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ゲスト |
CV |
種崎敦美
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年齢 |
不明(10代?) |
性別 |
女 |
種族 |
天使 |
誕生日 |
5月29日 |
血液型 |
O型 |
身長 |
143cm |
好物 |
お菓子、幸せなこと |
苦手 |
誰かが傷つくこと |
武器 |
魔法杖「ラ・フラクタル」 |
Theme♪ |
だって天使なんだもん
天使のクローバー
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「キミにハッピーろろんっ☆」
人物
天界から降りてきた天使の少女。
クリーム色のショートボブに碧眼を持つ小柄な少女。
リボン付きの白ベレー帽に同色の軽装、黒いロングブーツを身に纏う。
天真爛漫で人懐っこく、本人もいろんな人と仲良くしたいと望んでいる。
一人称は自分の名前で語尾にも自分の名前を付ける独特の喋り方をする。
天使故か頭上に天使の輪、そして背中に両翼(右は白く、左は黒い)を生やしている。
黒い翼は一切動かすことができず、これが原因で自由に空を飛ぶことができなくなっている。
いつ頃から天使になったのかは明かされていないが、まだ天使になって日は浅い模様。
人間を幸せにすることが彼女自身に課せられた天使としての役目であり、
何より自分にとっての幸せであることから、そのためにあれこれと考えながら奮闘している。
神聖魔法の取得に努めているがまだ未熟故に度々失敗し、
回復魔法を行うつもりが調整を誤って物理的な爆発を起こして逆効果を齎したり、不発に終わったりすることもしばしば。
また魔力を消耗しすぎると肉体が一時的に退化し幼稚園児のように体が縮んで小さくなる(その時の姿を「ころん」と自称)。
喋り方も舌足らずなものになり、ひらがな一辺倒になる。
その為日々魔法の勉強も少しずつ励んでいる。
本編での活躍
『
舞い降りた幸福の天使』で初登場。
天界よりずっと地上の様子を観察しており、いつかは地上へ行ってみたいと興味津々だった。
天使が地上へ降りることは禁じられているものの、その明確な理由を知らない本人はある日地上への旅立ちを決意。
混沌世界へと降り立ち様々な場所でいろんな人物たちとふれあい交流を深めていくが、
地上へ踏み込んだ時より突如左翼が黒く変色して飛べなくなってしまい、天界へ帰還できなくなるが、
偶然その場に居合わせた多くの住民たちに助けられ、翼が元に戻るまでは地上で暮らすようになった。
現在は
ヒロの手配で
寄宿舎で生活し、時々イエッサン姉弟が営むベーカリーでアルバイトをしている。
『
この樹、何の樹、気になる樹』では、好奇心から
カッチコッチな森・カオドラシルへヒロたちと探索に出かける。
神樹内で波乱の冒険をしながら、最深部の石板に刻まれた大いなる謎「しあわせなみらい」をその目にするため、カオスエメラルドを手に入れることを目標とした。
その翌日を描いた『
星に願いを ~Make a wish~』では、人間界で初めての祭りに参加し、多くの住民たちと七夕を満喫した。
政府軍の襲撃でジラーチが襲われた時、自分自身ではなく誰かのためを思い、願うことの大切さに気付き、住民たちと共にジラーチを苦しみから救った。
『
混PIECE 呪われた財宝』では、海水浴時に出会った呪いの海賊船へ乗り込み探索する。
そこで体験したキャプテン・
ジョンとの出会いから、一期一会という人生で最も素晴らしい宝物を手に入れた。
『
鋼の意思』では、メタルウイルスによる世界侵略が侵攻している中、自分を庇った友達の飛電或人がウイルスに感染し、洗脳された彼に襲われそうになる。
大事な友達と決別することの心苦しさを思い知り、それ故に今ある絆を大切にしたいと強く願うようになり、その想いで洗脳された或人たちを救い出した。
また、すべての元凶である星の夢との戦いの中で、自分が叶えたい夢を見つけ出し、そのために自分ができることを精一杯頑張ることを決意した。
『
カガミアワセ』では、ヒロとペコリーヌたちと共に鏡面世界へ誘われてしまい、そこで幸福に溢れた世界を目の当たりにする。
そこは紛れもなく自分が目指した幸せな世界のはずだったが、何一つ不幸も不自由もない世界に生きる人間たちの目から生きることの希望を感じず、疑念を抱く。
そこで初めて、幸福と不幸が隣り合わせであるからこそ人は本当の幸せを感じるのだと気づき、
門矢士と共にヒロたちを悪夢から覚まさせ、その偽りの世界を破壊した。
様々な冒険をしてきてカオスエメラルドも残り一つとなった中、『
Lemniscate』で無限鉱石を巡る
インフィニットとの戦いに巻き込まれてしまう。
