誰だって幸せになる権利がある。
難しいのはその享受。
難しいのはその享受。
誰だって幸せになる権利がある。
難しいのはその履行。
難しいのはその履行。
誰だって幸せになる権利がある。
難しいのはその妥協。
難しいのはその妥協。
――――――Frederica Bernkastel
「これって思いがけないチャンスってやつなのかしらね。
……それとも、自称神様のお遊び?」
……それとも、自称神様のお遊び?」
どこかの商店街のような場所で私は独り言ちる。
商店街と言っても周りは閑散としていて、夜間にも関わらず電気が点いているところはない。
商店街と言っても周りは閑散としていて、夜間にも関わらず電気が点いているところはない。
「羽入、羽入?……やっぱりいない」
いつも私について回る悲観的な神様の気配がない。
さっきの広間でも乃亜というやつがデモンストレーションをしている間、密かに羽入に呼び掛けていたがその時から羽入の気配はなかった。
考えられるのは、私が山狗はもちろん、羽入の力さえ届かない領域に拉致されたという可能性だ。
ある意味乃亜に命を救われたとも言えるが、それならそれでもう少しタイミングというものがあるだろう。
……それとも、入念にタイミングを図った結果がこれだと言うのならよほどの悪趣味のようだ。
さっきの広間でも乃亜というやつがデモンストレーションをしている間、密かに羽入に呼び掛けていたがその時から羽入の気配はなかった。
考えられるのは、私が山狗はもちろん、羽入の力さえ届かない領域に拉致されたという可能性だ。
ある意味乃亜に命を救われたとも言えるが、それならそれでもう少しタイミングというものがあるだろう。
……それとも、入念にタイミングを図った結果がこれだと言うのならよほどの悪趣味のようだ。
何度も何度も殺され続けた。
何度も何度も諦めそうになった。
けれど私は、私たちはついに昭和五十八年六月に私を殺す犯人を見つけた。
今度こそ仲間と一緒にこの運命を乗り越えるのだと、我ながらかつてないほどに奮起したと思う。
何度も何度も諦めそうになった。
けれど私は、私たちはついに昭和五十八年六月に私を殺す犯人を見つけた。
今度こそ仲間と一緒にこの運命を乗り越えるのだと、我ながらかつてないほどに奮起したと思う。
けれど、あと一歩が届かなかった。
山狗の包囲を突破して園崎家に向かおうとした矢先、死を装っていた鷹野の凶弾によって圭一が殺された。
……それからはあっという間に総崩れ。魅音も、詩音も、レナも、そして沙都子も殺された。
部活メンバー全員の団結に、大石という頼れる大人の力を借りてなお及ばないほど鷹野の持つ駒は、私を殺そうという意思は強靭で強固だった。
山狗の包囲を突破して園崎家に向かおうとした矢先、死を装っていた鷹野の凶弾によって圭一が殺された。
……それからはあっという間に総崩れ。魅音も、詩音も、レナも、そして沙都子も殺された。
部活メンバー全員の団結に、大石という頼れる大人の力を借りてなお及ばないほど鷹野の持つ駒は、私を殺そうという意思は強靭で強固だった。
ならばせめて、どんな責め苦を受けようとも絶対にこの記憶を忘れまいと決めた。
手足を縛られ猿轡をされようと、衆人環視の中着衣を奪われようと、腹を割かれようとも鷹野の顔を忘れまい。
だがそんな決意とは裏腹に、普段着のワンピースを切り裂かれ打ち捨てられ、、パンツに手を伸ばされたと思った直後に奇妙な殺し合いが始まった。
手足を縛られ猿轡をされようと、衆人環視の中着衣を奪われようと、腹を割かれようとも鷹野の顔を忘れまい。
だがそんな決意とは裏腹に、普段着のワンピースを切り裂かれ打ち捨てられ、、パンツに手を伸ばされたと思った直後に奇妙な殺し合いが始まった。
「ああもう、巻き込むなら巻き込むでもう少し早くしてくれたっていいでしょうに……!」
殺し合いのフィールドに飛ばされてまず真っ先に私がしたことは、自由になった両手で胸を隠すことだった。
今の私の格好と言えば上半身裸で靴と靴下もない、パンツ一枚のみときている。
田舎の雛見沢で育ったので裸足で砂利道や道路を歩くことは苦にならないが、さすがにまともな衣服が欲しい。
支給品に期待して、足元に置かれているランドセルを開こうと手を伸ばす。
今の私の格好と言えば上半身裸で靴と靴下もない、パンツ一枚のみときている。
田舎の雛見沢で育ったので裸足で砂利道や道路を歩くことは苦にならないが、さすがにまともな衣服が欲しい。
支給品に期待して、足元に置かれているランドセルを開こうと手を伸ばす。
パァン
耳をつんざくような、乾いた音とともに私のすぐ傍の地面に何かが当たった。
……いや、何かという婉曲な表現は必要ない。これは銃声で、私は今撃ち殺されかけたのだ……!
