるにも足らんな!(ムーンに向けてリニアライフルを三連射。逃げ場を無くすように軌道をズラして三点バースト) 」

夜神ムーン「チィッ!!!(亜光速で飛来する弾丸を咄嗟に最小の動作、偏差で放たれた後の二発に当たらないように回避)ぶねえ!!松田の早撃ちを何度も食らった甲斐があった……弾速が速くとも僕なら避けられる……!!(現地調達した銃をオラクルとLCCS兵に向けて乱射し足止めを図りながら廊下を後ろへと駆け抜けていく) 」

LCCS兵C「隊長、追撃しますか?(スッとムーンの放った弾丸を躱し、ムーンへと射撃しながらオラクルへ問いかける) 」

オラクル「無論。躱せない場合、障害物もないなら私を盾にしろ。いいな(部下を連れ、リニアライフルを連射しながらムーンを追う) 」

夜神ムーン「あそこから普通に躱すかよ!結構乱射したぞ!!一般兵に至るまで練度が高すぎる!!!クソ!!直線じゃダメだ!!(廊下を靴をドリフトさせるように曲がり、角を利用して逃走を図る)とにかく曲がれ、銃弾がなるべく通らないように……!! 」

LCCS兵D「隊長、リニアライフルの使用は控えてください。隊長のリニアは収容ブロックを貫通します、万が一のことがあれば……(手に持った火器を変形させ、青いラインが特徴的に光る大型拳銃へと変え、ムーンを追跡する) 」

オラクル「私がしくじると思うのか……いや、すまん。純粋な心配からだろう。リニアの使用は控える(リニアライフルを下げたかと思えば、胴体のシャッターが開きそこからサブマシンガンが飛び出す。それに持ち替えると同時にリニアを腰へ下げ、スラスターを吹かしムーンを追う) 」

夜神ムーン「なんだあっ!?アイツリニア以外にも火器が……!!てか取り巻きもやばそうなの持ってんな!!!(追跡してくる敵を見て、再び曲がり角に入り射線を遮ろうとする) 」

アルバート・ウェスカー「曲がり角の先が分からんのは……お前も同じだろう(待ち伏せられていたかのように、バッタリとムーンと遭遇。肥大化した腕を伸ばし、ムーンを突き飛ばす) 」

夜神ムーン「ぐッ!?(突き飛ばされ、受け身を取って目の前のそれを見つめる)げえっ!!ウェスカー!!……袋のネズミって奴かい、こりゃ……? 」

オラクル「む。感謝する(ウェスカーを一瞥すると、マシンガンを構え、ムーンへとにじり寄る)……さて。何処まで知ったか、何をする気か……どっちにせよ、やる事は同じだがな 」

アルバート・ウェスカー「構わん。協働相手の施設に居るのだ、これくらいはする(懐から特殊カスタム型ハンドガン…『サムライ・エッジ』を取り出しムーンへ向け)夜神。まさかあまり乗り気には見えなかったお前が探っていたとはな……いつからだ? 」

夜神ムーン「…………(アンブレラのアルバート・ウェスカーと、ロウクレストのオラクル、それにこの状況、増援ならいくらでも来る……これを同時に相手する?冗談キツイぞ……戦えないことも……ないか……?)(手を動かし、ポータルより光の剣やマスターソードを取り寄せられないか試す) 」

オラクル「見え透いた初動!(マシンガンを指切りで発砲、数発の弾丸が夜神ムーンの右腕を瞬間的に撃ち抜く)……通させると思うか? 」

夜神ムーン「がッ!!(銃撃で取り寄せたマスターソードが手から零れ落ち、カランカランと金属音を立てて転がる)クソッ!!!ふざけるなああっ!!!!(まずいまずいまずい……戦いの土俵にすら立たせてもらえないぞこれは……!!) 」

LCSS兵S「ガチャガチャガチャ(夜神月の想定を肯定するかのように増援が"1名"駆けつける。装備は背に"盾"、腰にLCSS製の小銃。)隊長、当該エリアの連絡通路への警備兵配置完了しました(袋の鼠であることを強調するように語調強めにオラクルへ報告し敬礼。その際夜神月へ目配せをする) 」

オラクル「これ以上何かされても面倒だ、さっさと拘束してしまおう。お前達、パラライザーを出せ(振り返り、部下に指示を出す) 」

LCCS兵C「了解(携行するそれを変形させ、黄色のラインの入った大型の拳銃へと変えてムーンへ構える) 」

夜神ムーン「(ち……ちくしょう!!僕は死ぬのか!!松田を出し抜けないまま死ぬのか!!!……いや、さっきの奴……いや……しかし……うああああ死にたくない!!!!) 」

LCSS兵S「 了解。 ガチャガチャ ガチャガチャ ガチャガチャ (慣れない手つきでパラライザーを大型の拳銃に変形させムーンへ向ける) ガチッ ガチッ すまない、新人なので手が滑った  ドギュオッッ(明らかにパラライザーではない電圧のレーザーを銃口から発し、あろうことかムーンの背後のガラス壁にぶち当てる) 」

被験体改造パンダ「 パリーンッッッ (眼前のガラスケースに穴が空き、続けざまに崩れ落ちる様に絶句。さっきまで食べていた笹を口から落とす)…………。 ドコドコドコドコ (俺は強いぞと言いたげにドラミング) 」


ザ キン(更に天井に無数の斬撃が走り、ムーンを守るように周りの天井が崩れる)


オラクル「貴様のバイタル知らん奴だな、と!!(パンダをスラスターの勢いで蹴り飛ばしながらSに急接近しレーザーブレードを突き付けようとする、が)何ッ!?(崩れる天井に阻まれる) 」

???「いやすまん、遅れたな、申し訳ない(崩れ落ちた天井の残骸から二つほど影が起き上がり) 」

LCSS兵S「(一瞬焦った……)(間一髪崩れる天井に阻まれたのを目撃すると、背負ったヘキサゴン状の盾を手に)すまないが盾は円に限る、クーリングオフさせてくれ(それをフリスビーよろしくLCSS兵C、Dの両名にバウンドして当たるよう投げつけ、自身は足早に瓦礫の向こう側、ムーンの元へ駆けつける)君とは思想的に相容れないんだが、自由を志すなら話は別だ。 ああ、当該ブロックの出入り口は掃除されているよ。割に合わない清掃の仕事だったが 」

???→シャンクス「生きてるか、ムーン君!(腰に紅白金の装飾のある日本刀を提げ、黒いマントを靡かせた赤い髪の男が、確かに姿を現した) 」

被験体改造パンダ「ドコドコドコドコ(先ほどオラクルに殴られたのか顎がひしゃげているが、ちゃっかりとLCSS兵Sの横でドラミングしている)おれ、ハルク。つよいぞ 」


LCCS兵C「!!(投擲された盾を銃を咄嗟に変形させた剣で相方共々弾き返し)赤髪……!!それにこの腕は……隊長!! 」

オラクル「赤髪に……(自分の視界に写る解析結果にギュウンと動作音を鳴らしながら)ウェスカー!お前達!!コイツらを逃すなよ!!(レーザーブレードを発振、シャンクスへと斬りかかる) 」

アルバート・ウェスカー「随分としたお客人だ、問題はないがな(脚を踏み出し、同じくムーン一行へと急接近) 」

クラウド「はあっ!!(同じく瓦礫の中から現れ、ウェスカーの一撃を合体剣で受け止める)……これでも問題はないか? 」

シャンクス「ぬうん!!(腰に下げた日本刀、『ガーベラ・ストレート』を瞬間的に抜刀。刃を返し、『峰』でオラクルのレーザーブレードを受け止める)直情的でプライド高、しかし戦士として優秀な隊長殿……聞いた通りだな、オラクル(背中に背負った、『中身の入った』寝袋大の、人が入っているかのような荷物を降ろしながら) 」

LCSS兵士S→スティーブ・ロジャース「(頭部の装備をかなぐり捨て、腕を天へ捧げる。手元には屋内にもかかわらず雷が落ち、それは束なって戦鎚『ムジョルニア』の形を成した)—————今こそ自由を叫ぶとき!アベ……ゴホン マフティー!アッセンブルッ!!(飾り布を掴んでヨーヨーのように回転を効かせた後、ムジョルニアをオラクルへ投擲。資格あるものは雲のように軽く、そして資格なきものには雷と重力の責め苦を与える戦鎚がオラクルの眉間へ迫る) 」

オラクル「峰で防いだだと……!?嘗めた真似……を!?(飛来するムジョルニアを見て咄嗟にシャンクスから離れ、左腕で受け、壁まで吹き飛ばされる)ぐ!? 」

被験体改造パンダ→ハルク(パンダ)「今こそパンダに突然変異する体質に改造された恨みを晴らす時!!ドコドコドコ(ドラミングしつつLCSS兵達へライナータックルを仕掛けに行く) 」

アルバート・ウェスカー「クラウド・ストライフに、スティーブ・ロジャース……極めつけに赤髪のシャンクスか……(クラウドに受け止められたキックを戻し、そのまま二連回し蹴り) 」

LCCS兵D「このパンダそう言えば……!!(大型のブレードに携行武器を変形、二人がかりでハルクを抑える)隊長!コイツは我々で抑えます!隊長は…… 」

クラウド「アンタは相変わらず、信じられない身体能力だなっと……!!(ウェスカーの回し蹴りを合体剣で防ぎ、ズザザと押し戻される) 」

オラクル「……分かっている……(壁に叩きつけられた状態から起き上がり、シャンクスと対峙) 」

シャンクス「ほう、頑丈だな(ガーベラストレートをぎらりと構え、オラクルと向き合う)……君たちはムーン君と共に脱出を図るといい、オラクル隊長とウェスカーはおれが抑えよう。おれの持って来た荷物は忘れるなよ、『いい拾い物』が入っている 」

スティーブ・ロジャース「犠牲を覚悟して……という目には見えないな。信じていいんだな。その身を投げ打たないと(ムーンの肩を担ぎつつ、念を押すようにシャンクスへ力強く目で訴え) 」

オラクル「……あくまで、峰打ちするつもりか?嘗めた、態度を……(ゆっくりとレーザーブレードを構え、シャンクス相手ににじり寄る) 」

クラウド「わかった、頼んだぞシャンクス……!!あ、荷物は誰か持ってくれ、俺は合体剣振らないといけない(ウェスカーを振り切るように踏み出し、拳を刃で防ぎながら走り出す) 」

アルバート・ウェスカー「振り切って逃げるというなら、こちらにも考えがあるぞ?(自らの拳を弾きながら走り出したクラウドを見て、取り出したリモコンのスイッチを入れる) 」

シャンクス「何、刃を通せば……斬れてしまうだろう?(煽るように切っ先を向け、オラクルへと向き合う) 」

オラクル「分かった、どうしても死にたいらしいな!!(背中から勢いよく青い炎を噴き上げ、一瞬にして凄まじい速度に加速しながらシャンクスへレーザーブレードを向け突っ込む) 」


タ ンッ(次の瞬間、地面を蹴るような音と共にオラクルの視界からシャンクスは消え)


