機動軍とは自由惑星同盟軍における地上軍の部隊単位

概要


 一個陸上軍・一個航空軍・二個軌道部隊基幹で編成される軍規模の宙陸任務部隊。司令官は中将。

 宇宙歴799年~800年にかけて実施された良識派体制の同盟軍再編においてそれまで戦略単位とされてきた常備地上軍が廃止され、機動軍が戦略単位とされるようになる。ラグナロック戦役後の同盟地上軍は六個地上軍から、一二個機動軍に再編成され、一個機動軍が解体されて、一一個機動軍体制となった。
 宇宙暦801年4月、トリューニヒト政権が成立すると一個陸機動軍が増設された。
 同年10月、二個機動軍の増設が決定された。(77話)

 なお、一〇月クーデター民主主義再建会議のクーデター)発生時の機動軍の状況は以下のとおりである。

司令官 派閥 所属士官 派閥 駐留地 所属 備考
第一機動軍 ロモロ・ドナート中将 惑星ハイネセン北大陸 民主主義再建会議 途中参加
第二機動軍 惑星カッファー 民主主義再建会議 途中参加
第三機動軍
第四機動軍
第五機動軍 ラッソ中将 惑星ハイネセンへ帰還寸前 民主主義再建会議 中核部隊
第六機動軍 惑星パルメレンド 民主主義再建会議 途中参加
第七機動軍 トマシュ・ファルスキー中将 過激派 惑星ハイネセン東大陸 市民軍
第八機動軍 惑星ウルヴァシー 中立 分裂を避けるべく中立を選択した
第九機動軍 エリン・フェーブロム中将 トリューニヒト派 惑星ハイネセン北大陸 市民軍 最前衛部隊の第七七機甲軍団が敵対
第一〇機動軍
第一一機動軍 惑星ネプティス 民主主義再建会議 途中参加
第一二機動軍
第一三機動軍
第一四機動軍
第一五機動軍 フィーゴ中将 惑星ハイネセン南大陸 中立 司令官及び航空部隊は民主主義再建会議を支持
陸上部隊が市民軍に味方
最終更新:2019年09月06日 13:56