努めて冷静に周囲を見回すと、建物の中から拳銃を構えた少女が出てくるのが見えた。
警戒が足りなかったことを痛感する。外ではなく、フィールド内の建物の中に飛ばされた参加者もいたのだ。
……いや、何かという婉曲な表現は必要ない。これは銃声で、私は今撃ち殺されかけたのだ……!
努めて冷静に周囲を見回すと、建物の中から拳銃を構えた少女が出てくるのが見えた。
警戒が足りなかったことを痛感する。外ではなく、フィールド内の建物の中に飛ばされた参加者もいたのだ。
「その平べったい顔……あなた、イレブンね?」
「は?イレブン……?っていうか、何よその恰好は?」
自分のことを棚に上げて問い返してしまった私を誰が責められようか。
圭一やレナぐらいの年齢と思しき、見るからに外国人な少女は上半身こそどこかの学校の制服を着ていたが、スカートを履いていない。
丸見えのパンツは股間部分から盛大に濡れており、太ももにも液体が垂れているのが見て取れた。
……さては、さっきの場での少年二人が殺された凄惨な見せしめを見て失禁したのか。
いや、逆に人の死というものに多少なりとて耐性のある私が子供としては異常なのかもしれない。
圭一やレナぐらいの年齢と思しき、見るからに外国人な少女は上半身こそどこかの学校の制服を着ていたが、スカートを履いていない。
丸見えのパンツは股間部分から盛大に濡れており、太ももにも液体が垂れているのが見て取れた。
……さては、さっきの場での少年二人が殺された凄惨な見せしめを見て失禁したのか。
いや、逆に人の死というものに多少なりとて耐性のある私が子供としては異常なのかもしれない。
「口の利き方のなってないイレブンですわね……!」
再びの発砲、運良く弾は外れて私の後ろにある店のガラス窓を破った。
……いや、幸運でもないか。少女は銃を扱い慣れてないのか反動でふらついているし、手が震えまくっている。外したのは必然とも言える。
とはいえ、間違いなく実弾の入った本物の銃だ。迂闊には動けない……。
しばしの硬直。……今更ながら、素の口調を出してしまったことを悔いた。
普段の猫かぶりモードでいれば、油断の一つも誘えただろうに。
息を整え、いくらか冷静さを取り戻したらしい少女は私の下半身に目をやり、何かを思いついたようだった。
……いや、幸運でもないか。少女は銃を扱い慣れてないのか反動でふらついているし、手が震えまくっている。外したのは必然とも言える。
とはいえ、間違いなく実弾の入った本物の銃だ。迂闊には動けない……。
しばしの硬直。……今更ながら、素の口調を出してしまったことを悔いた。
普段の猫かぶりモードでいれば、油断の一つも誘えただろうに。
息を整え、いくらか冷静さを取り戻したらしい少女は私の下半身に目をやり、何かを思いついたようだった。
「その下着を脱ぎなさい。そして、その支給品も置いて今すぐ立ち去りなさい。
そうすれば今の無礼は許し、この場だけは見逃してあげてもいいわ……!」
そうすれば今の無礼は許し、この場だけは見逃してあげてもいいわ……!」
……人を殺すのが怖いなら素直にそう言えば良いものを。そう言いたくなるがグッと堪えた。
相手は間違いなく荒事に慣れていない素人。ならばまた銃弾が外れることに期待して飛び掛かってみるか?
恐らく、組みつくまではいけるだろう。しかしここで問題になるのが彼我の体格差だ。
レナと同じぐらいの力と体格であれば、小学六年生としても小柄な部類の私では取っ組み合いで敵うとは思えない……。
羞恥心より支給品の確認を優先するするべきだったと後悔してももう遅い。
羽入がいない今、私が死ぬことでどうなるかわからない以上、命を投げ捨てるようなことはできない。
相手は間違いなく荒事に慣れていない素人。ならばまた銃弾が外れることに期待して飛び掛かってみるか?