シャンクス「……『龍槌閃』ッ!!(神速の一閃、オラクルの頭部に勢いよく刀の峰が振り下ろされ、空すら揺らす衝撃が迸る) 」

オラクル「!!?(振り下ろされた一撃、その一撃の前にぐらついて膝をつき)……貴様…… 」

シャンクス「どうした?先ほどまでの威勢は……(ゆらりと剣を構え直し、オラクルに向き合い)見るのは初めてか?食らうのは初めてか?……神速の剣術『飛天御剣流』。味わっていくといい……(オラクルの足を止めるように、刀を振るって立ちふさがる) 」

夜神ムーン「……確かに、僕たちは逃げた方がいいみたいだ……あんなに強かったのか、アイツ……(ロジャースに肩を担がれつつ、自ら歩き始め) 」







?ス档Aーガマ イ●●●オン?ス

モブクルーS「今交戦中やからあの見張員どももいないやろ(イ●●オ●ンのラーメン屋に害悪組でやってくる) 」

モブクルーH「ここのラーメン美味いって聞くからなぁ?ス條yしみやわ(暖簾をくぐる) 」

暖簾をくぐると、彼らの目に広がったのはどう見ても床屋な光景だった

モブクルーたち「(え? (え? (え?(光景を見て) 」

店員おじさん「YO!!!いらっしゃい!早く真ん中来いよ!(害悪組たちを床屋の椅子に座らせる) 」

モブクルーS「………こ、ここラーメン屋なんすか?(促されるまま椅子に座り) 」

仲本工事「いやぁ居抜きで床屋を借りたのはいいけど設備を揃える前に機関長が出港させちゃってね(全員の洗面台の前をガラリと開くとラーメンが現れる) 」

モブクルーH「(嘘だろぉ?ス栫H(ラーメンを食べ始める) 」

モブクルーS「いやあのクソピエロのせいやん(ラーメンを食べる) 」

モブクルーY「……普通に美味いのがなんとも言えんな(ラーメンを啜り) 」

首領パッチ「ちゃちゃまるの家にもうすぐ着艦するからさ、そん時に補充してもらいな(ラーメンを啜り) 」

アーニャ「 ピーナッツラーメンうまし(ずるずる 」

見張員「あ?ス栫Aラーメンラーメン…(店に入ってくる)おやっさん、解放ラーメン入ってる?() 」

仲本工事「ほいほい解放ラーメンね、入ってるよ(見張員を害悪どもの隣の席に案内して蓋を開ける) 」

害悪ども「(だるだるだるだるだるだるだるだるだるだる(見張員が隣に座ったのを見て) 」

アーニャ「 ブーーーーーーーッ(だるだるだるだるだるだる(ラーメンを噴き出す 」

仲本工事「おい汚いなお嬢ちゃん(雑巾をアーニャの顔面に叩きつける) 」

店員おじさん「ふざけんじゃねーよオイ!誰がラーメン吹き出していいつったオラァ!(アーニャの顔面に雑巾を叩きつける+1) 」

見張員「………お前ら何しとんの?(害悪どもと目が合い) 」

モブクルーS「あの、交代で休憩取ってました(大嘘) 」

いかりや長介「いつからそっちにいたんだよ!?(自身も故人であるにも関わらず) 」

仲本工事「出港の時点からいたよ、このラーメン屋でな!あんたもワンタン麺食うかい! 」

見張員「戦闘中にこんな大勢でか?(害悪たちを見て)…とりあえずお前ら食べ終わったら出ろ! 」

害悪ども「(だる 」


ドカアアアアアアン!!!(艦が被弾し艦全体が揺れる、勿論このイ○オンも)


アスラン・ザラ「クソッ!!(アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲を放ちながらアーガマ周囲を舞い、シールドで飛来する砲撃を防ぐ)アーガマ!早くしろ! 」

カミーユ・ビダン(精神崩壊)「(自主規制)!!!(ハイザックを撃ち落としていく) 」

兄者「アーガマ搭載武装、使える分の弾は今回の戦闘で全部使い切っても構わない!とにかくMS隊を援護しつつ、対空防御に回せ!白兵戦が出来る連中は急いで準備をしてくれ、敵艦に突っ込んで暴れる準備をだ!(凄まじい速さでコンソールを操作しながら、艦の内外に通信で呼びかけ) 」

バイオブロリー「落ちろ、カトンボ!!!(アスランのセイバーにビームライフルを放つ) 」

アスラン・ザラ「チッ!!(飛来するビームを盾で弾き、そのまま盾を真っ直ぐ構えて突っ込み、シールドバッシュで跳ね飛ばす) 」

ポリゴン2「ここで活躍せずいつ活躍するんだ! 敵艦のコントロールをトチ狂わせてやるぜ!!うおおオオオオオオァオオオオォォオォ!!!!(カタパルトから出撃。例のごとく透化し敵艦へ電子的干渉を試みる) 」

ヌマクロー「ドボボボボボボボボボボボボボボボボボボ(敵艦へ向けてカタパルトから次々としめりけヌマクローが発射される) 」

KBC「マ!!チ!!ル!!ダ!!サン!!!(自主規制)恥ずかしいい!!!(強化人間となったのか意味不明な言葉を発しながら指先のメガ粒子砲をアーガマ陣営に放つ) 」

カミーユ・ビダン(精神崩壊)「……フォウ!(サイコガンダムを見て思わず叫ぶが…)違うじゃねえか!!!(中にいるKBCの気配を察知し、ビームサーベルを構え振りかざす) 」

ヒロ「(狂化した状態でZZガンダムに乗せられる)ハハハハハハハハ!!!!!!!(出撃) 」

バイオブロリー「雑魚どもの魂をいくら吸収したところで、この私を倒すことはできぬぅ!!!(セイバーの盾ををビームソードで弾き飛ばそうとする) 」

KBC「タピオカパン!!!(ビームサーベルで切り裂かれダメージを受けるもカミーユのZ目掛けて拳を振りかざす) 」

政府高官G「ぐぅぅぅぅぅぅ!!!あいつら思ったより強いじゃないか?ス栫I!!(アスランやカミーユを見て)ハイザック!マラサイ!準備が完了した者から応援に向かえぇぇぇ!! 」

ワドルドゥ曹長「(メッサーラに搭乗。バイオブロリーと交戦中のアスランに向けて肩のミサイルランチャーを発射) 」

アスラン・ザラ「!!(盾でビームソードを受けて後ずさったところにミサイルが飛来、それを躱すように変形して急上昇、宙返りを交えたマニューバで向き直りメッサーラ相手にビーム砲を放つ) 」

バイオブロリー「援軍DEATH…(ワドルドゥを見て)HAHAHA!!!(ビーム砲を放ったセイバー目掛けてビームライフルを放つ) 」

ワドルドゥ曹長「ブロリー様!!(ビーム砲を回避。バイオブロリーがビームライフルを放った隙にアスランに接近し、ビームサーベルを振りかざす) 」

アスラン・ザラ「ぐ!(ブロリーから放たれたビームを盾で受け、変形が解除されながらよろめく。咄嗟にサーベルを引き抜きワドルドゥのサーベルと打ち合う)こいつら強い…!まるで木星から来たような発想のMSだ! 」

バイオブロリー「ジュピトリスってなんだぁ?(サーベルで打ち合っているワドルドゥに加勢するようにビーム・ソードをアスランに振りかざす) 」

ワドルドゥ曹長「今!(ブロリーがビームサーベルを振りかざした瞬間、サーベルを打ち合っていたアスランに肩のミサイルランチャーを放つ) 」

ペニーワイズ「……どういうことだ、あれはブロリーじゃないのか!(ショートケーキを食べながらモニターのジ・Oを見て) 」

モブクルーS「(一方、害悪室)まさかあのラーメン屋におるとは思わなかったな…見張員って交代休憩なんか… 」

モブクルーH「いやマジで驚いたわ…何とかラーメンにはありつけたけど…しばらくまた出してもらえんやろな 」

首領パッチ「また来るぜ、お得意の「今アーガマええ感じやねん!」ってなww 」

見張員「(害悪室の扉を開ける)………舐めとんかお前らぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!(アーニャの顔面にポーチを投げつけ、モブクルーを掴み引き摺り回す) 」

アーニャ「 ふぎゃー!!!!(ポーチが顔面に激突) 」

首領パッチ「何で!?なんで!?(見張員に引きずり回され) 」

数分後 

モブクルーS「(ボコボコにされた状態)思てたより8000倍キレてるやん… 」

モブクルーH「どや、怪我はないんか?(フルボッコ状態でアーニャの顔にマキロンを当てる) 」

モブクルーY「あの時のラーメン屋の感じだとそうでもなかったんやけどなぁ……… 」

アーニャ「 ころされるかとおもた(顔面真っ赤) 」

モブクルーS「子供にすら容赦ないもんなぁ…大人げないわあいつ(アーニャを見て) 」

首領パッチ「はー………気晴らしに……脱獄してなんかやるかぁ…() 」

泉けん「やめとけやめとけ…今のあいつ機嫌悪いぞ(顔中ボコボコ) 」


ズガアアアアアアン!!!!(吹き飛ばされネェルアーガマの首領パッチ達のところに叩きつけられるセイバー、揺れる艦内)


毒電波トリオ「(応援をどんどん送り込まれ、アスランやカミーユの援護に向かえない) 」

モブクルーH「っと……!今の直撃やで!(アーニャが壁に激突しないように咄嗟に捕まえる) 」

ワドルドゥ曹長「ブロリー様、とどめを! 」

アスラン・ザラ「ぐっ!!(艦内に叩き込まれ瓦礫の中から立ち上がる)お前達……暇なら手伝え!特にパッチはアストレイがあるだろ! 」

首領パッチ「砲撃戦ではアーガマとドゴス・ギア2隻じゃ勝負が見えてる…アスランがこう押されてちゃ…! 」

カミーユ・ビダン(精神崩壊)「激しく!もっと激しく!(サイコガンダムの拳を避けながらビームサーベルで切り裂いていく) 」

KBC「しねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!どん兵衛ちゃん!!!!しえねねねねえええ!!!!(ビームサーベルを喰らうも怯まず顔や腹部のメガ粒子砲、ビーム砲を乱射しながらカミーユに拳を振りかざす) 」

兄者「出るなら直ぐに出撃しろ!とりあえず俺が気かする!!(コンソールを叩きながら)なんとか艦は俺が操作する、やってやれない事は無い……! 」

パラガス「まずいな……まさかブロリーのクローンが出てくるとは……それに戦術的にもまずい。本来我々はMS戦力によって艦同士の戦力を埋める戦い方をする必要がある。つまり、我々のMS隊が押し込んで、相手がその迎撃をする形に持ち込まねばならない……が、この状況は奴らのMS隊をこちらのMS隊が抑えようとする形……即ち、理想的な形の真逆になってしまっている……!! 」

カミーユ・ビダン(精神崩壊)「!(拳をモロに喰らう)どいつもこいつも………アーガマの女どもも、ドゴス・ギアの女どもも(自主規制)させてやる!!!!!(ビームサーベルか肥大化する) 」

