シガ王国ムーノ領の領主。初登場時の爵位は男爵。
黒髪に口ヒゲの小太りの中年男。物腰の丁寧なフレンドリーな人。
勇者好き。自分で物語を編纂したりもする。勇者の物語の蒐集家としても有名。「聖剣と聖句」という著書もある。
ムーノ市に勇者の演目をさせるための劇場も作った。
上級貴族の中では珍しく、夫人を一人しか持っておらず、その夫人とも死別している。
公都出身で、ムーノの家名を継ぐ前はドナーノ准男爵だった。今もドナーノ准男爵家の爵位を持っており、ソルナかカリナと結婚した人間がドナーノの家名と爵位を継ぐ事になっている。
かつて死霊に皆殺しにされたムーノ侯爵とは血縁関係は無い。
シーメン子爵、及び
トルマは、はとこ。
執政官に化けた魔族の精神魔法で、記憶を弄られていた。
爵位
- ムーノ領代官時代:レオン・ドナーノ准男爵
- 領主となり、ムーノの家名を継ぎ、レオン・ムーノ男爵に陞爵
- web版 13-1.で伯爵に陞爵 (都市核を掌握し、本物の領主となった為2段階陞爵)
- web版 16-1.で侯爵に陞爵 (魔王殺しの家臣を伯爵にする為)
と、
出来すぎる家臣のおかげもあり、准男爵だったのが今や侯爵と、4段階も爵位が上がっているという凄い人だったりする。(余談だが、
サトゥーが士爵から子爵へと陞爵したのも4段階の上昇である)
家族
書籍版では
お人好しな性格、勇者物語好き、亜人差別をしない等の性格はWEB版と同じ。
有能な家臣に恵まれ、前人未到の4階級陞爵をするなどほぼほぼ変わらず。
最大の変更点は、
妻の「アイシャ・ムーノ?」が登場したこと。
2013年のムーノ家初登場から約10年、2022年9月発売の書籍版26巻で名前と生存が語られた。
WEB版では「男爵が後妻でも娶ってくれたら」という
ニナ女史のセリフがあることから妻は死亡していたと思われる。
なお、書籍版4巻でムーノ家が登場してから26巻までセリフにすら登場しなかったのは、思い出すと愛妻家のレオン・ムーノ侯爵が思いを馳せすぎて放心し、仕事に支障がきたすため。
来た手紙も、一度読んだら金庫にしまう約束という徹底っぷり。明記されていないが、肖像画も普段は仕舞われている模様。26巻で嫡男の結婚式のために婚約者が来た際に、ようやく例外として提示が許されたほど。
しかし、オリオンが小さい頃の記憶とはいえ母がいないと思うほどあっていないのなら、少なくとも10年以上はムーノ家と離れていることになる(上記発覚時オリオン15歳)。
生まれたばかりの子供(しかも初の男児で嫡男)を置いて調査のため絵に古流大陸に渡り、その嫡男の結婚式にも帰ってこずそれを特に問題と考えていない家族。
どう考えても、この奥様もまたクセ者のようである。。。
最終更新:2024年07月16日 02:29