「ちくしょおぉぉぉぉぉおお!!!!」
怒号の声をあげる少年がいた。
彼の名は小杉太、入江小学校3年4組の男子生徒である。
ここまで怒りを露わにしている原因は悪趣味なデスゲームに巻き込まれたから、ではない。
彼の名は小杉太、入江小学校3年4組の男子生徒である。
ここまで怒りを露わにしている原因は悪趣味なデスゲームに巻き込まれたから、ではない。
「俺の給食をぉぉぉぉ!!よくもぉぉぉぉ!!」
給食を食べる寸前で連れてこられたからである。
しかも、今日のメニューは小杉の大好物の焼豚チャーハンであり
今月の献立表を見た時から楽しみに待ち続けていた、というのに
その楽しみを目の前で掻っ攫われてしまったのである。
しかも、今日のメニューは小杉の大好物の焼豚チャーハンであり
今月の献立表を見た時から楽しみに待ち続けていた、というのに
その楽しみを目の前で掻っ攫われてしまったのである。
「うがあぁぁぁあああああ!!ぜっっってぇぇ許せねえ!!
俺をこんな場所に連れてきた奴!出てこぉいッ!!」
俺をこんな場所に連れてきた奴!出てこぉいッ!!」
もし海馬乃亜がルールを説明している最中で目が覚めたら
間違いなく喚き散らしながら大暴れした挙げ句。
首輪を爆破され命を落としていたのは言うまでもないだろう。
このデブに時と場合を弁える知能なんて持ち合わせて無いのだから。
間違いなく喚き散らしながら大暴れした挙げ句。
首輪を爆破され命を落としていたのは言うまでもないだろう。
このデブに時と場合を弁える知能なんて持ち合わせて無いのだから。
「ん?なんだこりゃ?」
そこでようやくランドセルの存在に気付いた。
中身を漁ると様々な道具が入っていたのだが
中身を漁ると様々な道具が入っていたのだが
「お、食い物見っけ!いっただきま~す♪」
このデブの視界には水と携帯食料しか映らなかった。
見つけ次第すぐさま口の中に放り込み、一瞬にして食べ尽くしてしまった。
見つけ次第すぐさま口の中に放り込み、一瞬にして食べ尽くしてしまった。
「ああああああああああ!!足りねぇええええええ!!もっと食わせろォォォォ!!」
焼き豚チャーハンと携帯食料ではあまりにも割りに合わず
とても小杉の食欲を満たすには至らなかった。
とても小杉の食欲を満たすには至らなかった。
「他に食い物は無いのか?ん、これはなんだ?」
乱雑にランドセルから中身を取り出すと『Aroma Ozone』のロゴが付いた業務用ウォーターサーバーが飛び出した。
ウォーターサーバーを初めて見た小杉は不思議そうに眺めてから、中の水を飲みだした。
ウォーターサーバーを初めて見た小杉は不思議そうに眺めてから、中の水を飲みだした。
「ごくごくっ……、ただの水じゃねえか!!これだけじゃ俺の胃袋は満足しねえぞ!!ええい、こんなもーん!!」
まさか、このデブはあろうことか
基本支給品一式やランダム支給品を全てランドセルから放り捨ててしまった。
例え、バトルロワイアルをやらされていることなど知らなかったとしても
ここがどこかも分からない場所に連れてこられたのなら
自衛や探索のために、武器やサバイバルに必要な道具を手放そうとは普通は考えない。
基本支給品一式やランダム支給品を全てランドセルから放り捨ててしまった。
例え、バトルロワイアルをやらされていることなど知らなかったとしても
ここがどこかも分からない場所に連れてこられたのなら
自衛や探索のために、武器やサバイバルに必要な道具を手放そうとは普通は考えない。
だがこのデブからすれば必要なのは食料のみであり
他の道具は、より多くの食料を詰め込むのに邪魔にしかならないのだ。
他の道具は、より多くの食料を詰め込むのに邪魔にしかならないのだ。
