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«スピリチュアリズムと超自然の力»
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スピリチュアリズムの基本的な前提は、"物"の定義の意味範疇がどうあれ、 魂(個人の本質)がその意味範疇に収まりきれない、ということです。
さて、人間についての考察を行う上で、魂の存在が何らかの意味を持ちえるには、すなわち、スピリチュアリズムが思想または実践として何らかの存在意義を持ちえるには、魂から肉体に、肉体から魂に、何らかの影響や情報伝達が生じなければなりません。
スピリチュアリズムにおいて、魂は少なくとも肉体の神経系に影響を与えていることになります。誰しもがただ肉体に宿る存在として生きているだけで、微弱ながらも超自然的な力の1つである念動能力を行使していることになります。
また、記憶を保持する装置として肉体の脳以外にも心を想定し、心が物質宇宙から切り離されて存在していると考える諸派の理屈から考えると、魂は物質宇宙と別の宇宙である心の両方にかかわっています。念動能力に加え、魂は宇宙の間またいで遠隔知覚能力を、あるいは、接触点に対して瞬間移動能力を行使していることになります。
あなたの今朝の記憶も、私の前世の記憶も、いずれも魂が行使する超自然的な力で心に刻まれています。そして、そういう記憶をもとに、あなたも私もやはり超自然的な力で肉体をある程度操り、おおむね平凡な日常を送っています。
奇跡は常に我々とともにあるのです。