「どうしたら、いいの?」
心身ともに震えが止まらない少女。
少女の名はアリス・キャロル。
アイドルを目指す少女。
少女の名はアリス・キャロル。
アイドルを目指す少女。
エルザ・フォルテにスカウトされ、ヴィーナスアークに所属していたアリスだが、宣告外通告され、学園を去ることとなった。
その直後にこの殺し合い。
アリスは降りかかる絶望に身体が膝から崩れ落ちていた。
その直後にこの殺し合い。
アリスは降りかかる絶望に身体が膝から崩れ落ちていた。
「私……このまま死んで、アイドルになれないのでしょうか……」
乃亜と名乗る少年がいうには、生きて帰るには殺し合いで勝ち残るしかない。
勿論、殺すなんてそんなことできないし、かといって、自分が勝ち残る姿をイメージできない。
アリスはただ泣くことしかできなかった……
勿論、殺すなんてそんなことできないし、かといって、自分が勝ち残る姿をイメージできない。
アリスはただ泣くことしかできなかった……
そんなとき―――
―――ごきげんよう
アリスの脳裏に聞こえたのは、敬愛したエルザの声。
「そうだ……私には夢がある。……ファンもいる」
ぐぐ……と身体を起き上がる。
足をしっかりと大地に踏みしめる。
膝は震えているけど。
もう倒れるわけにはいかない。
足をしっかりと大地に踏みしめる。
膝は震えているけど。
もう倒れるわけにはいかない。
「エルザ……さんに約束したのです!私は、絶対に生きて帰ってアイドルを目指します!」
静寂な大地にアリスは叫んだ。
心をすっきりさせるために。
眼に輝きを取り戻す。
瞳の奥に光が差す。
心をすっきりさせるために。
眼に輝きを取り戻す。
瞳の奥に光が差す。
「……アイカツ」
両手で震える膝を叩く。
そして唱えるあの言葉を。
そして唱えるあの言葉を。
「アイカツ!アイカツ!!」
それは―――
恐怖を勇気に。
心細さを笑顔に。
心細さを笑顔に。
「アイカツ!!!アイカツ!!!!」
どんな悲しみも。
どんな苦しさも。
どんな苦しさも。
「アイカツ!!!!!」
アイカツ。
その4文字で私は何度も立ち上がる。
その4文字で私は何度も立ち上がる。
【アリス・キャロル@アリススターズ! 】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:生きて帰り、エルザ様に負けないアイドルを目指す
1:まずは、他の参加者と合流する
[備考]
60話後からの参戦です。
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:生きて帰り、エルザ様に負けないアイドルを目指す
1:まずは、他の参加者と合流する
[備考]
60話後からの参戦です。