ルーカス二世PixivファンタジアⅤ

 トライガルド帝国皇帝。

西大陸諸国を滅ぼし、トライガルドを平定した
初代皇帝亡き後、継承争いを勝ち抜いた皇帝継承者。
二大帝国の侵攻を機にエデリオン大陸統一を狙う。

 ~略歴~

 ガルガディア帝国によるトライガルド領ローエン公国陥落により
 トライガルド帝国軍を率いてローエン公国へ進軍。
 月下平原の会戦にて自身はトライガルド帝国軍本陣を率いて
 エマノエル皇子率いるガルガディア帝国軍聖帝国騎士団と草の廃墟で交戦した。

 月下平原での勝利後、なおもローエン方面に主力を置くガルガディア帝国軍を分断すべく、
 カルネリアカルメンおよび精霊公エルシリア
 ガルガディア帝国北西アルビオンへの侵攻を命ずる。
 (⇒『アルビオン侵攻』)
 自身はトライガルド帝国軍本陣を率いて、トライガルド領エメラルディアに侵攻する
 ジゲン率いるザイランス征西軍と戦うも、この征西軍は南エメラルディアの
 マゼラン砦における戦いからトライガルドの戦力を引き離すための陽動であった。
 (⇒『エメラルディアの戦い』)

 エメラルディアでの敗退後、エメラルディア旧王都スペルビア奪還のため
 アルビオンより帰還したカルネリア公カルメンを呼び寄せ、
 自身はトライガルド帝国軍本陣を率い、攻城兵器を用いてのスペルビア奪還に乗り出す。
 (⇒『スペルビア攻城戦』)

 最終決戦となった三帝決戦では、
 ロデリック兵長と共にトライガルド帝国軍本陣を率いてトライガルド軍中央に布陣した。

 鋼鉄牙原での戦い後も、
 ガルガディア皇帝と対峙し、戦いを続けた。

 その後、トライガルド内乱でトライガルドは皇帝派と反乱諸侯に二分され、
 皇帝派勢力はこの内乱で窮地に立たされたが、
 ルーカス二世配下の暗躍により宿敵であるガルガディア帝国が一時的に皇帝派に加担し、
 トライガルドの内乱を治める結果となった。

 ルーカス二世は内乱後、内乱で受けた傷の影響でこの世を去る。
 エデリオン戦役の宿敵であったガルガディア皇帝エマノエルは
 ルーカス二世を好敵手として称え、手厚く葬ったと伝えられている。

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 語源は西洋の人名Lucas(Lukas、Luukas)

 ルーカスはラテン語のLucas(ルカニア出身者)
 あるいは同じくラテン語のLucius(ルキウス)に由来する男性名。
 Luciusはラテン語のLux(輝く)に由来する名前とされ、
 ルキウスからLucianusを経てLucania(ルカニア)の由来となっている。
 いずれにせよLuxが大本の由来であり、「西方に輝く赤き石」たる
 トライガルド帝国皇帝に相応しい名前と言える。

 二世、とあるが、初代皇帝がルーカス一世であったかどうかは不明。




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最終更新:2013年12月15日 18:28