ズ キ ュ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ・ ・ ・ ! ! (甲高い音とともに、遥か上空から何かが〝混沌世界〟へと迫ってくる)
ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! ! ! (やがてそれは〝混沌世界〟のどこかに激しく降り注いだ)
――――――――――――――――――ブ フ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ッ ! ! !(突如、不気味な笑い声が混沌世界中に響き渡った)
それから、数か月後―――――
ろろん「ろん、ろん、ろん~っ♪ (陽気な鼻歌にステップを踏みながら街中を歩いている) 」
ろろん「今日ものんびり日和~♪ 何しようかな~…んー……お買い物、運動、ごはん……( `·ω·) ウーム… 」
ヒロ「…おぉ、今日も元気そうじゃないか(ろろんの前から歩いてくる) 」
ろろん「あっ!ヒロパンマン!(誰) ろろんに美味しいパンを食べさせておくれっ♪ ฅ(・ω・ฅ) 」
ヒロ「こいつぁまたとんだ重役だな………これでよければあげるよ(メロンパン2つ(チョコチップと普通のメロンパン)を取り出してろろんに) 」
シヴァヴァワン「イヌヌワン!(ヒロに日大タックル→メロンパン二つを強奪→最後に屍のヒロにおしっこをかけて颯爽と逃げていった) 」
ろろん「あ~……わんちゃんにとられちゃった…(´・ω・`) 」
ヒロ「おかしくない!?なんで可愛い子のじゃ…おっと(しかばねになる)………おかしいなぁ(立ち上がる) 」
ろろん「…あ!そういえば…! ひろろん見てよこれ!(そう言って自分の黒い左翼を見せつける)ちょっとだけ!ちょっとだけだけど、ほら!白くなってきてるのん!(よく見ると、その先端の一部が確かに白くなっているのがわかる) 」
ヒロ「……………おおっ!!(ろろんの翼を見て)どうなってんだろ?なんか変わったこととかあったりした? 」
ろろん「そうっ!それがっ!!…………ぜんぜんわかんにゃい( ・ω・ ) なんでだろうね?…でも、少しずつ良くなってきてることだから、きっとその内ろろんの翼も治るはずだよ~♪ 」
ヒロ「そうか!それはよかった!……でも治ったら天界に帰っちゃうんだよね?……ちょっと、寂しいかも… 」
ろろん「そうだね~…ろろんもずっと地上でのんびり暮らしていたんだけどねぇ~。みんなが心配しちゃうから………?…………(あははと笑っていたが、徐々にその笑みが弱くなっていく) 」
ヒロ「………??どうした…?(心配そうにろろんを見る) 」
ろろん「……(…「みんな」…って……?…あれ、なんで、だろう……)………誰のこと、だっけ……(ヒロの耳に聞こえないほど小さくか細い声で呟いた) 」
ヒロ「…………どうしたんだ、なんか悩みがあるなら、聞くぞ?(聞こえていなかったため、心配そうに) 」
ろろん「……………!…う、ううん!なんでもない!よ? きっとお腹が空いただけだよ…っ!な、何か食べに行こっ? 」
海東大樹「――――― フッ (建物の屋上から屋上へ跳び越しながら移動している)今日もたくさんの「お宝」を収穫した…!一体どれだけの価値があるか…帰ってじっくり吟味しなくちゃね。(パンパンに膨れ上がったリュックを背負いながら、また次の建物へと跳び越える)―――― フ ォ ン ッ (その際、気が付かずリュックの中からある物が転げ落ち、地上へと落下していった) 」
―――― コ ロ ン ッ … コ ロ ン ……! (ろろんの足元に何かが転げ落ちてきた。それは美しく輝く赤い鉱石だった)
ヒロ「…そうか。じゃあ、なんか食べに行くか!何が食べたい? 」
ろろん「んっとね~~~……――――― おろん?(空から降ってきたその鉱石に気が付き、そっと拾い上げる)ほわぁ~…!こ、これってもしかして…『カオスエメラルド』じゃ……!!?………あれれ…??でもなんか、違うような……(そう言って懐から取り出した赤いカオスエメラルドを取り出す)…んー……形が全然違う…色もなんだか…エメラルドよりも、ちょっと不気味っぽいかも……(拾った鉱石とエメラルドを交互に見比べる) 」
はらぺこあおむし「(路上でハロウィンのアルバイトをしている) 」
ヒロ「……カオスエメラルドじゃない?…むやみに触らない方がいい気がするが…どうする?(鉱石を見て) 」
黒ウォズ「…おや、これは。やあ、ヒロ君にろろん君。ご機嫌如何かな?(マフラーを靡かせながらやってくる) 」
ろろん「でもね…テルルン(テイルス)も言っていたんだけど、カオスエメラルドはお互いに引き合う力が働く?みたいで、離れたエメラルドが近くにあると、石が光って反応するの。…この石には(エメラルドが)反応しない…たぶん関係ないのかも。……ん~…でも、せっかくだからろろんがもらっておこ~っ♪(鉱石を両手に頭上へ持ち上げはしゃぐ)ほょ?君は…ウォズン!こんにちろろんっ☆ 」
黒ウォズ「君たちこうして会うのも、あの七夕の日以来か……これは偶然か…?…実は、君たちに伝えねばならないことがある。 」
ヒロ「ん、まぁ…ただ、気を付けなよ?どんな石なのかよくわからないし…(ろろんに)ん、あんたは確か…(黒ウォズを見て) 」
ろろん「うんっ! 伝えること…? 」
黒ウォズ「七夕のあの日、「千年彗星」がこの世界で見られた。ここにいる誰もがその光景を直接この目で見た。今でも忘れはしない、あの幻想的な奇跡の光景を…しかし、人々の夢を叶えるあの流星群に紛れて、この混沌世界に「よからぬもの」も降り注いだらしい。 」
ろろん「千年彗星…!あれは奇麗だったな~☆(夏祭りのことを思い出す)……よからぬもの…?(´・ω・`) 」
ヒロ「…………綺麗な彗星の中にそんなものが紛れ込んでたってのか…? 」
黒ウォズ「あの祭りの後…君の友達のテイルス君からこんな話を聞いた。「千年彗星」が降り注いだ原因は、彗星ではなく、この星にあるそうだ。混沌世界、
ケイオスは…ごくまれに星の磁場が歪み、それにより宇宙空間にあるものを強く引き寄せる現象が発生することがあるらしい。その現象が、偶然にも七夕の日に発生し…流星群をはじめとするあらゆるものを宇宙より呼び寄せた。…そして、この世界の因果によるものか…その「よからぬもの」だけが見事にこの世界に落ちた…とのことだ。 」
ろろん「ふーん……それって、いったい…? 」
黒ウォズ「…隕石…いや、その隕石に含まれる「とある鉱石」さ。聞くところによれば、その鉱石に触れた者は、幻覚を見たり…幻聴が聞こえたり…知らない誰かと感覚が共有されたり…とにもかくにも、不思議な現象がその身に起こるらしい。そして、その被害者はやがて…生命力を蝕まれてしまい、やがて…… 」
ヒロ「………俺たちに害を成す物……か…もしかして!(ろろんの手に持つ鉱石を見て) 」
ろろん「……っ……(あまりの恐怖に沈黙してしまう) 」
黒ウォズ「おや…?君が持っているそれは…?(ろろんの手にある鉱石のようなものを見て目を細める) 」
ろろん「……ひょっとして……(先程拾った赤い鉱石を両の掌に転がせる) 」
ピカマソ「(メイド服を着てお姫様走りしている。悪夢や幻覚の様な光景だが、幸か不幸かこれは現実である。鉱石の影響とかじゃないので安心してほしい。と、幻覚は目で物語っている) 」
現場猫「(ファッションセンスに欠けるので)ヨシじゃない。(ピカマソにダメ押し) 」
黒ウォズ「……ろろん君、その石を手放すんだ。万が一、ということもある。君の身に何かが起きれば、取り返しのつかないことになる。 」
ろろん「…………(手中の石を名残惜しそうにしばらく見つめていたが…)…………わかった。(そう言い、意思を持った手を振り上げ、地面へ思いっきり叩きつけようとする) 」
バンジョー「(筋肉バカになって筋トレに熱中している。悪夢や幻覚の様な光景だが、幸か不幸かこれもまた現実である(笑)。) 」
ローブ服の人物「 ガシッ――――(一陣の風と共に、得体の知れない影がその衣服から手を伸ばし、ろろんの振り上げた腕を掴んだ)……そんなことをしなくてもいい。『ソレ』はもう、君の"もの"だよ。(フードの内側からろろんへ語り掛ける) 」
万丈龍我「オイセンットォッ!!! またあのクマがいるぞ!!しかも筋トレしてやがるッ!!!! 」
桐生戦兎「…いや、だからあれはクマなのか…??(アイコンのように額に手を当てながら訝しんでいる) 」
ろろん「―――――! ふぇ…っ……?(掴まれた腕にびくりと飛び跳ね、おそるおそる背後の人物へと振り返る)……だ、だれ……? 」
黒ウォズ「むっ……? 君は……(突然現れたローブ服の人物を睨みつける)………何をしようとしている…? 」
カズーミ「(「そんなわけねぇだろこの筋肉ダルマ」と言わんばかりにバンジョーにツッコんでいるコレは、心火を燃やしてバンジョーをぶっ潰している。悪夢や幻覚の様な光景だが… 略) 」
ペニーワイズ「(リトルアドベンチャーの歌に合わせて踊っている。悪夢や幻覚の様な光景だが、幸か不幸かこれもまた現実である) 」
ローブ服の人物「 君が壊すくらいなら…(そう言ってろろんの手からするりと抜けるように、彼女が手にしていた石を盗み取った)―――― 『コレ』は俺が預からせてもらうよ。 ブワァッ!! (鉱石をローブの内側へと手繰り、鮮やかな弧を描くように身を翻しながら一瞬で建物の屋上へと跳び上がった) 」
ろろん「あっ――――!!(盗まれた直後、先程まで鉱石が"あった"手で虚空を僅かに握る) 」
ローブ服の人物 → アオ「 フ ワ サ ァ ――――― (強風に靡くフードがめくれ、覆われた布から素顔が露わとなる)――――― ごめんね。(悲哀にも似た感情を含んだ青い目の中にろろんを映し、青年は風とともに姿を消した) 」
黒ウォズ「……!(今の顔は…どこかで……)…盗られてしまったか…とはいえ、そもそもあの石が「例の鉱石」だと定かではないか…まあ、いずれにせよ君の手元から離れたのならヨシとしよう。 」
ろろん「……!(フードの内から露わになった青年の横顔に一瞬目を奪われたかのように大きく見開いた)………なんだったんだろう……(今は何もない掌を何度も握り直しながら呆然と立ち尽くす) 」
黒ウォズ「…触らぬ神に祟りなし…とにかく、これからは不用意に妙な物には関わらない方がいい。…私jは確かに忠告したよ?では、またどこかで会おう。(マフラーに手をあて立ち去っていく) 」
銭形次子「――――――――――――――バッカモ~ン!!今のがルパンだッ!!(ろろん達のところに来て叫ぶ)むわぁ~~~てぇ~~~~~ルパァ~~~~~~ン!!(…と叫びながらパトカーで走り去る) 」
ヒロ「………アオ?(アオの姿を見て) 」
ろろん「う、うん……(黒ウォズを見送る)……?ひろろん、今の人…知ってるの…? 」
ヒロ「………いや、知り合いと似てたような気がして…でも、あいつはそんなことをするような奴では… 」
ろろん「ふぅん…そう、なんだ……(青年の顔を思い出しながら静かに何度も頷く)……なんだか、寒気がしてきたね。…帰ろっか。 」
ヒロ「………そうだな。……手、つなごっか?(ろろんを案じるように) 」
ろろん「…うん…(そうしてヒロと手を繋ぎながら、
寄宿舎へ帰っていく) 」
― エッグマン基地 ―
広大な地下空間。中に電流が迸る幾つもの透明な柱のような機械が立ち並ぶ中に、円型の舞台、その中央に巨大な隕石があった。
…否、それは隕石よりも凹凸がきわめて無い、言うなれば「卵」のような物体。その表面には無作為に交錯する線模様が描かれており、一定のリズムで発行を繰り返している。まるで、卵の中に眠る何かが、静かに目覚めへの呼吸を荒げているかのように――――
Dr.エッグマン「……いよいよじゃな。(その巨大なタマゴを前に、悪の天才発明家は不敵に笑う) 「千年彗星」と共にこの星に墜落した大いなる存在…『こやつ』を目覚めさせ、その力を利用し…我が念願の夢!エッグマン帝国を築き上げるのじゃ!ほーーーーほっほっほっ!! 」
――――― ズ シ ャ ア ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ン ッ ! ! ! (その時、地下空間の出入口である両開きの鉄扉が爆音と共に盛大に吹き飛び、それはただの鉄屑となって床に倒れる)
コ ツ … … コ ツ … … (黒煙より鳴り響く足音は、密閉された地下空間にはっきりと反響していく)
Dr.エッグマン「なんじゃッ!!?いったい何ごとじゃあ!?(爆音に慌てて振り返る) 」
×××「 コ ツ … ―――――― (黒煙よりも深く濃い漆黒の影がゆらりと現出し) ダ ッ (大気を貫ける勢いで瞬く間にエッグマン、否、その先にある『卵』へと迫った) 」
Dr.エッグマン「貴様何者じゃ!?ワシの防衛システムを潜り抜けてここまで辿り着くなど――――むおぉぉッ!?(目にも留まらぬ速度に擦れ違われ、その風圧に押され転倒する)ぬゥ…ッ……!なッ…貴様!いったい何のつもりじゃ!!? 」
×××「………――――― 見 つ け た ぞ 。 (その者は、『卵』を前に自らの胸に埋め込まれた赤い鉱石に手を添えた) ォ ォ ォ ォ ッ ! ! ! (すると、その鉱石は不気味な赤い光を放つ) 」
キ ュ ガ ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ … ッ … ! ! ! (かの者が持つ赤い鉱石の光に反応するかのように、『卵』もまた強い光を放ち始める)
Dr.エッグマン「んッ……!!?これは……もしや、奴に"反応"しておるのか…ッ…!? (眼前に弾ける紅光に刮目する) 」
×××「 バ ッ (両腕を広げ、『卵』から放たれる光を一身に浴びる) 」
鉱石と『卵』、二つの赤い光が混ざり合い、やがて一つとなる―――――――
Dr.エッグマン「―――――!い、いかんッ…!!これは……ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお――――――――― 」
機械都市に地響く大きな振動。そして空へと沸き上がる黒い茸雲。割れた大地から、赤い閃光が迸り、やがてすぐに消えた。
Dr.エッグマン「―――――………むぐゥ…ッ…(しばらく気絶していたのか、硝煙が立ち込める中うつ伏せに倒れ込んでいたところ、ゆっくりと起き上がる) ……―――――!!な…ッ…!"無い"……ッ…!!? (驚きの光景に目を奪われる。確かについ先ほどまで目の前にあった、あの巨大な『卵』が忽然と姿を消したのだ。卵の傍にいた、あの謎の人物然り…) 」
Dr.エッグマン「……『奴』め……「大いなる力」を……―――――― 」
×××「―――――――――(その頃、機械都市で最も高い鉄塔の上に立ち、胸に輝く赤い鉱石に再び手を添えていた) 」
×××「……これで「力」は宿った。(ぎゅうと力強く拳を握りしめる)――――― 今こそ、"永遠なる力"を開放する時。 」
×××「……ッ…ッ…ッ……!!クククククク…ッ……―――――――― ク ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ッ ! ! ! (鉄仮面の内側に孕む狂気の赤い眼光が、曇天の空を赤く染め上げていった――――――) 」
――― 新 章 《 Lemniscate 》 開 幕 ―――
~寄宿舎~
ろろん「 風呂上がりっ!さっぱりろろんっ!(`・ω・´) (湯上りなのか全身からほくほく煙が出ている) 最近のはマイブームは、お風呂上がりのレモン牛乳~♪ ………( ゚д゚)ハッ! ……売り切れてる…(´・ω・`) (売店前のショーケース内を見て撃沈) 」
ヴォイド「すまねェな、最近の猛暑続きで、飲料関係の物流が滞っているようでな……(売店内で何やら作業していたようで、ショーケースの向こう側から、ひょっこりと顔を出す)再入荷の目途は立ってないんだ。すまねェが、ウォーターサーバーで我慢してくれ(ぶっきらぼうだが、申し訳なさが滲み出た眉の角度で、ろろんに) 」
ろろん「ヴォイロン…!(´;ω;`)ブワッ わかったん…λ......トボトボ(そう言ってちょうど付近にあったウォーターサーバーへ寄っていくが)………?………??………???……こッ…こわれてる…ッ……!!!!( 迫 真 ) 」
電話猫「どうして定期的にメンテナンスしていないんですか…?どうして……(泣) 」
現場猫「オレ、ワルクナイ。ゼンブ、ヒロノセイ…!(全責任を一般青年に擦り付ける生粋のクズ) 」
来ヶ谷唯湖「ふむ……(売店のショーケースの前まで来て、思考する)……『レモン牛乳』がないというのなら、『レモンと牛乳』ならどうだろうか…? 」
ちゃちゃまる「うおーー!!お風呂上がりの牛乳は格別だぞー!ふんふんー! 」
ヴォイド「え、まじか(「笹食ってる場合じゃねぇ!」のポーズで売店から飛び出し、ウォーターサーバーに駆け寄る)うわ!最悪だ!!このタイミングで故障かよ!!!(ガタガタとウォーターサーバーを両手で揺らし、プラスチック部分をタンタンと叩く)くそ……機械の類に強いわけじゃねェ……大人しく業者を呼ぶか。近くの物売りで飲み物買ってくるが、何がいい?さすがにレモン牛乳は売ってねぇと思うが…… 」
稔「呼ぶのは構いませんがきちんと予算内に収めてくださいねー(と女性風呂の暖簾から顔だけ出して銭湯へ入っていく) 」
?????「ウォーターサーバーが壊れた?その不幸を解消致します! 」
ろろん「 ( ゚д゚)ハッ! 頭良いっ! (σ・ω・)σ(来ヶ谷の提案に納得) (๑•﹏•๑`)ぷえ~っ… じ、じゃあオレンジジュース…! 」
ろろん「 ! そ、その声は――――ッ!! 」
ヴォイド「製造過程で何が起こるんだろうか。レモンと牛乳だけでレモン牛乳って作れるのか? あ、はい……わかりました……(稔に) だ、誰だ!! 」
ヒデノリ「大変だな!これはきっと、破壊神ヒローの仕業だ!破壊神ヒローを倒すしかないぞ!(勝手にストーリー付ける男子高校生のクズ) 」
鳴滝「猛暑の最中、ウォーターサーバーが破壊されたのも、レモン牛乳が売り切れてしまったのも、すべてディケイドの仕業に違いない…!!おのれ、ディケイドオオオオオォォォオオオーーーッ!!私の喉は破壊されてしまった!(脱水症で死にかかってる) 」
?????「ご都合主義を愛し、グッドエンド以外は認めない!ラッキーに愛され、ハッピーを謳いし者、登場!ささ、皆さんどいてください。私が今からその「ウォーターサーバー」なるものを、直してさしあげましょう!(ドタドタと寄宿舎に這い上がり、ウォーターサーバーの前へ) 」
門矢士「いや、だって水が全然出てこなかったから叩けりゃもっと出るだろと思って殴ったら全くでなくなったウォーターサーバーがだいたい悪い。(最後の一本だったレモン牛乳を飲みながら通りすがる) 」
ヴォイド「オレンジジュース了解 お、おい、待て待て待て! 」
来ヶ谷唯湖「ふっ…なに、簡単な足し算だよ。(ろろんに) …さあな。作れるのではないか?知らないが。(ヴォイドに) 」
?????「 ゼ ヱ ン ッ ! (善ッ!) 」
ろろん「……マジシャンかな?( ・ω・)(急に現れた謎の人物の動向に興味津々) 」
?????「さぁ、直しました。どうぞ後はご自由にお使いください 」
ヴォイド「大阪人ですかね?(来々谷に) いや直っていないだろ。忍法みたいなポーズして終わったろ……(とりあえずの精神で、ウォーターサーバーを使ってみる)な、直っている……ッ!! 」
?????「では私はこれにて…… 」
ろろん「ほんとに治ったのかな…?(どれどれと試しに顔を近づけながらボタンを押してみる)―――ズボボボボボボオオオオォォッ ! ! ! ! ! (ジェット噴射並みの勢いで噴出した大量の水に顔が飲み込まれる) ち~~~~~ん……ドサァ… ! ! (゚ω゚ ) (ショックのあまり気絶して仰向けにびたーんと倒れ込む) 」
ヴォイド「待ってくれ!礼をさせてくれ。正直死活問題だったんだ。俺は水道水は飲めねェからな。命の恩人だぜあんた……名前を教えてくれないか? 」
はらぺこあおむし「(サーバーからはちみつ出ないかなぁと想像しながら売店でハロウィンのアルバイトをしている) 」
?????「私の名を知りたい?フッ、どうやらまた、人類の一人に愛されてしまったようですね。いいでしょう……私の名前は―― 」
?????→しんぱいゴム用「『しんぱいゴム用』です。以後よろしく 」
ヴォイド「……? 」
門矢士「―――― 通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておk(「お前じゃない」と来ヶ谷に張り倒される) 」
ヴォイド「すまん。もう一度いいか? 」
来ヶ谷唯湖「…私が大阪の人間に見えるか?(ヴォイドに) ほう………(ウォーターサーバーが直っているのを見て) 」
しんぱいゴム用「ほう……『しんぱいゴム用』です。フッ、私の名前をもう一度聞きたがるなんて、なんてオマセオマセ 」
ろろん「 (@_@) (ぐるぐる目で気絶している) ……ほわっ!(起床) 治った!すごいすごい!マジックだ! どうもありがろろんっ♪ 」
ヴォイド「…………ろろん、こいつに名前を聞いてくれないか?(気絶しているろろんの頬を軽く叩いて起こす) えぇ、まぁなんだ。知らんけどって聞くとな、ニッポンのところの大阪人ってイメージがあってね 」
もこたん「重くないか…?その名前…?(⌒,_ゝ⌒) 」
ろろん「 ほぇ? ろろんは、ろろんというの!君の名前は~?(水浸しの顔をタオルで拭きながら、言われた通り名を尋ねる) 」
しんぱいゴム用「しんぱいゴム用と申します。ろろんさん。良い響き。まるで天の使い!どうやら私は、また新たな世界の心を、鷲掴みにしてしまったようだ…… 」
ヴォイド「明らかに「心配ご無用」っつってんな……なんだ。どっからファーストネームで、どっからファミリーネームだ? 」
ろろん「おおおおぉ~~~♪(○⌒∇⌒○) そうっ!ろろんは天使なのんっ☆ よろしくね~♪(「心配ご無用」という言葉を知らないためか、普通の名前だと勘違いしている) 」
しんぱいゴム用「何処まで私の事好きなんですかアナタ?私は「しんぱいゴム用」です。全部ファーストネームと思ってください 」
来ヶ谷唯湖「なるほど。そういうものか……なら、標準語の大阪人という設定にしよう。(ぇ(ヴォイドに) ろろん…………ふっふっふ…(ろろんを見て、何やら思考しながら不気味に笑う) 」
ヴォイド「(あ、怪しすぎる……)……まぁろろんにもそう紹介しているし、いいか……えぇっと……「しんぱいゴム用」……ウォーターサーバー直してくれて助かった。何か礼をしたいんだが…… 」
しんぱいゴム用「礼など結構!善人たる私は、見返りを求めません。私が望むのは、愛のあるグッドエンド!ここで私とアナタの話は完結するのです。まぁそのうち会うかもしれないんですけどね。それはそれで…… 」
ろろん「ろろーん……?(来ヶ谷の視線に首を傾げる)善人!ろろんも善い人になれるように努力しないとな~! 」
ヴォイド「まぁ居そうっちゃ居そうだよな……知らんけど(来ヶ谷に) な、なんなんだ此奴は……(しんぱいゴム用のペースに釣られ、完全に困惑気味) 」
