コンペロリショタバトルロワイアル@ ウィキ

ミラクルキュートなサイエンティストの殺人遊戯

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「はぁ……はぁ……はぁ……」

私は科学者の宮野志保。
幼いころから組織の一員だった両親を亡くし、アメリカに留学。
両親の研究を引き継ぎ、コードネーム「シェリー」として組織で薬の研究をしていた。
組織の身勝手な行動に嫌気をさしていた私は、唯一の肉親であった宮野明美を殺され、組織に反抗。
自ら命を絶とうと例の薬を飲み、目が覚めたら……体が縮んでしまっていた。
宮野志保が生きていると彼らにばれたら、今度こそ殺されてしまう、
組織から逃げだすことにした私は藁を掴む思いで、幼児化した可能性のある例の毒薬の被験者の家に行き、灰原哀と名乗り、正体を隠すことにした。……って自分語りをしている場合じゃないわね。

私は走っている。
走らなきゃ死ぬからだ。
乃亜と名乗る少年による殺し合いに巻き込まれた私は、この犯行に組織の人間がかかわっている可能性が少ないと直ぐに断じた。
彼らなら、ここまで大規模な誘拐などしない。
足がつく危険が高いだけだから。
というか、私をシェリーだと疑って、ウオッカとピンガが拉致をしてきたのにそれ以外の子を誘拐するはずがない。
また根拠がもう一つある。
私達、参加者につなげてある首輪の液体……たしか、渋谷での出来事。
ロシアのプラーニャと名乗った爆弾魔のに類似していること。
勿論、組織とプラーニャのつながりはない。故に今回の誘拐及び殺し合いに彼らはかかわっていないといえるわ。
結論付けた私は、自分に支給されたのを確認しようとランドセルを探っていた。
確認を終え、ランドセルを背負いなおした瞬間、矢が私の頬を裂いた。
視線の先にはクロスボウを構える中学生らしき少年がいて、今に至る。
先ほどから、逃げる私に対して武器を使用するのに一切の戸惑いが見られない。
むしろ、武器を使うのが嬉しくて仕方がないといった様子。
はぁ……まさか、いきなり殺し合いに乗った参加者に遭遇するなんて運が無いわね。

「……ッ!?」

矢は当たりこそしなかったが、矢の羽が私の太ももに触れていった。
すると、触れた箇所が裂け、そこから血が噴き出し、私は痛みを感じると共に転倒する。

「雑魚のくせに手こずらせやがって!」

背中越しから聞こえるのは、イラつきを隠せない声。
どうやら年齢の割に幼さが見え隠れするわ……

「っ……あなたは、こんなバカげたのに乗ったのね」

「あたりまえだろ」
「あのデモンストレーションを見て、アイツに逆らおうと考えるか?」
「子供のくせに常識に囚われているのかよ」
「俺は順番に殺される羊じゃない。むしろ羊を刈る側だ!」

その顔は獲物を得たハンターの顔。

「ったく、手間取らせるなよなぁァァァ!」
「あっ!?ぐぅ!?げほっ……げほ」

どうやら。この少年は私をさっさと射ち殺す予定だったようだ。
思い通りにいかなかったことに不満爆発な少年は私の腹を容赦なく蹴りつける。
何度も何度も。
イラつきな言葉とは裏腹に表情に楽しそうな色が混ざっている。
自分より小さい者に対する被虐性。
将来、犯罪者になる典型的な行動に思考ね。

「優勝すれば”あのゲーム”では20億。しかも生き残った者が他にもいたら山分けだったけど、今回は億なんかじゃない金を一人で得ることができるってことだろ?……いや、金なんかじゃなくて、もっとすげーのを要求しよーかな。アイツなら可能だろーしね」

殺し合いに乗った理由がそんなくだらない理由なんて……
救いようもないわ……

「……キね」
「ん?なんか言った?いっとくけど、命乞いは聞かないよ」

私が命乞い?
見当違いもいいところ。
その推理、どこかの誰かさんにも及ばないわ。

「ガキねと言ったのよ。」
「あの乃亜って子が願いを本当に叶えると思っているの?……とんだお花畑思考ね」
「それといい加減、そのにやにや笑う顔を見せないでくれるかしら?」
「私は貴方の鬱屈を晴らす存在じゃないのよ?」