偽マフティー「こうなりゃ仕方ねえ、沈むよかマシ!!総力戦だ!!(持ち場を離れ、未だ完全に直ってはいないギャプランに乗り込み勢いよく発進) 」

KBC「ホアアアアアアアア!!!!!(肥大化したビームサーベルを見て)シネ1さん!(とばっちり)(ビームを連射してカミーユを撹乱しようとする) 」

カミーユ・ビダン(精神崩壊)「セッ(自主規制しきれない)!!!!!!!!!!!!!!(錯乱しつつあるKBCにとどめを刺すようにビームサーベルで切り伏せる) 」

KBC「いやぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!天皇下手なあそこまさか右!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(言葉にならない奇声を発しながら操縦席をぶっ叩く)イヤァァァァ!!!イヤァァァァァァ!!!!ジャミトフ閣下バンザァァァァァァァイ!!!!!(錯乱したままアーガマのカタパルトに目掛けて特攻をかける) 」

ズガァァァァァァアン!!!!!!(アーガマのカタパルト付近でKBCのサイコガンダムが大爆発を起こす)

首領パッチ「そういえばそうだ!今爆発してぶっ壊れた隙に…! 」

首領パッチ「害悪室から脱走だー!!!(部屋から出ていく) 」

アーニャ「 おー!(パッチについていく) 」

カミーユ・ビダン「セッセッセッセッセックセッセッセッ………………(自主規制しきれないほどのオーラを発しまくる) 」

偽マフティー「うおおおおお!?(カタパルトから飛び出そうとした途端サイコガンダムの爆発に巻き込まれ、脱走したパッチ達の元に勢いよく壁を崩しながらなだれ込む)んだお前らまた脱走して!? 」

兄者「主力のMS隊が数で完全に押し込まれてる……!物量を埋められる物が、今は何もない! クソっ!!(迫真の台パン)カタパルトが損傷した…! 」

政府高官G「ふぉぉお!?やっぱりクソゲーマーのガキを無理やり強化させたのが失敗だったか!?(サイコガンダムがやられたのを見て)まぁーーいい!なんか出撃しようとしてたのを止められたからよしとしよう!(大爆発したのを見て) 」

ハサウェイ・ノア「ヘリオスは!!ヘリオスは出せないのか!? 」

バイオブロリー「歴史の立会人デス…(アスランが叩き込まれた穴からメッサーラと共に艦内に突入する) 」

海馬瀬人「出せるかァ!!前の三馬鹿との戦いで潜ったり飛んだり翼で砲撃を受けたりでヘリオスは整備、修理中だ!!そんなものに貴様を乗せて万が一があれば奴らの思う壺だぞ? 」

政府高官G「撃て撃て!撃ちまくれええええ!!!!(ドゴス・ギアの集中砲火も絶えず) 」

アスラン・ザラ「させるかぁ!!!(侵入してきたバイオブロリーのジ・O相手に組み合い、艦の外へ押し出す) 」

首領パッチ「そんなことはいいからアストレイだ!アストレイを出させろ……ってカタパルトがやられてる…だと!? 」

ワドルドゥ「ブロリー様の邪魔はさせない!(艦の外にジ・Oと共に出てきた瞬間セイバーに向けてミサイルランチャーを放つ) 」

白井黒子「こら!はしゃぎすぎよ!(メタスに乗っており、カミーユのZにパンチを喰らわせ目を覚まさせる) 」

パラガス「……(やむを得んか……)……『バレルロール』のマヌーバを行いながら最大船速で前進!!敵艦隊に肉薄する!! 」

カミーユ・ビダン(精神崩壊)「セッ●ス!!!!!!(目を覚ます)毒電波………(ドゴス・ギアの集中砲火を掻い潜りながらビームライフルを連射する) 」

政府高官G「ふぉぉお!?ジンベエのドゴス・ギアが押されてるぞ!撃て!Zを撃ち落とせえええ!!! 」

「汚名挽回☆(カミーユのZが弾き飛ばされる) 」

カミーユ・ビダン(精神崩壊)「なにぃ!?(ドゴス・ギアに迫ったところで弾き飛ばされる)誰だ! 」

アスラン・ザラ「ぬう!!(飛来するミサイルをサーベルで切り払い、反撃にビームを放つ) 」

兄者「敵艦に肉薄、一気に艦同士の接近戦になるぞ!クルーは衝撃に備えろ!! 」

ブッピ ガ ————  >> 今こそ裁きの時!! << —————ン (レトロなSEと共に赤い塗装の火縄銃……を模したファンネルがネエルアーガマのドックから発進、隊列を組みバイオブロリーの機体へ熱線を掃射しにかかる)

はたけカカシ(写輪眼)「捕まえたぞ、カミーユ!(バウンド・ドックに搭乗。カミーユを弾き飛ばした主で彼のZに組み付く) 」

バイオブロリー「なにぃ…!?(NTの能力でファンネルをビームライフルで撃ち落としていく。このジ・O、見た目の割に速い!) 」

モブクルーS、モブクルーH、モブクルーY、泉けん「よっしゃ!!!!!(気合を入れ………格納庫内でサバゲーをしている) 」

ワドルドゥ曹長「!ブロリー様!(ファンネルを見て)ちぃっ!(ビームを避け、ミサイルランチャーで弾幕を張りつつ距離をとる) 」

赤黒いMS「 ガッッ ガッッ ウィーン >>ブッピガーン<< (両足、胴体、胸部、頭部の順でネエルアーガマのブリッジ上にMSのパーツが連結。コテコテな昭和スタイルを彷彿とさせる赤黒いMSが、先程のファンネルを従え出陣する)うわはははは!なんじゃこれ本当に3Dプリンターでロボが作ってワクワクできるんじゃな! 遠変わらんものは耳をかっぽじってよく聞け、近くば脳髄とホトトギスに焼き付けよ!!この機体こそが戦国の世より出でて令和をぶっ潰すぶっちぎりマシーン……その名も———— 」

赤黒いMS→織田信長(Fate)「超新世紀【 ぶっちぎりクソレギオンマイスター 第六天MAO ノブナガンダゲリオン初号機マーク666 】じゃ!!!!!(グレンラガンよろしく無駄に作画パワーと予算を費やした謎カットインと謎ポーズを決め、背景が謎爆発する) 喰らえモブども!!これが令和をぶっ潰す新世紀三段撃ちじゃ!!(ファンネルのスラスターから砲口が出現。 なぜかガトリングガンにトランスフォームしそれぞれのファンネルからミサイルが機関銃の感覚で敵艦へ射出される) 」


グ ウンッ(ネェル・アーガマがバレルロール……回転を行いながらドゴス・ギアへと急接近。もはや背面飛行以上の無茶、曲芸の域に到達した変態飛行)


政府高官G「ぬううううううう!!!!!あぁぁいつら僕のことを舐めてるのかぁぁぁぁぁ!!!(急接近してきたのを見て)撃て!撃て!ブリッジを狙い撃てえええ!!! 」

見張員「もうええねんお前ら(アーニャと害悪4人を害悪室に戻す) 」

ジンベエ「(政府高官Gの隣のドゴス・ギアを指揮している)接近したなら好都合だ!手の空いているクルーは先程サイコガンダムが破壊したカタパルトから飛び乗れ!マフティーを捕らえろ! 」

ドゴス・ギアクルー「(ハッチから飛び出し、マシンガンを撃ちながらアーガマのカタパルトに向かっていく) 」

ペニーワイズ「……あれは…!(シートベルトをして艦長席に座りながらモニター越しにドゴス・ギアからマシンガンを撃ちながら飛び出してくるクルーを見て)ついに来か……手の空いてる奴は機銃を用意しろ、白兵だ! 」

松田ァ!(死神の目)「ヒャッハーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!(ペニーワイズのアナウンスを聞いて双眼鏡ゴーグルをつけ、姿が見えた兵の名前をデスノートに書きまくる) 」

ドゴス・ギアクルー「(死角にいた者以外の大半のクルーが蚊のように落ちていき 」

リューク「うわ松田つえ~ 」

政府高官G「(嘘だろぉ?ス栫H(松田のノートによって落ちてくクルーたちを見て)間違いない…あれは…デスノート! 」

ドゴス・ギアクルー「なにぃ!?だが、負けん!(破損したカタパルトに取り付き、突入) 」

首領パッチ「だーかーらー!脱走がどうとかっちゅーより先に修理だろうが!(ドゴス・ギアクルーが入り込んだ先で偽マフティーの胸ぐらにしがみつきながら押し問答をしている) 」

モブクルー「78番ハッチが突破されたぞー!!!!(突入したドゴス・ギアクルーを見て偽マフティー達に叫ぶ) 」

ジンベエ「白兵は取り付いたか…!あの赤黒いMSに砲撃を集中しろ!!!(信長の砲撃に対して応戦するかのように集中砲火を浴びせる) 」

鱗滝左近寺「判断が遅い!(ドゴス・ギアのメガ粒子砲の砲座で砲手にビンタをかましながらけしかける) 」

鱗滝左近次「ハンブラビはまだ届いていない……補給が遅い!(八つ当たりと言わんばかりに砲手にビンタをかましていく) 」

砲手「(だる(長距離メガ粒子砲をアーガマに向けて撃つ) 」

織田信長(Fate)「うっはっはっはっはー!いやぁ将が軽々と前線に出るべきでないことはわーっとるがいざこうしてヘイト集めるとこれはこれで面白いのう!勝蔵のきもちもわからんでもな————— ボグォン ッ (バルカンクラスの弾丸が機体を掠めただけでなんか強そうなアーム部分が容易くもげる)…………。ねえちょっと?メカニック? 紙耐久すぎないこれ? 」

メカニック・エミヤマン「その機体には最低限自立稼働できる程度の機体強度しかない。1日の急ごしらえでしかも投影魔術で要所を補強したハリボテMSなんてファンネルが本体のようなものだろう 」

織田信長(Fate)「そんなもんに人乗せるでないわ!! うーんここがわしの本能寺!! 」

ワドルドゥ曹長「見掛け倒しが!!!(ノッブに向けてミサイルランチャーを放つ) 」

政府高官G「いやぁぁぁぁあマフティー君!!!周りがバカだと苦労するねぇぇぇぇぇ!!!とどめだ!あの赤黒いやつを叩けえええ!!!(集中砲火を浴びせる) 」

モブクルーY「いやぁ、バレてもうたなまた(先程のアスランの激突で吹き抜けになった害悪室で反省中) 」

モブクルーH「今聞いた話やとここに何十人の兵が乗り込んだらしいで(同じく反省中) 」

泉けん「それはまずいな、この艦沈んでしまうかも… 」

モブクルーS「お前ら何ネガティブになっとんねん!こういう時こそ決起しなあかん時やろ!(ババ抜きをやろうとトランプをシャッフルして、数枚ずつぶち込まれたクルーたちに配る) 」

モブクルーH「そういや撃ち合いなったらあのカボチャ没収した銃返してくれっかな(アーニャのトランプを一枚引く) 」

モブクルーY「いやあれペイント弾やで、戦闘には使えん使えん(モブクルーHのカードを引き、2枚捨てる) 」

モブクルーS「てかさ、アーニャのかなんか知らんけどめっちゃ誤射して赤く染まったモビルスーツあるやん、あれ誰乗るんやろw(モブクルーYのトランプを引き、一枚上に突き出す) 」

