クリストフ・フォン・バーゼル - エル・ファシルの逃亡者@ ウィキ

クリストフ・フォン・バーゼル（宇宙暦？年頃 - )は銀河帝国の軍人。原作登場人物。

略歴

　宇宙歴794年時点で帝国側サイオキシンマフィアのナンバースリー。流通部門のトップを務めていた。三億帝国マルクの隠し資産を持ち、一〇〇件以上の殺人に関与したとみられる。(55話)
　宇宙歴796年にカストロプ派への粛清が始まると、イゼルローン回廊を経由して自由惑星同盟へ亡命する。オスターヴィーク・ラインズ社長兼最高執行責任者（ＣＯＯ）・宇宙軍退役中将・男爵。物流管理の専門家で、帝国軍の兵站部門で活躍した後、カストロプ派の中核企業、オスターヴィーク・ラインズに迎え入れられた(49話)
　宇宙歴797年には全銀河亡命者会議副代表を務めている。(55話)
　宇宙歴798年の帝国領における選挙では自主自立党幹事長に就任。「フォン」を名前から外し、財産の大半を寄付することで無産平民となった。全財産九〇万ディナールを貧民に分け与えたという。(61話)同盟高官との交友関係を強調し、豊かな資金を派手にばら撒いた。その結果、八八パーセントという凄まじい得票率で当選した。エリジウム（ヴァルハラの同盟名）星系首相を務めた。(63話)
　宇宙歴800年にはスピアリング社の経営者を務めているが、憂国騎士団による超法規的攻勢で本社ビルを焼かれた。(73話)
　宇宙歴801年の民主政治再建会議によるクーデターの後、麻薬取引に関与した疑いで逮捕された。(91話)