ロブ・コーマック(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟の知識人。オリジナルキャラクターである。

略歴

 宇宙歴798年の帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)」中、解放区民主化支援機構(LDSO)代表を務めていた。身分制こそが貧困の根本要因だと考えて「三つの民主化」という方針を掲げた。すなわち、政治の民主化・経済の民主化・行政の民主化である。そして、経済の民主化を最優先した。最終決定権と政府首脳の支持を有しており、4月8日にはLDSO布告第一号「平等に関する布告」を発布し、劣性遺伝子排除法、帝国臣民身分法など差別を規定する帝国法をすべて無効とした。4月9日、LDSO布告第二号「反民主的組織に関する布告」により、「反民主的組織」に認定された帝国宇宙軍、帝国地上軍、帝国警察、内務省社会秩序維持局、国務省教育局、帝国防衛委員会、オーディン教団など五九組織に解散命令を出した。四月一〇日、LDSO布告第三号「民衆弾圧者に関する布告」により、貴族、反民主的組織の幹部職員、その他の民衆弾圧者が公職から追放された。(59話)
 同年の帝国領の選挙後には「オリオン腕の解放者」と呼ばれた。ジョアン・レベロ下院議員とは良識派の同志であり、友人。(60話)

 ラグナロック戦役の後、レベロ政権のもとで国務事務総長を務めていたようである。
 宇宙歴804年1月時点で、前年末から開始された銀河帝国におけるラインハルトの改革に対して、内乱の発生を予測した。(118話)
最終更新:2018年10月21日 10:36