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バカと天才は紙一重

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バカと天才は紙一重 ◆yMsVbZ1/Ak


「うはwwwww殺し合いとかwwwwwちょっとwwwww生理的にwwwww受け付けないwwwww」

笑いながら殺し合いを拒否する一人の騎士。
殺し合いの現場で大声で笑いながら独り言を呟いている時点で何か間違っている気がするが、彼はそんなことは気にしない。

「でもwwwwwこのピンチもwwwww切り抜けてこそwwwww天才ナイトwwwwwwwwww」

バカバカしいほどにポジティブ。彼を表す言葉にぴったりである。
ある意味、堂々としている。いや堂々としすぎている。

「とりあえずwwwww死にたくないwwwww武器wwwww」

そんな彼にも一応生きたいという意識はあるらしい。
そういう意識を持つ人間が取るべき行動とは全く逆の方向へと彼は進んでいるのだが。

「うはwwwwwツイてるwwwww消えるマントwwwwwwwwww
 みwなwぎwっwてwきwたwwwwwコレで無敵wwwwwwwwww」

彼が引き当てたのは己の姿を消し去る不思議なマントだった。
姿が消えていようと、これだけの大声で喋っていたら意味がないのだが。
そんなことは一切考えていない、バカだからだ。

「おwww可愛い子wwwww発見wwwwwwwwww」

彼の「可愛い子を見つけるセンサー」的なものが働いたのか、どうも近くにいたらしい女性をロックオンする。
コンタクトを取ろうとしているのだろうか? そこでようやくまともに思考を巡らせる。

「透明状態でwwwwwwwwww目の前wwwwwエロい子wwwwwいるwwwwwwwwww
 ならwwwww健全男子のwwwwwwwwwwやることは一つwwwwwwwwwwwwwww」

瞬間、彼は疾風のように駆ける。
女性までの最短距離をたどり、瞬く間に背後へと辿り着く。
そして女性の背中から素早く手を伸ばし、背後から抱きしめるように女性の体を包んだ。
当然、両の手は女性の胸の上にある。

「うはwwwwwこwれwぞヘブンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」



透明状態だからセクハラしてもバレない、だから実際に行動に移した。
しかし、彼は重要なことを忘れていたのかもしれない。
マントがもたらす透明の効果は「本人が何かしらの行動を取るまで」しか続かない。
つまり存在を悟られた場合、その透明の効果は瞬く間に消えていく。

当然、女性に彼は存在を悟られてしまったわけだ。
見ず知らずの男に突然抱きつかれた上に胸を触られて怒らない女性はいない。

「……こンッの、ド変態がアアアアアアアアアァァァァァァァァ!!!!」

ばっしーん。

大きな音がお空に響きましたとさ。



【ナイトウ(男ナイト)@FINAL FANTASY TACTICS 死亡】



「ちょwwwwwごめwwwww殺さないでwwwwwwwwww」



必死に弁解を続ける男に対して冷ややかな視線を送り続ける女性。
「謝罪するならそれなりの気持ちってモンがあんでしょ?! 何ヘラヘラ笑ってんのよ!!」
何時までも笑っている騎士に痺れを切らしたのか、腹部をめがけて一発の拳を送り込む。
「うごは!wwwwwマイケルもwwwwwビックリwwwwwストレートwwwwwwwwww」
「何訳わかんないこと行ってんのよ!」
「What's Michael?!wwwwwwwwww人類滅亡wwwww」
一発を切っ掛けに次々に本気の拳が送り込まれるが男はずっと笑ったままである。
何発殴っても男が笑うのを辞めないので、結局女性が諦めてしまった。
「エロくてwwwww欲にwwwww勝てなかったwwwwwwwwww
 許してwwwwwwwwwwマジでwwwwwwwwwwwwwww」
なんだか殴っている自分が道化に感じられるほどになって来た。
幾ら言っても無駄だ、そう悟った女性はとりあえず許してやることにした。

「で、あんたは殺し合いに……乗ってるわけ無いか」
「当然wwwww殺し合いとかwwwwwwwwww生理的に受け付けないwwwwwwwwww」
アレだけ殴ったというのにダメージを全く受けていないように思える。
そのタフさだけは認めるべきだ、女性は素直に感心することにした。
ともかく、殺し合いには乗っていないらしい。寧ろ乗っているといえばそれはそれで驚きだが。

「ノアかなんか知らないけどwwwww勇者のオレがwwwwwwwwww必殺パワースラッシュでwwwwwwwwww潰すwwwwwwwwwwwwwww」
一応、バカにもノアのやることは許せないらしい。
ぶっ潰せるという自信は大層なものだが、果たしてドコから沸いてくるのだろうか?

