オイゲン・フォン・リヒター(宇宙暦?年 - )は銀河帝国の官僚貴族。原作登場人物である

略歴

1 前世

 ゴールデンバウム王朝で開明派と呼ばれたグループの指導者の一人。貴族であるが、その政治姿勢からあえてフォンの称号を外している。ラインハルトから社会経済再建計画の立案を命じられて以降彼に協力するようになり、ローエングラム王朝初代財務尚書となった。ラインハルト帝没後、獅子泉の七元帥と対立し、失脚した。(1話)

2 逆行後

 宇宙暦795年頃、ルートヴィヒ皇太子と距離を置く開明派の元財務次官・伯爵として、元内務次官のブラッケ侯爵と共に地の文で言及される。(31話)
 その後、暫く名前は登場しないが、98話でブラッケ派の一員であると明記されていることから、基本的にブラッケ侯爵と行動を共にしたと思われる。
 宇宙暦801年10月18日に帝国で発生したルドルフ原理主義革命に関連し、帝国の財政状況に言及され、その際シェッツラー子爵の前に財務尚書を務めたものの、貴族への課税を主張し辞任に追い込まれたと地の文で説明された。(78話)
 宇宙暦802年4月末の政変後、リヒテンラーデ派ラング元帥とワイツ男爵、ローエングラム派シルヴァーベルヒ都市開発局長官と共に副首相に起用された。(98話)
 宇宙歴803年10月、ローエングラム大元帥のクーデター救国軍事会議のクーデター)後、救国軍事会議常任議員に任命される。また、財務尚書の役職を務めており、帝国軍上級大将の階級を得ている。(117話)
最終更新:2019年07月06日 11:54