ヴィレンシュタイン(宇宙暦?年 - 宇宙歴?年)は銀河帝国の貴族。オリジナルキャラクターである。男性。

略歴

 ゴールデンバウム朝銀河帝国史上に名を残す権力者の一人。公爵家の当主。「皇帝製造者」との異名から何人もの皇帝を擁立した人物だと思われる。

 死後も「皇帝製造者」のエピソードは残った。(117話)

 宇宙暦803年10月、ローエングラム大元帥のクーデター救国軍事会議のクーデター)後、第一辺境総軍司令官エリヤ・フィリップス上級大将はラインハルトが握った強大な権力について、彼や「大宰相」ノイエ・シュタウフェン公、「準皇帝」エックハルト伯、「人形遣い」クラルボルツ侯、「不倒翁」カッセル公、「皇帝代行」オトフリート皇太子(後のオトフリート三世)ですら及ばないと評している。(117話)

 なお、原作には宇宙歴735年頃、反乱を起こし鎮圧されたヴィレンシュタイン公爵家のエピソードが記されている。(外伝一巻)
 作中のノイエ・シュタウフェン公、エックハルト伯から始まり、ヴィレンシュタイン公、オトフリート皇太子に終わる銀河帝国の権力者一覧は時系列に沿って並んでいると思われる。従って、作品の時代から一世紀前のオトフリート皇太子(一巻)以前の権力者である「皇帝製造者」ヴィレンシュタイン公は外伝一巻の60年前に反乱を企てた公爵家当主の先祖と推測される。
最終更新:2021年04月16日 18:10