来ヶ谷唯湖「天使……!あぁっ…!💖 …きみは確かに、紛れもなく〝天使〟だ……!💖(ろろんに)(なお、あくまで比喩として使っている模様) 」
ヒロ「なんの騒ぎだ!!(飛んでくる) 」
しんぱいゴム用「努力!熱く、爽快なる言葉!フフフ、いいですねろろん。その精神こそ、ハッピーを紡ぐ第一歩になります。このしんぱいゴム用、感動致しました!というかあなた本当に天使じゃないですかダッハー!!(今更彼女の羽や輪っかに気付き、ドッと笑う) 」
ろろん「.°ʚ(*´꒳`*)ɞ°.(嬉しさのあまり翼を広げて後光を放つ) そうだよ!ろろん、天使!✩°。⋆⸜(ू˙꒳˙ )໒꒱ あ、ひろろん!見て見て~!この人すっごく面白くて頼りになるんだよ~!(そう言ってヒロにしんぱいゴム用を紹介する) 」
ヒデノリ「あっ、お前は!!ついに現れたな、破壊神ヒロー! 」
ヴォイド「頭痛がすらァ… 」
来ヶ谷唯湖「あぁっ……!可愛い……実に、かわ……あぁ……ハァ…ハァ…💖(ろろんに異常なほど首ったけ) 」
ヒロ「ん~?(しんぱいゴム用を見て) 」
ろろん「( ๑´•ω•)۶”ヨシヨシ(ヴォイドの頭を撫でる) ʚ(*´∀`)ɞ♪~ (翼ぱたぱた) 」
しんぱいゴム用「実物の天使を目に出来るとは思いませんでしたね!いやぁ、感服感服!ろろん、今度お茶でもしましょう!私たちは、どうやら近しい心の持ち主のようですので!(ろろんの両手をギュっと握り、屈託なく笑う) ご紹介お預かりいたしました、「しんぱいゴム用」です。以後お見知りおきを(ヒロに) 」
ヒロ「…………負けられねぇ!!!(ろろんの”すっごく面白くて頼りになる”という言葉を聞き、対抗意識を燃やす)おいヴォイド!!こやつ知り合いか!(ビシィ!!! ………そうか、ならばお望み通り貴様を破壊してくれよう………(ゴゴゴゴゴゴ(ヒデノリに) 」
ヴォイド「あ、あぁ……俺を撫でんのは大変だろ?ありがとな(苦笑) 」
ヴォイド「さっき知り合った……あぁ、マジで「しんぱいゴム用」って名前らしいぜ…… 」
ろろん「もちのろろんっ♪(﹡’ω’﹡)(互いに手を取り合う) おー!ひろろんが熱くなってる…!(・ω・`;) 」
ヒデノリ「おい来るぞお前らァ!!ザラキ!(ヒロに即死呪文をかける。※当然ながらただの一般男子高校生なのでエフェクトもなければ害もないのだが本人は呪文を唱えている気分に浸っている) 」
ヒロ「グオオオオッ!!さすがパンツを奪いし勇者よ!(謎リアクション)負けられるかぁ!ザオリク!!!(蘇生呪文をヒデノリに唱える。エフェクトもなければ害もない。利もない。)………これしか知らねぇええええええ!!!!(ヒデノリからメガネを奪い取る) 」
来ヶ谷唯湖「お、おぉ…!天使の羽に、天使の輪っか……見える……見えるぞ!これもやはり、可愛さ所以か……!くっ(ろろんを見て) 」
ヒデノリ「う、うおおおぉ!!キンッキンに冷えてやがる…!ありがてぇや…!! うわっなにをするやめ――――――――見えん!何も見えん!(メガネを奪われてマヌーサ状態になる) 」
しんぱいゴム用「さてさて、この『しんぱいゴム用』そろそろお暇致します。何かあればお呼びください。あなたの不幸を解消します(決め顔ドヤ顔したり顔)では!!!(ムーンウォークで寄宿舎を出る) 」
ヴォイド「……まぁ修理代浮いたしいいか。稔にもあとで説明しとこう(ウォーターサーバーの水をここぞとばかりに飲む) 」
ろろん「ばいば~い!またね~♪(*ˊᵕˋ*)੭ 」
ろろん「これでみんなお水が飲めるね~♪ …めっちゃ出たけど(・ω・) 」
ヒロ「マジでそんな名前か…!インパクトのある名前よ!!くッ、しんぱいゴム用。二度と忘れぬ!!!(出て行ったしんぱいゴム用を見て)負ける気がしねぇぜ!!!!!!!一緒にお茶に行くのは俺だぁぁぁ!!(覚醒) ハハハハハハハハ!!!!(そのままメガネを彼の後頭部に戻す)食らえ!!!ベロイミ!!(よくわからない呪文を発する)実在するの?これ 」
ヴォイド「気絶するぐらいだったもんな……直すっていうか、改造だったな……(忘れてた、とつぶやき、布巾でぬれた床を拭き始める)クソ、基本的に人のペースにはハマらない自信があったけど……なんかショックだ(珍しく落ち込み気味) 」
ろろん「とっても不思議な人だったね~!まほーつかいみたいだった!(しんぱいゴム用の善のポーズを思い出しながら真似する) 」
ヴォイド「真似しない!!!(迫真)とりあえずオレンジジュース買ってくるか……いい子で待ってんだぞ、ろろん(寄宿舎から出ていく) 」
ろろん「はーーいっ♪(* ´ロ` *)ノ (よろしくね~と手を振りながら)……(びしょびしょの自分を体を見つめる)……もっかいお風呂入ろうかなっ!(ぴゅーんと女風呂の方へ戻っていった) 」
ヒロ「お、またな~…(2人を見送り)……なんか食うか(取り出したハンバーガーを食べ始める) 」
ミニあおむし「(ヒロのハンバーガーのレタスから顔を出す) 」
ヒロ「………(みにあおむしを無言で膝の上に置く) 」
来ヶ谷唯湖「ほう………ろろんくんは、お風呂か……… ~♪(女風呂のほうへ歩いていく) 」
ヒロ「ぬおおおおおお!!!なにしにいくきだぁぁぁ!!!でも女湯だからなにもできねええ!! 」
ヒロ「…………凛ちゃん、バンザァァァァァイ!!!!!!!!(謎の光を放って窓から飛び出し、
ちゃちゃまる宅ごと自爆してオチをつける) 」
神父「ヒロは死んだ。沈黙した空気に耐えられなかったのだ。 」
ろろん「♪~(夜の街、広場のベンチに座って黄色のカオスエメラルドを手に見つめている)…あと一個かぁ~…… 」
ろろん「それにしても、あれはなんだったんだろう……?(先日拾った謎の赤い鉱石、黒ウォズから語られた鉱石のこと、そして鉱石を奪い去ったアオのこと…脳裏にその像が次々と過る) 」
テイルス「……あれ…?もしかして、ろろんじゃない…?お~~~い…!(歩いていたところ偶然ろろんを発見し、手を振りながら叫ぶ) 」
ろろん「……また、どこかで会えるのかな…―――――ひょぁ!?て、テルルン…!久しぶりだね…♪ (思わずベンチから飛び出して近寄っていく) 」
テイルス「うん、久しぶり…!聞いたよろろん!カオスエメラルド、順調に集まってるみたいだね!僕のも合わせると、残すはあと一つだね…! 」
ろろん「へへーん!( *`ω´) ドヤァ そうだね!テルルンの方はどう…?最後の一個の在処、わかった…? 」
テイルス「んー…それが、全然ダメなんだ。あれからレーダーを修理して、更に探知範囲を拡大できるよう大幅な改造を施してみたんだけど…ろろんが持っているエメラルドしか反応に写らないんだ。残り一個の所在はまだわからないまま…もしかすると世界の反対側にあるのか、それとも…うーん…とにかくフットワークも広げないと見つけられそうにないかも。(困ったなあと耳元を掻く) 」
ろろん「そっかぁ…(´・ω・`) …まっ!そのうちすぐに見つかるって!だいじょーぶっ! 」
テイルス「……そうだよね…うん…!ここまで来たんだ、何とかして最後の一個を見つけようね!……そういえば最近、何やら変な事件が相次いでいるみたいだね。なんでも、未知の鉱石を発見した人たちが、次々と意識を失っているという… 」
ろろん「おーっ! ……!!(「未知の鉱石」にびびっと反応する)……テルルンも知ってたんだ。ねえ、テルルンはどう思う?あの変な石のこと… 」
ヒロ「そいつは大変な都市伝説だな!!!(テイルスとろろんの間に現れる) 」
テイルス「ろろんも知ってたんだ… 実は僕、水面下であの鉱石の探求も行っていたんだ。まだ実際にこの目で見たわけじゃないんだけどね……あ!そういえば、ウォズさんから話は聞いたんだっけ?だったら話は早いかもね。…七夕の日に流れた「千年彗星」、それに紛れてこの星に飛来した隕石の中に含まれていた鉱石…どこかの宇宙からやってきた未知の鉱石は、今この世界に脅威を齎しているみたいなんだ。 」
ろろん「うひゃあ!Σ('O'*)!(ヒロに驚き飛び退く)って、ひろろんもこの前一緒に見たじゃんー! …やっぱり、そうなんだ……ねえねえ?あれってさ、なんとなくカオスエメラルドに似てるような気がしないでもないけど…関係あるのかな? 」
テイルス「わっ…!やあヒロ!君も元気そうでよかったよ。 …確かに、触れることで何らかの力を齎す点は相似するものがあるね。けど、人に奇跡を齎すカオスエメラルドとは違って、その鉱石は害しか齎さない。もしも見つけたら迂闊に触らないようにしないといけないよ。もしかすると…鉱石の中に宇宙人の石が眠っていて、触れた人に寄生して精神を乗っ取ったり…!!……なんてね♪(てへぺろ) 」
ヒロ「バレたか(平然とした表情で)なんかあれから変化はあったか?(ろろんに)やぁテイルス。俺はこの通り元気さ! 」
ろろん「宇宙人👽……ちょっと気になるかも…(ぼそっ) ん~…?ろろんはなにも…!それよりも…(鉱石を奪い取っていったアオの顔が過る)……あの人のことが、ちょっと心配かもって… 」
テイルス「その元気の良さ、ソニックに似てるかもね。……?…もしかして、二人はその鉱石を見つけてしまったの…? 」
ろろん「……うん、本当は拾っちゃったの。でも、ウォズンに危険だからって言われて…壊そうとしたら…盗まれちゃって… 」
テイルス「………(一瞬言葉を失いかけるが、ろろんの身に何も起こっていないことを確認して杞憂の溜息を吐く)何ともなかっただけ、無事でほんとによかった……って、ええぇっ!?ぬ、盗まれた…!?あの鉱石を盗むなんて…いや、絶対おかしいよ!そもそも、ろろんだって奇跡的に無事だったことが驚きだったけど……もしかして、別の鉱石なんじゃ…? 」
アーロン「――――――――――――――危険だな。(ろろん達の後方に現れる) 」
ろろん「ん~……やっぱり、ろろんの勘違いだったのかなぁ…?(でも…それならどうして壊そうとしていたものを盗んでったんだろう…?本当に、ろろんの勘違い何だろうか……んー……) 」
テイルス「ん?――――うわあああああぁ!!宇宙人~~~~!?!?!?!?(自分の何倍の背丈もあるアーロンに絶句) 」
ろろん「えっ!!?宇宙人…!?♪(歓喜)……ほぇ?…おろろん……?なんだかどこかでみたことあるような…(・ω・ )?(アーロンの顔を覗き込むようにまじまじと見つめる) 」
アーロン「………。(驚くテイルスを一瞥するが言葉を返さず、ろろんのほうに視線を落とす)……お前達はそれがどういうものか、知らなかった。ゆえに、お前自身の行動が何を齎すのか……それすらも把握していない。仮にアレを不用意に壊していたとすればどうだ………中から悪しきものが飛び出す可能性も容易に考えられる。 」
ヒロ「ソニック?…君の友人かな?(テイルスに)あぁ、捨てようとしたが他の奴に盗まれちまったよ(テイルスに)アオか…何故あいつがアレを…何か、事情があるのかな…… 」
ヤサイ人の王子キャローラ「封印するんだぁ……安全な訳無いよぉ……! 」
キャロリー「どこへ封印するんだぁ? バシュ ゴォォォ キィィーーーーン(キャロータを捕まえ岩盤に突っ込む) 」
キャロルチャン×4「デッデデ♪デッデ♪デッデデデッデデ♪(キャロータの葬式をその場で始める) 」
キャロンゴル『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ(クソデカ音割れ喝采)』
キャロル「 せ や な (デコトラでバックしキャロルの亜種を全員タイヤの錆にして通りすがる世界観の破壊者)だ!覚えておけ! 」
ろろん「あしきもの……?そういえば、ウォズンも「よからぬもの」と言ってた~… (腕を組んでうーむと考え込む) 」
テイルス「ほっ…なんだ、宇宙人じゃなかった… うんっ!ソニックは僕の頼れる仲間で、ヒーローなんだ!いつも世界の危機を一緒に救ってきたんだよ。……「アオ」…?…どこかで聞いたことのある名前…ん~…なんだったかな… 」
世界の破壊者ノッブ「とてつもない力を持った鉱石?やめとけやめとけ!その手の役ネタにはろくなもんがないんじゃ。いやまてよ、本当にとんでものうエネルギー持っとるんなら爆弾にすればいいのでは?そうじゃ爆弾じゃ!ケイオス全土を恐怖に陥れる爆弾を鉱石で作って世界征服すれば良いのじゃ! 全てを破壊し!全てを本能寺するのじゃ! 」
仮面ライダーディケイノッブ「消えよ!!わしのセリフを奪うわし!!(悪いノッブを破壊する) 」
ろろん「キャロロンだ~☆ やっぱりひろろんの知り合いだったんだね。……あの時、ろろんにも感じたの。あの日とは何か悪気があったようには見えなかった。だから、余計心配なんだ… 」
アーロン「…ましてや、人間の精神にまで及ぶほどの代物という話だ。アレを扱うには……強靭な精神が必要になる。 」
ノブタキ「おのれディケイノッブー!!わしってばなんてかっこいいんじゃ!!是非もないよね!! 」
なるたきおじさん「鉱石が蔓延したのも、ディケイド擬きが蔓延したのもすべてディケイドの仕業に違いない!おのれディケイドォーッ!!!やがてこの世界も破壊されてしまう!その前に私はプリキュアの世界へ避難だ! 」
仮面ライダーノブワン「かくして、七つの本能寺を焼き真なるわしをみっちーから取り戻すべく、超エネルギー鉱石を採掘するわしの旅が始まるのであった。仮面ライダーノブツーをどうぞよろしくのう!(爆発四散) 」
通りすがりの沖田さん「これただの全部ノッブによるノッブの為の長編ドラマ乗っ取り計画じゃないですかやだー!! 」
ぴか井はあと「はあちゃまっちゃまー!!!(自分をはあちゃまだと信じてやまない一般男性24歳) 」
キャロル「(自らが破壊したプリキュアとラブライブの世界からオーロラカーテンを介して帰ってくる)世界は狭かった(真顔)ろろんきみ、キャ口口ンの口が漢字のロになっていたぞ。減点 」
ザ キ ィ ―――――――――― ン … ッ … (刹那、強大な斬撃音が空間に響き渡る) ズギャアアアアアアアアアアアアアァァァァァァアアアンッ ! ! ! ! (その後、街中の建物が上下真っ二つに切断。断裂された瓦礫は轟音を立てながら崩れ落ち、下敷きとなった自家用車などが一斉に爆発。街の上空に黒煙と砂塵が舞い上がった―――)
ヒロ「いわゆる英雄って奴かな。…ちょっと憧れるな(テイルスに)…………止むを得ず奪った。そう言うことか…何があったんだろ…… 」
テイルス「強靭な精神…言われてみれば、そうかもしれない。強い心がなければ、鉱石が齎す謎の幻覚に惑わされてしまう……ということは―――――!!?(突然の爆撃に仰天し、音がした方角へと振り返る)な、な……何が…起こったの…!? 」
ろろん「うん、なんだか、ちょっぴり悲しそう目をしてたような気がして…―――――!!(風をも斬るような斬撃の衝撃に思わず目を瞑ってしまう)……っ……??どうしたの、急に……!?(見慣れたはずの景色が、一瞬で崩れ落ちていく。その光景に目が泳ぎ始める) 」
キャロル「あぁぁ~~~~~~(余波でかなたから飛んできたはらぺこあおむしに追突され飛んで逝ってしまう) 」
はらぺこあおむし「ごめんなさい……(ハロウィンのアルバイトをしながらキャロルと一緒に飛ばされていく) 」
藍染惣右介「―――――…コツ…コツ……(立ち込める黒い硝煙の中より、爆炎を背後にゆらりとその姿を現わす) 良い眺めだ。この世界にはあまりにも無駄な物であり余っている。私が創生する世界には不必要なものばかりだ。…さて、少年少女諸君。驚かせてしまったようですまない。君たちには申し訳ないが…今よりこの世界の"改修"を行わせていただく。(
斬魄刀を片手に、ろろんたちの前に対立する) 」
テイルス「街が…一瞬で……っ………!あいつの仕業なのかな…!?(声を震わせながら藍染を指す) 」
ろろん「……「かいしゅー」ってなに?(・ω・)(ぇ) 」
藍染惣右介「ふむ…しかし、尸魂界(ソウルソサエティ)とは異なる霊圧の流れ…いや、もはや霊圧とは異をなすようなこの似て非なる気が漂う世界。死神でも、虚(ホロウ)でもない、新人類が住まう楽園。…実に、興味深い。バジッ…バジジッ……(一瞬、全身にノイズが迸る) 」
ヒロ「……街が…!なんて奴だ…!(藍染を見て) 」
アーロン「……何が狙いだ。(藍染に) 」
ヒロ「………なにかあったとしたら、救ってやらなきゃいけないな。…友人だしな(つぶやく) 」
テイルス「"作り直す"ってことだよ!あいつ…ただの人間じゃないよ…!逃げないと、僕たちも危ない…!! 」
ドフラミンゴ「―――― フッフッフッフ……!「逃げる」?どこへ?お前たちに逃げる場所などあるのか?(藍染の反対側、その上空に浮かぶ人影は、地上のヒロたちを鳥瞰しながら不気味に嘲笑う)お前たちは決して出られやしないのさ…この"鳥籠"のような世界からなぁ……?ジ…ジジッ…バジッ……(ぺろりと舌なめずりすると、藍染同様にその体にノイズが走った) 」
ゴクウブラック「そうだ……愚かな人類に逃げ場所など端から存在しない。貴様等は生まれ出た瞬間から、神の掌の上でただのうのうと息をしていただけに過ぎないのだ。…バジンッ……ジジン…ッ……(黒尽くめの男は狂気を孕んだ赤い眼を輝かせ、テイルスたちにゆっくりと迫る) 」
大道克己「どこへ行こうと、「地獄」であることに変わりはない。ならばいっそのこと…――――― 地獄を楽しみなぁ!!ジッ、ジッ…バジジッ……(ついには他の連中と共にアーロンたちを完全に包囲する形で出現する) 」
ろろん「な、なになに…っ…!?この人たち……いったい、なんなの……??(恐怖のあまり、ヒロの裾をぎゅうと掴み委縮する) 」
テイルス「完全に退路を断たれた…!も、もうダメだぁ~…!(頭を抱え込む) 」
アーロン「………こいつらは………… ………まさかな。(迫ってくる面々を見渡し) 」
藍染惣右介「何が狙いか。君たちには到底理解できないだろう、私の崇高なる理想は――――― 」
飛電或人「――――― ブオン、ブオン、ブオオオオオン ! ! ! (颯爽とバイクを走らせ、藍染の頭上を越えてろろんたちのもとへと盛大に割り込んだ) 会社から爆発を見てきてみたら…みんな無事か…!? カシャンッ ! \ ゼロワンドライバー ! /(ヘルメットをおもむろに脱ぎ捨て、飛電ゼロワンドライバーを腰へ装着する)…この騒動は全部お前たちの仕業か…!? 」
ろろん「……っ………?(何だろう、この、変な感じ……目が、くらくらしてる…?)(ノイズが走る奇妙な四人組を目に、一瞬たち眩む)……!アルトン…!!気を付けてアルトン…この人たち……なんか、普通じゃない…!! 」
リヴァイ「…おい、お前ら。これは、何の騒ぎだ…(寝起きの悪そうな表情と共にのそのそと歩いてくる)……なんだ…胸糞悪いな…(藍染たちを鋭く睨みつける) 」
飛電或人「……わかった。俺が囮になるから、その隙にろろんたちは遠くへ逃げるんだ。 \ Everybody ! ジャンプ ! /(鋼色に輝くメタルクラスタホッパーキーのボタンを押す) \オーソライズ !/ (キーをドライバーへスキャン)\ Let's Rise ! Le ! Le ! Let's Rise ! / ―――― 変 身 ! \ メタルライズ ! / (展開したキーをベルトのライズスロットへ装填) 」
飛電或人→仮面ライダーゼロワン(メタルクラスタホッパー)「 \ Secret material ! HIDEN metal ! / \ メタルクラスタホッパー ! ! / \ It's high quality. / (全身が銀バッタの大群に覆われ、鋼の身体を持つ仮面ライダー「ゼロワン・メタルクラスタホッパー」へと変身) ジャキンッ……はあああぁッ!!(プログライズホッパーブレードを豪快に振り抜き、鋼の斬撃波を四方へと飛ばし謎の四人組を退ける) 」
アーロン「……ちょうどいい。…手伝え、大掃除だ。(寝起きの悪そうなリヴァイに) 」
藍染惣右介「フッ――――ガギィィインッ ! ! ! (鋼の斬撃を斬魄刀で受け止める)単身で我々に挑むか…勇敢だな。フン…!(ゼロワンを嘲笑し、斬撃波を払いのける) 」
リヴァイ「チッ…めんどくせぇ……(促されながらもブレードへと手を伸ばし…)―――― ジ ャ キ ィ ン ッ ! ! ! 俺は今無性に機嫌が悪ぃんだ。ただでは死なせねえぞ。ド ヒ ュ ン ッ ―――――― ッ シ ! ! (二対のブレードを振り抜き、立体起動装置よりワイヤーを発射。巧みな空中移動から上空のドフラミンゴへと斬りかかった) 」
ろろん「う、うんっ…!テルルン、今のうちに…!(テイルスの手を引いてその場から逃げ出す) 」
ドフラミンゴ「 ガ ッ ギ ィ ィ イ イ ン ッ ! ! ! (地上より迫るリヴァイの斬撃を、イトイトの実の能力で編み出した強靭な糸で真っ向から受け止める)フッフッフ……!!骨のありそうな奴が来たなぁ…? 」
テイルス「ありがとう…!わかった……!(ろろんに手を引かれ逃げ出す)……でも、どうして急にあんなことが…それに……(四人組に共通して流れていた、あの奇妙な「ノイズ」が脳裏を過る)…あのノイズのようなものはいったい…… 」
アーロン「さて……… ………来るなら来い。(大道克巳と対峙し、抜刀する) 」
大道克己→仮面ライダーエターナル「ジジッ…バジバジッ……妙だな。貴様とは、どこかで会ったような記憶がある……いや、どうせいずれは、誰でも、地獄で再会するものだからな。 \エターナル !/ 変身! (メモリのボタンを押し、それを腰に装着したロストドライバーへ装填する) \エターナル !/ (青い焔を纏う突風に吹かれながら、「永遠」の名を冠する究極のライダー『エターナル』へと変身)…踊りな、死神のパーティタイムだ!(エターナルエッジを手に、アーロンへと斬りかかった) 」
アオ「 バ サ バ サ ッ ―――― 一足、遅かったか……っ……(立ち込める硝煙に視界が覆われる中、瓦礫だらけの路上の中央で愕然と立ち尽くしていた) 」
ろろん「なにがなんだか、わかんないよ…!それに、このままだとみんな―――――!?(逃走の最中、眼前の路上に立つ人物を目に立ち止まる)………!(視界の悪い中、忘れもしないその人影の横顔に驚嘆した)……ぁ…あ……!(再び対面した青年に言葉を紡ぎ出そうと、一歩ずつ歩み寄りながら手を伸ばす) 」
アーロン「――――――――――ぬんっ!(エターナルの攻撃を待ち構えるが如く、刃同士をぶつけ合わせる) 」
仮面ライダーエターナル「クククッ……!(仮面の内側で、不敵な笑い声が零れる) 」
アーロン「………何だ……(エターナルの様子に眉を顰める) 」
仮面ライダーエターナル「ククッ、クククッ……―――― 『俺、は……俺は……弱く、ない……ッ……』(それは、大道克己の言葉ではない。彼のものではない、誰かの言葉がエターナルの声を介してアーロンに囁かれる) 」
アオ「………!(黒煙に包まれた視界の中に、小さな人影を見出す。徐々に明るみになるその素顔に思わず唖然と口を開ける)……――――― ジ ャ キ ン ッ ! ! (ローブの長い袖からククリナイフを握った両手が飛び出す) ダ ッ ! (大気を貫ける勢いで駆け抜ける最中、手中のククリナイフを器用に指先で振り回しながらろろんへと急接近) ズ ァ ッ ! ! (その刃を、振り抜いた―――――) 」
ろろん「―――――――!!!(凶器を手にしたアオの接近に呆気取られ、咄嗟に目を強く瞑った) 」
ザ キ ィ ―――――― ン … ッ … ! !
