エルクスレーベン事件とは第九次イゼルローン要塞攻防戦のさなかに発覚した同盟軍提督による暴行事件。

概要

 宇宙歴802年10月24日に発売された自由惑星同盟の週刊誌サジェスション・ボックスによって、第一艦隊司令官クルト・フォン・エルクスレーベン宇宙軍大将ののパワハラ疑惑が暴露された。(108話)

 宇宙歴798年ラグナロック戦役において、同盟軍に入隊して以来(63話)の四年間で部下二六名に対して暴力を振るったり、大声で罵倒したり、トイレ掃除やゴミ拾いを延々とやらせたり、動物の物真似を強要したりしたという。被害者は有色人種、女性、同性愛者、両性愛者、トランスジェンダー、先天的障害者などのカテゴリーに属する人物だった。(108話)

 エルクスレーベン提督は誰もが認める「理想の帝国人」であった。その彼が悪質な差別事件を引き起こしたことで、トリューニヒト政権が進めてきた移民同化政策を根本から覆された。



最終更新:2018年07月08日 21:50