ヘラルド・マリノ(宇宙暦766年 - )は自由惑星同盟の軍人。原作登場人物である。男性。

1 外見

若くてハンサム

2 略歴

2-1 前世

 第一三艦隊結成当時の艦隊旗艦「ヒューベリオン」の初代艦長。後にイゼルローン方面軍分艦隊司令官に転じ、ヤン提督のもとで活躍した。
 ヤンの死後、イゼルローン革命軍宇宙艦隊副司令官を務める。バーラト自治区成立後も自治区の要職を務めた。(1話)

2-2 逆行後

 宇宙歴794年の第六次イゼルローン攻防戦で総撃沈数五隻に到達。「エース艦長」になる。この時の階級は宇宙軍中佐。(28話)肌の色から「ブラックパンサー」の異名を奉られた(29話)
 宇宙歴797年頃、第三六機動部隊所属、第三六独立戦艦群司令を務めている。階級は宇宙軍大佐。(51話)
 宇宙歴798年の「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦中、宇宙軍代将の称号を得る。(61話)その後、前方展開部隊でマリノ独立戦隊を率いた。(64話)
 宇宙歴802年頃には第一辺境総軍所属の第五五独立分艦隊司令官を務めており、宇宙軍中将に昇進している。(96話)
 同年10月から始まる第九次イゼルローン要塞攻防戦中のオペレーション・モンブランでは要塞奇襲部隊を任されるが、第四艦隊の暴発で空しく引き返すことになる。(108話)その後、帝国軍が要塞と共に前進し、正面衝突が起こるようになるとフィリップス一六旗将最強の名に恥じない活躍を見せた。帝国軍に何度も突入し、艦列を次々と突き破った。
 同年11月13日にはクロッペン艦隊旗艦「アウズンブラ」に迫り、あと一歩まで追い詰めた。(111話)同攻防戦の後、ハイネセン記念特別勲功大章を授与された。第二次ヴァルハラ会戦以来、二回目の受章である。エリヤ・フィリップス上級大将の生え抜きの部下では、初のハイネセン記念特別勲功大章複数所持者となった。(113話)

3 能力

戦闘精神の塊のような戦いぶりで「ブラックパンサー」の異名を取る。決して勇猛一辺倒ではなく、部隊を巧みに動かす技も心得ている。(51話)
勘と度胸を頼りに戦うタイプ。策を弄することはないが、反応の早さにかけては比類ない。(55話)

4 性格

筋金入りの偏屈者、他人に合わせることが大嫌いで、みんなが残業していても一人でさっさと帰り、職場の飲み会には顔を出さず、交流行事にも絶対に参加しない。エリヤとは対極にいる人物。(51話)
最終更新:2018年09月26日 16:03