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殺しの国のアリス

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だれでも歓迎! 編集
「だまらっしゃい」

大きな声で怒りの声を上げるはクイーン。

「だまらない!」

それに負けじと声をはる一人の少女。
クイーンは顔を真っ赤に染め上がる。
その紅き紅きドレスをも焼き払うほどに。

「このむすめの首をちょんぎれ!」

クイーンはありったけの裏声をはる。
しかし、ひとりでも動かない。

「だれが言うこときいて?」

少女はふふんと鼻を鳴らす。
勝利を確信した幼き眼。
そして、敗者を指さす。

「あなたたちみたいなただのトランプ」

せつな、トランプがいっせいに躍り上がり、空から降り注いでくる。

「きゃ!?」

少女はびくつき半分、むかつき半分で打ち払った。
視界がひらけたその瞬間。
少女は宣告される。
その”おさばき”を

「やあ、諸君目は覚めたかな?」

☆彡 ☆彡 ☆彡


「とりあえず最後の一人になればいいのね?」

少女は、腕組みしながら思案していた。
その美しい金髪をなびかせて。
透き通った蒼眼は深淵を見つめる。

少女の名はアリス。

アリスは始めこそ、何がなんだかといったようで頭の中がこんがらがっていた。
しかし、お利口さんなアリスは直ぐに理解した。
自分たちの命はあの少年に握られているのだということを。

「なら、まずは私の支給されたのを確認しなくちゃ」

そう、アリスは優勝するために。・
なぜならアリスはあっきあきしていたから。
木かげで、おねえさまの傍に座っているのも。
何もしないでいるのも。

だからウサギを追いかけた。
心がはっとしたから。

殺し合いなんてイヤに決まっている。
だけど、ノアと名乗る少年は”ゲーム”だといっていた。
なら、ゲームをクリアすれば家に帰れる。
そして、どんな願いも叶えてくれるなら、死んだ人達を蘇らせてもらえばいい。
あのルフィと呼ばれた少年を生き返らせたように。
そうと決まれば、行動あるのみ。

「ふふ。帰ったらあたくしみんなの英雄ね!」

アリスは英雄譚を夢見てる。

不思議の国は消え去った。

【アリス@不思議な国のアリス(原典) 】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:優勝して死んだ人達を蘇らせてから家に帰る
1:まずは、自分の支給品を確認する。
2:優勝するために頭を働かせる。
[備考]
裁判中、トランプを追い払った直後からの参戦です。

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