TV:それでは次のニュースです。
昨夜未明、市内各所で目撃された謎の生物の手がかりは以前つかめておらず、
地域住民の不安が高まっています。目撃者の証言では、この生物について、
西洋の悪魔のような姿であるという声が多く、現場周辺での調査が続いています。
そうした中、捜査当局では同夜起こった連続殺人事件との関連もあるのではないかと見て、
引き続き付近の住民に警戒を呼びかけています。
――DDS-NET――
「ようこそ、DDS-NETへ。
お手数ですが、現在会員の方には、
継続手続きをお願いしています。
*氏名、コードネーム(SCHUTZEとする)、住所(市、区)、職業を入力
DDS-NET:SCHUTZEさんに、
メッセージが届きました。
レッドマン:こんにちは、
SCHUTZEさん。
ぼくは、レッドマンです。よろしくね。
SCHUTZEさんは、どちらに
お住まいですか?
……平崎市朝日区ですか。
平崎は、いいところですよね。
朝日区というと、市の東側かな。
海に近いし、緑は多いし、
立派な公園や、大きな図書館や博物館もある
いい街ですよね。
意外に、歴史も古い街ですよね。
……確か、ヤクザの大親分の屋敷もあった
ような……それはどうでもいいか。
では、またNET上で会いましょう。
母親の声:はい、○○でございます。
ハタノさん……ああ、久美子さんね。
○○? 今呼びますね。
○○! 電話よ!
母親の声::○○!何してるの?
早くおりて来なさい。
母親:はい、久美子さんから電話よ。
>母親から、受話器を受け取った。
久美子:もしもし、○○くん?
わたし。元気だった?
ところで、今日の臨海公園の待ち合わせ
だけど、どこにしましょうか?
「踊るボディコン娘の像」の前は、
ありきたりよね……。
喫茶店にしましょう。
喫茶「アフロ」がいいわね。
そう、公園の北側にある、オレンジ色の
屋根の小さな店よ。
じゃあ、またあとでね。
父親:ほう、今日は彼女とデートか?
母親:出かけるのね。気をつけてね。
>どこへ行きますか?
DDS-NET:ただいまメンテナンス中に
つき、アクセスできません。
――自宅に帰宅したとき――
母親:あら?もう帰って来たの?
父親:はっはっは、デートじゃなかったのか
それとも、彼女とケンカでもしたのか?
父親:○○、学校には、
真面目に行ってるか?
単位は、きちんと取れそうか?
父親:○○、フリーターだか、
なんだか知らんが、アルバイトじゃない、
きちんとした仕事についたらどうだ?
父親:○○、いつまでも遊んでないで、
いい加減に仕事をしたらどうだ?
――カーサ乾――
マンションの住人:ここ?「カーサ乾」よ。
あたし、そそっかしいから、「かわく」って
読んじゃったのよ。
「いぬい」って読むのよね。
引っ越してきたばかりだけど、
なかなか、いいマンションよ。
ところで、何の用?
セールスだったら、お断わりよ。
――臨海病院――
看護婦:平崎臨海病院に何か御用ですか?
御用のない方は、お帰りください。
――喫茶アフロ――
マスター:いらっしゃいませ。
……○○さん、ですか?
秦野久美子さんから、もう少し遅くなる、
って電話があったんですよ。
どうぞごゆっくり、TVでもごらんになって
お待ちになってください。
TV:……続いて、スポーツです。
平崎ウェーブス対東京スパローズは、
5対0でウェーブスが勝ちました。
0対0で迎えた7回、ウェーブスは
ツーアウト2、3塁のチャンス。
バッター、ジェニングスの打球はレフトへ。
スタンドに飛びこむ、スリーラン。
この一打が試合を決めました。これで、
対戦成績は、ウェーブスの3連勝です。
マスター:ご注文は?
マスター:は? 何ですか?
すみませんが、もう一度お願いします。
マスター:あのー、モカのことでしょうか?
女の声:そう、モカのことよ。
だめじゃない、ふざけて店の人困らせちゃ。
マスター:わかりました。モカですね。
久美子:○○くん、待ったかしら?