泉けん「赤いモビルスーツってシャンクスのかよw(飛び出たのを一枚引く)ババだと思わせてババじゃねーんだろ、わかむて…アッー! 」

モブクルーS「アホやんwババやババwアーニャ引けw 」

モブクルーH「お前即決な!即決で引けよ!心読んだらあかんで!(アーニャに叫ぶ) 」

バイオブロリー「アスランも終わリィデス…(2つのビームサーベルでアスランを切り裂きにかかる) 」

弟者「(返り血を何度も浴びて真っ赤になった姿で高周波ブレードを片手に害悪室に現れ)これから敵艦に飛び移って、白兵戦で一隻無力化する。出してやるから付いてこい 」

織田信長(Fate)「ああああああ!!無理無理無理これしんだ!是非もないのじゃ!! え、なにこのボタン。シールド?紙装甲なのにシールドは一丁前にあるの?(花びらマークのボタンを咄嗟に押す) \BGM:EMIYA/ \アイアムボーンイズマイソゥド/ ながいながいながい!!詠唱演出とかいーから!!DX日輪刀じゃないんだから!! \ソゥアザイプレイ……/ しかもフル詠唱かよ!! \体は剣でできている……/ 日本語訳までつけてるんじゃねえよ詠唱倍にする意味ないんじゃが!!? >>ローアイアスッ!!<<(花形のエネルギーシールド、それもATフィールドに匹敵するバリアが5層展開される) 」

モブクルーS「(だる なんやその返り血…まさか…? 」

モブクルーH「もしかして、ここに入ってきた兵隊を…?(だるだる 」

モブクルーY「ということはあとは敵艦に乗り込むだけってことか(だるだるだる 」

泉けん「なるほど…(だるだるだるだるだる 」

連邦政府高官G「おい!ジンベエ!アーガマに入った白兵隊の通信がないぞ! 」

はたけカカシ「カミーユ、もらった………何?(通信を受ける)撤退命令…白兵だと!?(カミーユを押し退け、飛び去る) 」

ジンベエ「むっ、確かに…白兵隊!応答しろ!白兵隊! 」

政府高官G「あいつか…あのデスノートの…!!!第二波!フルフェイスで突入しろ!奴に顔は見せるな!!! 」

政府K「お待ちください艦長。おそらくデスノートを持っている者は敵が見える所…アーガマの窓に潜んでいるかと。先遣隊が落ちていった場所………そこを中心に狙い撃ちしてから突入しても遅くないかと。 」

政府高官G「むむ、確かに…迂闊な活動は危険だな。奴らが迫ってくる可能性もある。白兵は温存しとかねばな… 」

バイオブロリー「………何ぃ!?私の知らない装備が…!?(ノッブなのエネルギーシールドを見て) 」

カミーユ・ビダン(精神崩壊)「待て!ジェ………カカシ!(撤退していくカカシを追いかけていく) 」

弟者「パン!パンパン!!(生き残りが追ってきた事を即座に察知し、拳銃を一瞬で抜き発砲)乗り込むだけだ、ブリッジから飛び乗るぞ!行け! 」

アスラン・ザラ「隙を見せたな!!!!(ノッブに気を取られたバイオブロリーに突っ込み、押し込む) 」

害悪ども「(だるだるだるだるだるだるだる(だるそうにしててもブリッジを飛び越える身体能力を見せつける) 」

海馬瀬人「行くぞ貴様らァ!!全速前進DA!!(自ら艦内から飛び出し、ドゴス・ギアへ乗り込む) 」

ジンベエ「こちらジンベエ!敵に突入された!白兵に入る!(通信を飛ばし、機銃を構える) 」

政府高官G「なにいいい!?カカシ!聞こえるか!ジンベエのドゴス・ギアが白兵に突入された!対処にあたれええ! 」

政府高官G「………む、来るか!S!!(モブクルーSの気配を察知し、ブリッジとブリッジの間にレーザーを撃つ) 」

ブロリー「自分のクローンにジ・Oに乗るの先越されてイライラしていたところだァ!!白兵戦で色々破壊しちゃお☆(艦内から飛び出し勢いよくドゴスギアに着地、シャッターをこじ開けて侵入する) 」

はたけカカシ「了解!(ドゴス・ギアに着艦)おのれ、アーガマ!(走り出し) 」

ジンベエ「貴様はモビルスーツと艦隊戦に集中しろ!アーガマとモビルスーツ隊は貴様に任せる!(弟者たちに向けて機銃を掃射) 」

政府高官G「わかった!!! ぐううううう!!!!地球の害悪がぁぁぁぁあ!!!(アーガマを見て)アーガマを落とせ!マフティーを許すなぁぁぁぁぁ!!!(末期アズラエルの如き錯乱状態に陥っている) 」

ペニーワイズ「砲撃が弱くなった……撃て!艦隊戦だ!(政府高官Gのドゴス・ギアとの艦隊戦に入る) 」

弟者「突撃だ!乗り込んでしまいさえすれば、機銃も怖くない!!(機銃の弾丸を高周波ブレードで尽く切り払いながら、ブリッジに突入) 」

アーニャ「スパイ作戦、開始!アーニャ、ミッキマース!(飛び移る) 」

沖田総司(Fate)「御用改めである!新撰組、推参ッ!(ブリッジに突入、左手に持ち替えた日本刀を水平に構え) 『  牙 突  』 (自らが光線になったかのような軌跡を残し突貫、立ちふさがる一切を串刺しにかかる) 」

ハサウェイ・ノア「実物のヘリオスが動かせなくても、こっちなら動かせる!!(ネェル・アーガマからヘリオスを装着したハサウェイが突貫、ドゴス・ギアのブリッジのガラスを突き破り侵入する) 」

はたけカカシ「………雷切!(ブリッジに突入してきた弟者の背後から迫り、雷切を食らわせる) 」

織田信長(Fate)「げぇー!?このATフィールドもどき張ってる間指一本動かせないんじゃが!?リソース全消費しないとダメなやつじゃん! ええい白兵班ー!ここはわしに任せてなるはやでなんとかしてくれー!! 」

シヴァ犬「(空中でアーニャをお姫様抱っこ。安全に着地してからそっと下ろし) キュルルルリン(未来予知を発動、機関銃の弾丸をつまんで防ぐ) イヌヌワン!!(でっかい犬さん、参戦!!) 」

弟者「もうきたのか!はやい!だが甘ァい!!(高周波ブレードを振り上げ、雷切を弾くように軌道を逸らし)……くっ、刀身が保たんな!(続けざまに至近距離からカカシに飛び膝蹴りを放つ) 」

ウィーン・マルガレーテ「(ドゴス・ギアの装甲を素手で貫く) 」

ブロリー「ブロリーも負けてられないYO☆(ドゴスギアの壁板を引きはがしそれをPOD投げの構えでグルグルとぶん回し、そのまま投擲してドゴスギアを破壊しつくす) 」

ウィーン・マルガレーテ「歌は力。本物の歌を歌える私にこそ……本物の力は宿るという事!(素手でドゴス・ギアの外装を引きちぎり始める) 」

ジンベエ「カカシは善戦してるがもはや、これまでか…!(ブロリーやウィーンを見て隣のドゴス・ギアに通信を繋げる)聞こえるか………「P・D・C・A」………!(暗号らしきものを放つ) 」

はたけカカシ「………!(ジンベエの言葉を聞き、跳び膝蹴りを回避。そのままカタパルトへ飛び降りる) 」

沖田総司(Fate)「むっ(飛び降りるカカシを横目に見、背景に電流が走る)嫌な予感がしますねこれ。劣勢と見てこの艦毎我々を吹っ飛ばすのでは……!? 」

連邦政府高官G「マフティーー!!!!お前の墓場だ!!!!(ジンベエの暗号を聞き、ドゴス・ギアに向けて一斉掃射して大破させる) 」

ジンベエ「………よし(ブリッジから海に飛び降りる) 」

連邦政府K「……戦局がやや悪くなってきましたな(Gの隣で)パラス・アテネやハンブラビはもう少し時間のかかるとのことですが……このまま続行されますか? 」

連邦政府高官G「ぐううううう!!!!ジ・O!メッサーラ!下がれ!アーガマに向けて"アレ"を放ち退却する! 」

シヴァ犬「ワオーーーーーーーーン!!!!!!!イヌヌワ1!!!!!(突入したネエル・アーガマ組にラリアットを食らわせ、諸共ドゴス・ギアの壁をぶち破ることで脱出する暴挙に打って出ようとする) 」

弟者「ああ、朧げだが確かに奴の通信機から聞こえた……『PDCA』と…!Plan Do Check Action…!いや何でだ……?今ここでサイクル管理……?だが、確かに様子がおかしい!撤退だ、ネェル・アーガマに戻るぞ! 」

ハサウェイ・ノア「ヤバそうだ……(艦外へ飛び出し、念のためフルバーストを準備して構える) 」


ズガァァァァァァアン!!!!!!(ジンベエのドゴス・ギアが一斉走者を浴びて爆発を起こす)


バイオブロリー「アレ…………撤退だ、ワドルドゥ!カカシ!巻き込まれるぞ!(ドゴス・ギアに退却していく) 」


現存のドゴス・ギアのモビルスーツ隊が撤退していく!


弟者「くぁwせdrftgyふじこlp(ネェル・アーガマまで吹き飛ぶ) 」

ズズズズズ…………(ドゴス・ギアのモビルスーツ隊が撤退し、ドゴス・ギアが後退した瞬間コロニーのようなものが姿を表す)

シヴァ犬「ワオーン!!(右手にアーニャと沖田、左手にウィーンを鷲掴みにし空中を全力疾走) バクンッ (弟者の胴体を口にくわえ(ベタベタする)、ネェルアーガマへスーパーヒーロー着地) 」

政府高官G「ここは僕の負けにしておこう!だが………遊べなくなったのは変わらないからただでは帰さないよ!!!!!(そういうとコロニー状のものが光を溜め始める) 」

政府高官G「死ね!!!マフティー!!!!! 」

パラガス「ば……ばかな……あれはまさか、コロニーレーザーだとォ!?