アオ「―――――――――――――(ククリナイフを振り抜いたまま微動だにしない) 」
青年が振り抜いた刃は少女に向けられた――――― ものではなかった。ろろんの背後で、何かがズシリと倒れる音がした。
ゴクウブラック「―――――― グ…ァ……ッ……… ド サ ァ ッ ! (ろろんの背後、彼女に掴みかかろうとした態勢のまま心臓部を青のナイフに貫かれており、白目を向いて仰向けに倒れ込んだ)……ジ…ッ…ジジッ…バジッ…ギュゥゥン……―――――(倒れ込んだ男の全身に激しく迸るノイズ。やがて跡形も見えなくなるほどノイズに歪んだその体は、自然消滅した) 」
ろろん「………?……!?(恐る恐る瞳が開かれる。そして、背後に感じた何かの気配に振り替えると驚愕の事実を目の当たりにし、目を丸くした)………ぁ……(…もしかして……ろろんを…助けて……)(迸る緊張感に身が硬直し、ただただアオを見つめるだけだった) 」
テイルス「…な、何が起こったのか一瞬分からなかったけど……あの人、僕たちを追いかけてきた敵を打ち取ってくれたんだよ…! 」
仮面ライダーエボル「ほーう、これはこれは。(のっしのっしと破滅の風のようにそれは現れ、戦況を一望する)もはやハザードレベルにしておおよそ4といったところかな? いや、もっとあるな。これだからここの連中は(クツクツと笑いながら) しかしその中でも……(アオの姿を見て)アイツは特に面白そうだ。」
アオ「グルングルン――― シャキン (二対のククリナイフを振り回して再びローブの内側へとしまい込んだ)……君は、あの時の……(ようやく再会した少女と言葉を交わそうとした、その時――――) 」
アーロン「…………やはり……〝何か〟いるな……(謎の囁きを耳にし、呟く) 」
―――― ズギャアァンッ ! ! ズボォアァンッ ! ! ! ボグアアアアアァァァアアアンッ ! ! ! ! (その途端、再び街に激しい爆発が巻き起こった)
アオ「ッ―――――! 危ないッ…!!(咄嗟にろろんとテイルスを両腕に抱え込み爆発の衝撃から二人を庇う)………怪我はないかい…?(第二波による爆発に更に黒く覆われる視界に、ろろんたちにはにかんだ笑みを見せる)…………”来たか”…――――(しかしその優しい笑みも束の間。爆発の中で感じ取った新たな気配に、鋭い眼を頭上へと向けた) 」
ろろん「……!(この人…やっぱり、この前の――――)――― ひゃあぁっ!!?(爆発に怯えるようにしゃがみ込む)…っ………?!…う、うん……っ…!(間近で初めて見たアオの笑顔に、どこか安堵を覚えたようにつられて笑う)……「来た」……?(彼に続くように、ゆっくりと頭上を仰いだ) 」
繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝「ジッ――――バジッ―――――ジジンッ―――――(例の四人組と酷似したノイズを全身に走らせる謎の存在。素顔を覆う鉄仮面から差し込む赤い眼光が、曇天の空で強い輝きを放っていた) 」
仮面ライダーエボル「 こりゃこりゃ……大層なモンのお出ましだ。じゃあ俺は、アッチ側に付くとしようか( 繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝を見てヴィラン側へと) 」
仮面ライダーゼロワン(メタルクラスタホッパー)「 はぁッ!! (ついに対峙していた藍染を退けた)はぁ……はぁ…強かった…奴らは一体―――――!!(あれは…あいつは、なんだ…ッ…!?)(上空に浮かぶ得体の知れない存在に気が付く) 」
アオ「…ッ………こうして会うのは、"二度目"になるか…… チ ャ キ ッ … (再び振り抜いたククリナイフの切っ先を、上空の影へと突きつける)…下がって。『アイツ』は……君たちが思う以上に、とても危険な存在だ… 」
繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝「 フ ワ リ ――――― ト ン … (地上にいる者たち一人一人を睥睨し、ついにゆっくりと半壊した路上へ着地した)…ホゥ…どこの死にぞこないかと思えば…いつかの「青い救世主君」じゃないか。(まるで、アオとは何処かで面識があるかのように、鉄仮面の男は不吉な笑みを含みながら話しかける)感じるぞ…お前たちの「絶望」を…!(胸部に埋め込まれた赤い鉱石が、不気味に光り輝いていた) 」
アーロン「………………。(眉間に皺を寄せたような険しい表情で、上空のそれを見据える) 」
仮面ライダーエターナル「……フッ…―――――ジジッ、ジッ…ギュゥゥゥン……(突如現れた強大な影に視線を落とすと、アーロンと対峙していた仮面ライダーはノイズに呑まれるように自然消滅した) 」
ろろん「あっ――――!!(地上へ降りてきた人物の胸にある赤い鉱石を、決して見逃さなかった)……似てる……ううん…!全く同じだ…ろろんが拾ったのと…!(先日拾った赤い鉱石、その記憶と、目の前の人物の鉱石と照らし合わせた) 」
リヴァイ「……敵の大将か…(ブレードを手に、鉄仮面の男を警戒する) 」
テイルス「うん…間違いない…!僕もニュースで見た…あの鉱石、まさしく…本物の…!(ろろんに続いて、その赤い鉱石に目を奪われる) 」
アオ「……「それ」がお前の狙いか。街を襲い、人を殺め…「絶望」を齎す………"あの時"は逃げられたけど、ここで今度こそ止める…!(息を呑み、ナイフの柄をしっかりと握り直す) 」
繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝「……ス…―――――(アオたちに、掌を、五本指を突きつける)……「5秒」だ。5秒で片付けてやる、ゴミ共。 」
――― Vs. 繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝 ―――
アーロン「………「絶望」か……。俺にとっての「絶望」とは………何なのだろうな。 」
仮面ライダーゼロワン(メタルクラスタホッパー)「お前の仕業ってんなら…―――― 許さないッ!!!(プログライズホッパーブレードを投げ捨て、ドライバーのキーを押し込んだ) \ メタルライジングインパクト ! ! / (跳び上がって上空より強烈なライダーキックを繰り出そうとする)―――― はああああああぁぁぁぁぁーーーーッ!!!! 」
リヴァイ「ちっ…挑発に乗るな!!(上空へ跳んだゼロワンに続き、懐へと急接近し下方から斬り上げようと仕掛ける) 」
アオ「ッ……(勝算は薄い…だけど、同時攻撃なら――――)……―――――ッ!!!(瞬間的に飛び出して宙で錐もみ回転し、その遠心力を利用した強烈な横薙ぎを繰り出そうと刃を振るった) 」
繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝「…フン――――( "1" )(ゼロワンのライダーキックを上半身を反って回避し、真上に来たところで理性が吹き飛ぶほどの強烈なカウンターアッパーを腹部に炸裂させる) グ ル ン ――――( "2"…"3"…)(下段からのブレードを一度の踵落としだけで刃諸共粉砕し、すぐさま繰り出したサマーソルトキックでリヴァイを強く蹴り飛ばした) タ ン… ――――("4"…)(そして、背後から迫るアオのナイフを素手で受け止め) ゴ ッ ! ! ! (強烈な肘討ちを顔面にめり込ませて吹き飛ばし、瓦礫に激突させた)――――――…"5"… 」
仮面ライダーゼロワン(メタルクラスタホッパー)→飛電或人「んなッ――――― ぐ あ゛ ぁ゛ ッ゛ ! ! (腹部を中心に全身に激痛が迸り、宙へと殴り飛ばされた) が は … ッ … !(地上へ落下したころには強制的に変身を解除され、ただ地面にのた打ち回る) 」
リヴァイ「ッ――――!!?(砕け散る刃の破片の中で縮瞳。理解が追い付く前に顎元を強く蹴り飛ばされ、声を発する間もなく地面へと打ち付けられた) 」
アーロン「………こいつらを、護りきれなかった事か………(次々にやられていく光景を目の当たりにしながら、謎の存在を見据えたまま立ち尽くす) 」
アオ「くッ゛――――(反応が、早すぎる――――) ぐ ぁ゛ あ゛ ッ゛ …!!!(まさしく弾丸の如きスピードで瞬く間に瓦礫へと吹き飛ばされた)…か…はッ……(立ち込める砂塵の中で激しい吐血が口内からぶわっと垂れ流れていく)……やっぱり…桁外れすぎる…ッ…… 」
仮面ライダーエボル「 (たった5秒なるも他の追随を許さない圧倒的なパワーに一瞬言葉を失くすが)……これは凄い。あっという間に片付けやがったアッハッハッハッハッハ! 」
ろろん「―――――!!?み、みんな…っ……!!(はっとした頃には既に三人が圧倒されてしまい、呆然と立ち尽くしてしまう)……っ………!(その時、意を決し謎の存在の前へ両腕を広げて立ち塞がった)―――― もうやめてっ!!こんな…こんなひどいこと…やめてよ…ッ……!!(小粒の涙を浮かべ、恐怖に声を震わせながらも強く訴えかける) 」
テイルス「そんな…ッ…!あの強かった三人が、一瞬で…――――!!ろろん…!?な、なにを…!?やめるんだ…!君まで殺されてしまうよッ!! 」
アーロン「いや………紡がれてきた歴史が、途絶える事か……(謎の存在を見据えたまま) 」
繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝「……お前からは底知れない力…「絶望」を齎す力を感じるぞ………俺と来るか?(ふと、傍にいたエボルトに語り掛ける)……フン、ゴミが。貴様のようなゴミ一人に何ができる?無駄に生き、無駄に足掻き、無駄に叫びながら―――――無駄に死ね。(ろろんに手を駆けようと腕を伸ばす) 」
ルカリオ「ヒュンッ――――― ガ ン ッ ! ! ! (刹那、神速の速度でろろんに迫る魔の手を、波動を纏う拳で受け止めようと現れた)ググッ、グッ……――――― グルァッ…!!(しかしそのまま打ち負かされ、アオの傍へと殴り飛ばされた) 」
ろろん「無駄なことなんか―――― ひゃんっ……!!(迫る魔の手に頭を抱え込むが、咄嗟に割り込んできたルカリオとの衝突による衝撃で軽く吹き飛ばされ、その場で尻もちをつく) 」
仮面ライダーエボル「 勿論だ!てっきりオレも5秒の間にブッ飛ばされるんじゃないかってヒヤヒヤしてたところだ。―――エボルトと呼んでくれ。(飄々とした態度で 繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝に) 」
アオ「マズいッ…あの娘が―――――!?(あのルカリオは…――――)―――うわっ!?(傍に激突したルカリオに驚く)…だ、大丈夫か…っ…!?(重傷を負いながらも、ルカリオへと近寄って手を差し伸べようとする) 」
繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝「フッ…エボルト…お前は俺と似た"力"を持っている。甘美な「絶望」を糧に、その"力"を増幅させろ。俺がそうしたように、な…ク、クククッ……! ゴミが…いくら増えようと俺には絶対に及ばない。さァ、終いだ―――――(そしてエボルトともに上空へと浮かび上がる) ポ ゥ … ! (集中に紅い球形のエネルギーが生み出される) 」
繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝 → インフィニット「―――― 俺の名は、『 インフィニット』 ―――― "無限の力"を持つ絶対存在。俺の名を恐怖と共に刻め!世界のゴミ共ォッ!!!(手中に生み出したエネルギーを地上へと落とした) ク ハ ハ ハ ハ ハ ッ ! ! ! (激しいノイズが全身に迸ると、その姿は歪みによって消えた) 」
仮面ライダーエボル「 ハッハッハッハッハ、こりゃおもしろくなりそうだ。ぽっと出で悪いがよ諸君。これから楽しい『破壊』の時間だ。―――――チャオ♪ 」
ギュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ ! ! ! ! ! ! !(天から地へと降り注がれた一つの球形エネルギーが、地面に到達したその時、エネルギーは激しく暴発。街を、空を、空間そのものを赤く染め上げ、そして―――――――)
ろろん「……!ま、待って――――う、うわああぁっ…!!?(視界が真っ赤に染まり、小さな体が宙へふわりと浮かぶ) 」
飛電或人「――――!!?なん、だよこれ…ッ…!?体が、思うように動けない…!?(赤く染まる空間の中で、無重力のように空へ瓦礫と共に浮かんでいく) 」
アオ「この"力"は…―――― いけないッ…!!(宙へ浮かされる最中、咄嗟にそばのルカリオの手を掴んで共に空へと吸い込まれていく) 」
ルカリオ「――――――(気絶したままアオに手を引かれていく) 」
ピ カ ア ア ァ ァ ァ … ッ … ―――――!(空間が赤く染まる中、アオとルカリオの合わさった手を中心に、小さいながらも強かな青い光が現れ、少しずつ空間を青く染め上げていく――――)
テイルス「……「無限の力」…!? う、うわあああああぁぁぁぁ~~~!!(
インフィニットに問い詰めようとした瞬間、宙へと浮かぶ自分の身体に仰天する) 」
強大な赤い光と、弱小な青い光-――双方の光が瞬いた時、空間が弾け、眩い真っ白な光に包まれた――――――
― 焼け焦げた街 ―
ろろん「――――――……………ん……っ………(真っ暗な視界が開けてくる。いつの間にかアスファルトの上に倒れ込んで気を失っていたらしく、目覚めと共にぼやけた視界がくっきりと映し出されていく)………んんっ……(上半身を起こし、ぺたりと座り込んだ態勢で辺りを静かに見渡す)……ひどい……(見慣れた街並みの面影は跡形もなく、その喪失感や悲壮感に心を痛める) 」
テイルス「……ぅ~ん……っ……(頭を押さえつけながらゆっくりと目覚める)なにか、すごい爆発のようなものが………!ろろん…!(立ち上がり、偶然にも傍にいたろろんのもとへと駆け寄っていく)よかった…無事だったかい…? 」
飛電或人「…敗退後、歯痛い午後…はい、アルトじゃ~~~~~~ないとぉ~~~~……(重傷を負ってるせいで声に張りがない)っつ……!流石に、ヤバかったな…(瓦礫を押しのけやってくる) 」
ろろん「テルルン、アルトン…!うん…ろろんは、なんとか……でも…… 」
テイルス「急に現れたあの『インフィニット』って奴…とんでもない力を持っていたね…いったい何者なんだろう…?それに、あの胸の石……間違いなく、例の赤い鉱石だよ…!奴との関係性も気になるね… 」
飛電或人「…奴自身の純粋な強さもそうだった。けど、それ以上にあの変な力…動きを完全に封じられて…文字通り手も足も出なかった…(ぐっ、と悔しそうに拳を握る) それって、最近ニュースになってる、あの鉱石のことか…?もしかすると、奴がその事件の黒幕なのかもしれない……だけど…あいつが言ってた「絶望」って、なんだ?そのまんまの意味なのか…? 」
ヒロ「あっ、ててて……(頭から血を流しながら立ち上がる。破壊された街の瓦礫が頭に当たったようだ) 」
テイルス「…僕たちを襲ってきた奴ら…インフィニット…赤い鉱石…「絶望」……なんだか、僕たちが思ってる以上にとんでもないことが起こりそうな予感がするよ… 」
オケアノスのキャスター「(100年間かけて育ててきた秘伝キュケオーンのタレが消し炭になりショックで死んでいる) 」
――――その悪い予感は的中するよ。(山積みの瓦礫の中から、それらを押しのけ現れる者がいた)
電話猫「またひとつ、尊い命が失われてしまった…どうして……(亡きキルケーの遺体に号泣) 」
ろろん「ひろろん…!(流血したヒロを見て慌てて駆け寄る)動いちゃダメ…!ろろんに任せて。(ヒロに杖を突きつけ、回復魔法で止血する)……?この声は… 」
ルカリオ?「ガラガラガラ…(瓦礫を片腕で押し退け、彼らのもとへ合流する)くッ……まさか、事態がここまで悪化するなんて…こんなことなら、"あの時"…命に代えても「奴」を追いかけるべきだったか…… 」
ろろん「君は…ろろんを助けてくれたわんちゃん…!……なの…?(しかし、その声には何処か聞き覚えがあるらしく、ルカリオに対し何度も首を傾げる) 」
飛電或人「ん……?ぎょええええええ!!??し、喋ったあああああぁ!!!??(ルカリオを見て目玉が飛び出る) 」
宮本ムサシ「喋ったぁ!!うっそ、喋るポケモンってうちのニャースだけじゃなかったの!? 」
佐々木コジロウ「コジー!!(甲高い声) 」
ヒロ「……っ!(ろろんによって止血してもらう)…ありがとう、ろろんちゃん…俺としたことが、とんだドジだぜ… 」
柳生但ニャァス「我が心は猫である。名は自由にあらねばならぬ…… 」
ルカリオ?→アオ(ルカリオ)「 ? (全員に向けられた奇妙な視線に違和感を覚えたのか、ふと自分の両腕に視線を落とした)―――――― ゑ゛ ッ゛ ? ? ? (明らかに自分のものではないと言いたげそうな反応で目が点になる)……俺……うそ…ッ……?!俺…「ルカリオ」になってしまった…のか…ッ……!?(自分の顔をすりすりと揉みしだくように執拗に触っていく)……!まさか、あの時…(真っ赤に染まった空間の中でルカリオの手を引いた時に放たれた、あの青い光を思い出す)……"そういうこと"、ね…は、ははは……(完全とまではいかないが、この不可思議な現象に陥った原因に納得したように肩を竦める) 」
名探偵ピカチュウ「おうおう、訳知り顔で出てきといてサノスも顔負けの顎外し顔芸なんぞしたりしてんじゃねーぞ青いワンチャンよ。ドッグフードやろうか、イチゴ味だけど(殆ど倒壊し天井が傾いているファミマからマイペースにレジ袋を引きずって現れる) ヒュー♪生存者はそこそこいんだな、インフィニティストーン爆発でもしたら星ごと吹っ飛んでたはずなんだけど。"俺ちゃん"嬉し泣き 」
テイルス「その声…もしかして君は、あの時の…!?…合体しちゃった…てこと…?うわぁ…!すごいなぁ…!それはそれで興味深いかも…!……って、ごめんごめん。変なところで感心しちゃったね(てへっ☆) 」
ろろん「ほ、ほえ~~~…(・ω・ )! 世界って不思議だねぇ~~~~。(ルカリオと合体したアオに興味津々)よく見るとなんかかわいいかも…(∪^ω^)! 」
名探偵ピカチュウ「 ぴ っ ぴ か ち ゅ ぅ ★ (女子へ媚をウルガモス) 」
アオ(ルカリオ)「まあ、とはいってもこの姿になるのは初めてじゃないんだけどね…ちょうど11年前くらいだったかな?
