エリオット・カプラン(宇宙暦?年 -)は自由惑星同盟の軍人。オリジナルキャラクターである。男性。

1 外見

 へらへらした笑顔の一八〇センチを超える長身の男性

2 略歴

 宇宙歴797年、第三六機動部隊人事参謀に就任する。勤務成績も勤務態度も悪く、伯父であるアンブローズ・カプラン議員の七光だけが取り柄。エリヤにとっては不本意な人事。(50話)
 空気が読めず、余計な事を言いまくる。仕事中は冬眠中の熊よりも動かないのに、雑談になると発情中の猫よりも騒がしい男。(61話)ラグナロック作戦では唯一昇進しなかった。一方で厄介払いのつもりでスポーツ指導の担当者にした所、お調子者のカプラン大尉はすぐに村民と仲良くなった。この時点でエリヤからの評価は最低に近い。
 宇宙歴801年時点で宇宙軍少佐になっている。相変わらずエリヤからの評価は低いままだが、プライベートでつきあう分にはいい、とされている。ラグナロック中の描写と併せて考えるに、個人としては良い人間なのだろう。(75話)
 民主政治再建会議がクーデターを起こすと、シェリル・コレット中佐、ファジル・キサ中佐と共にエリヤ・フィリップス戦隊を組織し、副司令に就任。市民軍に加わり、先頭に立って戦った。サンドル・アラルコン中将は彼を見て「さすがはフィリップス提督門下の人材だ。戦いを楽しんでいるように見えます」「フィリップス提督は人事の達人だと聞いておりましたが、これほどとは思いませんでした」とエリヤとカプランを評価した。エリヤは幕僚チームから追い出すために彼を「指揮官向き」と言い続けたが、どうやら本当に指揮官向きだったらしい。(84話) クーデター鎮圧後、宇宙軍大佐へと二階級昇進した。(86話)
 宇宙歴802年には第一辺境総軍所属のエリヤ・フィリップス戦隊司令官を務めている。階級は宇宙軍准将。気鋭の若手提督とされている。(98話)同年の第九次イゼルローン要塞攻防戦でも活躍する。(111話)同攻防戦の後、宇宙軍殊勲章を授与された。(113話)

3 座乗艦

  • 第三六機動部隊旗艦「アシャンティ」(大尉:第三六機動部隊人事参謀として乗艦)
  帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」(第56話 - 64話)
  • フラインスハイム星域軍前方展開部隊旗艦「ヴァイマール」(大尉:フラインスハイム星域軍前方展開部隊人事参謀として乗艦)
  帝国領撤退戦 - 第二次ヴァルハラ会戦(第64話 - 69話)
最終更新:2018年09月26日 16:30