グオオオオオオオオオオ!!!!!!!(現れたコロニーが光を膨張させ、レーザー状のものがアーガマ目掛けて放たれる)


ヴェスパー「計器がありえない数値叩き出してますわよおじさまァ!? あんなの撃ったらこの船はもちろんだけどこの辺の街もバターになっちゃうわ!自分で言っててゾッとした!!(パラガスの横でポップコーンを食べながら) 」

パラガス「地球で使用できるほど小型軽量化できたコロニーレーザー級の火線砲など、他には本艦のハイパーメガ粒子砲くらいしか知らんぞ!?ついでに言えばそのハイパーメガ粒子砲は今は撃てる状況にない……!! 」

政府高官G「生きてたらまた戦力を整え直してくるから!ヴァイヴァーーーイ!!!!!!(退却していく) 」

ヴェスパー「ははーーーーん、なるほど?…………うーん……すぅぅぅぅぅゥゥゥゥ?ス橸ス橸ス橸ス橸ス栫c……詰みなのでは?(ギャグタッチで顎に手を当てて頷く) 」

ハサウェイ・ノア「……完全に相殺しきるのは難しいけど……対抗手段ならあるッ!!(放たれたコロニーレーザーの前に飛び出し、翼を広げ)サテライトシステム起動!ガイドレーザー受信!!(空の彼方から降り注ぐマイクロウェーブをその身に受け、砲塔を構える) 」

兄者「……全員、着弾に備えろ。あと脱出の準備……多分、ネェル・アーガマなら被弾しても形は残るだろう 」

ヴェスパー「HEYハサウェイ!?アーユークレイジー!? 完全に相殺仕切るのは無理なんでしょう!?ていうことは真正面から相殺するあなたはもっと無事じゃすまない!それこそバターよ!戻って!!あなたに死なれたら……—————お気に入りのイケメンの1/90が消えちゃう!!(クソ発言) 」

織田信長(Fate)「ええいしのごの言っとる場合ではないんわ!四方八方焦げ臭い本能寺よかマシよぉ!(生き残った全ファンネルをハサウェイを囲むように配置、オーバーホートを辞さないエネルギーをチャージする)全砲門解放!ハサウェイを援護じゃ!!奴に続けい!! 」

パラガス「ハサウェイ君!?何を……!!(その行動に驚愕するが、その意図を察してハッとする)……いや、そうか!それならば……!!コロニーレーザーに対抗する方法ならば……もう一つある!ヘリオスの、『ダブルサテライトキャノン』を使ったセステットキャノンの最大出力ならば!! 」

パラガス「アッッッマイクロウェーブ受信中のアレの近くに寄っちゃダメッッッッ 」

兄者「(ハサウェイを直ぐに回収できるよう、ハッチを開き)……頼むぞ、ハサウェイ。どうせ祈るなら艦がぶっ壊れても生還って奇跡より、お前とヘリオスを信じさせてくれ 」

L「ダブルサテライトキャノン……ですか?詳しく聞かせてもらいましょう 」

ペニーワイズ「サテライトキャノン………まさか奴も持っていたとは…!(ハサウェイを見て) 」

モブクルーS「偉いことになったな…(トランプに戻っている) 」

パラガス「『サテライトキャノン』……ヘリオスの全身に搭載されたビーム砲の中で最も強力で最も危険、そして最も取り回しが悪く扱いが面倒な奴だ。大佐がケイオス周辺の月やらなんやらにばら撒いたエネルギープラントから中継衛星を経由してマイクロ波でエネルギーをチャージ、それを砲身から放出して全てを破壊する。その威力はそれこそコロニーレーザーに匹敵、いやそれ以上とも言える。その気になってぶっ放せば天体級の構造物が5個くらい一撃で吹っ飛ぶぞ 」

パラガス「ちなみにマイクロウェーブ受信路はむき出しの超強力電子レンジみたいなもんなんで突っ込めば身体が弾けて死ぬしマイクロウェーブ受信中の機体の周辺にはとんでもない爆熱の排気が放出されるからチャージ中のヘリオスに近寄ろうとしたら死ゾ 」

織田信長(Fate)「アッッすまん隕石受け止めるあれかと思ったんじゃ(急いでファンネルを引っ込めコーラを飲み始める) 」

L「とりあえずメチャクチャに危険なものだということは分かりました(天体級構造物五個分の破壊力かぁ……) 」

モブクルーS「………あいつ撤退してったけど…コロニーレーザーって相当な破壊力やで、あいつらがアレをほっぽって…万一生きてたら奪われる可能性もあるのに…むざむざと退くか………?(退却していったドゴス・ギアを見て) 」

ハサウェイ・ノア「フルチャージは、間に合わない!地上の被害を考慮して出力を調整、範囲を絞って、エネルギー圧縮、全砲門準備、照準良し……!!(迫りくるコロニーレーザーを見て、急いでコンソールに設定を打ち込みサテライトキャノンを調整、照準を合わせトリガーに指をかけ)ヘリオスセステットキャノン、今!! 」


ズ オ オ オ ッ!!(迫りくるコロニーレーザーの光に対し、サテライトキャノンを筆頭としたヘリオスの全火力が叩き込まれ、それが着弾した位置からコロニーレーザーの光は歪み、サテライトキャノンの光を避けるように拡散し、流れ弾を多く作りながら割けていく)


ヴェスパー「あーもうっ……イケメンに頼らざるをえない自分の無力を呪え……! えーい!!やったえー!!ハサキュアー!! 」

パラガス「総員対ショック態勢!!あの量のエネルギーとなると衝撃波だけで相当な……(と言っている間に、インパクトの瞬間解き放たれたとてつもない衝撃波に吹っ飛ばされ)door!? 」

兄者「総員、とにかく衝撃に備えるんだ!うぐうっ…! 」

ハサウェイ・ノア「無理に撃ったからか……!?砲身が焼け付いて……ぐ……!!(間近で熱を受け、マスク部分の装甲が融解、素顔が露出する。同時にサテライトキャノンやバラエーナの砲身も無茶な使用に耐えきれず、どろりと融解していく)っは……はぁ……ッ!!(コロニーレーザーの光が、ネェル・アーガマとヘリオスを捌け切った。同時に、融解した金属が顔にどろりと掛かりながらヘリオスを着用したハサウェイはバランスを崩す。パルマを撃っていた掌、そしてバラエーナ、サテライトの砲身、そしてマイクロウェーブを受けていた翼までもまた無茶が祟りドロドロに溶けた状態で重力に身を任せ落下) 」

ヴェスパー「うーん……お星様が二つ、三つ……ハッ!ベタな夢!? ああ生きてる、生きてるわ私!! ってあ"ぁ"ーッ!! ハサキュア!ハサキュアが落ちてる!!誰か回収!!ハリーアップ!! 」

パラガス「げええー装甲が溶けてる!!(ハサウェイの無茶をした姿を見て驚愕の声を上げ) 」

海馬瀬人「……モバイルスーツのヘリオスでコロニーレーザーを押し返すなどというムチャをやったからだ!!モビルスーツのヘリオスでやるならばここまでの負荷は掛からん!!圧倒的に小型な分当然強度や出力はモバイルスーツはモビルスーツに劣る!!それでコロニーレーザーを押し返すほどの出力をあの時間連続稼働したのだから当然よ!!!……せめてMSのヘリオスが万全であればここまでには……!! 」

弟者「(甲板からラペリング用のロープを付けて飛び降り、ハサウェイをキャッチ)間に合った……ナイスファイトだ おーい、引き上げ頼む! 」

偽マフティー「どれどれ……うわマジか、マスク部分が融解してやがる……これ生身部分大丈夫!? 」

ヴェスパー「無事なわけないっしょがっしゃァーいッ!! キキキキ(全力疾走してきて急ブレーキ、がっつくようにハサウェイの側により)顔!顔!!顔大丈夫これ!?魔術でもなんでもいいから跡残らないように治療して!って魔女お前じゃーい!! 」

ドゴス・ギア数隻「(コロニーレーザーを引っ張って回収していく) 」

モブクルーS「………(いや人力かい)(モニター越しに見て) 」

パラガス「コロニーレーザーごと撤収していく……やはり奴らにとっても切り札だったか…… 」

政府高官G「ぬぅぅぅぅぅぅぅ!!!!マフティーめ、しぶといんだよ!(モニター越しに回収されたマフティーを見て画面を叩く)奴は害悪……必ず息の根を止めてやるからなぁぁぁぁぁぁぁ! 」

ジンベエ「全くもってその通り…(脱出した後泳いでドゴス・ギアに合流)まさか生身で艦を破壊するような奴がいるとは…(ウィーン、ブロリー)作戦と戦力を整え直す必要があるようだな。 」

兄者「流石にあの威力の兵器をそう簡単に用意はできないという事か……とりあえず今回はなんとかなったとはいえ… 」

偽マフティー「南瓜隊!一旦害悪共は放っておいて地下基地への着艦準備だ!ネェル・アーガマの破損部の修復にハサウェイ筆頭の怪我人の治療にと忙しくなるぞ!!(南瓜隊を率いて艦内を駆け回る) 」

海馬瀬人「でぇい!!これ以上融解した装甲部が生身部分に影響を及ぼす前にまず迅速にヘリオスを脱がせ!!ハサウェイへの処置とヘリオスの修復はそれからだ!!!(弟者により艦内に運び込まれたハサウェイを見て、現場で指揮を執る) 」

モブクルーS「……しばらくは俺らはほっとくってさ(害悪室内で他の害悪たちと共に7並べをしている) 」

モブクルーH「そらええな。着艦したら何やる?(トランプを出す) 」

モブクルーY「まずあの辺の探検やな…おいアーニャ止めてるとこ出せや(トランプを出し) 」

モブクルーJ「全然カード出せへんわ、パス 」

いかりや長介「(雲の上から雷様の格好で覗き見て)害悪室はそもそも不要だよね?」 高木ブー「害悪室そのものが風紀を乱すどころか艦長の質だよな…」 仲本工事「それ以前にいつ反乱起こしたっておかしくないでしょう。」

パラガス「うーい艦を降ろせぇい。よし、地下基地の隔壁を開けてこい。このままネェル・アーガマを降ろして基地に着艦するぞ~ 」

ペニーワイズ「………(連邦政府のお偉いさんにいつか目をつけられると思ったが…思ったより早かったな…)(着艦準備に入りながら) 」

弟者「分担だな、ハサウェイは彼らに任せるとして……俺達は無事にこの艦を着艦させて、補給と破損個所の修復に専念しないと……隔壁開放、着艦準備 」

ヒロ「(マシュマーの霊がまた成仏したのかカタパルトで止まるんじゃねえぞ) 」

オニナッツー「エルバーイーツですの!負傷兵に栄養食をお持ちいたしましたの!!!(扉を蹴破り配って回っている) 」

ペニーワイズ「あぁ…ここでしっかりと補給をして…戦死したアスランの無念を晴らさないとな…(何 」

──file.24 Dogosse Giar

出典:機動戦士Ζガンダム

突如、ネェル・アーガマの前に立ちふさがった超大型の怪物艦。
正式名称:ドゴス・ギア級大型宇宙戦艦。
550m前後という規格外のサイズを誇り、
マフティーの旗艦、ネェル・アーガマが380m程度であることを考慮すると、
そのサイズが如何に暴力的なものであるか分かる。

また、その巨体に見合ったオーバースペックを誇り、
合計23基のメガ粒子砲、22基の対空レーザー砲、
そして多数のミサイルランチャーを始めとした、
非常に高い砲戦火力もさることながら、
司令艦橋を含む三つのブリッジに加え、
14基ものMS用カタパルトデッキと露天デッキを備え、
その数なんと20機以上のMSを収容及び運用可能。
どの部分をとってもまさに怪物級に仕上がっている。

この大きさ、火力、そして収容能力と、
艦船というより、まさに『移動要塞』と形容できる。
こんな怪物艦だが、諸事情により原作シリーズではネームシップの一番艦と、
二番艦『ゼネラル・レビル』しか建造されておらず、活躍の場は少ない。
カオスドラマに於いては同型艦がなんと同時に二隻も登場した。
しかし、その内の一隻は初戦であっさりと轟沈。
原作でも割とあっさり沈む辺り、同級のジンクスなのだろうか…?