恐らく、組みつくまではいけるだろう。しかしここで問題になるのが彼我の体格差だ。
レナと同じぐらいの力と体格であれば、小学六年生としても小柄な部類の私では取っ組み合いで敵うとは思えない……。
羞恥心より支給品の確認を優先するするべきだったと後悔してももう遅い。
羽入がいない今、私が死ぬことでどうなるかわからない以上、命を投げ捨てるようなことはできない。
「……わかったわよ」
……理不尽な要求であろうとこの場は従うしかない。
両手でパンツを脱ぎ下ろし、辛うじて隠されていた尻が、性器が外気に曝される。
両足からパンツを抜き取り、とうとう私は一糸纏わぬ全裸になった。
そのまま少女の様子を伺いつつ、ランドセルの上にパンツを置いて、両手を上げて降参を示しながら少しずつ離れる。
そして、建物を遮蔽物に使える位置にまでじりじりと下がってから、脱兎のごとく走ってその場を後にするのだった……。
両手でパンツを脱ぎ下ろし、辛うじて隠されていた尻が、性器が外気に曝される。
両足からパンツを抜き取り、とうとう私は一糸纏わぬ全裸になった。
そのまま少女の様子を伺いつつ、ランドセルの上にパンツを置いて、両手を上げて降参を示しながら少しずつ離れる。
そして、建物を遮蔽物に使える位置にまでじりじりと下がってから、脱兎のごとく走ってその場を後にするのだった……。
どのぐらい走っただろうか。建物のある商店街の区画を抜けて、開けた平原に出ていた。
ここまで来れば大丈夫だろう。息を整え、自分の身体を見下ろした。
見慣れた自分の裸体だが、生憎とここは自宅の洗面所ではなく誰に見られているとも知れない野外だ。
……いや、「見ている」人物には少なくとも一人思い当たる者がいる。
ここまで来れば大丈夫だろう。息を整え、自分の身体を見下ろした。
見慣れた自分の裸体だが、生憎とここは自宅の洗面所ではなく誰に見られているとも知れない野外だ。
……いや、「見ている」人物には少なくとも一人思い当たる者がいる。
「どうせどこかで見てるんでしょう、乃亜」
海馬乃亜は言った。これはゲームだと。
ゲームであるからには観客もいるはずだ。
その観客とは誰か?決まっている、乃亜自身に他ならない。
神様を自称するような少年がこれだけ大掛かりなゲームを仕掛けておいて観戦もしていないなんてありえない。
山狗のような監視員でも使っているのか、それとも私には想像できない神様の力でも使っているかはわからないが必ずゲームの様子を見ている。
つまり最低でも乃亜には私の痴態は筒抜けなわけで、本質的に言えば誰にも裸を見られないようにするという行為そのものに意味がない。
ゲームであるからには観客もいるはずだ。
その観客とは誰か?決まっている、乃亜自身に他ならない。
神様を自称するような少年がこれだけ大掛かりなゲームを仕掛けておいて観戦もしていないなんてありえない。
山狗のような監視員でも使っているのか、それとも私には想像できない神様の力でも使っているかはわからないが必ずゲームの様子を見ている。
つまり最低でも乃亜には私の痴態は筒抜けなわけで、本質的に言えば誰にも裸を見られないようにするという行為そのものに意味がない。
ならばと両手を広げて胸を張り、性器を見せつけるように脚を広げた。
……これが今の私に出来る精一杯の乃亜への反抗。
歯向かう者は殺すと彼は態度で示した。だとすれば、叛意を言葉で表すだけでも大きなリスクを伴う。
乃亜が私に期待していることが恐怖に怯え、凌辱に震えることなら、せめて態度だけでも思い通りになどなってはいけない。
怯えてなんてやらない。恥じらってなんてやらない。今こそ私は、百年の魔女をやめて痴女になるのだ。
……これが今の私に出来る精一杯の乃亜への反抗。
歯向かう者は殺すと彼は態度で示した。だとすれば、叛意を言葉で表すだけでも大きなリスクを伴う。
乃亜が私に期待していることが恐怖に怯え、凌辱に震えることなら、せめて態度だけでも思い通りになどなってはいけない。
怯えてなんてやらない。恥じらってなんてやらない。今こそ私は、百年の魔女をやめて痴女になるのだ。
そうして私は身体を一切隠すことなく駆け出した。
今の私には武器はおろか地図も水も食糧も、着衣すらも全くない。
まずやることはこんな状態の私にも友好的に接してくれて、打倒乃亜を目指す参加者を探すことだ。
特に水や食糧は必須だ。このまま誰にも見つからないよう隠れたところで数時間もすれば飢えと渇きで動きが鈍ってくる。
そうなる前に誰かに分けてもらわなければ。……その過程でこの貧相な身体を使うことになったとしても、だ。
今の私には武器はおろか地図も水も食糧も、着衣すらも全くない。
まずやることはこんな状態の私にも友好的に接してくれて、打倒乃亜を目指す参加者を探すことだ。
特に水や食糧は必須だ。このまま誰にも見つからないよう隠れたところで数時間もすれば飢えと渇きで動きが鈍ってくる。
そうなる前に誰かに分けてもらわなければ。……その過程でこの貧相な身体を使うことになったとしても、だ。
―――私は諦めない。
素直に殺し合いに乗って優勝すれば、鷹野と山狗に殺されてしまった部活メンバーを生き返らせてもらえるかもしれない。
けれど私は知っている。「これしかない」という思い込みで殺人に走った先にハッピーエンドなんてものはないということを。
……もちろん、上手く他の参加者と協力して乃亜を倒せたとして、そのまま雛見沢に帰ったところで皆は死んだままで私もすぐ山狗に殺されるだけだろう。
素直に殺し合いに乗って優勝すれば、鷹野と山狗に殺されてしまった部活メンバーを生き返らせてもらえるかもしれない。
けれど私は知っている。「これしかない」という思い込みで殺人に走った先にハッピーエンドなんてものはないということを。
……もちろん、上手く他の参加者と協力して乃亜を倒せたとして、そのまま雛見沢に帰ったところで皆は死んだままで私もすぐ山狗に殺されるだけだろう。
それなら殺し合いには乗らず、乃亜を倒した上で彼が持っている死者蘇生の力も手に入れて部活メンバーやさっき殺された二人も生き返らせれば良いのだ!