遅くなってごめんなさい。
わたしにも、何か頼んでよ。
久美子:やっぱり、待たせたこと
怒ってるのかしら?
ねえ、○○くん……
久美子:ふふっ、すぐそうやって
ふざけるんだから……。
久美子:なんで、あなたがコーヒーで、
わたしがオレンジジュースなの?
何か、意味があるのかしら?
久美子:あ、あのニュース見て……。
TV:……平崎市議会は、本会議で
再開発計画を承認しました。
この計画を中心になって進めてきた、
山城議員は、これで平崎市の発展がより
いっそう進むだろう、と語っています。
久美子:再開発計画って、わたし反対よ。
ただ、古いものをこわして、新しいものを
造ればいい、ってものでもないと思うの。
あなたは、どう思う?
再開発計画について……
久美子:発展のために、再開発と称して
古くても価値のあるものまで、こわして
しまったら、どうするの?
第一、発展することが必ず正しいとは
限らないわ。
久美子:古くてよいものを、
うまく残しながら、再開発計画なんて
できるのかしら?
ところで、これから図書館へ行きたいの。
レポートを書くのに、必要な本があるの。
それを借りていきたいのよ。
いいでしょ?
久美子:中央図書館よ。この店を出て
南の方の右手に見えるわ。すぐ近くよ。
久美子:ごめんなさい。
どうしても、今日中に借りておきたいの。
ね、おねがい。
久美子:ありがとう。わがまま言って、
ごめんなさい。
久美子:どうしても、行きたいの。
さ、行きましょ。
――喫茶アフロ――
久美子:ねえ、図書館へ行きましょうよ。
――臨海病院――
久美子:図書館に行きたいのよ。
図書館は、公園の南に建っているわ。
――博物館――
久美子:こっちは、博物館よ。
図書館は、向かいの海側の建物でしょう。
――朝日区――
久美子:私は図書館へ行きたいのよ。
図書館は、臨海公園でしょう。
――図書館――
図書館司書:こちら平崎市立中央図書館に
何かご用ですか?
図書館利用者:人はなぜ本を読むのか?
そこに本があるから…ここには一生
かかっても読み切れないほどの本がある。
図書館利用者:ここの図書館は、
蔵書数が、とても多いんです。へたな
大学図書館なんか問題になりません。
図書館利用者:すごい本の数ね。
でも自分の知らない知識が、こんなに
あるのかと思うと気が遠くなるわ。
図書館職員:図書館が、海ぞいにあるのは
苦労しますね。本が傷みやすいんですよ。
久美子:あっ、あったぁ。この本よ。
「日本古代文明論」
これで、レポートが書けるわ。
この本読んだことある?
久美子:そうでしょう。ふつうの人が読む本
じゃないもの。
久美子:わたしのゼミの、吾妻教授が
書いた本よ。
どんな内容か知ってる?
久美子:そうでしょう。ふつうの人が読む本
じゃないもの。
久美子:そうよね。
ふつうの人は、まず読まない本だから。
この本、タイトルはまともだけど、
内容はけっこうすごいのよ。
古代の日本に、魔法を使って国をおさめて
いた文明があったっていう内容なの。
この本を書いたせいで、吾妻教授は学会を
結構さわがせたらしいわ。
あまり、信じられてないらしいけどね。
久美子:貸し出しの手続きするわね。
……利用者カード忘れて来ちゃった。
どうしよう?
久美子:えっ?これを使えって?
ありがとう、助かるわ。
久美子:えっ?あなたのを貸してくれる?
そんな悪いわ、どうしようかなぁ。
それじゃ、お言葉に甘えさせてもらうわ。
久美子:なによ。そんなに笑わなくっても
いいじゃない。
あっ、そうだ。あなたの身分証を貸してよ。
それで本を借りるわ、いいでしょ。
人の失敗を笑ったバツよ。
図書館司書:貸し出しですか?