次々と言葉が浮かぶ。
死を避けられないと実感してるかしら……

「……わかったよ。もう死ねえぇェェェェェ!」

お姉ちゃん……私もそっちへ行くね。
それと工藤君……唇……”彼女”に返すことができなくて悪いわね……

「ウォータービーム!」
「あっつうぅぅぅううぅ!!??」

突如、少年は、地面に転がりながらのたうち回る。
まるで、背中にかかった水が熱湯であるかのように。

「大丈夫!?」
「え、ええ……あなたは?」

少女は私を抱きかかえると、距離をとる。
そして、近くの大木の後ろに私は下された。

「宇宙の平和を守るため、悪い人をこらしめる」

「銀河防衛隊!」

私を助けにきたのは、スーパーマンならぬスーパーガールだった。

☆彡 ☆彡 ☆彡



「ドラちゃん……のび太さん……武さん……スネ夫さん」

一人、不安げに佇む少女がいた。
少女の名は源静香。
少しだけ不思議な普段を生活する静香は、乃亜による殺し合いに巻き込まれ、不安げの表情。
不安を少しでも解消しようとランドセルの中身を確認する。

「これって……私が作ったヒーロースーツじゃない!?」

自分に支給された支給品の一つに見覚えがあり、静香は驚いた。
そう、かつて映画撮影をした際、自作した衣装がそこにあったのだ。
静香は懐かしさを噛みしめると共に装着する。
勇気を抱くため。

「ったく、手間取らせるなよなぁァァァ!」

突如、静香の耳に聞こえた怒声。
声の聞こえた方向へ視線を向けると、静香は口に手を当てる。

「!?あれって!」

静香の視線に映る少女と少年。
少年の方は高学年もしくは中学生ぐらいだが、少女の方は明らかに低学年。
そんな学年の子に対して行っている蛮行。
見過ごすわけにはいかない。

「助けに行かなきゃ!」

静香に迷いはない。

☆彡 ☆彡 ☆彡


「貴方は殺し合いにのったの!?」

静香は灰原を避難させた後、少年と対峙する。

「当たり前だろ。さっきも言ったけど、ここでの殺しは”正当化”されるんだぜ?」
「それに、優勝すれば何でも願いが叶う景品つき。乗らないのがおかしいよ」

少年。
長沢勇治にとってこのバトルロワイアルを実行するのは、首輪を外して生き延びる以上の意味があった。
長沢を突き動かしているのは、日頃ためこんでいた鬱屈。
自分の力が発揮できないのは周囲が悪いのだと。
体格にも腕力にも恵まれず、誰も自分の言葉に耳をかさない。
彼の歪んだ感情は、舞台が変わっても揺るがない。

「ま、あんときと違って、持ち物が没収されたことにはむかつくけどね」
「また、1からキャラを育てるなんて時間の無駄じゃんか」

それは、長沢の携帯ゲーム機のこと。
シークレットゲームと違い、自分の持ち物が没収されたことに不満げな顔。
先ほどから自分の思い通りにいかずふてくされている顔。

「殺しは”ゲーム”なんかではないわ! あの子の言葉に乗るなんて弱さの表れよ!」
「ッ!?……お前もか……」

静香の言葉に長沢は身体を震わせる。
恐怖ではなく怒りで。
長沢は証明したいのだ。
自らの力を。そして自らの存在を。
認められないから。
どうしても自分の弱さを。

「これでも、くらえ!」

長沢は怒りに任せてクロスボウを放つ。
矢は一直線に静香の胸へ。
普通の女児なら避けられず、死ぬ。
だが、今の静香は普通の女児にあらず。
宇宙海賊を撃退した英雄なのである。
大きく飛翔すると、長沢の背後に回り、身体を持ちあげる。

「うお!?」
「少しだけ……こらしめるわ!」

そまま、回旋すると、放り投げる。

「ぐわぁ!?」

加減したとはいえ、勢いよく尻から地面に叩きつけられた長沢。

「チ……チートかよ!?」
「くそっ!覚えてろよな!」

長沢はなんとか身体を起き上がると、一時退却をした。
今の装備では、静香を仕留めることが困難だと悟ったからだ。
ゲームで養われた計算高さ。そして狡猾さが生かされた。
静香の方も元々、灰原を救うのが目的だったため、深追いをせず、そのまま見逃した。
長沢の気配を感じなくなると、灰原に近づく。

「一旦、これで大丈夫。まずは、足の傷のしなくちゃ」
「ええ、悪いけど私のランドセルを開けてくれるかしら?たしか、私の支給品に怪我を処置する機会があるから。……それと助かったわ。銀河防衛隊さん」
「!?……えへへ/////」