我ながら無謀な考えだとは思う。文字通り裸一貫の小娘がこんなことを言い出せば誰だって正気を疑うに違いない。
だとしても諦めない。だって圭一も、沙都子も、レナも、魅音も詩音も殺されるまで戦った。
乃亜の気まぐれだとしても、まだ生きている私が諦めて良い理由なんて一つもない。
今皆を助けられる可能性を持っているのは私だけなのだから。
我ながら無謀な考えだとは思う。文字通り裸一貫の小娘がこんなことを言い出せば誰だって正気を疑うに違いない。
だとしても諦めない。だって圭一も、沙都子も、レナも、魅音も詩音も殺されるまで戦った。
乃亜の気まぐれだとしても、まだ生きている私が諦めて良い理由なんて一つもない。
今皆を助けられる可能性を持っているのは私だけなのだから。
【古手梨花@ひぐらしのなく頃に解】
[状態]:健康、全裸
[装備]:
[道具]:
[思考・状況]殺し合いには乗らずに乃亜を打倒し、部活メンバーや犠牲者を生き返らせる。
1:友好的な参加者に接触して物資を分けてもらう。
[備考]
皆殺し編で山狗に殺害される直前からの参戦です。
[状態]:健康、全裸
[装備]:
[道具]:
[思考・状況]殺し合いには乗らずに乃亜を打倒し、部活メンバーや犠牲者を生き返らせる。
1:友好的な参加者に接触して物資を分けてもらう。
[備考]
皆殺し編で山狗に殺害される直前からの参戦です。
私の人生で今日ほどの最悪の日はない。
アッシュフォード学園中等部に通うブリタニア人の少女、エカテリーナは心からそう確信していた。
アッシュフォード学園中等部に通うブリタニア人の少女、エカテリーナは心からそう確信していた。
そもそも今日という日の始まりからして最悪だった。
いつものように同級生と登校していた時、ふと学園のクラブハウスから出てくる盲目かつ車椅子の少女を見咎めた。
ナナリー・ランペルージ。どこの庶民か貧乏貴族の子女かは知らないが、学園に居候の身でメイドに「お嬢様」などと呼ばれながら登校とは生意気にもほどがある。
そう思い少しお仕置きをしてやろうとしていた時、どんな手品を使ったのかナナリーの友人のアリスに制服のスカートを抜き取られてしまった。
慌てて人目につかないところに移動していると唐突に意識が遠のき、気づけば乃亜とかいうイレブンらしき子供が開いた殺し合いに巻き込まれていた。
いつものように同級生と登校していた時、ふと学園のクラブハウスから出てくる盲目かつ車椅子の少女を見咎めた。
ナナリー・ランペルージ。どこの庶民か貧乏貴族の子女かは知らないが、学園に居候の身でメイドに「お嬢様」などと呼ばれながら登校とは生意気にもほどがある。
そう思い少しお仕置きをしてやろうとしていた時、どんな手品を使ったのかナナリーの友人のアリスに制服のスカートを抜き取られてしまった。
慌てて人目につかないところに移動していると唐突に意識が遠のき、気づけば乃亜とかいうイレブンらしき子供が開いた殺し合いに巻き込まれていた。
上級貴族の娘として不自由なく育ったエカテリーナにとって、二人の少年が無惨に殺され、噴水のように鮮血を流す有り様はあまりにも恐ろしかった。
自分が失禁していることに気づいたのは乃亜の説明が終わり、どこかの狭苦しい建物に飛ばされた後になってからだった。
自分が失禁していることに気づいたのは乃亜の説明が終わり、どこかの狭苦しい建物に飛ばされた後になってからだった。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
思い返しても最悪の幕開けだったが、少しばかり運が向いてきた。
始まって早々ほとんど裸に近い格好の元・日本人、イレブンの少女を見つけた。
エカテリーナは支給されていた拳銃で二度撃ち殺そうと試みたが、実銃の反動は思った以上に大きく当てられる気がしなかった。
そこで少女が唯一身に着けていた着衣であるパンツに目をつけた。体格の違いから少しきつくはなるだろうが私にも穿けなくはないはず。あれを奪ってしまおう。
銃の威力を見せた上での脅迫は上手くいき、まんまと少女の持ち物全てを奪取することに成功した。
これで良い、そもそもこれが当然。自分は貴きブリタニア貴族の娘で相手は敗戦国のナンバーズなのだから、私が全て奪えて当然なのだ。
乃亜が大きな顔をしていられるのも今のうちだけだ。今にブリタニア警察、あるいは軍が救助に来てくれるに違いない。
始まって早々ほとんど裸に近い格好の元・日本人、イレブンの少女を見つけた。
エカテリーナは支給されていた拳銃で二度撃ち殺そうと試みたが、実銃の反動は思った以上に大きく当てられる気がしなかった。
そこで少女が唯一身に着けていた着衣であるパンツに目をつけた。体格の違いから少しきつくはなるだろうが私にも穿けなくはないはず。あれを奪ってしまおう。
