アーティラリスト
アーティラリスト(砲術士)は、魔法を使って戦場にエネルギーと矢弾と爆発物の雨を降らせる専門家だ。彼らの破壊的な力はさまざまに異なる世界の戦争においてどの軍隊でも高く評価された。そして戦争が終わったときには、一部のアーティラリストは戦火を再燃させんとする勢力と戦うためにその力をふるい、より平和な世界を作ろうとしている。世界をまたにかけるノーム・アーティフィサーのヴィは、とりわけ大きな声でこう呼びかける。「何でもかんでもブッ壊しゃすんでた時代は終わったんだよ!」
アーティラリスト(砲術士)は、魔法を使って戦場にエネルギーと矢弾と爆発物の雨を降らせる専門家だ。彼らの破壊的な力はさまざまに異なる世界の戦争においてどの軍隊でも高く評価された。そして戦争が終わったときには、一部のアーティラリストは戦火を再燃させんとする勢力と戦うためにその力をふるい、より平和な世界を作ろうとしている。世界をまたにかけるノーム・アーティフィサーのヴィは、とりわけ大きな声でこう呼びかける。「何でもかんでもブッ壊しゃすんでた時代は終わったんだよ!」
道具習熟
3レベル“アーティラリスト”の特徴
君は木彫道具に習熟する。すでに習熟しているなら、代わりに他の職人道具を1種類選んで修得する。
アーティラリストの呪文
3レベル“アーティラリスト”の特徴
君は「表:アーティラリストの呪文」にあるとおりのアーティフィサー・レベルにおいて、特定の呪文を常に準備しているようになる。それらの呪文は、君にとってはアーティフィサー呪文であるが、君が毎日何個の呪文を準備できるかという個数には数えない。
表:アーティラリストの呪文 | |
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アーティフィサーレベル | 呪文 |
3 | サンダーウェイヴ、シールド |
5 | シャター、スコーチング・レイ |
9 | ウィンド・ウォール、ファイアーボール |
13 | アイス・ストーム、ウォール・オヴ・ファイアー |
17 | ウォール・オヴ・フォース、コーン・オヴ・コールド |
魔導砲
3レベル“アーティラリスト”の特徴
君は魔法的な射出兵器を作りあげる技を身に着ける。君は1回のアクションとして木彫道具または鍛冶道具を使い、5フィート以内の何ものにも占められていない水平な場所に、小型または超小型サイズの魔導砲を1基、魔法的に創造することができる。小型サイズの魔導砲はその場所を占める。超小型サイズの魔導砲は片手で持てる大きさだ。
魔導砲を1基作った後、再び魔導砲を作るには、そのために1レベル以上の呪文スロット1つ消費するか大休憩を終える必要がある。君が同時に保有できる魔導砲は最大1基までであり、君が保有する魔導砲が存在する間は次の魔導砲を作ることができない。
魔導砲は魔法的な物体である。サイズ分類に関係なく、ACは18、ヒット・ポイントは君のアーティフィサー・レベル×5だ。[精神]ダメージと[毒]ダメージとすべての状態に対する完全耐性を持つ。能力値判定やセーヴィング・スローを行なわされる場合、すべての能力値は10(±0)として扱う。魔導砲にメンディング呪文を発動すると、それのヒット・ポイントが2d6回復する。魔導砲はヒット・ポイントが0になるか、作成後1時間たつと消え失せる。また、君は1回のアクションとして自作の魔導砲を消し去ることができる。
魔導砲を作成する際、君は脚の有無および外見を決める。さらに、「表:魔導砲」から魔導砲の種類を1つ選ぶ。魔導砲が君の60フィート以内にあるなら、君の各ターンにおいて、君は1回のボーナス・アクションとして魔導砲を起動することができる。さらに、同じボーナス・アクションの一部として、魔導砲に最大15フィートまでの歩行または登攀を行なわせ、何ものにも占められていない場所まで移動するよう命じることもできる(脚つきの砲台に限る)。
魔導砲を1基作った後、再び魔導砲を作るには、そのために1レベル以上の呪文スロット1つ消費するか大休憩を終える必要がある。君が同時に保有できる魔導砲は最大1基までであり、君が保有する魔導砲が存在する間は次の魔導砲を作ることができない。
