【リスト】
【概要】
- しばらくの間中断していた仮面ライダーシリーズの続編が製作テレビ局を毎日放送からテレビ朝日へと過去関東で放送されていた古巣に戻り、2000年からスタートした仮面ライダークウガから数えて10作目で2009年で平成仮面ライダーシリーズは10年目に突入。節目となった10作目仮面ライダーディケイドは、過去にシリーズとして放送された平成ライダー作品を物語のモチーフにし、誰も予想すらしなかった「リ・イマジネーション」という創造の再構築が行われた。それぞれの物語に登場するライダー、怪人の設定などそのままに出演俳優、人間関係、などを変更し、過去の作品のドラマの軸は残しつつ、新たな物語が展開された。
- 第1話から第3話までをパイロット版とする初の試みも行われ、この3本に確認不可能なほどの、過去の作品に登場した仮面ライダー、怪人が細かいところにまで登場し驚かせた。また、ヒロイン、光夏海が夢でたびたび見る、デイケイドと大量の平成仮面ライダー達の戦いで第1話のサブタイトルとなった「ライダー大戦」の夢、これを何のために見たのかという、大きな謎を第1話で繰り広げた。
- 過去の仮面ライダー作品のライダー、怪人のスーツは当時使用されたスーツを修理し今回の撮影に使用されている。この作業のために特別班が組まれ作業が行われた。またスーツによってはアトラクション用の物を改造して撮影されたスーツもある。
- 各作品でデザイナーが関わってきた作品のオリジナルライダー、オリジナル怪人などのデザインはそのデザイナーが製作し、オリジナルとは変わらないスタイルでディケイドの本編に登場する。デイケイドの物語は特定の共通する敵怪人が不在で、訪れた旅の異世界でオリジナルの作品には登場しなかった、新たな敵怪人、ライダーが各異世界で登場する。この新たな新怪人、新ライダーがどのような謎を持っているかは不明。各世界に現れる鳴滝という異世界を自在に移動が可能な謎の人物が何らかの鍵をにぎっているのでは無いかと注目される。
- 製作本数が通年なら1年間4クールで約50本のところ、デイケイドは30本という2クール弱の短い期間での製作となる事が番組初期に発表される。但し、どのような仕掛けが用意されているのかは不明で、毎年夏に公開される劇場版が、この30本という短い期間の終盤に公開がおこなわれる事になっている。
- また劇場版はこの夏の上映意外に先行し5月のゴールデンウイークに昨年公開されたオリジナルキャストでの平成ライダーが夢の共演を果たすシリーズの第2弾として、キバとディケイドではなく、一つ飛んで電王とディケイドが夢の共演の劇場版が公開される。法則無視でなおかつ完結したかに思えた電王を新たな展開という強引な手法で最新作を製作する事になった。この電王の物語はディケイドで主人公、門矢士が失われた何かを取り戻すために旅をする9つの世界をめぐる旅の電王の世界と関連するエピソードで、テレビのストーリーとのリンクが注目される。
- 記憶喪失であるものの他人に対する態度がでかい、主人公、門矢士、クウガの世界での活躍以来、士たちほかメインメンバーの仲間入りを果たし士が苦手とする部分を影でフォローする仮面ライダークウガに変身する小野寺ユウスケ、物語の舞台である異世界・9つの世界にある珍しいお宝を収集することを目的とし、過去の士を知る人物で士以上に自信家で負けず嫌いの海東大樹などの個性的なキャラクターが1クールで多数登場し、様々なドラマを展開。様々な謎を短い30本の放送期間である第1クールでばら撒き、ドラマを盛り上げている。
- また、俳優でも様々な顔ぶれがそろっており、小野寺ユウスケのキャストは「仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」でゲスト出演した鈴木一哉役の村井良大、本作のヒロイン光夏海のキャストはCM、映画で活躍する、森カンナ、夏海の祖父である謎が多い老人・光栄次郎のキャストは60年代から子役として活躍しアクの強い個性で脇を固めるベテラン俳優・石橋蓮司を起用するなど、キャスティングは目が離せないものとなっている。更に出来る限り過去の作品から登場したキャラクターはオリジナルキャストの吹き替えをキャスティングするなど、昔の作品を見て育った方たちの配慮も抜群となっている。
2クール目も期待がされており、これからのストーリー、キャラクターの方向性、キャスティングなどにも目が離せない。
【第1クール放映リスト】
最終更新:2009年06月15日 16:13