オラクル「逃がして……たまるか……(ふらつきながらレーザーブレードを展開、シャンクスに向けて構える) 」

シャンクス「……電子頭脳を揺らしたはずだが……まだ立つか、機器もいくつか狂ったろう、無理はするなよ(口角を吊り上げたままオラクルへと刀を構え、その刃に手を添える) 」

オラクル「黙れ……この程度で沈んでLCCSの隊長が務まるか……!!(マシンガンを投げ捨て、左腕のレーザーブレードの出力を増大、太く、長くして横に一振り素振り)すぐに後悔させてやる…… 」

アルバート・ウェスカー「頭を冷やせオラクル、それでも機械か(何かの端末を操作するとクラウドたちを追いかける様子も見せずシャンクス相手に向き合い)……実力のほどを見せてもらおうか、赤髪 」

シャンクス「人間臭いのは嫌いではないよ、技術の進歩を感じる(くるりと峰の方向に返した刀を構え)どこからでも打ち込んでみろ。おれには通じんからな 」


オラクル「ああそうか、あくまで私を甘く見るか、後悔するなよ!!(脚を踏み込むと同時に背部ブースターに点火、蒼い炎が迸り床を焦げ付かせながら急激に加速、特徴的な高温を出しながらレーザーブレードを横薙ぎに一閃) 」

シャンクス「っと(最小限の動きでレーザーブレードをスッと回避、そのまま脚を軸にぐるりと回転し背後へと回り込み)それッ(刀を刃の方向へ返し、一閃) 」

オラクル「ッ!?(回り込まれたのを見て咄嗟に右腕を構え防御の体制を取る)なッ!?(が、強固な装甲に覆われた右腕は通った刃によりあっさりと切断、その勢いのまま吹き飛ぶ) 」

アルバート・ウェスカー「(あの装甲をあっさり両断するか……どのような業物だ、あれは)(コートを翻し瞬間移動、即座にシャンクスの付近に接近し靴を鳴らしながら拳を構え、振り抜く) 」

シャンクス「おっと(拳を平にした刃で受け止め、そのまま下へ回り込むように回転)『凩(こがらし)』!!(その勢いを殺さぬまま、ウェスカーの首に向けて刃を振るう) 」

アルバート・ウェスカー「死……!!(咄嗟にコートを置き去りにしてその場から消える。コートは綺麗に両断され空を舞い、そのまま重力に従って落下する)……(避けなければ死んでいたな。肉で止めるのは不可能だ。一度刃が通れば肉も骨も臓器も纏めてずんばらり、か)……冷や冷やする相手だ 」

オラクル「おの、れ!!(切断された自らの右腕を見て、バックパックに折りたたんでいた砲台を展開し、シャンクスに向けて構える)私の装甲をまるで……!!(構えた砲台、『リニアキャノン』に第一射を装填。そのまま通電し砲撃体制を整える) 」

アルバート・ウェスカー「オラクル!!施設内でそんなものをぶっ放してどうするつもりだ!!!(ズザと脚を鳴らし、シャンクス相手に間合いを取りながら) 」

オラクル「こんなはずはない……!!(冷静さを失っているのか、そのまま構えた砲台から亜光速にまで加速した投射物を撃ち放つ) 」

シャンクス「熱くなりやすく周りが見えにくいというのは本当らしいな、お前(空を切り衝撃波を発生させながら飛来する弾丸に、スッと刀を構え)フンッ!!(横薙ぎに一閃、飛来する弾丸を上下に割り、速度を殺して無力化する) 」

アルバート・ウェスカー「(あの速度で飛来する弾丸を両断した、か……)成程、怪物め(それを確認した途端間髪入れず接近、その後頭部に向けて掌打を叩き込む) 」

シャンクス「む(迫る掌打を揺らめくような動作で掠るように回避、そのまま刀を構え)『土龍閃』ッ!!(地面に向けて叩きつけ、床板を大きくめくりあげまるで岩石の津波と見紛うほどの衝撃を伝える) 」

アルバート・ウェスカー「床板を……!?どんな怪力だ……(そのまま大きく巻き上げられた岩石に巻き込まれ、崩れ落ちるそれに巻き込まれ消えていく) 」

オラクル「……私のリニアキャノンを切り払った……それにこの怪力……コイツ一体……!!(一撃で岩雪崩のような硬い津波を巻き起こしたその一閃に驚くようにバイザーを二回明滅させ)……ウェスカーを遠ざけたか。確かにお前は強い……認めよう……(切断された右腕を蹴っ飛ばし、左腕のレーザーブレードを構えて)……随分と派手にやってくれたな……此処まで施設に被害が出てはもはや配慮などしてられんな…… 」

シャンクス「ようやく本気を見せてくれるかい、隊長殿……?(土龍閃を放った刀を丁寧に鞘に戻し、それに手をかけたまま) 」



一方その頃…… 



夜神ムーン「赤髪が残った方から物凄い音がしたぞ……!?ものすごく揺れたし……!!(研究サイト内を逃走中のムーン君一行、先ほどの揺れに遭遇する) 」

クラウド「心配はいらないさ……多分敵じゃなくてアイツの仕業だから……だから安心しろっていうのもおかしい話だが…… 」

スティーブ・ロジャース「コントロールが効かない強力な力の持ち主には覚えがある。なに、慣れてしまえば味方というだけで安心できるものさ 」

夜神ムーン「えっ、アイツあんなデッカい音出せるほどつええの…… 」


《侵入者を確認!Dブロックの5-5エリアを解放する!繰り返す!侵入者を確認!Dブロックの5-5エリアを解放する!各職員と隊員は以下の情報を記憶した上で行動せよ!繰り返す!》(けたたましく鳴り響くサイレンと共に、施設内に繰り返しアナウンスが流れる)


夜神ムーン「……なんかヤバそうだな……本当に脱出できるのかこれ……(シャンクスの持って来た『荷物』の方に目を向けて)……いざとなればこれに頼るか……てかこれなんなの 」

クラウド「それは……それは……ああうん……開けてみれば分かるけど開けてみない方がいいと思う…… 」

チノちゃん「ンバアアアアア!!ンバアアアアア!!(シビックで爆音を鳴らしながら施設内を爆走。そのままムーン一行にアクセル全開で突っ込み、ロードキルを狙う) 」

ハルク (パンダ)「爆発物だったらどうするんだ、特にガンマ線を含む爆発物。そんなものに巻き込まれてみろ、こうなるぞ(自分を親指で差しながら)心配するな、いざとなれば俺が"肉球"でお前らを目的地まで吹っ飛ばしてやれる 」

スティーブ・ロジャース「すごいなバナー。そんな能力いつの間に身につけたんだ ゴンッ (それとなくシールドでチノちゃんを受け止めながら) 」

ハルク (パンダ)「この実験施設で"ニキュニキュの笹"を食わされてた。代償としてカナヅチになったのと、能力を使うと変な音が出るようになったぞ  >>引退宣言して間延びするのやめなされーーーー!!!!!!!<< (なんとなしに手を前に突き出し肉球型の波動を発射、チノちゃんを押し返そうとする) 」

夜神ムーン「うわっよくスタバを爆破してる危険人物じゃん!!近寄りたくねえなぁ!!(チノちゃんに向けて叫ぶ)てか中身なんなんだよ、そんな濁すようなもんなのかよ 」

スティーブ・ロジャース「なんか今の君色々と怖いなバナー……。僕なんかこっちの法定速度守らなかったばかりに免許を失って無免ライダーになっただけだぞ…… 」

チノちゃん「これがホンダの誇るVtecエンジン……!貧弱哺乳類とはトルクも馬力も何もかも違うのです!!(更にアクセルを踏み込み、波動砲にシビックのVtecエンジンパワーで張り合う)ンバァァァァァ!!!! 」

奇怪竜ココア=チャン「ヴェア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!ヴェア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!(この世のものとは思えない奇声を発しながらフルフルの幼体が熱々のココアをぶっかけようとムーンへ向かって走ってくる) 」

ハルク (パンダ)「なんだと……!!? 麦わらの一味を2年間バラバラにした!!今や四皇の一角を担うあの麦わらの一味を2年間もバラバラにした!!この美の能力に張り合っているだと!!? 」

スティーブ・ロジャース「言っちゃったよ!!美って言っちゃったよ!!せめてそこは笹で統一してくれよバナーッ!!大丈夫なのこれバナー!!今の君アァドブロォックされない!?バナーだけに! 」

夜神ムーン「コワイ!コワイよこの施設!アババーッ!(アツアツのココアをぶっかけられ錯乱中) 」

クラウド「こ、この子たちは斬っていいのか?斬っていい奴なのかいろいろと!? 」

奇怪竜ココア=チャン「ヴェア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!ヴェア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!ヴェア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!(電流をまとい首をブンブン振り回して高電圧の頭突きを繰り返し当てようとしてくる。このまま8年待てばイャンクックも丸呑みできるようになるよ!) 」

スティーブ・ロジャース「ダメに決まってるだろう業界的に!!外見小さい女の子を斬ることになったら僕の仕事に関わる!ヒーロー的にも!!(くわっ)しかしこのまま良いようにやられても僕の仕事に支障が出る……ッ!!どうすれば……どう"す"れ"ばぃ"ぃ"い"ん"だァァァァ!!!! 」

キラーマシン2「…………(解放された檻の中から静かにモノアイの点灯音を鳴らしながら現れる) 」

変態吸血鬼おじさん「かまわん、犯せ 」

ピーポ君「(変態吸血鬼おじさんをロードローラーで轢き倒す) 」

クラウド「うわあああ危なあい!!(電撃頭突きを躱しながら現れたキラーマシン2を見て)あっ!!斬って良さそうなのが出て来た……!!とか言ってる場合じゃないなこれ……!! 」

チノちゃん「(過剰にチューンしたエンジン出力、そしてシャコタン化が災いし前輪が空転。あらぬ方向へとシビックが暴走を始める)ンバァァァァァ!!ンバァァァァァ!! まずいのです!車高が短いほうが格好いいからって下げすぎたのです!!ああ?ス橸ス栫I! 」

ハルク (パンダ)「腕の骨が逝きかけた……あ、危なかった……(指パッチンしたハルクよろしく腕が焼け焦げている) 」

キラーマシン2「ウィンウィンウィン……(不気味なほど赤くなった目を光らせながら、スティーブとついでにムーンに狙いを定め、弓を引き絞って矢を連続で撃ち放つ) 」

スティーブ・ロジャース「しかたない……素人の猿真似ではあるがこちらの世界で獲得した僕の術でおとなしくしてもらおう。(咄嗟に黒い帯を取り出し、頭部を縛って自らの視界を覆う。中指に人差し指を絡ませ……)  【 領域展開 無量空処 】   」


 ┣¨ ゥ ゥ  ゥ    ゥ   ・ …  ・  ゥ ゥ  ウ ン  ン   (チノ、ココア、キラーマシーン達に偏った大量の情報が流れ込む!!)



