コンペロリショタバトルロワイアル@ ウィキ

キス魔

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 クロエ・フォン・アインツベルンは濃厚なキスをした。
 男相手に。
 ダミアン・デズモンド(6歳)の唇を塞ぎながら、自らの肢体を押し付けている。
 アゴをホールドしながら、舌でダミアンの口内を蹂躙するクロエ。太ももを滑らかに擦り合わせ、膨らみはじめた双丘でダミアンを圧迫する。
 突然の口づけに驚くダミアンだが、少女のほのかな香りと体温に心が揺らぎ、すぐに腰が抜けた。
 頬を撫でる銀髪の感触も思考を奪った。
 無力になった少年はただ唇を貪られるしかない。獰猛なハイエナに食われる獲物のように。
 今のダミアンにとってクロエは野獣そのもの。
 まさに弱肉強食。バトルロワイヤルのルールに則り、強いものが弱いものを喰らう光景があった。


 話を遡る。
 バトルロワイアルが始まって数分後だった。クロエとダミアンが運命の遭逢を果たしたのは。
 まるで赤い糸で導かれたように巡り会った二人。
 殺し合いに反対する少年少女。
 しかし、ダミアンは知らなかった。
 そう。クロエはキス魔であると。
 人間ではないクロエは肉体維持のため、他人から魔力供給しなければならない。
 いつもはイリヤまたは美遊がターゲットだが、その彼女達はここにいない。
 故にクロエはダミアンを押し倒し、魔力供給をすることにした。
 無差別に魔力供給を行ったクロエだ。
 イリヤの友人はもちろん、喪女からも容赦なく唇を奪っている。
 そんなクロエが、魔力供給の為ならば男とだってキスをするのは自明の理。
 ダミアンにとってファーストキスだが、クロエからすれば知ったことではない。
 離せ。
 やめろ。
 非力な少年の抵抗など無意味。
 英霊の力を持つ少女から逃れる術を持たない。
 ただ、されるがままでも、ダミアンはある少女の顔を思い浮かべていた。
 アイツには……アーニャ・フォージャーにだけは、こんな自分を見てどう思うのか。
 目尻に涙を浮かべ、突然のキスに胸が激しく鼓動しながら、一人の少女に想いを寄せていた。
 せめて、今だけはアイツに見られたくないと。


「ふぅ……ひとまず、魔力補給はできたけど、やっぱイリヤや美遊じゃないと効率が悪いか」

 粘った唾液の糸を垂らしながら思案するクロエ。
 ひとまず、魔力供給は済ませたがあくまで応急処置にすぎない。
 人間のダミアンから得られる魔力量は茶碗一杯分程度。
 異能を持つ他参加者との戦闘に突入すれば僅か数分で消耗する。

「というわけで、それまではよろしくね~! ダミアン!」
「う、うぅ…………なにが『よろしくね~!』だ! ふざけんな!」
「……そういえば、あの二人はいるの? イリヤと美遊がいたら……すぐに探したいな……」

 涙目で怒鳴るダミアンを軽く流すクロエ。
 キス魔の魔力供給のエサにされた少年の明日はどっちか。

【クロエ・フォン・アインツベルン@Fate/kaleid liner プリズマ イリヤ】
[状態]:健康
[装備]:不明
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:殺し合いには乗らない。
1:ひとまず、ダミアンを守りながら定期的に魔力供給する。
2:いるならイリヤと美遊も探したい。
[備考]
※参戦時期は不明です。

【ダミアン・デズモンド@SPY×FAMILY】
[状態]:健康、ファーストキスを奪われたショック
[装備]:不明
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:殺し合いに乗らない。
1:キスを奪われた……
[備考]
※参戦時期は不明です。
※クロエにファーストキスを奪われました。

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