触れてしまった無限鉱石の感覚共有からインフィニットの凄惨な過去、その荒んだ心情を理解し、彼に恐怖しながらも果敢に正面から向き合おうと試みたが、激昂した彼に殺害されてしまう。
そうして深い眠りについている中、現実世界では世界規模の戦争が勃発、皮肉にも自分の死によって世界が望まぬ方向へと陥っていくことになる。
しかし、世界危機を直前に、すべてを救う鍵がろろんにあることに気が付いた仲間たちによってすべてのカオスエメラルドが集められ、その奇跡の力で蘇る。
カオスエメラルドの力によるものか、はたまた仲間たちの強い意志に呼応してものかはわからないが、衣装や髪形も以前に比べて変化する。
また、今まで黒かった左翼が白い翼に戻ったことで、失っていた飛翔能力が戻る。
復活した自身の奇跡の力は周囲の人々に力を分け与え、ありあまる希望を胸にメビウスとムゲンダイナへと立ち向かう。
ムゲンダイナのコアへ突入し、そこでメビウスと一対一で立ち向かう。
彼の精神世界へと干渉しそこで再び対峙したインフィニットと言葉を交わし、彼がかつて捨てた「本当の自分」を思い出させた。
そして、長年いがみ合ってきた光と闇について憤りを示す
メフィレスに対しても、二つの存在が共存する本当の意味を諭した。
インフィニットとメフィレスの心をも救い、メビウスという憎悪の権化を浄化させ、戦争に終止符を打った。
すべてのカオスエメラルドを集めたことで、『
しあわせのみらい』にてついにテイルスたちと共に神樹カオドラシルへ舞い戻る。
番人たちの襲撃を退けながら最深部へと突き進むが、神樹に記された古代のメッセージがろろんの存在を思わせるような内容であることに違和感を覚え、容態が悪化。
その際、ラフィエルの証言から或人により「ろろんは天使ではない」ことが明かされる。
問い詰められる中突如体に大きな異変が発生し、神樹最深部に隠された「
繭」のもとへと踏み込む。
そこで、自分自身が「なにものでもない存在」であることを思いだし、ただ本能のままに自ら繭と一体化。
巨大な女形の天使のような姿(劇中では「再生の翼」と明記)へと変貌し、同様に異変を起こした神樹と共に暴走。
自分の意思ではなく、まるで何者かに操られたかのような別の意思を顕現し、混沌世界に破滅の運命を齎そうとする。
最終的にはヒロをはじめとする、これまでろろんと共に数々の冒険をしてきた仲間たちの作戦により、
体内に全てのカオスエメラルドを取り込むことで元の姿に戻るものの、そのまま気絶し神樹から落下。
追いかける様にともに落下したヒロに触れることで、互いに別世界へと転移される。
ヒロの前に突如として現れた
アコールにより、ろろんの本当の正体が判明する。
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その正体 |
歴史矯正プログラム《 - Roron - 》
あらゆる歴史の改訂を望む者(劇中でアコールは「見えざる存在」と呼称)に生み出された人型の傀儡にして、大いなるシステム。
「天使というアイデンティーを持ったキャラクター」という偽りの記憶を刷り込まれ、
すべてのカオスエメラルドを集めさせて神樹に封印された「繭」を開放し、混沌世界を再生へと導くために生み出された。
未来に選択肢を設ける分岐点「Or」、それらの未来を確定する不岐点「Nor」(共に下記参照)、その二つの力をもって神の如く世界改革を齎す存在であった。
劇中での姿は従来とは異なり、全身のすべてが純白色に染め上がった、より天使らしいイメージが強くなった外見をしている。
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物語の中に発生する現象の一つ。
ある人物がある事態に直面した時、AもしくはBの行動を取ることで物語の進行が分岐し、
それぞれの未来に突き進むこととなる状態を指す。
物語の中に分岐点があればあるほど未来は枝分かれし、様々な結末を迎えることとなる。
劇中は明かされていないが、その物語に特異点が存在する場合、ある特定の条件を満たすことで、
物語の未来を遥かに超越した、多数の並行世界(多世界)が生まれ出づることがある。
物語の中に発生する現象の一つ。
進行している物語が何らかの要因によりその先への進行が不可能となった状態を指す。これは分岐点「Or」においても発生する。
例えばAもしくはBのルートを選択する際、その先の未来が未確定なAに対し、何らかの未来が確定しているBが「Nor」に該当する。
「Nor」のルートは未来が確定しているため(その結末が良かれ悪かれ関係なく)、どう足掻いても先の物語が存在しない。
最終的に物語の分岐点「Or」がなくなり、すべてが「Nor」に収着することで、その物語は初めて完結となる。
特異点のみに限らず、その物語に存在するすべての人物に起こりうる。
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余談 |