バルザさんの変な薬飲んだ時も確かこんな姿になったもんだ。懐かしいなぁ…(うんうんと頷いて一人懐古に浸かる) (∪^ω^)わんわんお!(イチゴ味のドッグフードに過剰反応)そうか、やはり…さっきの子(ルカリオ)と俺は…(…それにしても、あのルカリオ…何処かで会った記憶が…?)ははは、そう言われるとなんだか照れ臭いな。でも、俺も満更じゃないんだよね。昔もよくこの格好で走り回ったものだし。……と、そんなことより… 」
ヒロ「…………ん、お前その声もしかして……(アオの方を向く) 」
テイルス「っと、そうだったね…!まずは状況を整理しないと……?そういえば、君はあの『インフィニット』って奴と面識があったみたいだね。聞いたところによれば、ろろんからあの鉱石を盗んだのも君だって聞いたよ…?……ねえ、何か、知ってるの…? 」
アオ(ルカリオ)「やあ、ヒロさん。まさかこんな形で再会することになるなんてね。(あははと苦笑しながら片手を上げて挨拶)………(テイルスに問い詰められ数秒ほど目を瞑り黙り込む)………そうだね…けど、その前に…――――― 「彼」から話を聞いた方がよさそうだ。(ルカリオの中に眠る波動の力で何かを感じ取ったのか、ある方角の空を見つめた) 」
ろろん「ひろろんとわんちゃん…やっぱり、知り合いだったんだね。(ヒロとアオを見て頷く)……「彼」…?(アオに釣られて空を見る) 」
Dr.エッグマン「 ギ ュ ン ッ ――――(アオが示した先の方角から、浮遊マシンに乗って焼け焦げた街へと現れる)…むん……『奴』の反応を追ってきてみたが、一歩遅かったようじゃのぉ……ん?お、お前は…!(その時、地上にいたテイルスに気が付き目を見張った) 」
テイルス「…「彼」……?………!ああぁーーーー!!!え、エッグマン…!?(エッグマンを見上げて驚く)どうしてエッグマンがこんなところに…? ねえ、これは一体……?(状況が上手く飲め込めず、アオに再び問いかける) 」
アオ(ルカリオ)「…やあ、また会ったね――― 「ドクター」。(頭上のエッグマンを、半ば睨みつけるように見上げる) 」
テイルス「そうか…きっとまたエッグマンが良からぬことを企んだ結果に起きた自業自得の二次災害だね。こっちはいつもとばっちりを食らって迷惑してるけど。(ぼそっ) 」
Dr.エッグマン「やかましいわっ!!(テイルスに怒鳴りつける) むっ…その声は…いつぞやの『英雄』か…!最後に出会った時から、ずいぶんと変わり果てた姿になったのぉ…?ホーーーホッホッホ!!…じゃが、貴様がここにおるということは…やはり、ワシの推測通り…『奴』は確かにここにいたということじゃな。教えろ、『奴』は何処へ消えた? 」
アオ(ルカリオ)「その前に、こっちの質問に答えてもらうよ。あの鉱石のこと…『インフィニット』と名乗り去った奴のこと…あなたが知ってるすべてをね。 」
ヒロ「…………まさかそんな姿になってるとはな。……!(エッグマンを見て) 」
イレブン「―――――――――――――う……ぅ……ゲホッ…ゴホッ……はぁ………はぁ………(ボロボロな形相で遠くのほうから皆のいるほうへと近づいてくる) 」
Dr.エッグマン「…………いいじゃろう。(アオと睨み合っていたが、ついに自分から折れたように落胆する)…7月7日…七夕の日に現れた1000年に一度の大きな流星群「千年彗星」。あれは、稀に起こるとされるこの混沌世界(ケイオス)の磁場の乱れから、偶然にも引き寄せられた現象じゃ。 」
ろろん「……!大変、まだ怪我してる人が…!(イレブンのもとへ駆け寄っていく)無茶しないで…!座ってて…(そう言うと彼にも杖を突きつけ、全身を癒しのオーラで包み込んでいく)…千年彗星…ウォズンやテルルンも言ってた奴だ。 」
名探偵ピカチュウ「俺ちゃんがスパイダーバースに参戦しますようにって焼き土下座しながら祈った日じゃん。願いは叶わないのに厄ネタが舞い降りてくるの。世の中ってどうしてこう俺ちゃんを嫌ってるんだろうね。 鉱石ってなに、流行りのインフィニティストーン? 」
Dr.エッグマン「その流星群の中にとびきりでかい巨大隕石があった。そいつは軌道から外れ、この星に墜落した。じゃが大気圏に衝突した瞬間から、隕石の表面が削れ、その破片がこの星のいたるところへ小隕石として墜落したんじゃ。それこそが、例の鉱石…"無限の力"を秘めるとされる『 無限鉱石 』じゃ! 」
しわしわピカチュウ「やっぱりインフィニティストーンじゃないですかやだー!!誰かスマホ持ってない?スパイディに助けてもらうのが良いと思うこういうの。東映版スパイダーマン?いやあれピーターパーカーじゃないから…… 」
イレブン「…くっ……… ………ん…………ぁ………傷が………(力尽きて倒れかけるが、ろろんの治癒によって持ち直す)……きみが、助けてくれたのか………ありがとう。(ろろんに) 」
テイルス「 なっ、『無限鉱石』だって…!?無限の力…そういえば、あいつ(インフィニット)も去り際にそんなこと言ってた…あいつの強さの秘密は、その無限の力を宿す鉱石だったんだ…! 」
Dr.エッグマン「『無限鉱石』は、小さいながらもその石に秘められた力は凄まじく、無から有を生み出せるほどの極めて壮大なパワーを有しておる!それ故か…回収する際に手を触れようとしたその時!ワシの理性が吹き飛びそうなほど、悍ましい幻覚を見てしまった…今思い返してみても、吐き気を催すものじゃった…(口元を手で覆いながら) 」
ろろん「ゆっくりしててね。(イレブンに優しく微笑む)むげーん…こーせき…?(・ω・) 」
飛電或人「何もないところから、何かを創り出す…科学の力を超越してるな… 」
テイルス「さっき、宇宙人…コホンッ、そこのおじさんが言ってた通りだ…その無限鉱石は、よほどの強い精神力がなければ扱うことはできない…!(「人間の精神にまで及ぶほどの代物という話だ。アレを扱うには……強靭な精神が必要になる」、アーロンの言葉を思い出す) 」
名探偵ピカチュウ「要はドーピングだろ。まあ確かにカフェイン摂取量が度を越すと大概はハイ通り越してダウンするってそれ一番言われてるから。 ————となるとメンタルがサノス級なのは間違いないとはいえ、そのインフィニティスト……インフィニットの『素のスペック』は鉱石使う今よりよえーはずだ、チートってそんなもんよ。 何か鉱石のパワーを打ち消す方法はないのかいドクトル 」
イレブン「……いや……ゆっくりもしていられない。他にも、助けを待っている人達がいるかもしれないからね……(ろろんに) 」
Dr.エッグマン「…ワシはこの力の秘密を探るべく徹底研究を行った。すると興味深いことが分かった。ワシが拾った鉱石は、他の鉱石とリンクしているということじゃ。 」
Dr.エッグマン「つまり、触れた人間が幻覚や幻聴を感じたのは、"同じように無限鉱石に触れた人間の感覚を共有する性質"があるからじゃ。このことから、無限鉱石は生命の五感や脳に干渉し、その力を利用することで人物から物質、風景に至るまで、"本物と変わらない幻を見せる能力"を発揮することができるのじゃ!! 」
ヒロ「無限、鉱石…(ろろんちゃん、この前とんでもないものを触ったかもしれねえな…) 」
テイルス「そうか…僕たちを襲ってきた、あの人間の姿をしたバケモノみたいな奴らも、その無限鉱石によってもたらされた幻影だったんだ!(体にノイズを走らせていた戦士たちを思い返す) 」
Dr.エッグマン「無限鉱石の力を打ち消す力、か……そんなものがあれば今頃苦労はしとらん。…もう少し時間が必要じゃな。ワシはこの鉱石の力に惹かれ、我が念願の夢!この世界を支配し、エッグマン帝国建設の為に利用しようとしたのじゃー!ホーーーホッホッホ……!……そこの青い若造に邪魔されなければ、な。(アオに睨みを利かせる) 」
アオ(ルカリオ)「残念だったね。(皮肉を込めた返答)俺は旅の途中で偶然そこに居合わせたんだ。その無限鉱石の力に初めは驚かされたけど…何とか彼が持つ鉱石を破壊したんだ。 」
ろろん「……っ……(´・ω・`)(イレブンを引き留める強い理由もなく、ただ彼の背を心配そうに見つめる)おじさん悪い人だったの?ほえー…(・ω・ ) 」
テイルス「なーんだ。結局全部エッグマンのせいじゃん。(呆れ顔) 」
名探偵ピカチュウ「無限のエネルギーに実態のある幻覚を3Dプリンターする鉱石ぃ???インフィニティリアルストーンじゃん、やっべこれ真っ向から殴り合っても勝ち目ないやつじゃん。ちなみにこのフラグを踏んで真っ向から挑んだウルバリンっていうのがいたんですけど死にました。 他にも鉱石があるってことだよな、ラムネ菓子みたいに量産されて。 まさかこの中にそれに触っちゃったやついる?恥ずかしがらずに挙手せい挙手。俺ちゃんはアイドルと握手してた 」
イレブン「…………。(ろろんの視線を感じ、振り返る)……一緒に、来るかい? 」
ヒロ「………感覚を共有、破壊……(以前、ろろんから鉱石を奪い取ったアオのことを思い出す)そうか、あの時奪ったのはそのため……なのか? 」
アオ(ルカリオ)「……その話は、後でした方がよさそうだ…(ヒロに耳打つ。まるで、その時が来るのを待っているかのように。) 」
Dr.エッグマン「やかまわしいわっ!!(二回目)じゃがワシはあの程度では諦めなかった。すぐに急いで他の鉱石を探しにあちこちを探し回った。そして複数を入手し、より強大な力を生み出すために研究を重ねたところ…そこで例の感覚共有が起きたのじゃ。複数の鉱石によって見出されたのは、より強大な無限の力…すなわち!!あの、千年彗星と共に墜落した巨大隕石!無限鉱石の源じゃ!!鉱石の感覚共有を逆手に取り、ワシはついにその源となる巨大隕石を発見したのじゃ! 」
ろろん「………(イレブンの問いに、首を左右へ振る)ろろんも、他にも困っている人を助けたい…でも、ろろんにはまだ、どうすればいいのかわからないことだらけだから…(インフィニットの前に立ちはだかった時に感じた、あの恐怖が過る) 」
Dr.エッグマン「巨大隕石…調べると、そいつはただの隕石でも、ましてや鉱石でもなかった。隕石の中に、底知れない超強力なエネルギー反応があった…それはまるで『卵』のようであった。ワシはこの世界のあらゆる文献を調べ尽くし、その『卵』に眠る存在をようやく突き止めた!! 」
Dr.エッグマン「『卵』に眠る未知にして強大な存在…その名は――――――『 ムゲンダイナ』ッ!!! 」
飛電或人「ムゲンダイナ…?むげんだいな……無限大な……無限大な~夢の後の~♪(熱唱し始める) 」
ヒロ「…………(意図を察したかのようにコクリとうなずく) 」
イレブン「……そうか。……そうだね。今のきみには、考える時間が必要だ。…無理を言ってすまない。ボクは……今、できることをしないと……(ろろんそう言い、歩いていった…) 」
ろろん「何もない世の中じゃ~♪ ……う、うん…(それ以上は深追いせず、ただイレブンを静かに見送った) 」
Dr.エッグマン「やかまわしいわっ!!(三回目)歌うんじゃない!! …『ムゲンダイナ』…そいつは遥か大昔に存在したとされる強大な超生命体。確か…ガラルというある小さな世界においては、伝説の存在とも言われておる。 」
惑星ガラルから連れてこられたダイマックス奴隷共『そんなこと知るkニョアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア(ゆびをふるで“ダイマックス砲”を発動したマホイップに消し炭にされる)』
Dr.エッグマン「奴はその『卵』の中に眠っておった。まるで来る日に向けて体力を温存するかのように、な。じゃが、この星に墜落する際、奴のパワーは大気圏の衝突による影響で、その一部が散乱した。その力こそ、あの「無限鉱石」だったたのじゃ! 」
八神太一「昨日無限鉱石7つ集めたンゴwwwwww(曲に引き込まれる) 」
テイルス「そうか…!無限鉱石は、そのムゲンダイナから剥がれ落ちたことで誕生したものだったんだ!!…でも、無限鉱石だけで強大な力を秘めているのに、その源であるムゲンダイナって、いったいどれほどのエネルギーを秘めているんだろう…? 」
穴掘り親父「私に無限鉱石7個くれたらW(ワット)を掘り当ててやろう! 」
Dr.エッグマン「うむ。じゃからワシは、『卵』に眠るムゲンダイナが覚醒する瞬間を待ちわびておった……じゃが…そこでまたしても邪魔者が現れおったんんじゃ。そいつこそ、貴様らの言う『インフィニット』という奴じゃ。奴は『卵』、いや…"ムゲンダイナそのものを"自らの身体に埋め込んだ無限鉱石に取り込んだのじゃ!! 」
テイルス「なっ……なんだって…っ…!!?(驚愕の事実に退く)じゃあ、じゃあじゃあ…!あいつの力は、無限鉱石の源であるムゲンダイナそのものってこと!?…わ、訳が分からないよ… 」
アオ(ルカリオ)「…っ……想定してたよりも最悪だな…(エッグマンから告げられた事実に渋い表情を浮かべる)…インフィニット…俺は、恐らくそいつが、そのムゲンダイナを取り込む前に、一度接触したことがあるんだ。アイツはただ、ひたすらに"力"を求めているみたいだった…世界に点在する鉱石を片っ端から回収していたらしい。だから、無限鉱石を破壊し続けてきた俺のことを邪魔者と判断し、襲い掛かってきたんだ。 」
アオ(ルカリオ)「結果的に俺はその圧倒的な力の前に屈したよ…悔しいけど、奴の力は本物だ。 」
飛電或人「…ん?けどさ…?一部の無限鉱石が破壊されたってことは…その分、ムゲンダイナの力も損なわれるんじゃないの?あんたがどれだけ鉱石を破壊してきたのかは知らないけれど…そのインフィニットって奴が吸収したムゲンダイナは、少なくとも完全な力を持っているわけじゃない。…その欠点をつけば、まだ勝機はあるんじゃないのか…? 」
アオ(ルカリオ)「…理論的にはね。だけど、奴は去り際にこう言ったんだ。「鉱石を破壊したところで俺は止められん。この世界に「絶望」がある限り…」ってね… 」
Dr.エッグマン「………"やはり"か…(アオの発言に思い当たる節があるのかのように、自らの顎を撫で回す) 」
テイルス「そういえば、そこも気になってたんだ…!あいつが言ってた「絶望」って?何か知ってるの…? 」
名探偵ピカチュウ「そもそも完全じゃないにしてもフルボッコだドンされたわけだし。俺ちゃんはそいつが繰り出してきた幻影っぽい奴に出くわしたけどピカチュウにスマホ充電させて手も足も出なかった。(ふんすー) あれかな?ブラックシャドーとかみたいに不のなんとかーとか、悲しみガーみたいなそういう奴を原動力にしてるのかな? あー背中かゆい、だれかかいて背中 」
ヒロ「………絶望が何か…奴の力を増大させるものがあるのかもしれないな… 」
Dr.エッグマン「……ここへ来る直前、また一つ新たな発見があった。それは、無限鉱石の恐ろしい性質じゃ。強大な力を持つ鉱石を最初に触れてしまうと、感覚共有ではなく、先ずは強烈な幻影から先に齎される仕組みとなっておったのじゃ。そして、その者が感じる「絶望」をエネルギーとして吸い取り、やがて死に至らしめる…!人々が感覚共有を体験するのは、その死の間際じゃ。ワシのように偶然にも生き延びた被害者の証言から、この結果を導いたのじゃ。ムゲンダイナが鉱石の源であるように、鉱石の源は生命の「絶望」にあり、ということじゃ…! 」
ろろん「ぽりぽり…(ピカチュウの背中を掻く)…絶望……(ずっと希望を抱き続けて生きてきたろろんにとって、そのワードは心に深く突き刺さるものがあった) 」
飛電或人「……!!まさか…奴がこの街を襲ったのは、人々を絶望させて、そのエネルギーを糧にムゲンダイナを完全なものにするためだったのか…!!? 」
ヒロ「………ろろんちゃんも、あの時…危ないところだったということか! 」
Dr.エッグマン「…ふむ…インフィニットめ… 世界各地で無限の力を暴発させて破壊・殺戮活動を行い、世界を絶望させる強硬手段に出おったか…ワシ以上の悪事を働きおって、実にけしからん! 」
テイルス「…じゃあ、人々が絶望すればするほど、インフィニットの中に眠るムゲンダイナが復活するためのエネルギーとなってあいつの中へと注がれていくんだ……どうしよう…なんとかしないと……?(その時、ヒロの発言に首を傾げる)…そうだ…ろろん、君…あの鉱石に触れたんだよね…?ねえ、本当に何もなかったの…? 」
名探偵ピカチュウ「あ^~そこそこ、効く^~~(ろろんにかいてもらい思わずシワピカ顔に) となると『また』やるだろうな。絶望とかを吸収するのに有効な距離にもよるけど、マスゴ……マスメディアちゃんの報道で世界中がパニックになればそれこそ思う壺なんじゃね? 」
ろろん「………??? うーうん、ほんとになんともなかったよ…? 」
アオ(ルカリオ)「………(頃合いだと感じたのか、突然ろろんのもとへと歩み寄り、先日彼女から奪い取った無限鉱石を見せつける)―――彼女なら大丈夫。「俺が」その証拠だ。 」
ろろん「……あっ…!!あの時の…!(アオが見せつけた鉱石目を奪われる) 」
テイルス「えっ…ど、どうして…!?どうして、鉱石を直接持てるんだい…?一度でも触れたら、理性が失うほどの幻覚に囚われるはずじゃ…!(鉱石を持つアオに仰天) 」
Dr.エッグマン「なんと…ッ…!?…いや、じゃが…確かにそうだ。(平然としたアオの反応を見てあることに気が付く)無限鉱石は、"最初に触れた人物"にその影響を齎す。つまり、既に触れられた鉱石を他者が触れることでその影響は受けないのじゃ。じゃが…驚くべきはそこの小娘じゃ…!貴様、見たところ平常のようだが…? 」
アオ(ルカリオ)「……光を放つ鉱石は、まだ誰にも触れられていない証拠。俺はあの時、確かに見たんだ。光放つ鉱石を、君が拾い上げた時、その光が消えたところを。 」
アオ(ルカリオ)「…君は、"奇跡的に無限鉱石と適合した"んだ。インフィニットと同じく、君もこの鉱石の力を使うことができるかもしれない。君は間違いなく、あのインフィニットを倒せる「切り札」となる。だから、壊そうとした君から奪い取り…今日のような来る日の為に、すべてを明かすつもりだったんだ。(ヒロにも視線を向けながら、手にしていた鉱石をろろんにそっと握らせるように返却した) 」
テイルス「うんっ…!ろろんは、あの神樹の冒険でもいろんな奇跡を齎してくれた…科学的には説明できないけれど、僕は納得しちゃうな~! 」
ろろん「…ろろんが、この石と……?……!(アオから無限鉱石を授かり、まじまじとその表面を見つめた) 」
飛電或人「なーにっ、なんてったって、ろろんは天使様だからな!きっと、絶望なんかぜんぶ振り払ってくれるさ。……安心しな、ろろん。何があっても、俺たちが付いている。お前ひとりにだけ戦わせなんかしないさ。(にししと笑う) 」
Dr.エッグマン「……じゃが…一割にも満たないたった一個の無限鉱石で、ムゲンダイナそのものと化した奴に対抗するのは、確固たる勝機は見込めんぞ…? 」
ヒロ「………そう、だったのか。だから………お前は決して、悪い奴じゃなかった。誤解していた……… 俺もついている。必ず、負けない(或人に続くようにろろんに) 」
アオ(ルカリオ)「いいんだ、ヒロさん。(気にしないでと手を上げる)…本当の無限の力ってのは、人と人との繋がり、その心や愛、絆なんだ。(ろろんと同じ目線になるように彼女の前に跪く) 」
アオ(ルカリオ)「ろろんちゃんって言ったね?俺は「アオ」。今はこんな姿になっちゃったけど…俺も、そういう人との繋がりを大事にしてきた人間なんだ。君にはたくさんの友達や仲間がいる。きっと、君が持つ奇跡の力で…みんなと繋がってきたんだろう。だって、出会いそのものが奇跡みたいなものだからさ!(ははっと笑う) 」