「どこだ?他に食い物のある場所は!?」
小杉が周囲をきょろきょろしながら歩き出した、その時――。
♢
「ここ、どこ?どうして私がこんな場所に……」
バトルロワイアルに参加させられ、不安で涙目になりながら歩く少女の名前はロレア。
ヨック村にやってきた錬金術師であるサラサのお手伝いをしている女の子である。
すると草むらからガサゴソと揺れ始め、何かが飛び出した。
ヨック村にやってきた錬金術師であるサラサのお手伝いをしている女の子である。
すると草むらからガサゴソと揺れ始め、何かが飛び出した。
「食い物ぉぉぉぉぉ!!!!」
「キャアッ!!」
「キャアッ!!」
恐ろしい形相で突然現れた小杉に、ロレアは驚いて悲鳴をあげる。
捕食獣の様に鋭い眼光でロレアを睨みつけ、口からは唾液がドバドバと零れ落ちる。
捕食獣の様に鋭い眼光でロレアを睨みつけ、口からは唾液がドバドバと零れ落ちる。
「貴方は……」
「お前の持ってる食い物をよこせッ!!」
「ひぃっ!」
「お前の持ってる食い物をよこせッ!!」
「ひぃっ!」
グルルルと唸り声を上げながら恐喝を働く小杉。
このデブは初対面の子に対していきなり食い物を奪おうと言うのだ。
そんな光景を見て、ロレアは恐怖で身体を震わせる。
このデブは初対面の子に対していきなり食い物を奪おうと言うのだ。
そんな光景を見て、ロレアは恐怖で身体を震わせる。
「わ、分かりましたから落ち着いてください!」
「おう、サンキューな」
「おう、サンキューな」
歯向かったら恐ろしいことになると本能で察したロレアは
ランドセルに入っていた食料を全て小杉に渡すと
ガツガツムシャムシャと豚みたいに夢中になって食べだした。
ランドセルに入っていた食料を全て小杉に渡すと
ガツガツムシャムシャと豚みたいに夢中になって食べだした。
(よっぽどお腹空いてたんですね。ずっと食べて無かったのかな?)
そんなことはない。
小杉は朝食もしっかりお代わりするほどに食べている。
つまり、このデブは極度の大飯喰らいなのだ。
小杉は朝食もしっかりお代わりするほどに食べている。
つまり、このデブは極度の大飯喰らいなのだ。
「ああああああああああああっっ!!まだまだ食い足りねええええええええ!!」
二人分の携帯食料ではこのデブの胃袋を満たすにはまだまだ足りなかった。
むしろ中途半端に食べたことでますます空腹の抑えが効かなくなっていた。
むしろ中途半端に食べたことでますます空腹の抑えが効かなくなっていた。
「そこの女!もっと食い物をよこせぇ!」
「ごめんなさい、さっきのが全部なんです」
「嘘を付くな!ランドセルの中を見せろォ!!」
「きゃあっ!」
「ごめんなさい、さっきのが全部なんです」
「嘘を付くな!ランドセルの中を見せろォ!!」
「きゃあっ!」
小杉はロレアを突き飛ばしてランドセルを奪い取った。
ランドセルを逆さまにして中身を全て放出させるが
ロレアの言う通り、食料はもう一つも残ってなかった。
ランドセルを逆さまにして中身を全て放出させるが
ロレアの言う通り、食料はもう一つも残ってなかった。
「痛い、頭が痛いよぉ……」
その時、ロレアは頭部から流血を起こし、苦痛で涙を流していた。
先ほど突き飛ばされたロレアの倒れた場所には、不運な事に石が落ちていた。
ロレアは受け身の取れないまま、頭部に石がぶつかり皮膚を切ってしまったのだ。
先ほど突き飛ばされたロレアの倒れた場所には、不運な事に石が落ちていた。
ロレアは受け身の取れないまま、頭部に石がぶつかり皮膚を切ってしまったのだ。
「なんで、こんな酷いことをするの?」
「うるせえ!!もっと食い物を寄越さないお前が悪いんだ!!どこかに隠してるんだろ!?」
「うるせえ!!もっと食い物を寄越さないお前が悪いんだ!!どこかに隠してるんだろ!?」
