ハインリッヒ・フォン・キュンメル(Heinrich von Kümmel、宇宙暦780年 - 宇宙暦799年)は銀河帝国の貴族。原作登場人物である。

1 外見

 銀髪で痩せ細った人物。

2 略歴

2-1 前世

銀河帝国の貴族であるキュンメル男爵家の長男として生まれるもすぐに両親を亡くしており、彼がキュンメル男爵家の当主となるも難病・先天性代謝異常に侵され寝たっきりとなる。その為、叔父であるフランツ・フォン・マリーンドルフ伯爵が後見人となる。そのため、フランツの娘のヒルデガルド・フォン・マリーンドルフと親しく従弟というより姉と弟のような関係を持っていた。

自らの死期を悟った彼は、自分が生きた証にせめて何かを為してから死にたいという思いから地球教の陰謀に乗って皇帝となったラインハルト・フォン・ローエングラムを暗殺しようとキュンメル事件を起こすもヨブ・トリューニヒトの密告と、それを受けた憲兵隊の迅速な行動によって失敗に終り、彼も命を落とした。
最終更新:2024年06月25日 13:36