ろろん「アルトン、テルルン、ひろろん…みんな…(みんなの顔を一人一人見渡すと、表情が綻んでいく)……!…アオン………うん、ろろんはね…みんなといられて、本当に幸せだよ。だから、ずっとずっと、これからも大切にしたい…!みんなや、みんなが愛したこの世界も…!…誰も悲しまないように…(悲哀を背負い立ち去っていった先程のイレブンのことが)…誰も傷つかないように…(絶望を齎すインフィニットのことが)………助けたい……! (そうした、今までであって来たすべての人たちの顔が、次々と浮かび上がってくる) 」
アオ(ルカリオ)「ろろんちゃん………ふっ―――――(…
レインドさんが見たら、きっと、あの人も笑うだろうな…)(獣の手で優しくろろんの頭を撫で回す)……ああ、助けよう…!ここにいるみんなで、その幸せな日常を取り戻そう。 」
Dr.エッグマン「……フン、抜かしおるわ。まあよい、せいぜい貴様等は貴様等で勝手にするがよい。じゃがワシは自らの野望は諦めておらぬ!奴がムゲンダイナを取り込んだというのならば、奴そのものを利用してワシのものにしてやるまでよ!ホーーーーホッホッホ!!(そう言うとマシンを走らせ颯爽と去っていった) 」
テイルス「エッグマンったら、相変わらずだなぁ…(やれやれと呆れている)うんっ、そうだね!僕たちが絶望してちゃダメだ!…よぉ~し…エッグマンからいろいろ情報は聞き出せたんだ。そうなればもうこっちのものさ。今の情報を基に、インフィニットへの対抗策を考えてみるよ! 」
飛電或人「おっ、じゃあ俺も…新しい対策を考えないとな!……今のゼロワンドライバーのままじゃ奴には太刀打ちできない…だったら…!(傷だらけのゼロワンドライバーを見つめ、あることを閃く) 」
ろろん「…♪(アオの温かい手に、これ以上ない安心を得る) みんな……うんっ、やろうっ!みんなとなら、どんなことだって乗り越えられる…!今までだって、そうだったもん。きっとなんとかなる!(`・ω・´)キリッ よーし、やったるぞー!٩( 'ω' )وおー! 」
ヒロ「無茶なことを……(エッグマンを見て)……やってやるぞ!!!! 」
絶望は希望へ、迷いは決意へ――――
― 某街・工場(避難所) ―
アーマン(幻影)「ドギャアアアァンッ ! ! ドグァアアアンッ ! ! (ノイズが走る幻影の化け物たちが、街中を無差別に攻撃し破壊活動を行っていた) 」
しずえさん「みなさーん!街の方は危険です!ただちに工場へ避難して下さ…きゃああぁー! 」
ベジータ「もうダメだァ…逃げるんだ…勝てるわけがないYO!(ボロボロの身体で地を這うように工場へと向かう) 」
ヤ無茶「(街中で既に虫の息) 」
ブン「ねーちゃんまじやばいって!どーなってんだよあれ!ねーちゃーハン!?(工場の中でカチコチに凍った冷凍チャーハンの袋を振り回しながらパニックに陥っている) 」
フーム「ブン!外から来た人たちをできるだけ奥へ避難するよう誘導して!あと、非常食の冷凍食品は勝手に食べないの! 」
オルガ・イツカ「止まれよ……動くんじゃねぇぞ……(幻影の前に立ちはだかる)………キボウノハナー 」
フラダリ(幻影)「フレアチューバー以外の皆さん、さようなら。(カエンジンに攻撃を命令を出し、街を火の海に変えていく) 」
スモーカー「ぐゥ…!くそが……!(十手を杖代わりに跪く)敵の数が多すぎてキリがねぇ…!政府の増援も来ねえ今…海軍だけで相手できる状況じゃなくなってきたぞ…ッ…… 」
織田兵士「————構え、放てぇぇぇッ!!(織田家の家紋を携えた甲冑を纏う兵士の幻影が隊列を成し、木製の盾の隙間から火縄銃を構える。銃口からは火縄ではあり得ない火力の『砲撃』が直線上の火を吹き襲いかかった) 」
ザマス(幻影)「愚かなる人間たちよ…神の裁きを受けるがよい…! 」
ジャン「ジャアアアアアアアアン・キルシュタインです!ニキティは―…はぁはぁ…ニキティーは無事かああああぁッ!!?(迫真のシリアス顔) 」
ショッカー戦闘員(幻影)『イーーーッ!!!(普段は言葉数が足りない悪の組織のしがない戦闘員だが、逃げ遅れた人々の背中を容赦なく斬りつけ、悪逆非道の限りを尽くしていた) 」
ペニーワイズ「ダハハハハハ!!!!キョウカちゃんは俺が守る!!!(キョウカを探してはばたく) 」
バンジョー龍我「オイセントォッ ! ! 何がどーなんだってよ!?いきなりすげぇ数の敵が現れるし!俺はなんかクマみてーになっちまったしよォ!!わけがわからないゼ!!! 」
桐生戦兎「喚くなよ馬鹿。てか、毎度思ったけどクマなのそれ?(もはや姿が変わったことについてはいちいち突っ込まない)とにかく奴らを止めるぞ。カシャンッ ! ! (ビルドドライバーを装着) 」
????(幻影)「ふはははは!(甲高い声)行けい天下布武を成す我が武士<もののふ>達よ!女子供の首あらば1点、男共の首は5点、敵も兵手であれば10点、対象首であらば100点ッ!殺し尽くした者から褒めてつかわすぞ!(奥に構えるシルエットの武将が扇を煽り、それによる『強化バフ』を施された織田家兵士が住民達を無作為に蹂躙していく) 」
バンジョー龍我「バカってなんだよ!「筋肉」をつけろよ「筋肉」!! カシャンッ ! ! (この形(なり)でビルドドライバーを装着) シャカシャカシャカ…ガコォンッ ! \Wake up ! CROSS-Z DRAGON !/(ドラゴンフルボトルを振り、
クローズドラゴンに差し込む) ガションッ ! ! (クローズドラゴンをドライバーに装填) 」
桐生戦兎「 シャカシャカシャカシャカ…ガチャンッ ! \ラビット×タンク !/ \ベストマッチ ! ! /(ラビット&タンクフルボトルを上下に振り、それぞれをビルドドライバーに装填) 」
桐生戦兎&バンジョー龍我『 \Are you Ready ?/―――― 変身!!』
桐生戦兎→仮面ライダービルド「 \ハガネノムーンサルト ! ラビット×タンク !/ \イェーイッ ! ! !/(仮面ライダー「ビルド」に変身) 足手まといなことだけはするなよ?(そう言うと幻影たちへと立ち向かう) 」
バンジョー龍我→仮面ライダークローズ「 \Wake up burning ! Get CROSS-Z DRAGON !!/ \Yeah !!/(仮面ライダー「クローズ」に変身) あぁん!?うっせー!!(ビルドに続いて幻影たちへ殴りかかるように駆け抜けた) 」
インフィニット「――――――(その頃、爆音や叫びが響く街を俯瞰するように、黒煙が立ち込める空に浮かんでいた)……人類よ、恐怖しろ。そして「絶望」しろ。お前たちの「絶望」が、俺に更なる力を与えるだろう…ク、ククク…ッ…!! 」
ドフラミンゴ(幻影)「フフフフッ……!久しぶりだなぁ?「ロー」!!会えてうれしいぜ…(街の某所。自らの糸を張り巡らせ、何者かと交戦していた) 」
織田家兵士(幻影)「!? な、何や……え、なにあれ兜?兜なのあr ぐあああああ!!ぎゃあああ!!やめてくれええええ!!ふなっしいいいいい!!(颯爽と現れたライダーの拳でドミノ式に倒れ、追い討ちをかける拳に悉くが紙切れのように吹っ飛んでいく!) 」
ロー「ギチギチッ… ! (斬撃性のあるドラフラミンゴの糸を刀で受け止めた態勢のまま、奴と睨み合う) 何故お前がここにいる…ドフラミンゴッ!!(目の前の男に心底憎悪を剥きだす) 」
仮面ライダークローズ「今の俺は…負ける気がしねえええええぇ!!! 」
????(幻影)「ほっほっほっほ!(甲高い声)多少は戦慣れした者が平安の世に紛れておったか。玉石混合とはまさにこれこのことよの!(世紀末覇王が如き黒の軍馬に跨った、なぜか顔だけシルエットの武将がビルド・クローズの両ライダーの前に立ちはだかる。馬上から見下ろす其の者の背後では雷鳴が嘶いていた)しかし驕るな、貴様らの鉱石は精々民草上がりの足軽であればよいとタカをくくったわしの愚が許したに過ぎん。此れよりは、映えある織田家の精鋭が迎え撃とうぞ!! 」
ドフラミンゴ(幻影)「フッフッフ…!そんなこたぁどうでもいい。お前も、他の連中も、皆殺しだッ!! 」
仮面ライダービルド「あのバカ…後先考えず突っ込みやがって。 織田…?ひょっとして、あんたは…!(目の前の幻影にこれは驚いた!と驚嘆する) 」
織田家精鋭「破ァァァァァァァ—————!!(高台から10人の『剣士』が舞い降り、前四名が真っ正面からクローズ・ビルドへ切りかかる!) 」
ミヤコ「あぅー…コンビニが崩れてもうプリンが買えないの…プリン食べたいの…(避難所で項垂れている) 」
仮面ライダービルド「――――!しまったッ!!バンジョー!!(クローズの腕を掴み強く引き寄せ彼を助ける…と思いきや、盾にして織田家精鋭の攻撃から身を守る←) 」
いいモルペコ「うらら♪(ミヤコの前にプッチンプリンを一個置いていく) 」
悪いモルペコ「(与える数が)少ない!!(いいモルペコにはたく!) 」
仮面ライダークローズ「ぐわああああああああ!!!いってええええええええええええええ!!!!(ビルドの盾となって斬り裂かれ、火花を散らしながら転がり倒れる) ぐゥ…オイセントォッ ! ! てんめぇー…!!!(ぐぬぬ) 」
織田家精鋭1~5「な……此奴なんと奇怪な策をあばああああ!!(なんということだ!ライダーの装甲はその辺のモブ兵士の刀を難なくへし折りそのまま勢いで吹っ飛ばしてしまった!) 」
アンゴル「はぁ、はぁ、はぁ…!申し上げます!街に怪物が現れましタァ!!(避難所へ直行) 」
パラガス「このままでは、この街も…避難所も、あと数時間の命だ… なんとしても奴らを食い止めなければ! 」
織田家精鋭6~10「—————かかったなアホが!!殿!!我らが成す『三千世界』とくとご覧あれ!!(前衛に打って出た五人の精鋭は陽動、残る五人がビルからビルへ飛び交い、両ライダーを包囲し一斉に火縄から対戦車ライフルに匹敵する火力の銃弾を放つ!) 」
仮面ライダービルド「勝利の法則は、決まった!(ピコーン☆)ほら立て筋肉バカ。まだ休んでいいって言ってねーぞ。 」
????「————うつけが!!戦力分担は兵法において自ら成すのであればこれまさに戦略!要は頭数はきちんと数え立ち回るのが肝要なのじゃ!!(刹那、後方から赤い『光線』が開い、両ライダーを狙撃しようとする精鋭に風穴を開ける) 」
仮面ライダービルド「ふっ―――― かかったのはどっちかな?(クローズを踏み台に、ラビットの跳躍力能力で空高く跳び上がった)――――あらよっ!(着地後、ドリルクラッシャーで精鋭たちを次々と薙ぎ払っていく) 」
仮面ライダークローズ「いでっ――――ぎゃあああああぁぁぁあああ!!(踏み台にされた挙句、たった一人で集中砲火の餌食となりうつ伏せにびたーんと倒れ込んだ)…戦兎ォ…てんめぇ…覚えてろ~……!(キボウノハナー) 」
織田家精鋭6~10「ぐあ"……あがッ!あッ!!(????の放った光線に手足を焼き貫かれ、ビルドのだめ押しでそのままビル群から叩き落とされて消滅する) 」
飛電或人「ッ…遅かったか…!(バイクを走らせ急いで街へと到着するが、その悲惨な光景を前に顔を歪めながら飛び降りる)……!アイツは…!(頭上のインフィニットを見据える) 」
闇サトシ(幻影)「フハハハハハ!さあ、闇のゲームの始まりだぜ!ピカチュウ!はかいこうせんだ!! 」
????→魔人アーチャー「わっはっは!待たせたのう!真打とは遅れ馳せ参じる者、一軍の将が軽々と前に出るべきではない故許すがよい!え?そもそも兵がおらん?ま、是非もないよね!(紅蓮のマントを翻し、とある世界の織田信長がビル群から両ライダーの前に舞い降りて轡を並べる)————さて、よくもまあ『織田家』を嘯いてくれたのう、これには天下のおおうつけと呼ばれたわしも激おこしてぜひもないわ。はははは(火縄……もとい光線銃を????(幻影)へ突きつけ、血を帯びた第六天魔王の瞳が眼光を轟かす) 」
キョダイピカマン「ピィ……(野太い声) BOMB!! ( ダ イ フ ェ ア リ ー ) 」
インフィニット「(或人の存在に気づき地上へゆっくり着地する)貴様は…ああ、思い出したぞ。あの時の死にぞこないのゴミか。まだ生きていたとは…しぶといゴミだ。次はその骨身遺さずバラバラに砕いてやろう。 」
惑星ヨロイから連れてこられた奴隷門下生共『ニョアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア(ピカマンのダイフェアリーに消し炭となる)』
????(幻影)「ふはははは!(甲高い声)よもや信長を語るおおうつけがまだ生き延びておったとはな。貴様には蘭丸を向かわせていた筈じゃが……ふむ、やはり『わし』を嘯くだけあって歯がたたなんだか。(シルエットに覆われたその暗黒武将はついに、兜という神秘の
ベールを外しその素顔をライダー達と魔人アーチャーの前に晒す) 」
闇サトシ(幻影)「この使えねえゴミポケがああああああああああああああああああああああああああああ(とばっちをくらい消滅) 」
仮面ライダービルド「バカには荷が重かったみたいだな。(伸びてるクローズをよそ目に、魔人アーチャーに手を上げ感謝の意を示す) 」
魔人アーチャー「なん……………………じゃと…………………ッ!!?!? ま、まさかッ!! 貴様が何故ここにッ!! 」
黒ウォズ「…よもや、あの『鉱石』が招いた態がここまで酷く悪化することになろうとは…我が魔王、ここは如何に? 」
????(幻影)→本物信長(幻影)「—————黙れ小娘!!織田信長が女な訳なかろうが!!(取り出したるは赤のライトセーバー!!フォースの暗黒面を支配したシスの戦国覇王、織田信長が立ちふさがる!!) 」
常盤ソウゴ「決まってる!この騒動を止めるよ!ゲイツ、ウォズ、力を貸して! \ジクウドライバー !/ カ シ ャ ン ッ ! ! (ジクウドライバーにジオウライドウォッチをセットし、そのまま腰に装着する) ジ リ リ … カ チ ッ ! \ZI-O!/ カシャンッ ! (ジオウライドウォッチをドライバーへ装填) 」
魔人アーチャー「げぇーーーー!?やっぱりわしを存在ごと否定するわしーーーー!!?(さりげなくビルドとハイタッチしながら彼へ三白眼がこれでもかと見開かれた顔を向け)なあ、あれとわしどっちが信長だと思うのじゃ!?わしもわからんくなってきたんじゃが!じゃが!!ていうかあのわし解像度低くない!? 」
仮面ライダービルド「……最悪だ…(本物?の織田信長の幻影体に頭を悩ませる) 」
仮面ライダービルド「えっ?あ?そ、そんなこと聞かれてもなぁ…ていうかまさか、やっぱり、見たことあると思ったら…(汗) 」
明光院ゲイツ「フン、言われるまでもない。カシャンッ ! !(ジクウドライバーを装着) ジ リ リ … カ チ ッ ! \GEIZ!/ カシャンッ ! (ゲイツライドウォッチをドライバーへ装填) 」
黒ウォズ「心得た。\ ビヨンドライバー ! / カシャンッ ! ! (ビヨンドライバ―を装着) \ ウォズ ! / \ アクション ! /(ウォズミライドウォッチをドライバーへ装填) 」
本物信長(幻影)「ふはは\ブォンブォン/はは!!(甲高い声)恐ろしくて声もろくに\ブォンブォン/出せぬか!しかし案ずるな、わしとて所詮は人の子、今ここで討ち取られるが『其方らにとって温情』というものよ!!なに、遠慮するな。解釈もく\ブォンブォン/れてやろう、楽に浄土へ\ブォンブォン/おくってや……いやこの剣うるさい!うるさすぎない!? 」
常盤ソウゴ→仮面ライダージオウ「――― 変 身 !! グルン ――― カ ッ コ ー ン ッ ! ! (メインユニットのジクウサーキュラーを反回転させる) \RIDER TIME!/ \KAMEN RIDER~♪ ZI-O!/ (仮面ライダー「ジオウ」へと変身) はぁッ! (幻影ザマスを食い止めようと特攻する) 」
オ ォ ォ ォ ォ" オ オ オ ォ オ ォ ォ ——————ン……(幻影はこびる戦場。阿鼻叫喚の地獄絵図さえも児戯に過ぎぬと笑わんばかりの狼の雄叫びが町中に響き渡り、聞く戦術のない者全ての背筋を凍てつかせた)
ゲイツ→仮面ライダーゲイツ「 変 身 ! グルン ――― カ ッ コ ー ン ッ ! ! \RIDER TIME!/ \KAMEN RIDER~♪ GEIZ!/(仮面ライダー「ゲイツ」へ変身) ふんッ!(ショッカー戦闘員の群れに突撃し、蹴り飛ばしながら蹂躙していく) 」
黒ウォズ→仮面ライダーウォズ「 変身――― \ 投影(トーエイ)! フューチャータイム ! / ――― \ スゴイ ! ジダイ ! ミライ ! / \ カメンライダー ウォズ ! ウォズ ! !/ (仮面ライダー「ウォズ」へ変身) \ ジカンデスピア ! / \ カマシスギ ! /(変幻自在の武器「ジカンデスピア」を手に取り、鎌型へと変形させる) ロー君、手を貸そう。(ドフラミンゴと交戦中のローのもとへ駆けつけ、ドフラミンゴに斬りかかった) 」
ロー「――――!黒ウォズ屋か…恩に着る…(刀を水平に構え、ドフラミンゴと対峙する) 」
魔人アーチャー「うーん……ぐだぐだしてきたのう。なんかわし本物もぐだぐだしてる、し過ぎてない?あれむしろわし側の世界の人間じゃない?(ライトセーバーの音と悪戦苦闘する本物信長に銃口を向けいつでも引き金を引けるようにしつつもいたたまれない気持ちになる)——————む。 のう、仮面ライダー、おぬしも感じたか? この戦場<いくさば>何か……よくないものがおるようじゃぞ 」
飛電或人「…ッ……!(新型ドライバーの開発はまだ終わっていない…今自分にできる方法で戦うしかない…!)―――― 変身!(装着した飛電ゼロワンドライバーにキーを装填した) 」
トラ男~~~~~~~~!!(遠方からローにとって聞き覚えのある人物がこだまし、何かがジェット機さながらの高音を発しながら風を切りドフラミンゴへ一直線に飛来してくる)
飛電或人→仮面ライダーゼロワン(シャイニングホッパー) 「 \プログライズ !/ (キーをドライバーに装填) \The rider kick increases the power by adding to brightness !/ \ シャインニグホッパー ! ! / \When I shine, darkness fades./(ゼロワン・シャイニングホッパーへ変身) ……うおおおおぉぉッ!!!(果敢にも、たった一人でインフィニットへと立ち向かう) 」
ロー「……!?(この声…まさか……ッ…)(聞き覚えのあるその声に、ドフラミンゴの者とは違う別の異様な感情が湧き起こり顔が引きつる) 」
冴島大河「何か起っとったんはわかっとったが………まさかここまでやったとはのう。(ジオウ組の聞き覚えのある声(つながり)がこの戦場に現れる) 」
仮面ライダービルド「……そうらしいな。だが怯えることはない。なぜならこのてぇん↑さぁい↓物理学者の桐生戦兎がいるからな!すごいでしょ!?さいっこうでしょ!?天ッ才でしょ!?(ぇ) 」
キャロル「————トラ男っち~~~~!!(赤い装束に麦わら……じゃない!赤キャップの(主にカオスマとかで)聞き覚えのある少女が、高速道路に炎の足跡を残しスポーツカー顔負けの速度で全力疾走) そいッ しゃァ!!(小爆発を発生させ軽く地を蹴り飛翔、ドフラミンゴへ空中宙返りからの楯一回転の遠心力を加えた、炎の足による音速踵落としを放つ!!) 」
インフィニット「…ひとりでこの俺に挑むとは無謀も甚だしいな。(向かってくるゼロワンへ掌を突きつけ、攻撃を仕掛けようとする) 」
アオ(ルカリオ)「―――――「ひとり」じゃないさ (インフィニットの死角から颯爽と出現。彼が伸ばした手を波動を纏う拳で弾き飛ばそうと襲い掛かる) 」
本物信長(幻影)「 ゾッッ (瞬間、ただでさえ解像度の低い本物信長の顔がドット絵になる程の恐怖が、生存本能を揺さぶりライトセーバーを床に落としてしまう)て……停戦じゃ!! 『奴』が来てしまう!!貴様ら、しばしわしの軍門に下ることを許す!いや、わしが下ってもいい!!なんとしてもここは『奴』に対抗し、生き延びることを最優先に————— 」