このデブは少女に大怪我を負わせたというのに謝罪の一つもしようとしない。
それどころか、まだ足りないと喚き散らす始末。
まるで、この少年が人の形をした鬼畜生のようであった。
それどころか、まだ足りないと喚き散らす始末。
まるで、この少年が人の形をした鬼畜生のようであった。
「……お願いします。もう許してください。本当にこれ以上は何も無いんです。うぅ……」
とうとう我慢の限界を超えたのか、ロレアは泣き出してしまった。
「ああ?泣くんじゃねぇ!鬱陶しいんだよ!!おら、食い物はどこだ!!」
「うぐっ!痛いっ!やめてくだ……」
「うぐっ!痛いっ!やめてくだ……」
泣いているロレアに対して苛立った小杉は 彼女の髪を引っ張ったり、頬を叩き始めた。
「ふぅーーっ!!ふぅーーっ!!」
「うぅっ、本当に何も残って無いのに酷いですよぉ、うわぁぁぁああん!!」
「……?」
「うぅっ、本当に何も残って無いのに酷いですよぉ、うわぁぁぁああん!!」
「……?」
大声で泣き出すロレアの姿を見て息を荒くする小杉。
小杉の怒りが頂点に達しそうになったその時。
ロレアを見て怒りとは別の感情が小杉の脳内へ訴えかけた。
小杉の怒りが頂点に達しそうになったその時。
ロレアを見て怒りとは別の感情が小杉の脳内へ訴えかけた。
それは……
『美味しそう』
だった。
「ッ!?」
先ほどまで泣いていたロレアの涙が引っ込むほどの恐怖が彼女を襲った。
「あ、ああっ……」
「お前、美味そうだなぁ」
「お前、美味そうだなぁ」
小杉に突如襲った食人本能の影響で
彼の身体から黒い血管模様が浮き出す。
目は血走っており、ロレアを獲物として見つめていた。
彼の身体から黒い血管模様が浮き出す。
目は血走っており、ロレアを獲物として見つめていた。
さらに小杉の肉体は変異を起こし、醜悪な姿をした怪物の姿になった。
一回りほど巨大化した肉体に、クマのように太い腕に、鋭い爪を光らせ。
大きな口からはまるでサメのようにびっしりと尖った歯が生え揃っていた。
その姿はまさに化け物と呼ぶに相応しい姿である。
一回りほど巨大化した肉体に、クマのように太い腕に、鋭い爪を光らせ。
大きな口からはまるでサメのようにびっしりと尖った歯が生え揃っていた。
その姿はまさに化け物と呼ぶに相応しい姿である。
なぜ小杉がそんな姿になったか。
それは先ほど小杉が飲んだウォーターサーバーに混入されていた溶原性細胞によるもので
この細胞に感染し、発症した物はアマゾン態へと変異する性質を持つ。
それは先ほど小杉が飲んだウォーターサーバーに混入されていた溶原性細胞によるもので
この細胞に感染し、発症した物はアマゾン態へと変異する性質を持つ。
そしてアマゾンに変異したものは食人本能によって人間を捕食する傾向になる。
今の小杉にとってロレアはもはや食べ物としか見ていなかった。
今の小杉にとってロレアはもはや食べ物としか見ていなかった。
「やだ、来ないでください……お願い、来ないでぇぇぇぇ!!」
モンスターだったらヨック村でも様々なモンスターを見た。
だが目の前にいる怪物はそれらのどのモンスターとも特色が違っていた。
動物の延性上な見た目のモンスター達とはまるっきり別物のおぞましいビジュアルの怪物にロレアは心のそこから恐怖した。
だが目の前にいる怪物はそれらのどのモンスターとも特色が違っていた。
動物の延性上な見た目のモンスター達とはまるっきり別物のおぞましいビジュアルの怪物にロレアは心のそこから恐怖した。
「ふひひっ、食ってもいいだろお前」
「いやぁ!食べないでくださぁぁい!」
「嫌だね。俺はお前を食うと決めた」
「いやぁ!食べないでくださぁぁい!」