魔導砲は魔法的な物体である。サイズ分類に関係なく、ACは18、ヒット・ポイントは君のアーティフィサー・レベル×5だ。[精神]ダメージと[毒]ダメージとすべての状態に対する完全耐性を持つ。能力値判定やセーヴィング・スローを行なわされる場合、すべての能力値は10(±0)として扱う。魔導砲にメンディング呪文を発動すると、それのヒット・ポイントが2d6回復する。魔導砲はヒット・ポイントが0になるか、作成後1時間たつと消え失せる。また、君は1回のアクションとして自作の魔導砲を消し去ることができる。
魔導砲を作成する際、君は脚の有無および外見を決める。さらに、「表:魔導砲」から魔導砲の種類を1つ選ぶ。魔導砲が君の60フィート以内にあるなら、君の各ターンにおいて、君は1回のボーナス・アクションとして魔導砲を起動することができる。さらに、同じボーナス・アクションの一部として、魔導砲に最大15フィートまでの歩行または登攀を行なわせ、何ものにも占められていない場所まで移動するよう命じることもできる(脚つきの砲台に限る)。
表:魔導砲 | |
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魔導砲の種類 | 起動時の効果 |
火炎放射器 | 君が指定した方向へ向かって、この魔導砲に隣接する15フィートの円錐形の範囲に炎が噴き出す。範囲内のクリーチャーはみな君の呪文セーヴ難易度に対する【敏捷力】セーヴを行なわねばならず、失敗する2d8[火]ダメージを受ける(成功した者は半分のダメージ)。この炎によって、範囲内にあって着用も携帯もされていない可燃物はすべて着火する。 |
防護機 | 魔導砲がまわりじゅうに放出した正のエネルギーによって、魔導砲および魔導砲から10フィート以内の君が指定した任意の数のクリーチャーは(1d8+君の【知力】修正値)に等しい一時的ヒット・ポイントを得る(最低1ポイント)。 |
力場の大弩 | 魔導砲を起点として、魔導砲から120フィート以内のクリーチャー1体または物体1つに1回の遠隔呪文攻撃を行なう。ヒットすると、目標は2d8[力場]ダメージを受ける。さらに、目標がクリーチャーなら、目標は魔導砲から遠ざかる方向へ5フィート押しやられる。 |
秘術銃
5レベル“アーティラリスト”の特徴
君はワンドかスタッフかロッドを“秘術銃”に変える技を身に着ける。秘術銃は君の破壊的な呪文を伝導する道具だ。君は大休憩の終了時に、木彫道具を使って1本のワンドかスタッフかロッドに特殊な印形を彫りこむことによって、秘術銃へと作り変えることができる。この印形は基本的に永続するが、君が別のアイテムに同じ印形を刻んだ時点で消え失せる。
君は自分のアーティフィサー呪文の呪文発動焦点具として自分の秘術銃を使用できる。君は秘術銃を使ってアーティフィサー呪文の発動するたびに1d8をロールし、出た目をその呪文の1回のダメージ・ロールに加える。
君は自分のアーティフィサー呪文の呪文発動焦点具として自分の秘術銃を使用できる。君は秘術銃を使ってアーティフィサー呪文の発動するたびに1d8をロールし、出た目をその呪文の1回のダメージ・ロールに加える。
爆裂魔導砲
9レベル“アーティラリスト”の特徴
君が作成する魔導砲はどれも破壊力を増す:
- 魔導砲のすべてのダメージ・ロールが1d8増加する。
- 魔導砲が君の60フィート以内にあるなら、君は1回のアクションとして、魔導砲に自爆を命じることができる。自爆によって魔導砲は破壊される。魔導砲から20フィート以内のクリーチャーはみな君の呪文セーヴ難易度に対する【敏捷力】セーヴを行なわねばならず、失敗すると3d8[力場]ダメージを受ける(成功した者は半分のダメージ)。
魔導砲台
15レベル“アーティラリスト”の特徴
君は魔導砲を使って堅固な防御陣地を作成する名人になる。
- 君および君の味方はみな、君が作成した魔導砲から10フィート以内にいる間、1/2遮蔽を得る。魔導砲が放っている、ゆらめく魔法的防護フィールドのおかげである。
- 今や君は同時に2基の魔導砲を保有できる。君は1回のアクションで2基の魔導砲を作成でき(呪文スロットは1基につき1つ消費)、1回のボーナス・アクションで2基の魔導砲を同時に起動できる。2基の魔導砲は同じ種類でもよいし、違う種類でもよい。君が保有する魔導砲が2基存在する間は次の魔導砲を作ることができない。