名称の由来は、「Roron」→「noroR」→「nor / or」となっている。
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物語の未来にあらゆる可能性を齎す「Or」と、その未来を確定する「Nor」の力は、数ある物語にとって最適な未来=結末を選定できる。
劇中でろろんが見せた様々な"奇跡"は、この「Or」と「Nor」の二つの力によるものであり、
あらゆる逆境を反転させられる多くの可能性、そしてそれを確定して実行するというものであった。
永遠の謎であった黒い翼についても、堕天した瞬間から、
地上の人間たちを幸せにするという使命を終えるまでは天界に戻ることを許さなかったが故の、天から課せられた運命であり、
誰かを幸せにすることで黒い翼は徐々に白く戻り、元に戻って初めて元の世界へと戻れるものと思われた。
しかし事実は異なり、黒い翼は"未来の可能性そのものを示す"ものであった。
「白い翼」は"確定した未来そのもの"であり、「黒い翼」は"可能性のある未来を示唆するもの"だった。
未来が確定すればするほど黒い翼が徐々に白くなっていくという仕組みであり、
ろろんが飛べなくなってしまったことも含め、これらは「見えざる存在」が齎した「ろろんというキャラクターとしての設定」に起因するものだと思われる。
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ろろんの正体が明らかとなった瞬間、本来の姿を取り戻した状態でヒロの前に姿を現わす。
自分が誰かにとっての都合の良い人形であること、世界を破滅させること、それ以外の事実がない空虚な存在であることを思いだすも、
ヒロたちとの出会いや冒険によって、「- Roron -」ではなく「ろろん」としての自分を確立し、確かに生きてきた日々を強く実感していたと告白。
本当の「しあわせ」を見つけ出し、破滅の危機が迫っているその「しあわせ」を守るために、最後の手段に出る。
それは、"自分自身の抹消"。
アコール曰く、ろろんという存在が現れたからこそ、神樹や繭が生まれ、最悪の出来事が発生する要因になった。
即ち、
ろろん自身の存在を消すことで、それらの事実もまた"なかったこと"になる。
そして、ろろんを終わらせる唯一の人物が、
特異点であるヒロであった。
ろろんの存在を抹消する、それは、彼女と関わったことのあるすべての人たちの記憶から「ろろんとの出会い」が消滅することであり、
ヒロ、そしてろろん自身もそれぞれの想いから一度はその決断を躊躇うが、
ろろんの願いをこれまで一度も断らなかったヒロ、そんな彼から告げられた優しい言葉の末、ついにヒロの手により「ろろん」は完全消滅。
世界に降りかかった破滅の運命は初めから存在しないものとして歴史上からその事実が抹消された。
なお『
しあわせのみらい』終盤では「ろろん」が存在しなくなった世界において、
かつて彼女と冒険した仲間たちのそれぞれの日常を何処かの空から静かに見守る「翼の生えた少女」の姿が見られたが、
それがろろん本人であるかどうかは誰も知る由もなく、彼女の物語は幕を閉じた。
能力
原因は本人もよく理解していないが、そこにいるだけで様々な"奇跡"を齎す不思議な力を持っている模様。
戦闘能力は基本皆無に等しく、唯一会得している魔法“プリエル”のみ。
奇跡を呼び起こす宝石「カオスエメラルド」の力を借りる機会が度々あり、その時に齎す奇跡の力は常識を大きく覆し、どんな不可能なことも可能に変えてしまう。
魔法一覧
神聖魔法。
対象者に祈りをささげることで奇跡的な現象を齎す不思議な魔法。
しかし祈りの度合いによってはかえって相手を傷つける恐ろしい魔法にも成り得る危険性を孕む。
仏語で「祈り」の意。
roron
『
劇場版カオスドラマ 大乱闘カオスマッシュピード[Re]master』のみにおいて登場する、「Z世界のろろん」。
外見はろろんと瓜二つながらも、白銀の髪色をしていたり、明るい本人と比較して悲哀に溢れた表情をしている(外見は「
こちら
」)。
使用武器は万物を穿つ黒槍「
アトランダム」(外装は「
こちら
」)であり
主に破壊魔法「マレディクシオン」を使い戦う(仏語で「呪い」の意)。
その正体は、「自ら世界の運命を選択する覚悟を担ったろろん」であり、歴史矯正プログラム《 - Roron - 》としてのもう一つの姿。
絶望に溢れた世界の行く末を見守ることを諦め、己自身でその未来を確定付けようと手を下すことで不適合な世界を破滅へと導いてきた。
+
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初期時 |
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最終更新:2024年01月24日 21:47