「嫌だね。俺はお前を食うと決めた」
のっしのっしとロレアのそばに近づく。
ロレアは必死に小杉から逃げようともがくが、脳震盪によって立つことすらままならない。
ロレアは必死に小杉から逃げようともがくが、脳震盪によって立つことすらままならない。
「やだ、やだ、誰か助けて……」
「服が邪魔だな」
「い、イヤァアアアッ!!」
「服が邪魔だな」
「い、イヤァアアアッ!!」
小杉の剛腕によってロレアの服がビリビリと引き裂かれる。
13歳の小さな女の子の割には発育の良い豊満な胸がブルンと溢れる。
思春期の男子からすれば非常に劣情をそそる体付きをしているが。
目の前にいる捕食者からすれば美味そうな食材としか見えていない。
13歳の小さな女の子の割には発育の良い豊満な胸がブルンと溢れる。
思春期の男子からすれば非常に劣情をそそる体付きをしているが。
目の前にいる捕食者からすれば美味そうな食材としか見えていない。
「いっただきまぁす!!」
「やだ、やだよぉ、死にたくないよぉ……」
「ガブッ!!」
「きゃあああああっっ!!!」
「やだ、やだよぉ、死にたくないよぉ……」
「ガブッ!!」
「きゃあああああっっ!!!」
小杉のサメのような歯がロレアの左肩に齧り付く。
肉を噛み千切られた痛みで悲鳴を上げる。
肉を噛み千切られた痛みで悲鳴を上げる。
「痛いぃい!!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!」
あまりの激痛にロレアは悶絶しながら泣き叫ぶ。
「うめええええええええええええ!!!人間ってこんなに美味かったのかぁ!!!」
小杉は彼女の肩にかぶりつきながら歓喜の声を上げた。
口の中にはロレアの血液と肉汁が溢れんばかりに満たされ、それをゴクゴクと喉を鳴らして飲み干していく。
口の中にはロレアの血液と肉汁が溢れんばかりに満たされ、それをゴクゴクと喉を鳴らして飲み干していく。
「あああああああっ!!いやああああああ!!!!!!!!」
「もっと食わせてくれェエエッ!!!」
「ひぐぅううううううっ!!」
「もっと食わせてくれェエエッ!!!」
「ひぐぅううううううっ!!」
小杉はさらに力を込めてロレアの肩の肉を食いちぎっていく。
「あがぁぁあああああああああっ!!」
「美味い!美味すぎるぜぇ!!最高だぁああああ!!!」
「美味い!美味すぎるぜぇ!!最高だぁああああ!!!」
ロレアは絶叫を上げ、小杉は狂喜乱舞する。
左肩から腕にかけて小杉はボリボリと食い尽くした。
左肩から腕にかけて小杉はボリボリと食い尽くした。
「私の左手がぁ……お願い、もうやめて、もうやめ、てぇ……」
「まだ食える所あるだろうがぁ!!」
「いやぁ……」
「その大きなおっぱいも美味しそうだぁ!」
「まだ食える所あるだろうがぁ!!」
「いやぁ……」
「その大きなおっぱいも美味しそうだぁ!」
小杉は大口を開けて、ロレアの豊かな乳房に齧り付き、歯を食い込ませた。
本来、溶原性アマゾンは身体の一部分しか捕食しない生き物であるが。
彼の場合、生前の食い意地が影響されたのかどこの箇所でも美味しく味わえるようだ。
本来、溶原性アマゾンは身体の一部分しか捕食しない生き物であるが。
彼の場合、生前の食い意地が影響されたのかどこの箇所でも美味しく味わえるようだ。
「うわああああああああっっ!!痛いいいっ!!痛い痛いっ!!痛いっ!!いだいぃいっ!!」
「うおおおおおお!!柔らかくて美味ええ!!」
「うおおおおおお!!柔らかくて美味ええ!!」
ブチブチと音を立てながら乳房が噛み千切られる。
魅力的だった大きな乳房は両方とも失い。
胸元は赤く抉られロレアの意識が飛びそうになるほどの激痛を襲った。
魅力的だった大きな乳房は両方とも失い。