【灰原哀@名探偵コナン】
[状態]:頬、切り傷(小)、足負傷(中) 
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:生きて帰る(そして、唇を返す)
1:足の応急処置をしながら情報交換をする。
2:工藤君……
3:あのこたち(少年探偵団)、巻き込まれてないといいのだけど……
[備考]
黒鉄の魚影、海中でコナンにキスしたところからの参戦
乃蒼と組織が繋がっているとは考えていません。
いくつかの劇場版の出来事を経験しています。
首輪がプラーミャのに類似しているのに気がついてます。

【お医者さんカバン@ ドラえもん】
灰原哀に支給されたひみつ道具。
未来の子どもがお医者さんごっこにつかう道具とドラえもんはのび太に説明したが、非常に高性能で聴診器を体に当てるだけで、どんな病気や怪我でも一発で正確に診断し、それを治療する為の薬や器具を鞄から出してくれる。
本ロワでは使用できるのは10回のみで使用不可能となる。
「すぐみてあげるからはだかになって!!」byのび太

【源静香@ドラえもん】
[状態]:健康
[装備]:ヒーロースーツ@ドラえもん
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2
[思考・状況]基本方針:生きて帰る
1:まず少女(哀)の負傷を応急処置をする
2:のび太さん達も巻き込まれているのかしら……
[備考]
いくつかの劇場版に出来事を経験しています。
※宇宙英雄記は漫画版です。

【ヒーロースーツ@ ドラえもん宇宙英雄記 (漫画版)】
源静香に支給されたヒーロースーツ。
元はスネ夫の映画撮影のために静香が自作した変身スーツ。
元はただの衣装だが、ドラえもんが用意したグレードアップライトの効力によりグレードアップした。
今ロワでは、その効力が残されており、ジャンプ力が飛躍し、静香は指からお湯を出すことができる
「こんな能力どうやって使うのよ!!」BY静香



☆彡 ☆彡 ☆彡

―――くそ

くそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそ
くそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそ
くそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそ

正直、チートじみた女の登場は想定外だった。
こんなことなら、あの雑魚をさっさと殺しておくべきだった。
みてろ!態勢を立て直し、装備を潤沢にしたら、すぐさま殺しにかかるからな!
あの2人だけじゃない!!俺を馬鹿にした凡人ども全員!!!

―――ん?

何だアイツ?
ゲームのキャラみたいなコスプレしてんのか?
へへっ!無防備に突っ立っているなんて、殺してくださいといっているようなもんだろ。
よ~し、まずは、さっさと殺してアイツの装備を奪うとするか。
長沢は、先ほどの屈辱を晴らす意味も込めて、クロスボウを向ける。

―――ギュイイイイン!!!

―――ジャッキ!

「は?」

間が抜けた声の直後、長沢の身体から血が拭きだす。
噴水の如く。
無数の光弾が長沢を打ち抜いたからだ。
全身に負った傷は深く、痙攣したように体が震えている。
長沢は虎の尾を踏んだのだ。
さらに追い打ちのつもりか、頭に一発光弾が撃ち込まれた。
嫌な水音が響きわたる。
こうして長沢の生命活動は消去(デリート)された。

【長沢勇治@シークレットゲーム KILLER QUEEN  死亡】

息絶えた長沢を見下ろす鋭い眼光に、一切の哀れみや悲しみといった感情は込められていない、
あるのは憎しみ
絶えることない憎悪の炎。

「人間が……!!」

吐き捨てるかのように言葉を発する。
声の主はフォルテ。
世界初のネットナビ。
生みの親のコサック博士を慕う純粋だった彼は人間でいうところのショタであっただろう。
しかし、現在の彼は、その面影はない。
濡れ衣を着せられたフォルテの意志はただ一つのみ。
人間への怒り。
ただそれだけが、フォルテを渦巻く感情。

【フォルテ@ロックマンエグゼ】
[状態]:健康 人間への怒り(大)
[装備]:クロスボウ@ シークレットゲーム KILLER QUEEN
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~5(長沢のも含める)
[思考・状況]基本方針:優勝して乃亜も消し去る
1:他の人間を消す
[備考]
ゲームエグゼ本編開始前からの参戦です。※まだロックマンおよび熱斗との面識はありません。
コピーロイドに接続された状態で活動しています。

【クロスボウ@ シークレットゲーム KILLER QUEEN 】
長沢勇治に支給されたクロスボウ。
シークレットゲーム で長沢が使用した。
余談だが、どのルートでも長沢はゲームに乗る。
「証拠をくださ~い、カボチャのスミスさ~ん♪」BY長沢

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