ドフラミンゴ「―――――!?(黒ウォズとキャロルの同時攻撃を受け止めようと前方に糸を張り巡らせるも、その衝撃に耐えきれなかったのが建物を貫きながら吹き飛んでいった) 」
仮面ライダーゼロワン(シャイニングホッパー) 「――――! よしッ…!(アオの参戦に助けられ、そのままインフィニットに殴りかかった) 」
複眼の黒獣(幻影)「 ┣¨ ォ ッ (それはまさに『刹那』であった。先ほどの雄叫びは『これ』から発せられたのであろうと、一目見れば判別がつく巨体の黒き獣が遥か上空から流星の如く飛来、地にクレーターを生成し『ただ体毛が触れただけで』本物信長を電動ヤスリにかけたように削り、かき消してしまった)■■■■■■—————(言葉では形容しがたい呻り声を上げるそいつの巨体は、四つ足ではあるが背に該当する部位の高さだけで10mは超えている。体毛は黒く、一本一本が刃のように鋭い。『犬型』ではあるが、頭部に存在する合計六つの複眼は、それぞれが獲物を探しめまぐるしく動いていた) 」
インフィニット「―――!(アオの妨害に片手を弾かれる)チッ…小賢しい!(もう片方の手でアオを掴み付近の建物へ豪快に投げ飛ばす) バ ッ ! (ゼロワンの拳がその身に届く寸前再び掌を突きつける) ギ ュ ゥ ゥ ン … ッ … ! ! ! (すると前回のような空間そのものが赤く染まりノイズが走る。すべての事象が緩やかに速度が低下していく) 」
アオ(ルカリオ)「なッ―――― くは…ッ……!!(建造物の岩壁に叩きつけられ瓦礫と共に地面へ倒れる)…っ……相変わらず、すごい腕力だ…――――!(あんな、化け物まで…っ……!?)(複眼の黒獣を視界に捉えると身の毛もよだつ程の戦慄を覚える) 」
本物信長(幻影)だったもの「 ドチャ ビチ ビチャッッ (獣の着地の衝撃だけで幻影とはいえもはや人の形をしない肉片へ成り果て、散らばり、後腐れなく消滅した) 」
仮面ライダーゼロワン(シャイニングホッパー) 「もらった―――――ッ゛!?(この感じ…以前戦った時の…ッ……!!)(急激に緩慢になっていく自分の挙動に驚愕する) 」
仮面ライダージオウ「やあぁッ!!(対峙していた幻影たちを片付ける)……!なんだかヤバそうな奴が来た…!(偶然目前に現れた黒獣に警戒する) 」
石動惣一「――――――――――――――――よくないものって、いったい何の事だろうな?(ビルドの前に姿を見せる) 」
魔人アーチャー「ああ!解像度の低いわしーーーー!!(デフォルメちっくな泣き顔できえゆく残骸を見送る。が、それもつかの間、見上げるほどの巨体をもつその獣を見上げ)——————なんということじゃ、もはやこうなってはそれこそ『是非もなし』。いんふぃにっととやら……このようなものまで用意していたとは……!(彼女はそれの存在を『知っている』それ故に、それが存在するだけで何を意味するかも熟知している。故に戦慄し、喉を鳴らして唾を飲み込む。あれこそが災厄なのだと、目で物語っていた) 」
仮面ライダーウォズ「キャロル君か。こうして我々が肩を並べるのはずいぶん久しいが…さて、懐郷に浸っている暇もない。残った幻影はあの大きな猛獣だけだ。何とかあれを退けなければ…! 」
キャロル「ミンゴォォオォォーー!!(吹っ飛んでいったドフラミンゴへ悟空が如く怒りの雄叫び)あれ、ブラックスターウォーズくん?マ?ミンゴあれで終わりなん?(素っ頓狂な声を上げ、促されるまま黒獣を見上げ)—————!!(同じく、それの存在を聞かされていた彼女もまた、らしくなく戦慄し、瞳の色が恐怖に染まった)なん……だと……? 」
仮面ライダービルド「…スマッシュとは桁外れのでかさだな…っ… さて、どうするか――――――― ッ゛ ! ! ? (黒獣を前に考えあぐねていたその時だった。目の前に現れた一般人のような男性、その者を前に、思考が完全に停止した――――)……っ……?!…お前……お前…ッ……!!!(石動という男を前に、激しくとり乱れる) 」
冴島大河「何やあのデカい化けもん……!(複眼の黒獣(幻影)を見て) 」
仮面ライダークローズ「オイセントォッ ! ! どーーーなってんだよッ!!?なんで…なんで『アイツ』がここにッ……!?(ビルドと同じく、石動を指しながら動揺している) 」
石動惣一「 よ っ (ビルドに対し、知人との再会のように) 」
インフィニット「 フン――――― ゴ ォ ッ ! ! ! (もはや制止したに等しいゼロワンを正面から殴り飛ばし、一撃で戦闘不能へと追いやった) 」
魔人アーチャー「ふっ まあ知らぬが当然というもの、わしもあれは『伝説上』の眉唾な幻獣であると鼻で笑って負ったぐらいじゃ(石動の問いを広い、苦し紛れに冷や汗を流しながら口橋を上げる)————その昔、けいおすに西部には不幸にも惑星爆発の衝撃波による『惑星外放射能』を浴びた地域があったのじゃ。当然、多くの生物は適合せず被曝により即死。しかし、その最中放射線に適合し、唯一進化を遂げ生き延びた『超生物』が存在したのじゃ 」
仮面ライダーゼロワン(シャイニングホッパー) →飛電或人「 ぐあ゛あ゛ぁ゛…ッ゛…!!!(インフィニットの一撃が炸裂し、殴り飛ばされる最中強制的に変身解除される。またその際、飛電ゼロワンドライバーが体から切り離され、地面へ転がり落ちる) 」
インフィニット「……チャキ…(或人から切り離されたゼロワンドライバーを拾い上げ、そして…)――――― バ キ ャ ア ァ ッ ! ! ! (彼のドライバーを、握力で粉々に粉砕した) フン…もはや俺の手を下すまでもない。(獣に一瞥を与えた後、再び黒煙が立ち込める宙へと舞い上がる。煙に紛れるかのように、その姿を完全に消した――――) 」
キャロル「(魔人アーチャーの解説に続き自らも口を開く)—————その超生物は異常発達した急雨角を頼りに大陸を横断。見事餌場に辿り着き人間、動物、果ては『神』さえも貪り、食い漁った。やがて、自ら食らうべき肉が悉く消え果て、その生物は『餓死』した……そう、そのはずだった。生物は『石化』し現代まで生き延びていた!!こうして生物が反映し、再び餌場が訪れることを夢見て!! 」
キャロル&魔人アーチャー「「そして今!我々の目の前で幻影として復活せしめている!! その名は—————— !!」 」
石動惣一「おっ?やっぱお前も一緒か………… ――――――――――〝エ ボ ル ト〟(クローズに対し、万丈を皮肉るかのようにねっとりとした言い方で) 」
仮面ライダービルド「……ッ゛……―――――― エ ボ ル ト オ゛ オ゛ オ゛ オ゛ オ゛ォ゛ ォ゛ ォ゛ ッ゛ ! ! ! (先程までの楽観的な雰囲気から一変。殺意にも近い憎悪を石動へと剥き出し、一歩詰め寄った)……なぜ…何故お前が"ここ"にいる…ッ……!?答えろッ…!!! 」
―――☢【世界政府指定最高危険生物・人類絶滅危機災害生命体】 封 印 さ れ し ポ チ ☢―――
仮面ライダークローズ「……テンメぇ…ッ……!!(石動の発言が癇に障ったのか、ビルドに続いて激昂) 」
飛電或人「 ! ! ! ? (破壊されたゼロワンドライバーに絶望し、慌ててその破片を震える手で拾い上げる)…ドライバーが…ッ……!(もはや仮面ライダーにすらなれない。力を失った喪失感、絶望感が一気に押し寄せてくる) 」
複眼の黒獣→封印されしポチ「 オ" ォ" オ" オ"ォ" ォ" ォ"ォ"ォ"ォ"ォ" —————— ン!!!!!!!! (コンクリをビスケットの如く容易く砕いて四肢をめりこませ、自らを見下ろす神への反逆と言わんばかりに天へ咆哮。それはただの犬の一声にも関わらず、信号機や電線がひしゃげ、吹き飛ぶほどの衝撃波を発生させ、天空に巨大な風穴を開けた) 」
石動惣一→石動惣一(エボルト)「…どうしてかって?おいおい、何言ってんだよ、俺とお前の仲だろ~?俺達が出会うのに、理由なんか要らない……そうだろ?戦兎。(エボルトと呼ばれながらも、石動惣一であるかのような振る舞いを続ける) 」
仮面ライダーウォズ「あれは、まさか…ッ……!いや、間違いない!あれこそ、「封印されしポチ」!なんということだ…これは最悪の事態…我が魔王の力をもってしても、敵うかどうか… 」
アオ(ルカリオ)「…っ……(インフィニットにはまたしても逃げられた…それより今は……)……さて、どうしてものか、な……(はははと乾いた笑みを零すが、目は笑っていない) 」
冴島大河「おい………あれがホンマに世界滅ぼすんか?……何かの間違いやろ……(封印されしポチというのを聞いて) 」
封印されしポチ「 コ ォ ォ ォ ォ ォ オ ……!!(大気中存在する魔力<マナ>を、ただ大きく息を吸い上げるだけで悉く吸収し、頭部の複眼を中心とした体表が緑白色に発光) ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨(何らかの攻撃の予備動作。ただエネルギーを蓄えているだけだというのに地響きが発生し、周辺の建物に亀裂が走り、古いものは倒壊していく) 」
仮面ライダービルド「……これもこの星の因果によるものか…?いや、そんなことより…ッ………"これ"も、お前の仕業か…ッ…?(半壊した街、暴れる幻影たち、最悪の光景を目にしながら、石動に問い詰めていく) 」
アーチャー「ネーミング!!まっっことふざけたネーミングじゃがそれは彼奴について石版に書き記した古代人の表す『犬』が『ポチ』だったのが原因じゃ!よってわしはわしは謝らない!(くわっっっ)だが本当にやばいやつなんじゃ永倉なにがしに似たおっさん! !! ま、まずい!!彼奴の直線上に入ってはならん!!総員左右に散るんじゃ!!(と言いながら自らはスタコラサッサと逃げ出す) 」
石動惣一(エボルト)「ん~?…………さあなぁ~?ど~でしょ。(適当な物言いではぐらかす) 」
ローブを纏った男「ザッ…―――――― ブ ン ッ !(崩れかけた建物の屋上より、或人に向かって何かを投げ渡した) カツンッ――――カララン… ! (或人の手元に落ちたのは、ゼロワンドライバーとは異なるもう一つのドライバー「フォースライザー」と呼ばれるものだった) 」
キャロル「ここは私が食い止めない!お前ら私に構わず早く逃げろ!!(自らも魔人アーチャーとは対局方向、ポチの直線上から逸れるようにすたこらっっさと退散) 」
飛電或人「……!……?!(手元に現れた謎のドライバー「フォースライザー」が視界に入り、その飛んできた方角、ローブの男を見上げた) 」
仮面ライダークローズ「オイッセントォッ!!エボルトの奴もやべーが…こっちもヤベーぞ!! 」
ローブを纏った男「……―――― 戦わなければ、人類に未来はない。(その言葉だけを残し、彼の前から姿を消した) 」
仮面ライダージオウ「やるしかないんだッ!やあああぁッ!!(ジカンギレードを手にポチへと斬りかかる) 」
ロー「チッ……"ROOM"…ッ…!(封印されしポチを前に、円(サークル)を展開し戦闘態勢へ) 」
飛電或人「……っ……―――― ガ ッ (去りゆく男の言葉を胸に刻み、フォースライザーへと手を伸ばした)…やってやるよ…ッ…! カシャンッ ! ! バリバリバリィ…ッ…!! ―――― ぐあ゛ぁ゛ッ゛…!!?なんだよ…これッ…!!(フォースライザーを装着した瞬間、全身に紅い電撃が迸りその痛みに悶える) ぐ…ぅッ……!!\ ジャンプ ! / ガシャンッ (フォースライザーにキーを装填) 変…身…ッ……!!(ドライバーのレバーを引く) 」
封印されしポチ「(天を仰ぎ見るかの如く振り上げた首を、一気に縦に振り下ろし大口を開ける。その地獄への入口が如く開かれたそこから放たれるは)———————— ギ ュ オ ァ ッ !!!!!!!!!!! (緑白色の極光。 光線と呼ぶにはあまりに広範囲、広面積に及び、高速道路一帯は愚か、そこに重なる地上を貫通し地下道、周辺に並ぶビル、上空を飛行し撮影していたテレビ局のドローン一帯、それら全てを瞬く間に『消し炭』は愚か『無』に書き換える。遥か遠方3km先までその火力の影響は及んだ) 」
キャロル「————— !!(彼女の音速移動をもってしても間に合わない。光が放たれる寸前そう判断し) トラオ!!シャンブルス!!!!!(『コイン』を人数分遥か遠くへ投げ、ローへ叫ぶ) 」
アオ(ルカリオ)「…ッ……!?この凄まじい"波動"は…!!(封印されしポチに集う魔力を波動として感知し、その壮大な力に圧倒されている) 」
石動惣一(エボルト)「だが………天才的なお前の頭脳なら、容易に〝答え〟を導き出せる。俺か…はたまた、別な何かか… 」
仮面ライダービルド「…ああ、わかってる……!(クローズにそう答えながらも、石動からは目を離さず対峙し続けている)………ッ……!(だが、獣の強大な魔力の前に、ついに彼から目を逸らし、巨大な敵に敵意を向き直した) 」
飛電或人→仮面ライダー001「 \フォースライズ !/ ッ゛……がッ…―――― ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ ッ ! ! \ライジングホッパー ! !/ \A jump to the sky turns to a riderkick./ \Break Down./ (ゼロワンとは似非なる、仮面ライダー「001」(ゼロゼロワン)へと変身を遂げる―――) 」
ロー「――――!!(瞬間的にキャロルの意を汲み取り、掌をくるりと翻す―――――)――――“シャンブルズ”ッ!!!(コインと引き換えに、その場にいた全員を遠距離へ瞬間移動させた) 」
┣¨ ォ ォ ォ ン (幸い、魔光の一閃は何者の命を奪わず、ただ『地表を深く抉り発生した溝』生成し黒煙さえもさらっていた。その轟音は遥か遠くの寄宿舎の住人にまで響いたという)
キャロル「(ローに転移された位置に足を揃え着地。『恐怖』で一瞬腰が砕けたのか片膝をつく。 転送されても尚、すぐ目の前がポチの攻撃で虚無と化していたからだ)……あれはなんだろう。棺桶さえ残らないから私でも復活できないやつだ。ひろくんも系ちゃうかもわからんね…… 」
仮面ライダークローズ→バンジョー龍我「うわあああああ!やべえええええ!逃げろォ!のあああああああああああああああ!(シャンブルズの対象外だったのか光線の衝撃に吹き飛ばされ海へ墜落した) 」
石動惣一「おっと…これ以上喋りすぎると怒られちまう。――――――――――あばよ(自身の背後にブラックホールを出現させ、その奥へ向かい即席ブラックホールごと消える) 」
仮面ライダージオウ「ひぇぇ~…危なかったあぁ~…!(ほっとしている) 」
アオ(ルカリオ)「助かった、ありがとう……(遠距離からポチを見据え、冷や汗を腕で拭う)正面からの突撃は賢明とは思えない。何か策を講じないと… 」
封印されしポチ「 グルルルルルルル……(喉を鳴らし最前の両眼が相対するビルドを捉え)……ギュルルルル(どう言った構造なのか高速回転する複眼が、両サイドへ転移凌がれたの姿を面々を順に捉える。幻影とはいえ、数千年ぶりに見る獲物に興奮を隠せないのかコンクリさえ溶解させる唾液を雨の如く垂らし) オォォォオォオォォォ———— ン!!!!!(骨身を震わせる雄叫びをあげ、その場で自らの一歩を追うように回転。その『舞』だけで、地に着く足は幾度となく小規模の地響きを発生させ、刀の如き体毛が『斬撃』を全方位に飛ばし、その躍動が大規模の『雷を伴う竜巻』を発生させ周囲を巻き込んでいく) 」
仮面ライダービルド「……!バンジョー! ッ…―――(ハザードの力を使うか…いや――――)――――!!? うわああああぁぁッ!!!(地響きに呆気取られたところに竜巻に呑まれ、身動きを封じられた挙句電撃に凄まじいダメージを負う)ぐはぁッ…!(その後瓦礫の上へ盛大に墜落する) 」
魔人アーチャー「霊体化すればよかったとかそういうツッコミは受け付けないもんねわし!しかしようやったブラックジャック!(ローに転移され無傷で生還)ふむ、そこなわんわんポケモンに同意じゃ。奴の『弱点』は言わずともがな、唯一やわこい部位である眼球、正確には『網膜』じゃが正面から突撃すれば今度こどあのビームでTHE・ENDじゃな……。 ってうわぁ!休む暇もなしなんじゃが!? 」
仮面ライダーゲイツ「ぐゥ……!だがジオウ!このままだと俺たちも持たないぞ!!(竜巻によって吹き飛んできた瓦礫を斧型武器ジカンザックスで切り伏していく) 」
キャロル「ビルドアップポケモンすなわりオオロンゲェェ—————!!(吹っ飛ばされたビルドへ悲しみのジョジョの叫び)あーうん、まああの目玉でかいし弱点としては十分な取れ高らけどあれ全身攻撃範囲みたいなもんだし…… ああもう埒が明かない!誰か明暗プリーズ!キャロルチャンは主人公補正がかかってないとダメな子でーす!白状します!! 」
仮面ライダーウォズ「フッ…―――――なれば今こそ!!みなの力を結集させるのだッ!!(天高らかに何かを頭上へ突きつける) ン我が魔王、これを…―――(そうしてジオウへ、突き出した「ソレ」を差し出した) 」
冴島大河「何がポチや……………何がポチやぁ!!!ポチやったらもっとポチらしゅうせぇや!!!(唐突に変な怒りスイッチが入る) 」
仮面ライダージオウ「……!!これって…!……よしっ…わかった!悩んでいても仕方がない。今できることを精一杯やり遂げるんだ…―――――みんなの力で!! \ ジオウトリニティ ! ! ! / (差し出された「ジオウトリニティウォッチ」を取り出し、ドライバー左側へ装填する) \ジオウ !/ ジリリ… \ゲイツ !/ (ウォッチのリューズを一回転) ジリリ… \ウォズ !/(更にもう一回転) 」
仮面ライダージオウ&ゲイツ&ウォズ→???「 グルン ――― カ ッ コ ー ン ッ ! ! (ジクウサーキュラーを回転) \RIDER TIME!/ \KAMEN RIDER~♪ ZI-O!/ \ ト リ ニ テ ィ タ イ ム ! ! ! / (天から差し込む二つの光によってゲイツとウォズが腕時計型の装甲に変形され、ジオウ本体と合体していく) 」
???→仮面ライダージオウトリニティ「 \ 3ツ ノ チカラ~♪仮面ライダージオウ~♪/ \ゲイツ !/ \ウォズ !/ \ ト~リ~ニ~ティ~♪ / \ ト リ ニ テ ィ ! ! ! / (ジオウ、ゲイツ、ウォズ…三位一体の仮面ライダー「ジオウトリニティ」が爆誕する) 」
魔人アーチャー「うん……そこの永倉なにがしそっくりのやーさんが一番正論言っとる気がするんじゃが…… 」
仮面ライダージオウトリニティ「―――― 祝えッ!!我こそは、仮面ライダー「ジオウトリニティ」!大魔王たるジオウと、その家臣・ゲイツ、ウォズ!三位一体となって未来を創出する時の王者である!!(ウォズ) 前置きは良い、さっさと片付けるぞ!(ゲイツ) …ああ!行くよ、みんな!(ソウゴ)(ゲイツの武器「ジカンデザックス」とウォズの「ジカンデスピア」を両手に携え、凄まじい速度でポチへ特攻する) 」
仮面ライダー001「 シ ュ ゥ ゥ … ッ … (全身から僅かに蒸気が溢れ出し、立ち込める熱気による蜃気楼で全身が揺らめき始める)フゥー……フゥー………!!(大地に罅を入れる程の踏み出しと共に瞬く間にポチの真横から突撃していく) 」
封印されしポチ「ピク——————(空気が変わった。新たな『猛者』が地上に現れ、自らに明確な敵意を向けているのだとポチは認識し、竜巻を鼻息ひとつで止め、爆誕せし魔王『仮面ライダージオウトリニティ』へ複眼の視線が集中)オォォ……(『يقاتل……』 "誰か"の声が脳裏に児玉する。それが焚きつける、等に失われたはずの感情が蘇り)オ"ォ"ォ"ォ"オ"ーーーーーン"!!!!!!(咆哮、全身に『雷雲』を纏い、右腕を振り上げ、主神さえも退けた『災厄の獣による鉄槌』をトリニティへ振り下ろす!!衝撃波はただ一連お動作だけで周囲の建物を粉微塵に吹き飛ばし、雨が!風が!雷が!荒ぶり、轟いた!!) 」