銃の威力を見せた上での脅迫は上手くいき、まんまと少女の持ち物全てを奪取することに成功した。
これで良い、そもそもこれが当然。自分は貴きブリタニア貴族の娘で相手は敗戦国のナンバーズなのだから、私が全て奪えて当然なのだ。
乃亜が大きな顔をしていられるのも今のうちだけだ。今にブリタニア警察、あるいは軍が救助に来てくれるに違いない。
全裸になって逃げ去っていくイレブンの少女には目もくれず、二人分のランドセルと戦利品の下着を持って近くの小さな商店に入り込んだ。
いい加減濡れた下着や靴下の不快な感触が限界に達していたのだ。
居住スペースと思われる場所に出ると貴族の子女にあるまじき乱暴さで靴を脱ぎ、素早く身に着けていた下着と靴下を脱いだ。
誰の目にもつかない場所で息を整えつつ開放感を味わっていると、ちょうどエカテリーナの全身が映る大きな鏡が目に入った。
いい加減濡れた下着や靴下の不快な感触が限界に達していたのだ。
居住スペースと思われる場所に出ると貴族の子女にあるまじき乱暴さで靴を脱ぎ、素早く身に着けていた下着と靴下を脱いだ。
誰の目にもつかない場所で息を整えつつ開放感を味わっていると、ちょうどエカテリーナの全身が映る大きな鏡が目に入った。
「……酷い格好ね」
下半身裸になった自分の姿を見ると、誰もいないのに羞恥の念に襲われる。
当然こんな格好で外に出ていくわけにはいかないのでイレブンの少女から奪ったパンツに履き替える必要がある。
いや、下着丸出しも十分すぎるほどにはしたないのだが、下半身裸と比べれば遥かにマシである。
当然こんな格好で外に出ていくわけにはいかないのでイレブンの少女から奪ったパンツに履き替える必要がある。
いや、下着丸出しも十分すぎるほどにはしたないのだが、下半身裸と比べれば遥かにマシである。
「支給品に何かあればいいけど……」
着替える前に、まだイレブンの少女から手に入れた支給品を確認していないことに気づいた。
エカテリーナの支給品には替えの着衣はなかったが、こちらの方には何かないだろうか。
外に出る前に確認するだけしようと中身を開けると、見慣れたアッシュフォード学園中等部の制服が出てきた。
エカテリーナの支給品には替えの着衣はなかったが、こちらの方には何かないだろうか。
外に出る前に確認するだけしようと中身を開けると、見慣れたアッシュフォード学園中等部の制服が出てきた。
「やった!これなら……!」
武器ではないことに落胆する者はするだろうが、エカテリーナにとってはこの上ない大当たりの支給品だった。
当然のように制服は上下ともに揃っており、靴下も付いていた。
そういえば殺し合いが始まってからだいぶ嫌な汗をかいた気がする。この際だから制服の上も着替えてしまうべきか。
喜び勇んで上着を脱ぎ捨て、ブラジャーだけの姿になる。替えのパンツに手を伸ばした瞬間―――金属音のような、不快な音が聞こえてきた。
当然のように制服は上下ともに揃っており、靴下も付いていた。
そういえば殺し合いが始まってからだいぶ嫌な汗をかいた気がする。この際だから制服の上も着替えてしまうべきか。
喜び勇んで上着を脱ぎ捨て、ブラジャーだけの姿になる。替えのパンツに手を伸ばした瞬間―――金属音のような、不快な音が聞こえてきた。
「な、何ですの……?この音は……」
咄嗟に着替えの手を止めて銃を手に取り、部屋の中を見渡すがそこには誰もいない。
もしかすると外で何かが起きている?いや、この不快な音は間違いなくすぐ近くから発せられている。
息を吞み、視線を鏡に映して―――心臓が止まりそうになった。
鏡に映るエカテリーナのすぐ傍には長大な杖を持った黄金の戦士が立っていた。
もしかすると外で何かが起きている?いや、この不快な音は間違いなくすぐ近くから発せられている。
息を吞み、視線を鏡に映して―――心臓が止まりそうになった。
鏡に映るエカテリーナのすぐ傍には長大な杖を持った黄金の戦士が立っていた。
「~~~っ!?」
―――もしここでエカテリーナが咄嗟に鏡を銃撃していたら、結果はまるで違ったものになっていただろう。
だが彼女は常識に則り、鏡に映った襲撃者と思しき黄金の戦士は自分の背後にいると判断した。そう判断してしまった。
後ろを振り返り、銃を撃とうとして―――そこには誰の姿もない。
混乱の極致に達したエカテリーナの肩を、背後から黄金の戦士が掴んだ。
そう、背後からだ。有り得ない事態にエカテリーナが再び鏡を見ると、鏡の中から伸びた戦士の腕に、強い力で掴まれていた。
だが彼女は常識に則り、鏡に映った襲撃者と思しき黄金の戦士は自分の背後にいると判断した。そう判断してしまった。
後ろを振り返り、銃を撃とうとして―――そこには誰の姿もない。
混乱の極致に達したエカテリーナの肩を、背後から黄金の戦士が掴んだ。
