アントン・ヒルマー・フォン・シャフト(宇宙暦742年 - )は銀河帝国の軍人、その後自由惑星同盟の政治家。原作登場人物である。

外見

 頭部は禿げ上がっているが、暗赤色の眉とひげはふさふさしている。一見、ビアホールの亭主を思わせる。(原作三巻)

略歴

前世

 ゴールデンバウム王朝の科学技術総監。ガイエスブルク要塞を移動可能にしてイゼルローン要塞への攻撃に使用するという案を提出。裏でルビンスキーとつながっていた。

新版

 宇宙歴798年に銀河帝国軍科学技術総監を務めていたが、「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦で帝都オーディンが陥落した二か月後、同盟軍に降伏する。その後、貴族身分とフォンの称号を捨て、同盟政界を巧みに泳ぎ回る。
 宇宙歴801年の第二次トリューニヒト政権で科学技術委員長に就任。大衆党副代表で上院議員である。(99話)
 同年10月、帝国が機動要塞の実験に成功したと発表すると「正気とは思えない。私が技術総監ならこんな研究はすぐに中止させる」と述べた。(101話)

能力

 軍事科学技術者としての研究開発能力に加えて、陰謀能力と闘争心を備えていた。(原作三巻)


公職
先代:
不明         
    銀河帝国軍    
科学技術総監
不明 - 宇宙歴798年
次代:
メッセンカンプ?         
最終更新:2022年01月29日 15:53