(余談だがパワースラッシュというのは彼が勝手に名前をつけたいわば「攻撃」である。
 行動を共にした聖騎士のようなしっかりとした技ではなく、本当にただの「攻撃」である。
 その聖騎士の技も彼に言わせれば「うはwwwwwダサすぎwwwwwwwwww修正されるべきwwwwwwwwwwwwwww」らしいが)

「あ、でも武器ねえwwwwwwwwww」
ドコまでも能天気、ドコまでも楽天家。
なぜそれに真っ先に気がつかないのか? 三歩歩けば忘れるトリ頭なのか?
きっと今ノアが目前にいても彼は突っ込んでいくのだろう、無論素手で。

「……呆れた、本当に何も考えてなかったの?」
「なせば成るwwwww歩だって金に成れるwwwwwwwwww」
女性はついに悟った、何を言っても通用しない。
正体不明の自信、正体不明の笑い声、正体不明の実力。
何を持っても彼を操ることなど出来はしない。間違いない。

「仕方ないわね、あたしのコレをあげるから。いざって時に使いなさい」
女性はたまたま自分のデイパックに入っていた一本の巨大な剣を彼に与えることにした。
どうせ自分が持っていても上手く扱えない訳だし、それならばこの馬鹿に与えてやったほうが幾つかマシかもしれない。
「神降臨wwwwwwwwwwいや女神様wwwwwwwwwwwwwww
 これで俺の必殺技パワースラッシュがwwwwwwwwww火を吹くぜwwwwwwwwwwwwwww」
剣を受け取った瞬間、おもちゃを買ってもらった子供のように笑いながら近くを駆けずり回る。
驚くべきは剣を振り回しながら駆けずり回っていたことである。どうやら、バカなりに力だけはあるらしい。

「じゃあ俺このマントwwwwwwwwwwあげるwwwwwwwwww
 さっきのwwwww俺みたいにwwwwwwwwwwなんかするとバレるからwwwwwwwwww
 それで隠れるといいwwwwwwwwwwwwwww」
男は自分のつけていたマントを差し出してきた、彼が先ほどまで透明だったのもこのマントのおかげらしい。
忠告はありがたいのだがなぜそれに気がついていたのにあのような行動に出たのか。
バカの考えることなど全く持って女性にはさっぱり分からなかった。

「まあwwwwwこの天才ナイトウ様にwwwww任せなさいwwwwwwwwww
 勇者たるものwwwwwwwwwwか弱き女性を守って当然wwwwwwwwww
 さっきのwwwwwお詫びwwwwwしなきゃいけないしwwwwwwwwww
 えっと、そうだwwwww名前wwwwwwwwww聞いてないwwwwwwwwwwwwwww」
どうやら先ほどのセクハラをまだ引きずっているらしい。
このバカなテンションについていくのが精一杯で、そんなこと既に忘れかけていたのだ。

「エース、エスパーギャルのエースよ。宜しく、天才勇者ナイトウさん」
「うはwwwwwwwwww宜しくwwwwwwwwww」
軽く自己紹介を交わしたあと、大げさに手を握られ大きくゆすられる。
なんともオーバーな握手だが、案外悪くは無かった。

この先、道中はすごく不安だ。はっきりいって絶望的かもしれない。
それでも、笑っていられるのは何故だろうか?

バカは死んでも治らない。そんな言葉をふと思い出した。


【C-1 山岳部  一日目 日中】
【ナイトウ(男ナイト)@FINAL FANTASY TACTICS】
[状態]:いつでも毎日骨太wwwwwwwwwwwwwwwwwwww(健康)
[装備]:オートクレール@Romancing Sa・Ga
[道具]:支給品一式、不明支給品0~2(本人曰く勇者には必要ない物 らしい)
[思考]
基本:うはwwwww殺し合いwwwww生理的にwwwww受け付けないwwwwwwwwww
1:エースちゃんはwwwww勇者のオレがwwwwwwwwww守るwwwwwんでお付き合いからwwwwwwwwww
※アクションアビリティ白魔法、その他アビリティ不明

【エース(エスパーギャル)@魔界塔士Sa・Ga】
[状態]:透明
[装備]:消えるマント@FINAL FANTASY TACTICS
[道具]:支給品一式、不明支給品0~2
[思考]
基本:とりあえず殺し合いに乗るつもりはない
1:とりあえずナイトウに守ってもらう
※参戦時期は神撃破後。
※透明は彼女が何かアクションを起こさない限り認知されません。

【参加可能者 残り7人+α】


023:幼女って大切だよね、馬鹿ならなおさら 投下順 025:君が願うことなら
023:幼女って大切だよね、馬鹿ならなおさら 時系列順 025:君が願うことなら
初登場! ナイトウ 037:同じ星を見ている
初登場! エース



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