オーブリー・コクラン(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟の軍人。原作登場人物である。男性。

略歴

1 前世

 799年1月「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」時のリューカス星域同盟軍補給基地司令官。バーミリオン会戦において、帝国軍のミュラー艦隊が同基地を占拠しに来た際、民用物資であることを理由に一部の部下の(実力行使を伴う)反対をおしのけ、帝国軍に一戦もせず降伏した。アレクサンデル・ジークフリード帝の時代に帝国元帥となった。(43話)民需用の物資を守るために売国奴の汚名を受け、帝国に仕えてからも毀誉褒貶が多かった。(45話)

2 逆行後

 宇宙歴796年時点で第三〇四後方支援群司令を務めていたが、エル・ファシル七月危機の際、エル・ファシル防衛部隊司令エリヤ・フィリップス代将から主席幕僚に登用される。この時宇宙軍大佐。地上戦のプロである副司令サフィル・アブダラ地上軍代将と共に知略面でエリヤを補佐した。(43話)混乱終結後、司令官代行ヤン・ウェンリー准将の難しい立場に同情を示した。その上で自分ならば死者が出るのを承知で軍を出動させると話した。(45話)その後、宇宙軍准将に昇進した。(47話)
 宇宙暦802年2月頃、第二艦隊陸戦隊司令官に就任。この時までに宇宙軍中将に昇進している。任務に対し主体性を持って取り組んだ。(98話)人事について副司令官サミュエル・アップルトン中将から「予想外の成功を収めた」と評された、ただし前世のコクランを知るエリヤは最初から陸戦隊司令官にはコクランしか居ないと心に決めていたらしい。(103話)同年の第九次イゼルローン要塞攻防戦では最初の強襲上陸の後、治安維持を統括した。(107話)

最終更新:2018年05月18日 14:07