そう、背後からだ。有り得ない事態にエカテリーナが再び鏡を見ると、鏡の中から伸びた戦士の腕に、強い力で掴まれていた。
「ひ、い、嫌あああああ!!!」
死に物狂いで拘束から逃れようとして、エカテリーナの肩を掴んでいた黄金の戦士の腕がズレてブラジャーのホックに掛かる。
凄まじい力でブラジャーが引っ張られていることによる激痛も意に介さず、とにかくこの場から逃れようと藻掻く。
やがてブラジャーが千切れ、成長途上の乳房が露出した。勢いよく引っ張られていたブラジャーが千切れた反動で無様に転倒し、銃も取り落とした。
凄まじい力でブラジャーが引っ張られていることによる激痛も意に介さず、とにかくこの場から逃れようと藻掻く。
やがてブラジャーが千切れ、成長途上の乳房が露出した。勢いよく引っ張られていたブラジャーが千切れた反動で無様に転倒し、銃も取り落とした。
「た、助けて、助けて……」
更に悪いことに、限界を超えた恐怖で腰が抜けてしまった。
奇しくもイレブンと嘲った少女と同じ、一糸纏わぬ全裸となった彼女は黄金の戦士に背を向け、四つん這いの姿勢となっていた。
乙女の恥部を全て曝け出した格好のエカテリーナに対して動じる様子もなく黄金の戦士が腰のバックルから一枚のカードを引き抜いた。
奇しくもイレブンと嘲った少女と同じ、一糸纏わぬ全裸となった彼女は黄金の戦士に背を向け、四つん這いの姿勢となっていた。
乙女の恥部を全て曝け出した格好のエカテリーナに対して動じる様子もなく黄金の戦士が腰のバックルから一枚のカードを引き抜いた。
『ADVENT』
カードを装填された杖から響く電子音声は、さながら死刑宣告だった。
恐る恐る後ろを振り向いたエカテリーナの瞳がさらなる絶望に染め上げられる。
鏡の中から炎を纏った黄金の怪鳥めいた怪物が現れ、獲物を品定めするようにエカテリーナを睨んでいた。
恐る恐る後ろを振り向いたエカテリーナの瞳がさらなる絶望に染め上げられる。
鏡の中から炎を纏った黄金の怪鳥めいた怪物が現れ、獲物を品定めするようにエカテリーナを睨んでいた。
「い、嫌―――」
―――その先は言葉にならなかった。
黄金の怪鳥が唸り声を上げてエカテリーナの頭へ噛みつくと、そのまま鏡の世界へ引きずりこんでいったから。
鏡の世界、ミラーワールドへ生身で連れ込まれた者が助かる術はない。
黄金の戦士こと仮面ライダーオーディンが操る契約モンスター、ゴルトフェニックスの餌として彼女の存在は消化されていった。
黄金の怪鳥が唸り声を上げてエカテリーナの頭へ噛みつくと、そのまま鏡の世界へ引きずりこんでいったから。
鏡の世界、ミラーワールドへ生身で連れ込まれた者が助かる術はない。
黄金の戦士こと仮面ライダーオーディンが操る契約モンスター、ゴルトフェニックスの餌として彼女の存在は消化されていった。
【エカテリーナ@コードギアス ナイトメアオブナナリー 死亡】
誰にだって幸せになる権利がある。私にだって幸せになる権利がある。
でも神様はとても意地悪で理不尽で、私に対してはいつだってサイコロの一の目だけを突きつけてきた。
海馬乃亜、神様を自称する少年は私が定義する神様のイメージに合致する。
首輪を着けて最後の一人になるまで殺し合わせる意地悪さ、わざと運の要素を強めた支給品ルールは私に対する当てつけに思えた。
でも神様はとても意地悪で理不尽で、私に対してはいつだってサイコロの一の目だけを突きつけてきた。
海馬乃亜、神様を自称する少年は私が定義する神様のイメージに合致する。
首輪を着けて最後の一人になるまで殺し合わせる意地悪さ、わざと運の要素を強めた支給品ルールは私に対する当てつけに思えた。
ならば私は、ありとあらゆる努力を惜しまず絶対に最後の一人になるまで生き残ってみせる。
今までの私の努力は努力と呼ぶには烏滸がましい、あまりに細やかなものだった。……だから、おじいちゃんの研究を文字通りに踏みにじられた。
これが殺し合いなら誰かを蹴落とし、殺すことを躊躇うな。ありとあらゆる手段を使って生き残れ。クールになれ、高野三四。
そうだ、私はもう美代子ではない。おじいちゃんに代わり、おじいちゃんの偉大な研究を世界に認めさせる高野三四だ。
今までの私の努力は努力と呼ぶには烏滸がましい、あまりに細やかなものだった。……だから、おじいちゃんの研究を文字通りに踏みにじられた。
これが殺し合いなら誰かを蹴落とし、殺すことを躊躇うな。ありとあらゆる手段を使って生き残れ。クールになれ、高野三四。
そうだ、私はもう美代子ではない。おじいちゃんに代わり、おじいちゃんの偉大な研究を世界に認めさせる高野三四だ。
「はぁ、はぁ……まずは、一人」
どこかの商店らしき建物に飛ばされた私が最初にしたことは建物内の安全確認、次いで支給品の確認だった。
この時私は珍しく神様がサイコロの六の目を出したのかと慢心していた。