利用者カードか身分証を出してください。
……はい、○○さんですね。
身分証をお返しします。
貸出期間は、1週間です。
期間中に返却してください。
>久美子は、○○の名前で本を借りた。
久美子:ありがとう、助かったわ。
ところで、ちょっと学校へ行く用があるの。
つきあってくれる?
久美子:ごめんね。わたしの都合にばかり
つきあわせて。
久美子:そんなワガママ言わないの。
世界は、あなたの都合では動いていないのよ。
さあ、行きましょ。
――喫茶アフロ――
久美子:わたしは、学校に用事があるの。
――博物館――
久美子:わたし、学校へ行く用があるの。
笠置山に行きましょ。
――臨海病院――
久美子:学校へ行く用事があるのよ。
北大は、笠置山の南でしょう。
――朝日区――
久美子:学校に用事があるって
言ったじゃない。
笠置山は、こっちじゃないでしょう。
――笠置山――
マンションの住人:近くに大学があって
静かで住みやすいところだよ。
たまに、学生が騒がしい時はあるけどね。
山歩き愛好家:笠置山は、山歩きにちょうど
いいので、気に入ってるんだ。
でも、近ごろ山の奥に行けないんだ。
道に迷うはずも、道順を忘れるはずも
ないんだが……
――北山大学――
>大学正門。
門は閉まっている。
久美子:あー、やっぱり閉まってる。
裏に回んなきゃ。
久美子:実はここ、いつでも通れるって
知ってた?……知らなかったの?
ちゃんと、学校に出てないからでしょう。
久美子:ここから、いつでも通れるって
さすがに知ってるわね。
北大生の常識よね。
>大学正門。
門は閉まっている。
久美子:あー、やっぱり閉まってる。
裏に回んなきゃ。
久美子:大学の裏門は、
いつでも開いてるのよ。
便利なんだけど、不用心よね。
久美子:何で、学生じゃないのに、
ここが通れるのを知ってるの。
あっ、忘れてたわ。
チケット取りに行くんだったわ。
例の約束していたコンサートのチケット
予約が取れたのよ。
○○くん、お願いしていい?
矢東ビルのチケットガイドへ行って、
コンサートのチケットを取りに来て
くれない?
ビルは、矢来区のアーケード入り口の手前に
あるわよ。
わたし、吾妻教授のところへ行って用事を
すませたら、臨海公園の喫茶店で
待ってるわ。
チケット取って来てね。おねがい。
久美子:用事はけっこう時間がかかりそう
だから、先に行ってきて、おねがい。
>どうしますか?
――矢来銀座――
――葛葉探偵事務所――
若い女:何か用?
今、探偵の葛葉は、留守なの。
――占いの館――
占い師:ごめんなさいね~。
今、準備中なのよ。
――クローバージム――
オーナー:ん?
入会希望者か?
今なら、私がビシビシしごいてやるぞ!
ハッハッハッハッ!!
――イノセンス――
マスター:申し訳ありません。
まだ、準備中なんですよ。
――エゼキエル――
黒服:お客様の服装では、ご入場はお断わり
いたします。
――クレテイシャス――
男:おい、ここはおまえさんみたいな
ボウヤが来るとこじゃねえよ。
――生体エナジー協会――
男:ようこそ、生体ネナジー協会へ。
わたくしどもの活動に、興味を持った方の
入会を、お待ちしているのですよ…。
あなたも、入会希望の方ですか?
フフフフフ…。
――業魔殿――
男:誰だ?
ここは、おまえの来る所ではない。
だまって、立ち去るがよい。
――金王屋――
店主:いらっしゃい。
…なんか用かい?
ここは、あんたみたいに若い人が
来るとこじゃないよ。
さあ、帰った、帰った。
――歯車堂本舗――
女店主:いらっしゃいませ。
何を、お探し?
あっ、そういうこと…
ムフフ…
若いって、いいわね。
あら、何もいらないの?
そう…。
――丸瀬不動産――
丸瀬:いらっしゃいませ。
ウチは、数多くの物件を扱っております。
新居をお求めの際には、
ぜひ我が丸瀬不動産へ。
…お待ちしていますよ。
――セルフディフェンス――
店主:いや~、
よういらっしゃいましたな~!!