冴島大河「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!(怒りスイッチが入った挙句、封印されしポチに突攻する) 」
キャロルチャン「\祝え!/\祝え!/\祝え!/アララララァァァァァーイ!!\祝え!/\祝え!/\祝え!/(なぜかノリノリで魔王(ジオウ)の臣下となり、大量のキャロルチャン兵に分裂。槍を構え両サイドからポチへ襲い掛かり少しでもジオウ、001から注意をそらそうとする) 」
仮面ライダージオウトリニティ「「「うおおおおおおおぉぉッ!!!(ジオウ、ゲイツ、ウォズ―――三人の呼吸が合わさることで、勢い任せではない反応速度で鉄槌を跳躍回避し、その右腕へと飛び乗った)おおおおぉぉぉーーーッ…!!(ジカンデスピアの刃で腕の表面を抉り削りながら前進し、その顔面目掛けジカンデザックスの射撃攻撃を同時に行った)」」」 」
仮面ライダー001「ぐゥ……!ゼロワンドライバーとは勝手が違うな…!(フォースライザーの力に蝕まれ、駆け抜ける最中に感じ得る激痛。しかし…)――― はああああぁぁッ!!(紫電の如き超速度で空間を駆け抜け、四方八方からポチの全身を殴り抜けていく) 」
アオ(ルカリオ)「………(落ち着け…こういう時こそ、集中するんだ…―――――) ス … ――――(瞳を閉じ、掌を合わせ瞑想。自らの精神を研ぎ澄まし、身の内から迸る"波動"を一点に凝縮させていく) 」
封印されしポチ「ギギ……!? ギャウンッッ!!!(冴島の拳は皮肉にも、刃物と化したポチの体毛を押すことによって自らの肉を切り裂き、キャロルチャンの大群は群がるアリの如くポチにフラストレーションを与え注意をそらし) !!? (トリニティへの攻撃が逸れてしまい、彼へ反撃の機会を許してしまう) ギャウ"ン""!!!!(トリニティ渾身の一撃は六つの複眼の内、左側二つを抉り全身を覆っていた魔力が薄れる。それによって001の拳によるダメージが通り、僅かだが仰け反る) オォォォオーーーーーン!!!!(だが負けじと、今度は反時計回りに一回転し無数の鎌鼬を発生させながら広範囲を無尽蔵に切り裂く) 」
キャロルチャン軍「ピクミィィィイーン!!!!(ポチの鎌鼬によってことごとk切り裂かれ分身が消滅していく) 」
仮面ライダー001「うぐゥ…!!(襲い掛かる鎌鼬、かわせない速度ではないが、それ以前に身に余る力に翻弄されているかのようにスピードの制御が聞かず、それ故に鎌鼬が次々と装甲を掠めていく)ゼェ…ハァ…ゼェ…ッ…!!フシュゥゥウ…ッ… ! ! ! (再び全身から蒸気のような白煙が噴出する) 」
仮面ライダージオウトリニティ「うわあぁっ!?(ソウゴ)任せろッ!(ゲイツ)(回転によって振り解かれてしまい、地面へ叩きつけられそうになるもその直前に受け身を取って退く)次は私だ、はぁッ!!(ジカンデスピアを華麗をに振り回し、迫りくる鎌鼬を相殺していく) 」
冴島大河「ぬ、ぬうううう!!さっきからゴチャゴチャ言うとらんで………お前も行かんかい!うおぉらああああああ!!(封印されしポチに切り裂かれるがなんのその、魔人アーチャーを持ち上げて封印されしポチのほうにぶん投げる) 」
封印されしポチ「……!!(力任せに攻撃しても仕留められない、ポチにとって初めての経験だった。それは『猟犬』であった彼の誇りを大きく傷つけると同時に、触れてはならない忿怒を刺激した) ズ ゥゥゥゥ ーーーーン (突然の『伏せ』災害の如く荒れ狂う共同の一切が停止し、地に低く伏せる。もっともそれでも山のような巨体ではあったが) 」
仮面ライダービルド(ラビットタンクスパークリング)「(埋もれていた瓦礫を押しのけ立ち上がる)だったら、こいつの出番だ…! パカ―――― シュワアアァ ! ! \ラビットタンクスパークリング !/(ラビットタンクスパークリングフルボトルをドライバーへ装填) \Are youready?/ ビルドアップ! \シュワットハジケル ! ラビットタンクスパークリング !/ \イェイ ! イェーイッ ! !/(全身を炭酸泡が包み込み、弾けるような強さを得た「ラビットタンクスパークリング」フォームへと強化)―――― 勝利の法則は、決まった!(弾けるような瞬発力でポチへと急接近) いよッ 」
魔人アーチャー「げぇー!?やっぱり貴様沖田と同じ弱小人斬りサークル(新撰組)の生まれ変わりじゃろってあ"ぁ"ぁ"ーーーー!!(冴島にぶん投げられ、上空に固定した火縄銃の上に飛び乗りこと無きを得るが。)……あれ?これひょっとして某映画の……ま、まずい!!いかん!!絶対にやばいやつじゃこれー!! 」
封印されしポチ「 キュオ……オ ォ オ ……!!(剣山と化したポチの背にそびえ立つ硬質化した体毛が『紫』の光を帯、熱を発していく。明らかに何かの攻撃の前兆、迫り来るビルドの前に誘うかのように微動だにしない) 」
????「――――本当に大丈夫なんだね!?いくよ…!?(その時、ポチの遥か頭上を飛び回る小さな影が底にあった。誰かをぶら下げるように両手に握っていたが、意を決したかのようにポチへ向かってその人物を突き放した) 」
ろろん「―――――― 届けえええええぇぇぇぇ~~~~~っ!!!(遥か上空より、誰かに投げ飛ばされるようにポチに向かって推着に落下。手にした宝石、カオスエメラルド……ではなく、「無限鉱石」を手にポチとの距離がどんどん縮まっていく) 」
封印されしポチ「 ズォ オ ビィ !!(背中の剣山の先端から紫色に輝く熱線が、大気中の水分一気に蒸発させ複数、しかも上空を中心とした全方位に向かって放たれる。それはまさに『内閣総辞職ビーム』を揶揄された、シン・ゴジラの一撃であった) 」
ロー「―――――!?(なんだ、あの小娘…っ……?)(獣が今まさに攻撃を繰り出そうとしている中、突如上空から降ってきた少女に驚きの眼差しを向ける) 」
ピ カ ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ア … ッ … ――――――― ! ! ! (ろろんの手に握られた無限鉱石が、宙空で赤く強い光を放つ―――――――)
キャロル「(無数にして一つで軍艦を消しとばす威力の熱線、その一部がろろんを焼き尽くさんと襲い掛かり、それを————)—————— ┣¨ ゥ ッ (足裏からブースト噴射させ、ろろんをかばうようにして彼女の前へ音速移動。熱線を両腕を交差し『防げる』という思い込みから発生する彼女の異能、『混沌』によって、自らの両腕を焼き焦がすのと引き換えにろろんへの被弾を防いだ)い"っけ"え"え"え"え"ぇ"ぇ"ぇ"ーーーーー!!!!! 」
ジジジギジンッジジッ…バジジッジンッ…――――― バ シ ュ ン ッ ! ! ! (あまりにも一瞬の出来事だった。宙に輝いた赤い光が瞬いたその時、ポチが今まさに放たんとしていた熱線にノイズが迸り、「無」にかき消されてしまったのだ―――――)
封印されしポチ「 !!?!? アァ……ァ……? (必殺の一撃。現存持ちうるエネルギーの殆どを放出したそれが、よりにもよって今このタイミングで現れたイレギュラー、彼女の手によって無に返され一瞬、彼から繊維が喪失した) 」
アオ(ルカリオ)「――――― ニ ッ (――――― 君に託して正解だった)(目を見開き、無限鉱石を手にしたろろんが見せた一つの奇跡をその瞳に焼き付けた) ギュオオオォォォオオオッ ! ! ! (瞑想によって膨れ上がった"波動"を球形に凝縮させて集中へと落とし込み…)―――― はあ゛ぁ゛ッ!!!(青い閃弾、"波動弾"を封印されしポチへと解き放った) 」
仮面ライダー001「――――!(ろろん……!?)……よっしゃぁッ…!! ガシャンッ――――\ライジングディストピア !/(フォースライザーのレバーを引く)はぁぁぁああああ…―――――おりゃあああああああああぁぁぁッ!!!(四肢から赤黒い蒸気を噴出させつつ超高速移動。その速度による紫電のライダーパンチが炸裂した) 」
仮面ライダービルド(ラビットタンクスパークリング)「―――― はああああぁぁぁッ!!!(そのまま封印されしポチを殴り抜けた) 」
仮面ライダージオウトリニティ「今だッ!!!(ソウゴ) ああっ!!(ゲイツ・ウォズ)―――― \FINISH TIME !/ \ジオウ !/ \ゲイツ !/ \ウォズ !/ \ トリニティタイムブレークバーストエクスプロージョン ! ! ! / (全身に三人のエネルギーを結集させて跳び上がり) はあああああああぁぁぁあああああーーーーッ!!!(ジオウ、ゲイツ、ウォズ、三人の像が一身に集結。三位一体の強烈なライダーキックをお見舞いする) 」
ロー「……!“インジェクションショット”ォッ!!(ポチに狙いを定め、刀の先端から貫通力の高い斬撃波を放った) 」
封印されしポチ「———————— カッ ——————(限界を超え、自らを奮いたたせ立ち向かおうとする。だが手遅れだった、熱線でエネルギーを使い果たした彼に、戦士たちの決死の一撃を迎え撃つ腕も、足もなく。眩い閃光の前に複眼に込められた魔力の全てが消失する)———————— 」
封印されしポチ「—————— ┣¨ ォォォ オ ン (土煙を広範囲に広げ、かつて街だった荒野に巨体が沈む。が……)………。(消滅しない、鼓動が尚も残っている) 」
―――サンザーラ人。4000千年前、ケイオス西部の砂漠地帯に身を寄せ合った部族。彼らの多くは『狩人』であり、そして『獣使い』であった。
サンザーラ人は『外宇宙より放射能が飛来』する『三日前』に絶滅していた。遠方からの旅人が彼らに、後に『金貨』と呼ばれる『幸運の光る石』を分け与え、それと引き換えに肉や作物を全て奪い取られたからである
族長と長年連れ添った愛犬『ポチ』はただ一匹取り残され、火口に身を投げ消え去ったサンザーラ人の無念を引き継いだ。そして激怒した、かの邪智暴虐な『人間共』を全て駆逐しなければならないと
故に、ポチが『外宇宙の放射能』に適合したのも、人間を刈り尽くしながら餓死せず生き延びたのも必然であった。ポチは、放射能を食らって生き延び、サンザーラ人の無念を晴らすべく存在し続ける生きた怨念なのだ
魔人アーチャー「うっはっはっはーーー!!やりおった、やりおったわこの大うつけどもが!!(小躍りし、勝利の喜びにむせび泣きながらろろんの近くまで駆け寄りサッカー選手がそうするように抱きしめる)うーーーんようやったぞ!そなたどこの天助じゃ!?なんにせよあの内閣総辞職ビームを消しちゃのは大手柄じゃ!三皿生!あの巨体がまるで塵芥のように消え…… あれ、消えなくない? 」
封印されしポチ「(再起動した。大気中にマナは存在する。呼吸さえ可能ならば自己修復し、何度でも何度でも人類を滅ぼし尽くすまで活動する週末装置、それこそが封印されしポチなのだ) オ オ ッッ (『(戦え犬よ、我らが誇り高き相棒よ!』王の言葉が、自らに課した呪いとなって奮いたたせる。)グ……ググ グガギ……!!!!(退けない、負けを認めるべきではない。人類は滅ぼす、あらゆる知性体を滅ぼし尽くす!そして眠り、新たに知性体が産まれる頃に目覚め、何度でも何度でも!永劫に文明という文明を屠る獣にあらねばならぬ!!そう自らを奮いたたせ、かなり鈍い動作ながらもろろんへ食いかかろうとする) 」
魔人アーチャー「げえええーーーーー!?なにこれシンゴジラの続編ーーーーー!!?ああああわばばばなんとかするのじゃ!無敵の無限鉱石でなんとかしてくださいよーーーーー!!!(ろろんに掴み掛かり必死の形相でゆっさゆっさと揺らし泣き叫ぶ) 」
????→テイルス「やった!やっぱり研究の成果から見出した予測通り――――!?危ない、ろろん! 」
―――― カッ ッ ――――(絶体絶命、天使の羽が血に濡れるかと思われたその時だった。彼女の手に取る無限鉱石が『何か』に共鳴しわずかな光を放った)
封印されしポチ「 —————ピタ……(ろろんを一飲みせんとばかりに大口を開けたままポチの動作が停止)……。(敵意が消え失せた『犬』の目で、じっとろろんを見つめている) 」
ろろん「………(めちゃくちゃ揺さぶられている最中、何を思ったのか真顔で封印されしポチの前に立ち)――――― ば っ (まるで受け止めるように大の字に両腕を広げた)………(その瞳には恐怖も、絶望もない。ただ、どこか…――――)―――――― "さみしかったんだね"。(語り掛けるように、ぽつりとつぶやいた) 」
封印されしポチ「……。………………(ただじっと、ろろんの目の奥を見つめる。そこになにを見出しのか定かではない、ただ—————『寂しかったんだね』その言葉が、もはやなんのための報復だったのか忘却してしまう程の遠い昔に、誰かが帰りを待ち焦がれていた子犬にそう囁いた姿と重なった) 」
——————無限鉱石の輝きが納まる。 鉱石によって発生した『幻影』が、ろろんの背後に現れ、自らを相棒と呼んだ誰かの面影がそこには確かに形を成していた 」
『ポチ、ああポチ。我らが守護神、偉大なる相棒よ。 ありがとう……今まで我々の為に起こっていてくれてありがとう、孤独に戦ってくれてありがとう。疲れただろう、苦しかっただろう……”寂しかった”だろう』 」
『我々もだ。お前がいなくて我々も『寂しかった』……だからもういい。もういいんだ……さぁ、帰ろう。帰っておいで』
封印されしポチ「……————————(獣の幻影は舞い降りた天使の前に何を思ふのか。 むき出しにした牙を収め、前足をかがめ) ズ ゥ ン……(複眼全てを静かに閉ざし『伏せ』をした。ろろんの持つ無限鉱石による『消滅』を自ら受け入れるかのように) 」
ろろん「 ぎゅっ (ポチの大きな鼻先を深く抱きしめる)…だいじょうぶ。ずっと、傍にいてあげるからね。(瞳を閉じ、何度も何度もその毛並みを優しく撫で下ろす。その姿が消えゆく、最後の最後まで――――) 」
仮面ライダー001→飛電或人「これは……(変身を解除し、事の成り行きを見守る) 」
封印されしポチ「———————— サラ …… サラ サラ サ ラ ザアアァァァ…… (後ろ足、尻尾、胴体。後方から風に攫われ黒い砂塵となって消えゆく。そこに獣の姿はなく、天使による洗礼を受け救われた忠犬は、ようやく主人の面影を思い出し彼らの元へと駆け去った) 」
――――― ワン !! (初々しい、けれど遥か遠くにあるいつかの子犬の鳴き声が響いては澄み渡った青空に溶ける。 誰か浅黒い肌の男が子犬を抱いて深く一礼し、踵を返して陽炎に消えゆくのが見えたような見えなかったような……)
魔人アーチャー「(わしは生涯忘れんdねあろう……なんかこう、すごいエネルギーが子犬を化け物に変え、なんかわしの大事なプライドとかなんかをめちゃくちゃにしてったのを(台無し)) 」
ろろん「――――………(「さよなら」は言わない。もはや掌に感じる温もりが虚空へと消えた時、そっと瞳を開けて風に流るる黒い砂を、そっと見送った) 」
仮面ライダージオウトリニティ→常盤ソウゴ「……あの女の子のような、最善最高の魔王になれるといいな、俺も。(両腕を後頭部へ回し、ろろんの背を見つめて笑った) 」
仮面ライダービルド(ラビットタンクスパークリング)→桐生戦兎「……最高だ…(何かとてつもなく感動する光景に目を奪われ、思わずぽつりとつぶやいた) 」
仮面ライダージオウトリニティ→黒ウォズ「…フッ……(よもや、あの鉱石を再び手に、そして我がものとするなど…)……やはり彼女は、何か特別なのかもしれないね。 」
キャロル「……………。(この少女は人間だ、どこまでも純真に我儘な無垢な子供だ。故にこそ、天使にはなれない。ぎゅっと握りしめた拳に残る確かな『憤り』を、腹の底から天を穿つが如く叫んだ)イ"ン"フ"ィ"ニ"ット"オ"オ"オ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"————————————————— ッ!!!!!! 」
アオ(ルカリオ)「……ああ。(黒ウォズの言葉に賛同するように強かに頷いて、はにかんだ笑顔を彼女に送った) 」
仮面ライダージオウトリニティ→明光院ゲイツ「だが…今回はこれで何とか鎮まったが、あんな化け物たちがまた現れると考えるなら、ここで安心するのは…―――― 」
テイルス「―――― 大丈夫♪ (キャロルとゲイツを安心させるように、揚々とした口調で前に出る)……今回のろろんの行動で確信付いたことがひとつあるんだ! 」
飛電或人「そう、だな……(ゼロワンドライバーも壊されてしまった…奴の攻撃は一撃必殺そのものだ……けど…まだ…―――)……?どういうことだい、テイルス…? 」
テイルス「ようやく分かったんだ!無限鉱石…そしてインフィニットが持つ"無限の力"…!完全無欠と思われたあの力に隠された―――――― 唯一の弱点をね! 」
時は、数時間前に遡る…―――――
― テイルスハウス ―
テイルス「カタカタ……(研究台の上に乗せられた無限鉱石を前にコンピュータを操作している)…やっぱりすごい力だ…!止めどなく溢れ出るエネルギー…まさに「無限の力」だね。でも…エッグマンも言っていたように、そんな無限鉱石を…いいや、その核さえも取り込んだインフィニットにどう立ち向かえば…うーん…… 」
ろろん「パリパリ…モヒモヒ…(*´~`*)(ソファで呑気におやつのポテトチップスを食べている)テルルーン、何か分かったの~?(ポテチを片手にひょこっと顔を出し、「どうぞ~」とその一枚を彼の口の中へ) 」
テイルス「ん~…もうちょっと…ってところかな。この無限鉱石一個でいったいどれだけのことができるのか?その力でインフィニットに対抗するにはどうすればいいか?…課題点がそこそこあってね…あ、ありがと。パリッ…(ポテチを一枚口の中へ) 」
ろろん「ふぅ~ん…(・ω・) 難しいことさっぱりわかんないけど…上手くいくといいね!(そういうとソファから飛び降りて無限鉱石に顔を近づける) ………(そして、その赤々と光り輝く鉱石を、まじまじと見つめる) 」
テイルス「………?…どうしたの?(鉱石を見つめる彼女に首を傾げる) 」
ろろん「……ねぇ、テルルン。この石で、たくさんの人が悲しい思いをしたんだよね。…ろろんが初めてこの石に触れた時から、ずっと…ずっと、思ってたことがあったんだ。……"誰かが泣いている"…"何かを叫んでいる"……なんだか、そんな「声」のようなものが、聞こえてきたような気がしたんだ。 」
テイルス「…「声」……?それは一体……まさか、エッグマンの言ってた感覚共有のことかな?石に触れて、絶望に陥った人たちの怨嗟の声だったり… 」
ろろん「どう、なんだろう……(「わかんない」と首を振る)……この石が、みんなを苦しめてる悪い石なら、ろろんはもうとっくに壊してるかも。でも、ね…この石で、苦しんでるみんなを助けられるかもしれない。(先日のアオの言葉が脳裏を過る)…だから、信じたい。石のことを。それで、誰かの「声」に応えられるのなら、ろろんは…(そう言うと指先をそっと無限鉱石に近づけ、その表面に軽く触れた) 」
ジジッ ―――― ジ…ッ… ―――― ジンッ… ――――!!(鉱石に触れたろろんの頭に、ノイズが稲妻の如く迸る)
ろろん「――――――!!? 」
ジッ…お……ジジンッ…れは……俺は…ジッ、ジ……弱く……な……ジジジッ…!!(ノイズと共に彼女の脳裏に浮かび上がるもの…それは彼女自身のものではない、「誰かの記憶」。誰かの視点がそのまま映し出される。灰色の景色。荒れ果てた大地。地面を這いずる「誰か」。底辺の大地から手を天へと伸ばし、虚空を空しく掴もうとしている。そして…)