この時私は珍しく神様がサイコロの六の目を出したのかと慢心していた。
私に支給されたのはオーディンのデッキと説明書に書かれた、カードデッキだった。
鏡にデッキを翳し、バックルを出現させることで仮面ライダーオーディンなる超人に変身できると記されていた。
これは乃亜の説明にあった、超人的な能力を持つという参加者への対抗策の一環だと考えられる。
一般人の私にも平等に優勝の権利を与えるための、超人的な力を持つ者を圧倒的有利にしないための措置。
鏡にデッキを翳し、バックルを出現させることで仮面ライダーオーディンなる超人に変身できると記されていた。
これは乃亜の説明にあった、超人的な能力を持つという参加者への対抗策の一環だと考えられる。
一般人の私にも平等に優勝の権利を与えるための、超人的な力を持つ者を圧倒的有利にしないための措置。
早速私はテストのために変身し、全身に漲るパワーを感じながらある実験を行うことにした。
説明によれば、カードデッキで変身した仮面ライダーはミラーワールドという、鏡の中の異世界に潜航することができるという。
無視するにはあまりにも大きすぎる能力を初動のうちに試しておこうと考えたのだ。
説明によれば、カードデッキで変身した仮面ライダーはミラーワールドという、鏡の中の異世界に潜航することができるという。
無視するにはあまりにも大きすぎる能力を初動のうちに試しておこうと考えたのだ。
全てが反転した鏡の世界を検分し、オーディンの活動限界時間が迫っていることを確認した私はミラーワールドへの侵入に使った、大鏡の前まで戻った。
……そこで自身の慢心を痛感させられた。鏡を覗くと、現実世界の同じ部屋に下半身裸の外国人らしき少女が侵入してきていたのだ!
侵入者の少女は気づいていないようだったが、実はその部屋の中には私のランドセルも置いてあった。
何より、銃を持っていた彼女がもし鏡を銃撃し、破壊していたら私はミラーワールドから戻れず、活動限界を迎え何もできずに消滅していたかもしれなかった……。
オーディンのデッキの説明には、ミラーワールドへの潜航と現実世界への帰還には必ず同じ鏡を使わなければならないという制限があるとされていたからだ。
私は強力な支給品の力に溺れて危うく自滅するところだったのだ……。
……そこで自身の慢心を痛感させられた。鏡を覗くと、現実世界の同じ部屋に下半身裸の外国人らしき少女が侵入してきていたのだ!
侵入者の少女は気づいていないようだったが、実はその部屋の中には私のランドセルも置いてあった。
何より、銃を持っていた彼女がもし鏡を銃撃し、破壊していたら私はミラーワールドから戻れず、活動限界を迎え何もできずに消滅していたかもしれなかった……。
オーディンのデッキの説明には、ミラーワールドへの潜航と現実世界への帰還には必ず同じ鏡を使わなければならないという制限があるとされていたからだ。
私は強力な支給品の力に溺れて危うく自滅するところだったのだ……。
慢心していたところにいきなりサイコロの一の目を出された私だが、結果として状況は好転したと言える。
仮面ライダーオーディンに付属する契約モンスターであるゴルトフェニックス、人間や同族のモンスターを食らうとされる怪物の腹を満たさせることに成功したのだから。
……正直、不死鳥の名を冠するこの怪物を私は気に入っている。まるで踏み荒らされたおじいちゃんの偉大な研究が何度でも蘇る、不死の存在になると思わせてくれるからだ。
それに、変身が解けた今、大きな運動をしていなかったにも関わらず多少の疲労を感じてしまっている。これも収穫だ。
疲労の原因はオーディンへの変身にあるに違いない。つまり超人的なパワーを得られる代わりに体力を大きく消耗するということ。
初動の段階でこれが判明したのはとても大きい。もし土壇場になってからこのデメリットがわかっていたら取り返しのつかないことになっていたかもしれない……。
仮面ライダーオーディンに付属する契約モンスターであるゴルトフェニックス、人間や同族のモンスターを食らうとされる怪物の腹を満たさせることに成功したのだから。
……正直、不死鳥の名を冠するこの怪物を私は気に入っている。まるで踏み荒らされたおじいちゃんの偉大な研究が何度でも蘇る、不死の存在になると思わせてくれるからだ。
それに、変身が解けた今、大きな運動をしていなかったにも関わらず多少の疲労を感じてしまっている。これも収穫だ。
疲労の原因はオーディンへの変身にあるに違いない。つまり超人的なパワーを得られる代わりに体力を大きく消耗するということ。
初動の段階でこれが判明したのはとても大きい。もし土壇場になってからこのデメリットがわかっていたら取り返しのつかないことになっていたかもしれない……。
しかもモンスターの餌にした少女は荷物を二人分持っていた!
