「こ、ここ何処なのかしら…ネネ、お家にいたはずなのに…」
少女、桜田ネネはこの状況に困惑、そして恐怖していた
彼女が目を覚ますとそこは見覚えのない場所で乃亜と名乗る男の子が急に殺し合いをしろと言ってきた
それに反抗した少年二人は悲惨なことに殺されてしまった
ネネも幼稚園児だ、殺し合いというのがどんなものかいまいち良く分からなかったが『殺し』という言葉から嫌な予感がし、その嫌な予感が的中してしまった…
彼女が目を覚ますとそこは見覚えのない場所で乃亜と名乗る男の子が急に殺し合いをしろと言ってきた
それに反抗した少年二人は悲惨なことに殺されてしまった
ネネも幼稚園児だ、殺し合いというのがどんなものかいまいち良く分からなかったが『殺し』という言葉から嫌な予感がし、その嫌な予感が的中してしまった…
「ネネ、お家に帰りたいよ…」
普段強気で同じメンバーのかすかべ防衛隊の男達からは恐れられている彼女だがそれでも立派な幼稚園児だ…今置かれた状況が怖くて怖くて仕方がなかった
その時…
その時…
「え…?」
ネネが泣いていた時、そんな彼女の視界に一瞬ちらっと何かが移った
「うさぎ…さん…?」
それは兎の耳らしきものがあった、しかし何処かおかしい…耳は兎そのものなのだが良くみると…人間の見た目をしていた
(うさぎさんだと思ったけど…見た目は女の子ね…コスプレでもしているのかしら…)
こんな時しんのすけがいたら「バニーガールに憧れてるのかも」と言いそうだなと思いつつ、一人は心細かったので声を掛けてみることにした
「ね、ねぇ…」
「うわっ!びっくりした~…」
「あ、ごめんなさい、その…一人が心細かったから…」
「まぁ状況が状況だからね…無理もないよ」
「あたしネネっていうの、えっと…」
「あ~名前ね、私は因幡てゐ、てゐって呼んでくれていいよ」
「うわっ!びっくりした~…」
「あ、ごめんなさい、その…一人が心細かったから…」
「まぁ状況が状況だからね…無理もないよ」
「あたしネネっていうの、えっと…」
「あ~名前ね、私は因幡てゐ、てゐって呼んでくれていいよ」
兎耳の少女は因幡てゐと名乗った
「そういえば、うさぎさんの耳とか尻尾があるけど…」
「あ~そのことね、まぁ別に隠す必要はないか…実は私、人間じゃないのよ、まぁもっと詳しく言えば妖怪ね」
「え~!?妖怪!?」
「あ~そのことね、まぁ別に隠す必要はないか…実は私、人間じゃないのよ、まぁもっと詳しく言えば妖怪ね」
「え~!?妖怪!?」
てゐの発言にネネは心底驚いた、妖怪というもの事態は良く本とかで見たことあったが実際に見たのは初めてだった
「驚いたでしょ?恐らくネネの世界では妖怪とかは実在しないのね」
「ね、ネネの世界…ってどういうこと?」
「じゃあ軽く質問ね、ネネの住んでるとこって何処?」
「ネネの住んでるところは埼玉県の春日部よ」
「やっぱりね、私は幻想郷っていうところだけどそんな場所聞いたことないし、ネネの世界にも幻想郷なんてないでしょ?」
「た、確かに」
(となると…あの乃亜って子、色んな世界から参加者を集めてる可能性があるわね…)
「ね、ネネの世界…ってどういうこと?」
「じゃあ軽く質問ね、ネネの住んでるとこって何処?」
「ネネの住んでるところは埼玉県の春日部よ」
「やっぱりね、私は幻想郷っていうところだけどそんな場所聞いたことないし、ネネの世界にも幻想郷なんてないでしょ?」
「た、確かに」
(となると…あの乃亜って子、色んな世界から参加者を集めてる可能性があるわね…)
ネネを横目にてゐは密かに考察していた
「でもネネ、てゐちゃんに会えて良かった」
「え?」
「うさぎさん大好きだし、てゐちゃんは妖怪なのかもしれないけど、ネネ、てゐちゃんとお友達になりたい!」
「ネネ…」
「え?」
「うさぎさん大好きだし、てゐちゃんは妖怪なのかもしれないけど、ネネ、てゐちゃんとお友達になりたい!」
「ネネ…」
普通の人間の、純粋な女の子からの率直な感想…てゐは悪い気はしなかった
「ふふっ、嬉しいこと言ってくれるわね、良いわ、これも何かの縁かもしれないしね」
「本当!?」
「ええ、とりあえず一緒に行動しましょう」
「うん!」
「本当!?」
「ええ、とりあえず一緒に行動しましょう」
「うん!」
こうして二人は共に行動することを決めた
◆◆◆
(とは言ったものの…どうするかな…)
てゐは考えを巡らせていた、最初は生き残るためならどんな方法でも使おうと思った
元の世界に帰る方法があるならそれを試すし、ないなら殺し合いに乗るしかないとも思っていた
しかし…
元の世界に帰る方法があるならそれを試すし、ないなら殺し合いに乗るしかないとも思っていた
しかし…
『うさぎさん大好きだし、てゐちゃんは妖怪なのかもしれないけど、ネネ、てゐちゃんとお友達になりたい!』
横で嬉しそうにしているネネから言われた言葉が引っ掛かって仕方がない…
殺し合いに乗るということは、友達となったネネさえも殺すということ…会ったばかりだからさほど気にしなくてもいいはずなのに、何故かそれだけはやりたくないと思ってしまった
殺し合いに乗るということは、友達となったネネさえも殺すということ…会ったばかりだからさほど気にしなくてもいいはずなのに、何故かそれだけはやりたくないと思ってしまった
(まぁ…追々決めていけばいいか…)
この先何が起こるかなんて分からない、またその時に考えようと、てゐは方針を頭から振り払った
【桜田ネネ@クレヨンしんちゃん】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本行動方針:お家に帰りたい
1:てゐちゃんと一緒に行動する
2:皆(かすかべ防衛隊のメンバー)を探したい
[備考]
※映画での出来事を経験しています
※殺し合いについてはある程度理解できています
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本行動方針:お家に帰りたい
1:てゐちゃんと一緒に行動する
2:皆(かすかべ防衛隊のメンバー)を探したい
[備考]
※映画での出来事を経験しています
※殺し合いについてはある程度理解できています
【因幡てゐ@東方project】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本行動方針:とりあえず今できることをする、殺し合いに乗るかどうかは今後考える
1:ネネと一緒に行動する
2:色んな世界から参加者を集めてる可能性あるわね…
3:最悪殺し合いに乗ることも視野に入れたいけど…どうするかな…
[備考]
※『人間を幸運にする程度の能力』は制限されています
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本行動方針:とりあえず今できることをする、殺し合いに乗るかどうかは今後考える
1:ネネと一緒に行動する
2:色んな世界から参加者を集めてる可能性あるわね…
3:最悪殺し合いに乗ることも視野に入れたいけど…どうするかな…
[備考]
※『人間を幸運にする程度の能力』は制限されています