――― もはや俺は弱者ではない、すべてを見下す強者となる ―――(場面転換。灰色の景色が彩っていく。崩壊した街々、黒煙、人々の断末魔、空を舞う火の粉。そのすべてを取り巻くように、滅んだ大地の中心で両腕を広げ高らかに嘲笑っている「誰か」――――)
ろろん「――――――…………………!!…はぁ………はぁ……っ……(走馬灯のように映し出された謎の景色から元の景色へと戻った時、忘れていた呼吸を取り戻したのか息が荒れ始める) 」
テイルス「……??ろろん……?どうかしたの…っ…?(急変した彼女に駆け寄る) 」
ろろん「………今の…って……―――――!!(明らかに、自分のものではない記憶。自分以外の誰かの記憶を垣間見、そこで見た「誰か」の姿を思い出し、その記憶の主を特定する)……いかなきゃ…っ……!!(おもむろに目の前の無限鉱石を掠め取り、家を飛び出した) 」
テイルス「あっ…!ろろん、どうしたの!?(あんなに血相変えて出ていくなんて…何かあるに違いない…!)(彼女を追いかけるように出ていく) 」
― 某街 ―
インフィニット「……(まだ手を下していない、美しい街を橋の上から静かに俯瞰していた) 雑魚の相手も飽きたな。何処かに骨のあるゴミでも落ちていればいいが……―――――――(鉄仮面の中で揺らめく赤い瞳が静かに閉ざされていく…) 」
ろろん「はっ…はっ……ふぅ……!(橋の向こう側から走ってくる)はぁ……はぁ……(あの時見た街の景色…見たことがあった……)…よかった…まだ何もな―――― あっ…!!(先程見えた「誰か」の記憶に写り込んだ崩壊した街の面影と、今の街が一致して確信したその瞬間…偶然か必然か、インフィニットをそこに発見し思わず声を上げた) 」
インフィニット「……(ろろんの気配を感じ取り振り返る) …ゴミの方から来たか。それとも運悪く迷い込んだか?―――――ヴヴンッ… ! (刹那、空間にノイズが走ったかと思うと瞬間的にろろんの傍へと接近した) 俺の「無限の力」の前に…戦って死ぬか、逃げてなぶり殺されるか…好きな方を選べ。 」
ろろん「……!…っ……(耳元に囁かれる暴君の声に再び恐怖を覚え退きかけるが…) 」
――― "本当の無限の力ってのは、人と人との繋がり、その心や愛、絆なんだ。" ―――(アオの優しくも温かい言葉が、ろろんの背を支えるように木霊する)
ろろん「……!(アオの言葉が、その後ずさる足を止めた)……っ…!!(きっ、と眦を決してインフィニットと真正面から対峙する姿勢をとる) 」
インフィニット「……いいだろう。(ろろんの抗う意思を滑稽そうに嘲い、鉄仮面に手を触れる) 恐怖を教えてやる。それから痛みだ。…もっとも、すぐに何も感じなくなるが――――― な!(掌をろろんに突き付ける) 」
ろろん「……!(もう怖がらない…!みんなを…あの「声」を…助けるんだ…っ!!)(魔法杖を突きだし戦闘態勢へ) 」
インフィニット「……フンッ! ドドドシュアッ ! ! (手中に生み出したエネルギーから光弾を何発も解き放っていく) 」
――――― ド ッ カ ア ア ア ァ ー ー ー ン ッ … ! ! (橋上に光弾が被弾して弾け飛び、幾重の爆音が響く―――)
ろろん「うぅ…っ……!(硝煙の中から転がるように飛び出し、煙の中に潜むインフィニットの影に杖を突きつける) 」
インフィニット「コツ…コツ…コツ…―――― あぁ、思い出したぞ…貴様はあの時見逃した小娘か。せっかく拾った命をわざわざ捨てに来るとは…馬鹿なゴミだ。(硝煙からゆらりと姿を見せ、再びろろんの姿を捉えるや否や嘲笑する) 」
ろろん「ろろん…確かに頭は良くないし、魔法の勉強もまだまだだけど…まだ、自分の命を捨てたりなんかしないもんっ!こんな自分にも、まだ…誰かを幸せにできるって信じさせてくれた仲間《 みんな 》がいるから…!(背後に回したもう片方の手に、無限鉱石が握られていた) 」
インフィニット「……哀れな。(上空へ浮遊し、片手を上げる。すると空にノイズが走り、創り出した無数の砲台の幻影が実体化する) 終わりだ…―――――― 消えろ。(地上のろろんに目掛け手を突きつけると、砲台から一斉に砲撃が行われ、無数の砲弾が彼女に容赦なく襲い掛かった―――) 」
テイルス「――――!(その時、一足遅く現場へ到着する)―――― ろろんッ…!!(距離の離れた彼女に向かって勢い良く手を伸ばしながら駆け寄っていくが、間に合わない―――) 」
ろろん「……!(一巻の終わりを察し、降り注ぐ砲弾を前に強く目を瞑る) 」
ド ォ ン ッ ――――― ヴ ヴ ン … ッ … ―――――― ボ ッ ガ ア ア ア ァ ァ ン ッ ! ! ! (その時、不思議なことが起こった。解き放たれた幾つもの砲弾は、ろろんの一点に目掛け確かに飛ばされた。しかし、砲弾が彼女の身体に当たろうとしたまさにその瞬間、"砲弾そのものがろろんの身体をすり抜け"、彼女の身体を通り過ぎて背後の地面に着弾し、爆発したのだった―――)
ろろん「………??………!?(目を開け、自分の身体が無傷であること、そして突然背後で爆発が起きたこと、次から次へと起こった不可解な現象に仰天を露わにする) 」
テイルス「えっ……!!?(もうダメか…そう諦めかけた時、砲弾が彼女の身体をすり抜けた瞬間を目の当たりにし、ひどく仰天した) 」
インフィニット「何っ―――!?(確かにろろんに狙いを定めて放ったはずの砲弾が、彼女をすり抜けていった現象に呆気取られる)……何だ今のは?まさか……いや、ありえん……!!(顎元に手を添え原因を探ろうと考えたが、その行為を中断し、再びろろんに掌を突き出し砲台から第二波を放つ) 」
テイルス「――――!ろろん、危ないッ!! 」
ろろん「―――!(テイルスの警告の声にはっと我に返り、今度は全速疾走して砲弾を潜り抜けるように回避した) 」
インフィニット「――――フンッ!(ろろんの前へ高速移動し、彼女の身体を突き飛ばすように掌を勢い良く突き出した) 」
ろろん「いたぃっ…!!(インフィニットに突き飛ばされ地面へ転がり倒れる) 」
インフィニット「(幻影砲台を消滅させ、再び宙へと浮かび上がっていく)……まあいい、どの道この世界の猶予も残りわずかだ。精々すべてが終わるまでの間、悪あがきしてみせるがいい。(それだけ言い残すと、街を破壊するのを諦めたかのように踵を返し、遠い空の向こうへと飛び去っていった) 」
テイルス「ろろん…!大丈夫…っ…?(倒れ込んだろろんのもとへ駆け寄る) 」
ろろん「…ぅ…ん…!だいじょーぶ…!(起き上がる最中に立ち去っていくインフィニットの背を見届けていく)………(そこから、手にしていた無限鉱石に視線を落とす) 」
テイルス「無事ならよかった……そ、それにしても…今のはいったい…アイツの無限の力を、無効化した…?……!もしかして!(彼女が持つ無限鉱石を見て閃いた) 」
ろろん「ほぇ…?…………!……ひょっとして…この石の、おかげ…?? 」
テイルス「きっとそうだよ!無限鉱石が齎す仮想現実の力に対抗できるのは、同じ無限鉱石だけなんだ!もしそれが本当なら………ねえ、ろろん!試したいことがあるんだ。よかったら僕に付き合ってよ! 」
ろろん「ほんとー!?うん…!もちのろろん―――――(そう言いかけた、次の瞬間だった―――) 」
ザッ、ザッ…―――― ザザァ――――…ッ……ザ…ザアアァァァ――――――(ろろんの頭の中で、再びノイズが走った。自分のものではない「誰か」の記憶が、再生されていく―――) 」
ろろん「――――――!? 」
今は遠い、誰かの記憶…―――――
歓声と熱狂が渦巻く大円台。そこに集う者たちの中に、記憶の主の視点がろろんの視点として映し出されていく…
下っ端「リーダー!今度のお宝はやべーっすね!なんたって神様とやらが残した、どんな願いも叶えてくれるっていうとんでもねえもんだとか…! 」
リーダー「すべての宝は、俺たち「チームジャッカル」が手に入れてやる。お前ら、しくじるなよ!行くぞ…『大乱闘』の舞台へ…!!(赤いナイフを手に、戦場へと駆る) 」
俺は誰にも負けない不屈の男だと思っていた……だが…
空手5段のババア「なめんじゃないよクソザコがッ!その程度の実力で大乱闘に挑もうなんざA年(10年)早いんだよクソザコがァ―ッ!(犬が穴掘りをするそのけたたましい言動と共に突撃をかます) 」
リーダー「がぁ…ッ…!? 」
…… …… ……
中国拳法をマスターしたアメリカ人「ジゴクニオチロ(北斗百裂拳かのような凄まじい指さばきで、虚空を裂き、吹き飛ばしていく) 」
リーダー「ぐわあぁ…ッ!!! 」
…… …… ……
リーダー「くそッ……こんなことで…この俺がァ…!!最強の傭兵と言われた俺の力は、まだ…こんなものじゃねえぇ!!(目の前の敵に殴りかかるが…) 」
シャドウ「ヒュンッ―――ドゴォッ ! !(リーダーの攻撃を容易く潜り抜け、カウンターキックを見舞い蹴り飛ばした) 」
リーダー「ぐはぁ…ッ…!!(壁に強く打ち付けられ、地面に落下する)…うぅ…ッ……ぁ…ッ……ああぁ…ッ……!!(傷だらけ、血だらけの満身創痍の体を無理やり起こそうと両腕に力を振り絞る) 」
シャドウ「…不愉快だ。その無様な負け犬面、二度と魅せるな。(地面を這いずるように倒れ込むリーダーの姿を見下し、自身は颯爽と次の戦場へと消え失せた) 」
リーダー「……ぅ…ッ………!?(鎮まり返った空間の中で、辛うじて上半身を起こす。その時、あるものが視界に入り込む。痙攣したかのように震えだす、自分の左手。震えは収まる気配を知らず、なおも震え続けていた)…ふ……震えているのか、この、俺が……"恐怖"を……!?(その震える左手で、「無様な負け犬面」と罵られた自らの顔面を覆う) 」
リーダー「…ウッ……負け犬……!?この俺が、弱者だと……!?(震動する左手を抑え込もうと右手で左手首を握りしめながら、ゆっくりと起き上がっていく) 」
リーダー「……違う! 俺は弱くなんかない……!(男は否定する、自らの弱さを―――) 」
リーダー「……俺は、お、俺は……俺は弱くない……ッ!(男は肯定する、自らの強さを―――) 」
リーダー「俺は弱くないーーーッ!(そう、自分自身に言い聞かせるように―――) 」
う゛ わ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛――――――――――
リーダー「…ザッ……ザッ……(大乱闘が終わり、元の世界に帰還した男は夜の荒野を流離う。当てもなく、未来に希望すら持たない、死んだ目を浮かべながら。) 」
リーダー「……(…あの戦いで得たものは、何一つなかった…それどころか、失ったものばかりだ。尊厳、仲間、自信、欲望、力、希望……) 」
キラ…――――――― ゴトン…ッ…(男の前に、小さな流れ星が飛来。流れ星の正体は、赤く不気味に光る謎の石だった)
リーダー「……!(突如目の前に落ちた石のもとへ近寄り、拾い上げようと手を伸ばす)――――― ッ゛ ! ! ? (石に触れた途端に感じる強い頭痛、眩暈、激痛…凄まじい幻影によってあらゆる感覚が蝕まれていくのが分かった) 」
俺は……また失うのか…っ……?弱いから…弱いからか……?
弱ければ、死ぬ…俺は、死にたくない…ッ……強く、ありたい……!俺は、弱くない……弱く、な……――――
リーダー「 俺 は 弱 く ね゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ え゛ ッ゛ ! ! ! ! 」
キ ュ ガ ア ァ … ッ … ! ! ! (赤い石が男の叫びに呼応し、更なる輝きを帯びる。真っ暗な荒野を赤い光が一度満たし、そして消えていく…)
リーダー「―――――(膨張する光が凝縮した赤い石を片手に、男は荒野の中心に立ち尽くす。その瞳の奥に浮かぶはただ一つ…――――――"力"への渇望のみ) 」
リーダー → 繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝「……ガッ…(何処かの廃墟工場。捨てられた鉄仮面を片手で拾い上げ、「無様な負け犬面」に覆い被さる様に装着した) 」
あの日、俺は俺自身を無様な顔と共に捨てた…
繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝「…………(鉄仮面の中で、ただひたすらに力を渇望する瞳が蠢いている) 」
弱者としての自分と決別し、揺るぎない圧倒的な強者になるために…
繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝「……ス……グッ…グググッ……グチッ…グチグチィ…ッ… ! ! !(いつか拾い上げたあの赤い石を胸に当て、そして強く己の肉に捩じり込ませる) 」
そして、ついに…俺は「無限の力」…「全てを屈服させる力」を手に入れ…
繧、繝ウ繝輔ぅ繝九ャ繝「―――――――――――(胸部から滴り落ちる自らの血が、胸の赤い石を更に真っ赤に染め上げていく) 」
最強の存在に ――――― 生まれ変わったのだ。
ろろん「――――――………!!……っはぁ……はぁ……はぁ…(そこで記憶は途絶える。元の景色に戻った瞬間、再び忘れていた呼吸を取り戻した) 」
テイルス「……!?ろ、ろろん…っ…?ほんとうに、大丈夫…?さっきも、同じようなことが……もしかして、鉱石の影響が、やっぱり君の身体にも… 」
ろろん「……う、うーうん…っ……ろろん、だいじょうぶ……!ほんとに、大丈夫…だから、ね…!…………(今の…は………ひょっとして……)(にっと無理やり作った笑みを浮かべてみせる。先程垣間見た「誰か」の記憶に見覚えを感じたものの、形容しがたい感情を浮かべながらその場を後にしようと歩きだした) 」
テイルス「………(無限鉱石の感覚共有…なのかな……ろろんが見たものは、何なんだろう……)(彼女の背を心配そうに見つめながら、後からゆっくり追いかけていく) 」
そして時は現在へ…
テイルス「―――……それから僕たちは、無限鉱石の性質について徹底的に研究を重ねて、ついにその弱点を見出したんだ。アオさんの推測通り…やっぱり、インフィニットが持つ無限の力…ううん、無限鉱石が持つ仮想現実の力は…――――― "同じ無限鉱石の力で相殺できる"ことが分かったんだ! 」
飛電或人「なんだって…!?そんなことが………いや、でも…さっきのろろんの行動を見れば、確かに頷ける…!(封印されしポチの閃光を無力化し、そしてあの生命体を鎮魂したろろんの勇敢な行動を思い返す) 」
黒ウォズ「なるほど…目には目を、歯には歯を…無限の力には無限の力を…ということか。しかし、たとえそうだとしても…その鉱石を手にすれば命にかかわることになる。かの敵を倒すためとはいえ、自らのリスクを背負うのは大変危険だ… 」
テイルス「大丈夫♪世界各地に散らばった鉱石をいくつか集めてさらに分かったことがあるんだ。まだ誰にも触れられていない鉱石を、ろろんが持っている鉱石の力で相殺したことで…ほらっ!(もう一つの無限鉱石を何食わぬ顔で取り出して見せつける) 」
飛電或人「へぇ~…!じゃあ、ろろんが持つ鉱石さえあれば、俺たちもその無限鉱石の力を使うことができて…あのインフィニットに対抗することができる!ということだな! 」
テイルス「そういうことだよ♪これは、ろろんが最初に拾った鉱石を、アオさんが回収しても何の影響もなかった理屈と同じなんだ。…あの時、ろろんが持つ鉱石が…確かにインフィニットの攻撃を一時的に無効化したのをこの目で確かに見たんだ。きっとこの鉱石が、奴を倒す鍵となる!……でも… 」
アオ(ルカリオ)「……そっか…じゃあ、俺の読みは間違ってなかったんだな…(今になって、ろろんに石を託したことを心の底から良かったと実感し、安堵する) 」
常盤ソウゴ「でも…? 」
テイルス「…でも…集まった無限鉱石はたったのこれだけ…ほとんどがインフィニットの手に渡っちゃったから、ごく一部の人たちにしか渡せないんだけど(5~6個分の無限鉱石、それもかなり小さな鉱石を掌に乗せて全員に見せる)…おまけに、そのどれも小さいものばかりで… 鉱石は、その大きさに比例して力の強さも決まっているみたいなんだ。だから、こんな小さな鉱石だと…行使しすぎると壊れてしまう可能性だって大いにあるんだ。僕の考えだと…力の解放は、一回きりだと思う。 」
ロー「…一回か。十分だろう。(テイルスから無限鉱石の一つをいただく) 」
飛電或人「…まさに、「最後の切り札」だな。(テイルスから小さな無限鉱石を一個受け取り、指でつまんだそれをじっと見つめる) 」
桐生戦兎「……(インフィニット……あのエボルトが奴に関与しているのなら、今回の事件はなんとしても食い止めなきゃならない。…エボルトひとりだけでもかなり厄介だ…それに加えて未知の敵…これは骨が折れるってレベルで済む話じゃなさそうだ。)(無限鉱石を受け取り、手中で煌めくそれに視線を落とす中で、これから来る激戦への覚悟を胸に秘める) 」
バンジョー龍我「オイセントォッ!!! タスケロッ!!! オボレルッッッ!!!! ズボボボボボッ(その頃、バンジョー龍我は吹き飛ばされた海で溺れかけていた) 」
アオ(ルカリオ)「対策が出来ただけでも吉報だね。だけど油断はできない。奴はまた必ず動き出すから…(無限鉱石の一つを受け取り、それを手中に収める) 」
テイルス「そうだね…でも、それも大丈夫!これもろろんの実体験に基づくものだけど…無限鉱石の感覚共有を逆手に利用することで、インフィニットの居場所を…そしてあいつが何を企んでいるのかがすぐに突き止めることができるんだ!エッグマンが「卵」の在処をその力で特定したように…僕たちもその力を使うことで、インフィニットが街を襲う直前に、未然に阻止することができる! 」
黒ウォズ「完全無欠の無限の力にも、いくつか落とし穴があったようだね。まだ我々には希望がある。(ふっ、とほくそ笑む) 」
キャロル「ほへひはい……ひはふはい? ひほふっへほひはっははー(デフォ半目で受け取った無限功鉱石を口に含み )バリムッシャアアアアア————z____ッッッ(咀嚼していた) 」
明光院ゲイツ「こいつ…正気か…(隣でキャロルを睥睨しながら軽くどん引きしている) 」
ろろん「わ、わ~っ!キャロローン…!それは飴ちゃんじゃないんだよ~~~!>< 」
キャロル「 ご く ん やっぱりかりんとーちゃんだったのね。通りで8日寛放置した牛乳に置き忘れられたチーハンみたいな味がすると思った(口直しに駅弁を某氏から取り出し橋を進める) うまい! うまい! (無限列車編好評公開中) 」
テイルス「インフィニットは強大な力を持つ相手…だけど、みんなの力を合わせれば、どんな幻影(まやかし)にだって打ち勝てるさ♪あいつを倒して、身体にくっついた無限鉱石…いや、「卵」をなんとか引き剥がして完全に破壊してしまえば…もう無限鉱石に怯えることはなくなると思う! 」
監督猫「宣伝効果、ヨシ! 」
前原圭一「(本日のケイ:電話ボックスの中で喉を掻き毟り、事切れている。おそらく幻影(まやかし)の影響と思われる。) 」
ヒロ「…………それ飲まれちゃったけど(キャロルを見てテイルスに) 」
テイルス「…………あー…うん……キャロルが無限鉱石そのものになったと考えたら、結果オーライ…かな…?(苦笑) 」
キャロル「 FOOOooo—————!!(ヒロの顔面に拳を、目玉に親指を突っ込み彼を生贄にすることで勝利を祈った(建前)) 」
ヒロ「あああああー!!!!!(某カートゥーンアニメ並みの悲鳴を上げる) 」
ろろん「ほわ~!ろろんもお弁当、食べたいっ!(ぴょんぴょん飛び跳ねてる)うんっ…!ろろんもがんばるぞー!…………(そう意気込む最中、脳裏に再び蘇るあの「誰か」の記憶に、心が痛みだす)……………「君」のことも、助けられたら……―――――― 」
最終更新:2020年11月10日 04:11