殺し合いの会場の中を、青みがかった黒髪のショートカットをした小柄の少女が必死に逃げ惑う。
ランドセルを背負った状態で必死に逃げる少女の名は"条河麻耶"。元気いっぱいでサッパリとした性格の少女であり、下手をすれば小学生と間違われかねないほどに小さな身体をした中学2年生である。
そんな彼女がなぜこのような場所で必死に逃げているのかというと、それは彼女がこの殺し合いに飛ばされて間もなく出逢った一人の男が関係していた。
それは東洋の龍を思わせる紅い軽装鎧をまとい、また騎士風の鉄仮面状のマスクをかぶった男だった。
マヤは最初、どことなくヒーロー然としたその男に話しかけようとした。しかしそれを見た男は仮面越しにでもわかるほどの邪悪な笑みを浮かべた後、こぶしを握り締めて彼女に殴りかかろうとしてきたのだ。
その突然の出来事に思わず呆気に取られてしまったマヤだったがすぐに我を取り戻してその場から逃げ出し、そして現在に至るという訳だ。
「わはは――!!くらえ、ライダーキーック!!」
だがそうやってしばらく彼女が逃げ続けていると、男のその叫びと共に彼女の膝から下の部分に灼熱感が襲い、彼女は走っていた時の勢いのままに地面へと転がっていってしまった。
「…いっ…あがあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁっっっ!!?!?」
そしてうつぶせの状態で倒れ込んでしまった彼女は自らの足を確認すると、そこには不自然な方向に曲がっている上に折れて鋭く尖った骨が筋肉と皮膚を突き破って露出している光景があった。
当然ながら彼女は泣き叫んだ。これ以上ないというくらいに声を張り上げ、喉が張り裂けんばかりに絶叫を上げたのだ。
当然ながら彼女は泣き叫んだ。これ以上ないというくらいに声を張り上げ、喉が張り裂けんばかりに絶叫を上げたのだ。
「ライダァ~~……、キーック!!キーック!!うわはははははーっ!!!」
しかし男はそれでも容赦せず、そう叫びながら彼は足をへし折られて地面に倒れ込んだ彼女の背中を何度も踏みつけていったのだ。
「がっ!ぎっ!いっいぎぃぃぃぃぃっっっ!!!」
当然そんなことをされて痛がらないはずもなくマヤは彼に踏みつけられるたびに何度もうめき声をあげ、時には絶叫したがそれでも仮面の男は彼女の背中を強く踏みつけていった。
「わははは!!とどめだオラー!!」
そうやってしばらくすると男はなんと、その言葉と共にまるでサッカーするかの如く彼女の顔めがけて蹴りを入れ、吹き飛ばしたのだ。
「ぐあぁあああっ!?」
それにより彼女はゴロゴロと地面の上を転がっていくとそのまま壁に激突し仰向けの状態でようやく止まったが、その蹴りによって鼻の骨が砕かれたのかそこがつぶれてしまい大量の鼻血を噴き出した状態になってしまった。
「く……そぉ…………」
だがそれでもまだ意識があったようでマヤはなんとか立ち上がろうとしたのだがそこで仮面の男からさらに追い打ちをかけられてしまう。
「よっしゃー!!じゃあそろそろ死ねやオラァア!!」
そう言うとその男はマヤの身体に馬乗りになった状態で、彼女の顔を両の拳で幾度となく殴打してきた。
「ぶっ!げほっ!ごぼぉおっ!」
それにより口の中を切り歯も何本か折れてしまった彼女は口から赤い泡を吹き出し始め、愛らしい顔は無残に腫れあがっていきその面影を無くし始めていった。
「な゛…な゛んでぇぇ…ごんなごどぉぉぉ……ずんだよぉぉぉ……!わだじがぁ…何じだっで…言う゛んだよぉお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛……!!」
そんな状態で彼女は叫んだ。何故こんな酷い事をするんだと、涙と鼻水と血にまみれた顔でそう叫んだ。
「楽しいからだよ!こうやって圧倒的な力で他人を甚振っていくのがよ!!」
しかしそれに男はとても残酷な言葉で答えた。ただ楽しいから、人をいたぶるのが楽しいからだと、殴る手を一切止めることなくそう答えたのだ。
