金愚 - ブラッドパス考察Wiki | blp

概要

業血鬼との戦いは常に死と隣合わせである。だからこそ、業血鬼と戦う血盟にはそれ相応の報酬が支払われる。
ならば、その報酬を目当てに戦いに挑む者がいてもおかしくないだろう。金愚はその報酬に魅了され、戦地へ挑む者を示す信念だ。

データ的には……自己バフの化身である。その自己バフでできることが多彩なので、一概に攻撃向き信念とは言い難いが……。
とりあえずギャンブルはできる！

能力値は技が高く情が低い。讐人で述べた通り、このゲームは現状情依存の特技がないので、情が低いことはあまりデメリットにならない。
後述するが、金愚にはある特技が存在するため、できれば技を高めたい所。

できること

適正マーク：☆＞◎＞◯＞△＞×

ダメージ軽減：◯
火力支援：△
その他支援：△（奥義）
妨害系：×
自己火力バフ：◯
攻撃手段：◯
調査：△

特技考察

ざっくりと見ていく
【一か八か！】
火力支援特技……のはず。
自分にも他人にも使えるが、そもそも効果が発動するかどうかは自分の利き手にかかっている。
成功すれば高数値のバフを飛ばせ、費用対効果は最高。
実は「星守の鍵」とは相性がいい。

【命あっての儲け】
自身軽減特技。
シンプルな自身軽減特技であり、それ故に代償も安い……この代償でこの効果！？コスパの鬼か！？
なんと技依存軽減である。どの職能と組み合わせても最低11点の軽減が保証されているし、技が高ければ高いほど費用対効果は良くなる。
自身軽減である以上かばう系との相性は良い。

【先行投資】
自己火力バフ。
調査を一度休む代わりに血戦での自己火力を上げておく。
例のごとく費用対効果は良いが、本当に調査を休んでいいかは相方の利き手に祈ろう。祈り次第では休んでられないので、低練度で火力11を目指す際にこの特技をアテにするのはやめた方がいいかもしれない。

【損か得か？】
回収系特技。
珍しい捨札回収特技だが、効果内容はシンプル。
何故か源祖の「無空の識」と違い、代償で捨てたカードを回収できないとは書いてないので代償で捨てたカードも回収できる。
後述の「金の嗅覚」が取れればかなり優秀になるので、余裕があるなら取っていってもいいだろう。

【ハイローラー】
引き直し特技。
実はも何も職能の中で「山札からカードを出す」特技はないので、事実上「一か八か！」専用特技に近い。
出たカードが赤だった場合に使うと思われるが、引きたくないゾーンを広げることになるので注意。
おそらく「ハイローラー」に「ハイローラー」を使うことはできないと思われるが……割とGM判断な所かもしれない。

【耳寄りな話】
調査バフ。よくあるやつ。義士の「真摯なる言葉」の互換。

以下GEC追加特技

【戦稼ぎ】
常時バフ。
一応「一か八か！」と合わせて練度1から破壊数値11を狙えなくはない。
また、相方の支援次第でも破壊数値11が届くだろう。かゆい所に手が届いて結構便利。

【マルチタスク】
攻撃拡大。
金愚の自己バフに新たな仲間が加わり、なんと攻撃拡大までできるようになった。例のごとく代償は安い。
ただし、準備を埋めてまですることかは少し疑問が残る。練度が上がるとモブも一回の攻撃で倒せなくなってくるので、低練度の四人PLでモブ二体倒してる時が一番輝くかもしれない。

【抜け目なし】
金愚の要練度5枠。
常時リジェネで敵の特技すら回復に変えることができる……かもしれない。
どうしても回復したかったら相方に取り替えを頼んだ方がいい。源祖とかならできる。
微々たる効果ではあるが、これで助かる命もあるだろう。あって損する特技ではないので、余裕があれば取りたい所。

【金の嗅覚】
金愚の要練度8枠。
「損か得か？」を大幅に変更する。これにより「損か得か？」がめちゃくちゃ使いやすくなり、手札で困ることはほぼ無くなるだろう。
ただ、金愚の特技は総じてコスパが良すぎるので、手札が潤っていても……ん？→《資道》

【一蓮托生】
金愚の奥義枠。
金愚の持つ数々の自己バフを他者に使えるようになる上に、血威代償変更付き。
金愚の欠点の一つである「支援ができない」を解消する救世主のような奥義。回数制限が変わる訳ではない点には注意。

血威

【金縛の鎖】
攻撃阻止→変更後：場面回復
攻撃を一度スカらせることができる。
どれだけ準備でバフを乗せた攻撃であっても、攻撃そのものを止められてしまうとGMとしては手も足も出せない。
攻撃の一撃が痛い根源：闘争に強く出れるが、様々なタイミングで攻撃する根源：憎悪とは相性が悪い。

GECによる変更後は奏者のアレになる。
変更前の方が優秀なので変更優先度は落ちるだろう。強いて言えば、屍鬼と組んでる際はリソースを回復してやれるので一考の価値はある。

感想

多彩かつ圧倒的コストパフォマンスの自己バフを持つ信念である。良くも悪くも、一番「ゲーム」をやっている信念だろう。

職能との組み合わせは割となんでも合う。
強力な自己軽減を持つため、戦衛と組み合わせてかばう型をやるのは定番だし、資道と合わせて贅沢に金で相手を叩いてもいいだろう。

金愚になる理由は様々であると思われるが、共通して真に恐ろしい金愚は、自分が利を得るためなら自分も犠牲にでき、仲間を上手く使える者ではなかろうか。