領域展開無量空処から伝わる情報『フェムトわかりやすく言うと須臾 須臾とは生き物が認識できない僅かな時のことよ 時間とは、認識できない時が無数に積み重なってできています 時間の最小単位である須臾が認識できないから 時間は連続に見えるけど 本当は短い時が組み合わさってできているの 組紐も1本の紐のようだけど 本当は細い紐が組み合わさっているもの 認識できない細さの繊維で組まれた組紐は 限りなく連続した物質に見えるでしょう そのとき紐から余計な物がなくなり最強の強度を誇る さらには余計な穢れもつかなくなるのです この紐をさらに組み合わせて太い縄にすることで決しry

奇怪竜ココア=チャン「(FXで有り金溶かした顔になる) 」

キラーマシン2「…………(流れ込む多大な情報の前に思考回路がオーバーヒートし、熱を帯びながら崩れ落ちる) 」

チノちゃん「(シビックをエンストさせてエンジンを切り、そのまま虚ろな目でシビックから降り……マフラーの交換を始める)ああ~~~ 」

クラウド「なんか親近感を感じる技だな…… 」

夜神ムーン「まさかお前が領域を習得しているとはな……キャプテンは伊達ではないということか 」

スティーブ・ロジャース「よかった……今回は情報量の多いフェムトファイバーを引き当てた。 運が悪いとトリビアの泉レベルの情報しか送り込めないからな…… 」


ドロリ……(そんなこんなで安心している彼らの肩に何やら粘性の高い液体が上から付着する) 」


夜神ムーン「うわ汚……なんだ? 」

フルフル「…………(ムーンが上を見上げると、顔のない竜がヌウッと首を伸ばし迫る。そのままそれは天井から剥がれ落ち、ムーンたちの方向へ向き直り)ヴォェア"ア"ア"ア"ア"ア"ア˝ア˝ッ!!!!!(その口を開いて吼えた) 」

夜神ムーン「なんか怒ってる!!ナンデ!?(と言ったところで、FXで有り金全部と化した顔のココアの方を見て)…………まさか原因これかァーーーーー!? 」

フルフル「…………(無音の静寂を纏いながらムーン一行へとにじり寄る) 」

夜神ムーン「やばいって!親みたいなのが出て来た!!いや鳴き声マジで似てるな!! 」

クラウド「勘弁してくれ……(バスターソードを構えてフルフルと向かい合う) 」

夜神ムーン「マジで幼体だった感じ?怒らせた感じ?ヤババ……(と、言いながらもポータルからマスターソードを呼び出し)……避けては通れなさそうだ 」

フルフル「ヴォェア"ア"ア"ア"ア"ア"ア˝ア˝ッ!!!!!(大きく吼えて、電撃を連続で吐き出しながらムーンたちへ迫る) 」

クラウド「そうみたいだ、な!!(咄嗟に飛び上がり、ぐるりと空中で一回転、叩きつけるように剣を振り下ろす。『ブレイバー』。) 」


キ ン!!(小気味いい金属音と共に、放たれた合体剣の一撃は弾かれる)


クラウド「硬ッ……!?見た目からは想像できない肉質だぞ……!?(弾かれてそのままグルリとバク宙、そのまま着地) 」

スティーブ・ロジャース「本当に声が似ているな……似てないというか明らかに人間と龍というぐらい違うのに……(ドン引き)ムジョルニア!!……は逆効果そうだ……。くそッ ジャスティスクラッシュもあの強度の前には太刀打ちできないしムリョウクウジョーに使う知識のストックもない!どうすれば……! 」

ハルク(パンダ)「砕けんなら吹っ飛ばせばいいだろ!! ニキュニキュ……の!!ガトリング!! >>ニャーン<< >>ニャーン<< >>ニァ-オ<<(猫めいた鳴き声を発しながら肉球型波動弾をフルフルへ繰り返し飛ばす) 」

フルフル「ヴァッ!!!(波動弾を三連続で受けて怯みながら、尻尾を引きずって周りの柱を砕くように振り回す)ヴォェア"ア"ア"ア"ア"ア"ア˝ア˝ッ!!!!!(その口からは、よく目を凝らすと紫色の粉が漏れる) 」

クラウド「うおすっごい怪力!?(砕かれた柱を斬り裂きながら突っ込み、真っ直ぐ合体剣を突き刺す) 」

ハルク(パンダ)「 ウ" ゥ" … ッ !! ウ"ゥ"…ッ!! ウ"ゥ"...ッ!! (エコー)(もろに打撃をくらいバレーボールよろしくゆったり回転しながら吹っ飛ばされ壁に叩きつけられる) 」

LCCS兵T「冗談じゃない、これじゃあサイトが建物ごとぶっ潰れちまう…!(軽機関銃を設置し、フルフルに連射)うおおお!!止まれ!!!! 」

フルフル「ヴォェア"ア"ア"ア"ア"ア"ア˝ア˝ッ!!!!!(クラウドの刺突を受けひるむと次の瞬間頭突きで跳ね飛ばし、続いて二連続で電撃球をロジャースとLCCS兵Tに向けて吐き出す) 」

夜神ムーン「コイツ本当に怒ってるだけなのか…?様子がおかしい…… 」

クラウド「くっ……!!(頭突きを合体剣で受けるとそれを分離させ、二刀流に移行して二連続で破晄撃を放つ) 」

スティーブ・ロジャース「盾よりも盾に適してるとは皮肉だなぁムジョルニアッ!!(飾り布を掴んでハンマーを扇風機よろしく回転。電撃を雷槌ムジョルニアに吸収する)あの紫色の粉……まさかダークマターか!?おのれ、実験生物にすらメシマズ嫁の被害は及んでいるというのか!! 」

夜神ムーン「いや違うだろ……あの紫色の粉……さっき閉じ込められてたやつが出してた鱗粉と似てる……関係があるのか……? 」

フルフル「!!!(返しに放たれた二発の破晄撃を受け大きくよろめき、翼で壁を崩す)ヴォェア"ア"ア"ア"ア"ア"ア˝ア˝ッ!!!!!(より一層口から漏れ出す黒い煙が勢いを増し、その白い体色も黒みがかかる) 」

タチャンカ「うおおおお!!(横っ飛びで回避)クソったれ…!!完全に暴走している!!(フルフルを見据え)アレは……!電撃じゃあない!!あの体色の変化は…! 」

夜神ムーン「やっぱり何かあるのか……!?そういえばあの資料の中に似たような……(この研究サイトで読んだ資料について思い出す)……確か……『狂竜症』……!! 」

クラウド「狂竜症……?この様子のおかしさはそれが原因…… 」


ズガアアアアアアアアアアアン!!!!!(次の瞬間、壁が勢いよく崩れ、紅い眼光が走る……!!)


夜神ムーン「何の音!?(咄嗟に身を屈めて転がり、そのまま崩れた先を見上げる) 」

謎の龍「…………(壁を崩して現れたのは黒い『龍』。異様な黒い甲殻に覆われ、四つ脚とは別に一対の黒翼を持った不気味さを感じさせる怪物。赤い眼光が走ったように見えた頭部には『眼』そのものがないように見える) 」


クラウド「えっ、何、この化け物は……(白い虚無との戦いの中、突如現れた乱入者に向けて剣を構え直す) 」

夜神ムーン「…………(自前のマスターソードのほかに、落ちていたロウクレストの標準武装らしきものを拾い上げ片手盾に変形させる)……気を付けろ!多分あの白いのの様子がおかしいのはソイツが原因だ! 」

フルフル「ンギョアアアアアアアアアアア!!!!!!!!(現れた龍を見て、普段より更に奇妙な違和感と野生を感じない殺意を込めた鳴き声を漏らす。その口からは龍の翼から漏れ出す『黒い鱗粉』と全く同じ色の煙が漏れ出す) 」

クラウド「……そうみたいだな(ムーンと背中合わせになるように、フルフル相手に構える) 」

謎の龍「ギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!(まるで人の悲鳴のようにも聞こえる不気味な声を上げると、ほぼ予備動作すらなく、翼が廊下の壁や収容室のガラスを砕きながら真っ直ぐ突進) 」

LCCS兵T「っ……!馬鹿な……あんな奴が居るなんて聞いてないぞ、俺達は……!(軽機関銃を構え直し) 」

夜神ムーン「……来る!!(こう使うのか……)(構えた片手盾からエネルギーシールドを発生させその突進を受け流しながら逸れるように転がる) 」

クラウド「えっちょっ嘘だろッ!?(フルフルに向けて構えていたが故に予備動作もなく突っ込んでくる龍に反応できず跳ね飛ばされ、天井でバウンドして勢いよく床に叩きつけられる) 」

フルフル「ギッ!!!?(突進してきた龍の突き出した翼脚に勢いよく突き飛ばされ、その巨体が大きく吹き飛んで隔壁へ直撃、それを粉砕しその先へ吹き飛んでいく) 」

夜神ムーン「嘘だろ……あの大きさの生き物を無造作な一撃であそこまで吹っ飛ばすか普通?(目の前の龍が起こした惨劇に目を丸くし)……なるほど、確かに常識が通用しそうにないな……『分類不明』とされるだけはある 」

クラウド「ぐ……(ふらつきながらも立ち上がり、剣を地面に突き刺す)……夜神、コイツは一体何なんだ……!!リオレウスやさっきの白いのとも雰囲気が違うぞ……!!! 」

夜神ムーン「何なんだと言われると説明は難しい。何せ僕が読んだ資料にもコイツの正体なんか書かれてなかったからな……分かる事だけ話すぞ、まずコイツの名前は…… 」

謎の龍「……(ムーンの声を遮るように、大きく周囲を薙ぎながら特徴的な翼脚を彼らへ振り下ろす) 」

クラウド「!?(咄嗟に引き抜いた剣を添えて翼脚を受け止めようとするも大きく跳ね飛ばされ壁へ激突)ぐあ……!! 」

夜神ムーン「うああああッ!?(翼の内側へ転がり込むように躱し、そのまま前足を斬り裂いて離脱)……『ゴア・マガラ』!それがコイツの名前だ!!『分類不明』!!資料にさえ謎に包まれたモンスターと書いてあった!!詳細はほぼ解らんぞ!! 」

LCCS兵T「(全力で後ろに下がりながら白リン弾を装填したグレネードランチャーを構え、謎の龍へと発射)こいつらを援護しないとどっちにしろ全滅か……! 」

クラウド「……ゴア・マガラか……(なんとか立ち上がり、剣を全て合体させ直し構える)……アイツが好き放題暴れたせいで開けた場所になったな(先ほどまであった壁や隔たりが粉砕され、大きく開けた周りを見回して) 」

夜神ムーン「ああ、天井以外はな……(マスターソードを左に持ち替え、片手盾を右手に構え)……こういう怪物との戦いでは防御と回避を優先した方がいい。知識じゃ知っている(と、盾を前に構え前に出る) 」

謎の龍→ゴア・マガラ「・・・・・・(前に出たムーンを跳ねのけようと一回転、その後発射された砲弾から放たれた煙を意に介せず口に黒い塊を溜め、禍々しいブレスとして三連続で吐き出す) 」

LCCS兵T「アレが相手じゃあ遮蔽物があったところでなんの意味もないな……!くそっ、グレネードが通じない……!!うぐあっ!!(ブレスを避けきれずに腕の装甲板でなんとか受けるが、当然威力を殺しきれず吹き飛ばされ) 」

夜神ムーン「っ!?(一回転したそれを躱し、その身体に脚を乗せ踏みつけるように跳躍)どうだッ!!(そのまま空中で斬撃を加える) 」

クラウド「くっ……!!(ブレスを斬り裂いて防ごうと刃を振るうも、あまりの勢いに弾かれてよろめく)……アイツ眼が、視界がないのか……? 」

ゴア・マガラ「…………(ムーンの斬撃を受けそちらに目を向けると、口に黒い煙を溜め込み)グ ア ッッ(そのまま、至近距離を下から上へ薙ぎ払うように吐き出した) 」

夜神ムーン「何ッ……!?(斬り下ろした直後、回避する暇もなく放たれた爆裂するそれに驚愕の表情を浮かべ) 」



ズ ガ アアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!!!(周囲に衝撃を散らしながら、その至近距離でブレスが炸裂。その周囲の全てを破壊し、建物としての体裁をまだ保っていた天井を吹き飛ばす)



