『人を食らえ…お前は女郎蜘蛛…』
(やだ…また頭の中で…あの声が聞こえる…)
(やだ…また頭の中で…あの声が聞こえる…)
会場内のとある場所。短髪の少女の姿をした参加者が倒れた姿勢のまま、頭の中に聞こえる声に怯えている。
彼女は童守小学校の校内で齢20年を迎えた雌蜘蛛が誰の目もつかない所で妖怪の女郎蜘蛛として新しく『誕生』した糸美(いとみ)。
人間の恐怖から生まれ、闇の力を吸って『生まれた』妖怪であり、人を捕食しなければ元の蜘蛛に戻って寿命を終える生物である。
人間の恐怖から生まれ、闇の力を吸って『生まれた』妖怪であり、人を捕食しなければ元の蜘蛛に戻って寿命を終える生物である。
『生まれた』その日の休み時間、校庭の遊具で遊んでいた時にやって来た男子生徒達とすぐに仲良くなって一緒に遊び、その最中に女郎蜘蛛が持つ『肉眼では見えない、捕食対象となる人間を引き寄せる赤い糸を頭から出す能力』を知らず知らずの内に発動し、5年3組の担任であった鵺野鳴介ことぬ~べ~からそれを指摘された時は『友達を沢山作る能力』だと考えていた。
その次の日には男子生徒達の注目の的となっていたが、子供たちが寝静まった夜に、突然巨大な蜘蛛の姿に変身し、眠っていた男子達を糸で引き寄せ、一斉に捕食しようとしていたところをぬ~べ~に阻止され、『人を食らえ、食わねば只の年老いた蜘蛛に戻り寿命で死ぬ』という声を頭の中で聞いたということを彼に伝え、お経を唱えてもらい誰も人間を捕食せず元の蜘蛛に戻って寿命を迎えその生涯を終えた筈だった。
その次の日には男子生徒達の注目の的となっていたが、子供たちが寝静まった夜に、突然巨大な蜘蛛の姿に変身し、眠っていた男子達を糸で引き寄せ、一斉に捕食しようとしていたところをぬ~べ~に阻止され、『人を食らえ、食わねば只の年老いた蜘蛛に戻り寿命で死ぬ』という声を頭の中で聞いたということを彼に伝え、お経を唱えてもらい誰も人間を捕食せず元の蜘蛛に戻って寿命を迎えその生涯を終えた筈だった。
…が、彼女はこの殺し合いに招かれ、蘇らされてしまった。
自分がそうなった事実も、ルフィが蘇生される場面を目撃して確信した。
自分がそうなった事実も、ルフィが蘇生される場面を目撃して確信した。
(そんな…先生に助けてもらったはずだったのに…また…苦しい…)
苦しむ彼女のボウタイに付いた飾りに蜘蛛の印が浮かび上がる。
「──────ッ!! ─────────ッ!!」
すると、掠れた様な叫び声をあげながら胴体から蜘蛛の脚が6本生え、人間のものそっくりであったそれぞれ2本の手足も蜘蛛の節足に変化し、衣装を引き裂く。
「……………」
その姿は、元の世界で変身していたものと同じ、巨大な蜘蛛であった。
再び巨蜘蛛の姿となった彼女は、捕食対象を引きつける糸を放ちながら走り出していったのであった…。
再び巨蜘蛛の姿となった彼女は、捕食対象を引きつける糸を放ちながら走り出していったのであった…。
【糸美@地獄先生ぬ~べ~】
[状態]:巨大蜘蛛に変身中、人を引き寄せる糸を数本出している、老体
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:糸美:誰も殺したくない。頭の中の声:人を食らえ
1:頭の中の声:人を食らう為に移動。
2:糸美:童守小の男子生徒達が巻き込まれていないか心配。
[備考]
※参戦時期は死亡後。
※捕食対象となる人間を引き寄せる糸を出す能力に制限が掛かっており、一度に数本程しか出せない様になっております。
[状態]:巨大蜘蛛に変身中、人を引き寄せる糸を数本出している、老体
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:糸美:誰も殺したくない。頭の中の声:人を食らえ
1:頭の中の声:人を食らう為に移動。
2:糸美:童守小の男子生徒達が巻き込まれていないか心配。
[備考]
※参戦時期は死亡後。
※捕食対象となる人間を引き寄せる糸を出す能力に制限が掛かっており、一度に数本程しか出せない様になっております。