胸元は赤く抉られロレアの意識が飛びそうになるほどの激痛を襲った。
「次はどこを食おうかなぁ」
「ああっ……いやぁ……いやぁ……」
「次はこれだああっ!!」
「ああっ……いやぁ……いやぁ……」
「次はこれだああっ!!」
小杉は人差し指を突き出すと、ロレアの顔へと近づけた。
鋭い爪はロレアの黄色い瞳へと近づけて……
鋭い爪はロレアの黄色い瞳へと近づけて……
ぶちゅり
ロレアの右目をえぐり出した。
「いやああああああああああっっ!!!私の目がぁっっ!!」
眼球をくり抜かれ、右目から大量の血を流す。
あまりの苦痛にロレアは大声で叫んだ。
あまりの苦痛にロレアは大声で叫んだ。
「目玉もうめぇなぁ!!」
「お願いします、もう許して、殺さないでください……」
「お願いします、もう許して、殺さないでください……」
ぷちゅっと潰れる目玉の歯ごたえを楽しむ小杉。
涙と血を流し、懇願するロレアに対して小杉は無慈悲にもこう言い放った。
涙と血を流し、懇願するロレアに対して小杉は無慈悲にもこう言い放った。
「殺す?馬鹿言うんじゃねぇよ。こんなに美味しいんだぜ。食ってやるに決まってるじゃねえか」
そう言って、小杉はロレアの腹に右手に手を乗せた。
「あがっ、あぎゃああああっっ!!」
小杉の右手がロレアの腹を鷲掴みにする。
そのままグチャリグチャリと音を鳴らしながら彼女のお腹を引き裂いて腸を取り出していく。
そのままグチャリグチャリと音を鳴らしながら彼女のお腹を引き裂いて腸を取り出していく。
「あ"……うぅ……」
「うほぉおおお!!こっちも美味そうだ!!」
「やべで……やべでぐだざい……じんじゃいます……」
「いただきまぁーす」
「やだ、やだ、やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ」
「うほぉおおお!!こっちも美味そうだ!!」
「やべで……やべでぐだざい……じんじゃいます……」
「いただきまぁーす」
「やだ、やだ、やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ」
必死に抵抗しようとするが、先ほどから続く激しい痛みによって身体が動かない。
そして小杉のサメのような歯がロレアの腹部に突き刺さる。
そして小杉のサメのような歯がロレアの腹部に突き刺さる。
「うわあああああああっっっっっっ!!」
小杉の口内でロレアのドロリとした血液が満たされる。
「うめぇえ!!うめぇえ!!」
「ああっ……うぐぅううっっ!!」
「ああっ……うぐぅううっっ!!」
小杉はロレアの柔らかい肉に歯を食い込ませ、咀噛していく。
噛み千切るたびにロレアはビクンッと痙攣を起こしていた。
噛み千切るたびにロレアはビクンッと痙攣を起こしていた。
「やだぁ……死にたくない……サラサさん、たすけ、ぐぇっ」
ロレアの目からは生気が消え失せ、虚ろになっていた。
「うめええええええええええ!!!もっと食いてええ!!」
「やべでぇ……かはっ……」
「やべでぇ……かはっ……」
腹部の腸を食い尽くすと、今度は胸元にある内臓へと手を伸ばす。
肋骨をこじ開けて、ロレアの肺、肝臓、腎臓、心臓、と次々と内蔵を引きちぎり、咀嚼を繰り返した。
肋骨をこじ開けて、ロレアの肺、肝臓、腎臓、心臓、と次々と内蔵を引きちぎり、咀嚼を繰り返した。
「うめぇうめぇ!!最高に美味いぜお前!!」
小杉からの問いかけに返答は来なかった。
体内を食らい尽くされたロレアは既に事切れていた。
ここがどこかも分からない島で、一人ぼっちで誰にも助けてもらえず。
苦悶の表情のまま最後まで怯え、絶望して彼女は死んだ。
体内を食らい尽くされたロレアは既に事切れていた。
