6/たち3人は、光太郎の放送を聞き島の中心部に向かっていた。
その途中、3人の携帯電話が一斉に振動する。死者を知らせるメールが届けられたのだ。
その途中、3人の携帯電話が一斉に振動する。死者を知らせるメールが届けられたのだ。
「くそったれ! たった六時間で18人も死んだのかよ!」
「……」
「……」
メールの内容を読み、滝は怒りのままに声を荒げて叫んでいた。6/もその傍らで、沈痛な表情を浮かべている。
「こりゃいよいよ行動を急がなくちゃならなくなったみたいだな……。まずは光太郎と合流か。
いくぞ、みなみ。……みなみ?」
いくぞ、みなみ。……みなみ?」
歩を早めようとする6/。だが彼はそこで、恋人であるみなみの様子がおかしいことに気づく。
「……ぱい」
「どうした、みなみ」
「みゆき先輩みゆき先輩みゆき先輩みゆき先輩みゆき先輩みゆき先輩みゆき先輩みゆき先輩」
「お、おい! みなみ!」
「どうした、みなみ」
「みゆき先輩みゆき先輩みゆき先輩みゆき先輩みゆき先輩みゆき先輩みゆき先輩みゆき先輩」
「お、おい! みなみ!」
真っ青な顔で何かに取り憑かれたかのように同じ言葉を繰り返すみなみに対し、6/は彼女の肩をつかんで必死に呼びかける。
だがみなみは正気に返ることなく、そのまま意識を失ってしまった。
だがみなみは正気に返ることなく、そのまま意識を失ってしまった。
「岩崎には刺激が強すぎたか……」
「ああ。高良はみなみの幼なじみで、本当の姉みたいに慕ってたからな……。
それが死んだとなれば、ショックは大きいさ」
「ああ。高良はみなみの幼なじみで、本当の姉みたいに慕ってたからな……。
それが死んだとなれば、ショックは大きいさ」
滝に告げると、6/は自分の荷物を下ろして代わりにみなみを背負う。
「悪い、滝。俺の荷物持ってくれないかな」
「あ、ああ。別にかまわないぜ」
「あ、ああ。別にかまわないぜ」
素直に荷物を受け取る滝。受け渡しが終わると、6/はすぐさま歩き出す。
「死なせてたまるか……。悲しませてたまるか……。もう、これ以上……!」
【7番 岩崎みなみ】
【学年】高1
【状態】気絶
【所持品】出刃包丁
【能力】知力:B 体力:B 胸:AA(カップ的な意味で)
【学年】高1
【状態】気絶
【所持品】出刃包丁
【能力】知力:B 体力:B 胸:AA(カップ的な意味で)
【21番 滝和也】
【学年】高3
【状態】健康
【所持品】ショットガン、クルミ一袋
【能力】知力:B 体力:A 根性:S
【学年】高3
【状態】健康
【所持品】ショットガン、クルミ一袋
【能力】知力:B 体力:A 根性:S
【40番 6/】
【学年】高3
【状態】健康
【所持品】クルミ数個(ポケットに入れている)
【能力】知力:B 体力:C クルミ投げ:B
【学年】高3
【状態】健康
【所持品】クルミ数個(ポケットに入れている)
【能力】知力:B 体力:C クルミ投げ:B