アーサー・リンチ(宇宙暦745年頃 - )は自由惑星同盟の軍人。原作登場人物である。

略歴

前世

 エル・ファシル星系警備隊司令官を務めていたが、民間人を見捨て逃亡。その後、収容所で卑怯者として後ろ指を指される生活を送っていたが、ラインハルトによって同盟でクーデターを起こすように命じられる。救国軍事会議クーデターの最終盤、ドワイト・グリーンヒル宇宙軍大将を射殺し、エベンズ大佐に射殺された。

新版

 宇宙歴788年にエル・ファシル星系警備隊司令官を務めている。階級は宇宙軍少将。同年に帝国警備艦隊との会戦で後退中に急襲を受け敗北。その後、「エルゴンの第七方面軍に援軍を求めに行く」と称し、民間人と部下の大半を見捨て逃亡を図ったが、帝国艦隊に補足され降伏。ちなみに、民間人の脱出計画立案を命じられたヤン・ウェンリー宇宙軍中尉はこのリンチの行動を囮として脱出を成功させた。(エル・ファシルの奇跡
 宇宙歴801年、帝国の収容所で死亡したとされる。原作よりも時間が経っているため、本当に死亡している可能性もある。(93話)

最終更新:2018年01月20日 23:58