名誉子爵。30代前半。
別名『鉄血』ニナ。自称もしている。
ハスキーな力強い声。無骨で美女とは言いがたいが「カッコイイ」という言葉が似合いそうな女性。
オーユゴック公爵が、
ムーノ男爵領に派遣した執政官候補だったが、魔族の姦計に嵌められて地下牢に1年以上投獄されていた。
その後解放され、無事執政官に。ムーノ男爵領を一人で切りもりするほどの辣腕を持つ。
上司が男爵→伯爵→侯爵と、一代にして3つも爵位が上がると言う驚異の出世をするも、常に右腕として領地の経営に関わるほど有能。
作中では描写がないが、裏設定では「ニナは大臣以外では最高位の一代貴族(名誉子爵)の一人なのです。
オーユゴック公爵の有能すぎる配下として有名だった」という設定がある。
また、部下の奴隷で幼い女子といった通常では子爵と口を聞けない待遇の
アリサの提案を採用したり、執政補佐官への就任を求めるなど柔軟な思考を持つ。
政治的な辣腕だけでなく、嫁き遅れの
カリナを娶れと何度も
サトゥーに言ったり、子供のアリサが政策会議の場にいることに不満を述べる
オリオンを窘めたり、
ムーノ伯爵家の全般に目を行き届かせている。
なお、そんなニナであるが、
サトゥーの活躍による喧騒には振り回されており、知らせが届くたびに「またか!」と繰り返す様が描かれている。
ペンドラゴン子爵は幼い容姿の女性にしか興味が無いと思っている。
最終更新:2024年12月31日 14:30