自分の分も含めて三人分。役立つ支給品も必要だが、水と食糧はさらに大事だ。
水と食糧が潤沢なら、人目につかないよう長期間隠れ潜むことだって十分に選択肢になり得る。
自分の分も含めて三人分。役立つ支給品も必要だが、水と食糧はさらに大事だ。
水と食糧が潤沢なら、人目につかないよう長期間隠れ潜むことだって十分に選択肢になり得る。
「私は絶対に生き残る。生き残って、奪われてきた幸福を全部取り返してやる……!
お父さんとお母さんが生き返って、おじいちゃんの研究が世界中に認められるような、理想の世界を私が作ってやる!!」
お父さんとお母さんが生き返って、おじいちゃんの研究が世界中に認められるような、理想の世界を私が作ってやる!!」
【高野三四@ひぐらしのなく頃に解】
[状態]:疲労(小)
[装備]:オーディンのデッキ(再変身可能まで六時間)@仮面ライダー龍騎
[道具]:基本支給品(三人分)、拳銃@コードギアス 反逆のルルーシュ、アッシュフォード学園中等部女子制服@コードギアス 反逆のルルーシュ、
古手梨花のパンツ@ひぐらしのなく頃に解、ランダム支給品2~6
[思考・状況]
基本方針:最後の一人になり、幸せを手に入れる。
1:他の支給品を確認する。
2:再びオーディンに変身できるようになるまで休息、隠密に撤する。
[備考]
※高野一二三の論文発表会の直後からの参戦です。
※名簿には高野三四の名義で記載されています。
[状態]:疲労(小)
[装備]:オーディンのデッキ(再変身可能まで六時間)@仮面ライダー龍騎
[道具]:基本支給品(三人分)、拳銃@コードギアス 反逆のルルーシュ、アッシュフォード学園中等部女子制服@コードギアス 反逆のルルーシュ、
古手梨花のパンツ@ひぐらしのなく頃に解、ランダム支給品2~6
[思考・状況]
基本方針:最後の一人になり、幸せを手に入れる。
1:他の支給品を確認する。
2:再びオーディンに変身できるようになるまで休息、隠密に撤する。
[備考]
※高野一二三の論文発表会の直後からの参戦です。
※名簿には高野三四の名義で記載されています。
【拳銃@コードギアス 反逆のルルーシュ】
エカテリーナに支給された。
ブリタニア軍で制式採用されている拳銃。
エカテリーナに支給された。
ブリタニア軍で制式採用されている拳銃。
【アッシュフォード学園中等部女子制服@コードギアス 反逆のルルーシュ】
古手梨花に支給された。
主人公であるルルーシュの妹、ナナリーが通うアッシュフォード学園中等部の女子用制服。
古手梨花に支給された。
主人公であるルルーシュの妹、ナナリーが通うアッシュフォード学園中等部の女子用制服。
【オーディンのデッキ@仮面ライダー龍騎】
仮面ライダーオーディンへの変身を可能とするカードデッキ。
鏡にデッキを翳すことで腰にVバックルが装着され、Vバックルにデッキを装填することで変身が完了する。
オーディンは全てのライダーデッキで最も性能が高く、契約モンスターとしてゴルトフェニックスを従える。
常にサバイブ・無限のカードによってスペックを高められているため、変身に伴う体力消費が通常のデッキよりも激しい。
仮面ライダーオーディンへの変身を可能とするカードデッキ。
鏡にデッキを翳すことで腰にVバックルが装着され、Vバックルにデッキを装填することで変身が完了する。
オーディンは全てのライダーデッキで最も性能が高く、契約モンスターとしてゴルトフェニックスを従える。
常にサバイブ・無限のカードによってスペックを高められているため、変身に伴う体力消費が通常のデッキよりも激しい。
制限として、変身可能時間は一度につき十分、変身解除後は六時間経過するまで再変身及びモンスターの使役は不可能となる。
タイムベントのカードは予めデッキから抜かれており、瞬間移動はごく短距離のみ、かつ使用する度に変身者の体力を消費する。
ミラーワールドへの潜航も可能だが、ライダーデッキ以外の支給品を持ち込むことはできず、活動限界を超えて滞在すると身体が粒子化して消滅してしまう。
またミラーワールド滞在に関する制限として、ミラーワールドへの潜航に使った鏡以外の鏡から現実世界に戻ることはできない。
タイムベントのカードは予めデッキから抜かれており、瞬間移動はごく短距離のみ、かつ使用する度に変身者の体力を消費する。
ミラーワールドへの潜航も可能だが、ライダーデッキ以外の支給品を持ち込むことはできず、活動限界を超えて滞在すると身体が粒子化して消滅してしまう。
またミラーワールド滞在に関する制限として、ミラーワールドへの潜航に使った鏡以外の鏡から現実世界に戻ることはできない。