アリオ・プセント(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟軍の軍人。オリジナルキャラクターである。

略歴

 帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦のさなか、宇宙歴799年2月に同盟軍史上最大級の汚点として発覚したヴィンターシェンケ事件の首謀者11名、いわゆる「ヴィンターシェンケの汚物」の1人。この虐殺事件における最大の責任者のスタウ・タッツィーの次に名が挙げられている。(104話)

 事件発覚時の階級は中佐。あまりの残虐さから銀河帝国最悪の暴君アウグスト二世に倣って、「アウグスト三世」と帝国人から渾名された。しかし、残虐さではアウグスト二世に比肩するも、卑劣さではアウグスト二世をはるかに凌ぐ。逮捕されたあとの言動も最低であった。「元中佐」とされている(109話)ので、当然階級を剥奪されたものと考えられる。

 彼の父がアンリ・プセント退役少将である。(109話)

人柄

 第一辺境総軍情報部長ハンス・ベッカー少将は彼を「糞の塊」と評している。同司令官エリヤ・フィリップス上級大将は「こんな腐った人間が現実にいるのか」と驚きを示している。(109話)有能なら何をしても許されるという自由惑星同盟軍の悪習を象徴する人物でもあった。

能力

 指揮官としては優秀だったと考える以外にこのような人物が自由惑星同盟の軍人を続けられた理由が見いだせない。
最終更新:2019年07月14日 11:37