「ざけんな゛ぁあ゛あ゛……!ぜっだいゆるざねぇえぞぉぉぉ……!!」
それを聞いた瞬間マヤはほとんど見えていないその瞳に殺意を込めて目の前の男を見つめるとそう叫び散らした。だが、それも無駄に終わることになる。
「うるせぇ!黙れクソアマが!!」
そう言って男はまた彼女を殴りつけたからだ。そしてそれが何度も繰り返されるうちに次第に彼女の反応が無くなっていき、やがて完全に動かなくなったところでやっと男は彼女の上から降りた。
「うーわ、ブッサイクなツラ!」
そうして幾度となく殴打されたことでマヤの顔は無残にもボロ雑巾のようにズタボロになって変わり果てたものとなり、それを見た男は彼女の死体に向かってそう吐き捨てるのだった。
【条河麻耶@ご注文はうさぎですか? 死亡】
「よーし、まずは一人目だ!本日もオレさま絶好調ー!!わはははは!!」
そして彼女が完全に死亡したことを確認した男は両腕を天高く上げた状態でピースをし、悪辣とした笑みを浮かべながら下種な悪党としか言いようのない笑い声をあげていた。
この邪悪としか言いようのない男の名は"仮面ライダー龍騎"。仮面ライダーしかおらず、ライダー同士が戦う異世界において非道の限りを尽くした戦い方で勝利を重ね、契約モンスターにすらその命を狙われるほどに人望の無い腐れ外道である。
そんな彼が何故このようなことをしているのかと言うとそれは至極単純な理由であった。
「この調子で全員ぶっ殺して、その後にあのいけ好かねぇキャベツ頭のクソガキぶっ殺してヤツの力を全部奪って、全ての異世界をオレのものにしてやるぜー!!」
それは今までのライダーたちとの戦いとは違い、今度の戦いでは最後に生き残った者の願いが叶うというものだったからだ。
彼はそれを使って自らの夢である『すべての異世界を我がものにして好き勝手やる』という身勝手な願いを叶えるつもりだったのだ。
彼はそれを使って自らの夢である『すべての異世界を我がものにして好き勝手やる』という身勝手な願いを叶えるつもりだったのだ。
そして彼の欲望を満たすためだけに何人もの命を奪い、これからもまた同じように誰かを犠牲にしていく『最低、最悪、最凶の仮面ライダー』がこの殺し合いの会場に放たれるのだった……。
【竜生(仮面ライダー龍騎)@駈斗戦士仮面ライダーズ 超変身ギャグ外伝!!】
[状態]:健康、返り血まみれ
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品2~6(条河麻耶の分もあり)
[思考・状況]基本行動方針:優勝してあの気に食わないキャベツ頭のクソガキ(乃亜)をぶっ殺した後、ありとあらゆる世界をこの手で征服する。
1:手当たり次第に戦い、全員ぶっ殺す。
2:卑怯?汚い?ライダー失格?知るか!勝負は勝てばいいんだよ!!
3:あー、早くだれかぶっ殺してぇー。
[備考]
参戦時期は最終回、真のライダーNo.1決定戦が始まった後。
制限により、サバイブ龍騎からノーマルの龍騎に戻されています。またドラグレッダーがいないため超変身(ライドアップ)できなくなっています。
路上に条河麻耶の惨殺死体と空のランドセルが放置されています。
[状態]:健康、返り血まみれ
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品2~6(条河麻耶の分もあり)
[思考・状況]基本行動方針:優勝してあの気に食わないキャベツ頭のクソガキ(乃亜)をぶっ殺した後、ありとあらゆる世界をこの手で征服する。
1:手当たり次第に戦い、全員ぶっ殺す。
2:卑怯?汚い?ライダー失格?知るか!勝負は勝てばいいんだよ!!
3:あー、早くだれかぶっ殺してぇー。
[備考]
参戦時期は最終回、真のライダーNo.1決定戦が始まった後。
制限により、サバイブ龍騎からノーマルの龍騎に戻されています。またドラグレッダーがいないため超変身(ライドアップ)できなくなっています。
路上に条河麻耶の惨殺死体と空のランドセルが放置されています。