クラウド「……吹き抜けに……(衝撃波を受け身動ぎしながらも、その光景を見て)……天井まで開けちゃったな……どうするんだこれ 」

LCCS兵T「ゲホッ、ゴホッ……!(血を吐いて咳き込みながらも、再びグレネードランチャーに砲弾を詰め)……視界は無し、外皮も堅い……だが、あのブレス……俺が狙うとすれば……!少しで良い、なんとか引き付けてくれ、前衛二人……! 」

LCCS兵P「……(前線で戦う一同から離れた背後にて、ゴア・マガラの暴走に巻き込まれて負傷・気絶した兵士たちの中でただ一人、龍を静観するように見据えていた兵士が武装を投げ捨てた) \ DESIRE DRIVER / (懐から黒いドライバーを抜き取り、腰へ装着) 」

夜神ムーン「(夜神ムーンが力尽きました)

LCCS兵P→偽マフティー?「 \ ENTRY / (装着後、リング状の光が全身を包み込み、変身。特徴的なカボチャマスクの頭部から下が全身黒タイツのようなスーツを纏った謎の存在がクラウドたちの背後から忍び寄り…) ガッ (力尽きたムーンの遺体?を足場に前線へと静かに乗り出した) 」

クラウド「……!!まさか俺達を助けに来てくれたのかカボ……(と、改めてその姿を見直して)……じゃない!!カボチャだけどカボチャじゃない!! 」

ゴア・マガラ「(吹き飛んだ天井を視えもしないその顔で一瞥すると、未だ立っている者たちを感じ取り)ブワ サ ァッ(大きく羽ばたいてバックジャンプ、大きな風圧を伴いそのままブレスを吐き出す) 」

偽マフティー?「……(ツッコミを入れるクラウドも 足元で「ウッ…」と小さな悲鳴を上げるムーンも歯牙にもかけなかったが、ふと眼下のムーンを見下ろす。彼が使用していた片手盾に拾い上げると、盾は光を帯びて藍色の小型アイテムへと変形) \ SET / (表面に盾のデザインがあしらわれた物「シールドレイズバックル」をドライバーの右側スロットへ装填) \ ARMED SHIELD / \ READY FIGHT / (胸部にブルーオーバープレート、そして右腕に盾型の拡張装備「レイズシールド」が装着された) 」

クラウド「そろそろ攻めに回らないとまずいか……!!(吐き出されたブレスを飛び上がって躱し、そのままの勢いでぐるりと一回転、縦に割るように斬撃を放つ) 」

偽マフティー?「……(レイズシールドを前方へ突き出すように構えたまま現状維持。風圧に吹き飛ばされないように耐えながらもブレスをシールドで防いでいく) 」

LCCS兵T「……仮面ライダーの出現に内心喜ぶ日が来るとはな……!!(偽マフティー?がシールドを発生させたのを見ると、向かって走り込み、自らも防御範囲内へと滑り込み……素早くゴア・マガラがブレスを放出した、その"口"へと照準を合わせてグレネードランチャーを発射)……プロを舐めるなよ…! 」

偽マフティー?「……――――― ダ ァ ン ッ ! (流れる強風が徐々に弱くなっていく中、風の軌道をマスク内側のレーダーから観測。導き出された最適ルートへと駆け出し、クラウドへと続いていく) 」

偽マフティー?「(装填されたシールドレイズバックルをポンと押し込む) \ SHIELD STRIKE / (右腕を薙ぎ払うと共にレイズシールドがゴア・マガラに向かって飛んでいく) ダ ン ッ ――――― ズ ゥ ン ッ ! ! ! (空中で一段階、二段階、三段階と肥大化するシールドへ向かって飛び蹴りを繰り出し、シールドまるごと全身へエネルギーを纏い、ライダーキックを繰り出した) 」

クラウド「うおおおおッ!!(勢いよく合体剣を振り回し、遠心力を込めてぐるりと乱回転、そのまま叩きつけるように剣を振り下ろす) 」

ゴア・マガラ「……!!(自らの口にグレネードが放り込まれ、それに怯んだ隙にクラウド、偽マフティー?の一撃が炸裂し)ギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!(大きく鳴き声を上げてバランスを崩し、前のめりに墜落、大きく砂埃を巻き上げて地に落ちる) 」

偽マフティー?「クルクルクル…―――スタンッ(ゴア・マガラを蹴りつけたあと、その反動を利用し新体操宛らの回転後退しながら着地する……倒れているムーンの背中へ←) 」

クラウド「……倒した、か……?(グルリと一回転し着地、ゴア・マガラが墜落した方向へ目を見やり) 」

LCCS兵T「…叩き落とした……!! 」

夜神ムーン「ぐぇ……(と、踏みつけられながらも目を覚まし)……倒した、のか?ゲホ、よ、よくやった……(咳き込みながらも起き上がり、ゴア・マガラの方に目を向け) 」

クラウド「夜神!!大丈夫か……?咳き込んでるけど…… 」

偽マフティー?「(隅っこで尺稼ぎとしてゴア・マガラに反省を促すダンスを踊っている) 」

夜神ムーン「……大丈夫なわけがない……(これが狂竜症か……質の悪い症状だ……だが多分ここに治療薬もあるはず……)……待て(ゴア・マガラの墜落したところへ違和感を受け)……気を付けろ、多分アイツまだ本気じゃ……!! 」

ゴア・マガラ「(ムーンの声の通り、瓦礫から翼脚を使って這い出し)ギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!(翼脚を地面に叩きつけ、翼膜を広げ角のようなものを展開。同時に天に向かって咆哮、大量の鱗粉を撒き散らす。赤紫に光る翼と相まって、より禍々しい姿へと変貌する) 」

クラウド「な、なんだあれは……もっと化け物じみた姿になったぞ……!!(変貌を遂げたゴア・マガラを見て冷や汗をかきながら合体剣を構える) 」

LCCS兵T「更に変態するのか……!しかもさっきの粉を更に撒かれている!不味いぞ! 」

夜神ムーン「『狂竜化』だ……奴が思う存分暴れる準備が整った、つまり本気モードってことだよ……!!(よろよろとしながらもマスターソードを構え)……どうする……これまでもここまで追い込まれて……勝ち筋は……!! 」

偽マフティー?「……(起き上がった龍にダンスを止めて無言で佇むような戦闘態勢へと切り替える) 」


タ ッ(ムーンたちが構える中、静かに靴音が三つ響き)


仮面ライダーサウザー「T H O U S A N D D E S T R A C T I O N(飛び上がり、咆哮したゴア・マガラに向けて脚を突き出し)フンッ!!(そのままライダーキックを側面から叩き込む) 」

仮面ライダーゲンム「MIGHTY CRITICAL STRIKE!!(同じくもう片方の方向から現れ、同じく飛び上がり)ブゥンッ!!(そのままの勢いで飛び蹴りをゴア・マガラへ叩き込む) 」


夜神ムーン「あの二人は……!!(両側面からゴア・マガラへ一撃を叩き込んだ二人を見て)……そうか、そうだよな……!! 」

仮面ライダーサウザー「全く……ロウクレストの施設で騒ぎが起きたものだから覗きに来れば……こんな化け物を飼っているとは、信用できない奴らです……(サウザンドジャッカーを構え、ゴア・マガラへ向き直り)……報告によればアンブレラが我が社のライダーシステムをデッドコピーしていたとも聞く。油断も隙も無い奴らだ 」

仮面ライダーゲンム「全く騒がしい奴らだァ……こんなモンスターを飼っているとはなァ!!(ガシャコンブレイカーを呼び出し、その刃を撫でるようにして)……二乙してでも狩猟する、と行こうか!! 」

政府兵「大丈夫かよ新入り!?(そう言ってムーンへ駆け寄りながらゴア・マガラへ銃を連射) 」

夜神ムーン「一応滞在しているはずのあの二人がここに来るのは当然……!!首を突っ込むタイプだあの二人は、って先輩!?じゃない!!僕はこの通り…… 」

政府兵「……分かってる……だが、一度は会話を交わした『新入り』だ……お前らの逃走を手助けすることは立場上できない、俺はお前たちマフティーを捕まえる側だ……だが!!コイツを止めるのが最優先だ!!(そう言って銃をゴア・マガラへ向け) 」

夜神ムーン「…………そうですか……じゃあ、お言葉に甘えてここから離れさせてもらいます……!!(そう言うともぞもぞと蠢く荷物を抱え走り出す)行くぞお前ら!!ここから逃げる!! 」

LCCS兵T「……やれやれ、あっさり逃がしちまいやがって………まあ、今回は見なかったことにいといてやるか(ムーン達を見送り、軽機関銃を構え) 」

仮面ライダーサウザー「……なるほど、彼らが……(ムーンたちの方向へ少し視線を送り)……ですが、今気に入らないのはこちらですね(サウザンドジャッカーをゴア・マガラへ向け) 」

仮面ライダーゲンム「ガンナー二人、剣士二人……中々にバランスのいい編成だァ……(ガシャコンブレイカーを振り回し、突っ込んでいく) 」

クラウド「……ああ、行こう……!!(ムーンに続くように駆けだしていく) 」



─────………



オラクル「……貴……様……(頭部に刀を突き刺され、ガシンと膝をついて俯く。右腕は既になく、左腕のブレードも何度も受けた打撃で歪んでいる) 」

シャンクス「……気力は凄まじいな、鬼気迫るものがある(突き刺した刀を引き抜き、スルリと納刀する)……さて。彼らも撤退への道を開いたところか……迎えに行ってやらねば(オラクルに背を向け、カツカツと歩いていく) 」

アルバート・ウェスカー「…………随分と派手に……やってくれたな(瓦礫の中から現れ、シャンクスの前に立ちふさがる) 」

シャンクス「……む……(カチャ、と刀に手をかけ)……もう遊んでいる暇はないんだ……退いてもらおうか……!! 」

──file.25 Umbrella

出典:バイオハザードシリーズ

製薬部門を主な事業とする、国際的ガリバー企業(※)。

一般的には大手製薬会社としての表の顔が知られているが、
生物兵器の開発、政財界への干渉などの、
表沙汰には出さない『裏の顔』を持つ。

独自の準軍事組織を多数保有、その組織は比較的小規模ながら、
ケイオスに於ける神羅やZAIAと対等に交渉が可能な立場にいる。

原作においては既に『企業としての』アンブレラは潰れ、
その負の遺産を清算するべく動く、
『青いアンブレラ』が活動しているが、
ケイオスでは主にアルバート・ウェスカーを中心に
従来の赤いエンブレムを使用した『アンブレラ社』が活動している。
彼がわざわざ『アンブレラ』の名と社章を使っている意図は不明。

生物学に関しての協力者として、
マフティー動乱以前よりロウクレストとは繋がりが存在する。

※(特定の市場・商品で大部分のシェアを占める企業のこと)



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最終更新:2022年10月28日 14:34