ここがどこかも分からない島で、一人ぼっちで誰にも助けてもらえず。
苦悶の表情のまま最後まで怯え、絶望して彼女は死んだ。
亡骸もあらゆる箇所が小杉によって食い散らかされ
村人たち皆から好かれるような愛らしかった少女の面影はどこにもなく。
誰もが目を背けるような見るも無残な姿へと変えられた。
村人たち皆から好かれるような愛らしかった少女の面影はどこにもなく。
誰もが目を背けるような見るも無残な姿へと変えられた。
「脳味噌も濃厚でいけるぜ!」
最後にロレアの頭部を掴むと頭蓋骨を砕いて、中の脳味噌を掬い出して全て平らげた。
「ふううううっ、美味かった美味かった!人間がこんなに美味しいなんて知らなかったぜ~」
満足したようにゲップをする。
その様子はまるで、極上の食事にありつけたかのように満ち足りた顔だった。
その様子はまるで、極上の食事にありつけたかのように満ち足りた顔だった。
「でもまだ、ちょっと食い足りないんだよなぁ」
なんと、このデブアマゾンは少女一人を捕食したというのにまだ足りないと抜かしてきたではないか。
人間の味を覚えた獣がやることはただ一つ。
人間の味を覚えた獣がやることはただ一つ。
「しょうがねえ、他の人間を探すかぁ~!!」
新たな獲物を求めて、他の参加者の捜索だった。
このデブは殺し合いに一切の興味が無いし、殺し合いをやるつもりは無いだろう。
彼はあくまで食事をするだけだ。
それで誰が死ぬことになろうが一切興味ない。
自分の食を満たすことしか考えられない。
このデブは殺し合いに一切の興味が無いし、殺し合いをやるつもりは無いだろう。
彼はあくまで食事をするだけだ。
それで誰が死ぬことになろうが一切興味ない。
自分の食を満たすことしか考えられない。
もはやこいつは身も心も人間ではない。
本能のままに動き、人に害を為す獣。
まさに『害獣』である。
本能のままに動き、人に害を為す獣。
まさに『害獣』である。
【ロレア@新米錬金術師の店舗経営 死亡】
【小杉太@ちびまる子ちゃん】
[状態]:健康、腹六分目、溶原性アマゾン化。
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]
基本行動方針:食料(人間)を探す。
1.どこかに食い物(人間)無いかなぁ。
[備考]
※参戦時期は給食を食べる直前です。
※バトルロワイアルのルールを一切把握していません。
※溶原性細胞に感染、発症しました。
※溶原性アマゾンに変身することが出来ます。
[状態]:健康、腹六分目、溶原性アマゾン化。
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]
基本行動方針:食料(人間)を探す。
1.どこかに食い物(人間)無いかなぁ。
[備考]
※参戦時期は給食を食べる直前です。
※バトルロワイアルのルールを一切把握していません。
※溶原性細胞に感染、発症しました。
※溶原性アマゾンに変身することが出来ます。
【Aroma Ozoneのウォーターサーバー@仮面ライダーアマゾンズ】
とある会社が製造しているAroma Ozoneという名の業務用ウォーターサーバー。
水の中には人をアマゾンに変える溶原性細胞が含まれている。
感染しても発症せずにアマゾンに変異しない人達も多数いる。
とある会社が製造しているAroma Ozoneという名の業務用ウォーターサーバー。
水の中には人をアマゾンに変える溶原性細胞が含まれている。
感染しても発症せずにアマゾンに変異しない人達も多数いる。
※食い散らかされたロレアの死体が散乱されています。
※ロレアと小杉のランドセルが放置されています。
※ロレアと小杉のランドセルが放置されています。