ところで、何をお求めで。
なに? 違うんかあ?
それやったら、帰ってもらおか~!!
――コインロッカー――
>コインロッカー。(*選択肢なし)
姉:走って走って
風になる瞬間が、もう最高!
妹:欲を言えばスケートを
仕事に活かせれば、いいのになぁ。
女の人(*セールスレディ):最近、仕事も男も
うまくいかないのよね。
ふう……占いでもしてみようかしら。
男:喫茶店のマスター、しぶかったなぁ。
僕もアフロにしてみようかな。
女:それだけはやめて。
女子高生:占いの館のマリーおばさんは
よく当てるので有名なのよ、ホンキ。
私の住んでいる朝日区にも、
スサノオを祭っている
神社があるんだけど………
そっちに御参りするよりも、
すぐに未来を教えてもらう方が、
LLいいじゃない。
ちょっとかなりとても、お金が
かかるのが、ハート的に痛いけどね。
男(*金髪黒男):……………
……………………
……………………
…………………………
…………………………
エクスキューズ・ミー!!
女(*魅惑ガール):あなた彼女いるんでしょ。
ダメよ、変なとこに行っちゃ。
女はそういうことに敏感なんだから。
男(*グラサン):………………
どけ、邪魔だ。
めだま男:詩、それは詩。
そして詩は、まだ歌えない詩。
今、考えているから後で聞いてくれ。
左の男:くずのは探偵事務所って(*「葛葉」は平仮名)
どんな仕事してんのかな。
右の男:さあな。浮気とか
フリンとかの調査じゃないのか。
俺らには関係ない世界だよ。
女:3LDKで3階より上で、
南向きのフローリングの3年以内なら、
まぁ満足しちゃうかな。
男:いやいや、それだけでは甘いな。
部屋選びのポイントは隣の住人が、
どんな人間かにつきるね。
女:そうそう。でも1番の
ポイントは値段なのよね………
女:テクノサーカスのモーロックが
復活するんですって。知ってた?
男:いや初耳。でもさ、
メンバーの誰か他界してなかった?
――矢来区――
左の男:中華街の関帝廟は、
あの三国志の関羽を祭ったものなんだぜ。
右の男:関羽は偉人だよ。
ほんと、道教の神と呼ぶに相応しいよな。
男:この辺でメシがうまいといえば、
やっぱ、中華街だろうな。
女:うんうん、特に
四川飯店のカニチャーハンは、
文句なしに美味よね。
男:店の雰囲気も悪くないし、
四千年本格派の味は、
値段さえ見なけりゃ星3つだな。
男:東亜TVと電波塔を
結んでいる連絡通路を見るたびに
思うことなんですが………
どうやってあんなの、
つくったんでしょうか?
高いところが苦手な私には、
すごく不思議ですよ、ほんとに。
ギャル:今、一番ホットな俳優は、
クールでダークな優作さん!
視線が重なるだけで昇天しちゃう。
私、彼のデビュー前から応援してるの。
もちろん工藤優作ファンクラブ、
会員ナンバーはシングル番よ。
今日は彼の収録番組があるから、
ここで、待ちぶせしてるんだ。
彼の横顔を見れるだけで幸せー。
――矢東ビル――
グゲゲ
グゲグゲグゲゲゲェ
謎の男:出たか。このザコどもめ。
*幽鬼ガキ×2、外道スライム×1と戦闘
謎の男:きさま、なぜここにいる?
1人でいたら、死ぬぞ。わかってるのか?
このビルは、何者かが異界化させている。
そいつを倒さないと、外には出られん。
外へ出たければ、おれについて来るんだな。
もっとも、きさまが生き残れるかどうかの
保証はできんがな。
――矢東ビル3F――
タカシ:うへへっ、うへへへへへへっ、
いいぜいいぜ、血がどんどん集まってくるぜ
このビルのやつらは、みんな殺しちまった。
親分は、あまりハデにやるなって言ったが、
もう、がまんできねぇ!!
うへへっ、うへへっ、うへへへへへっ!!
謎の男:おい、そこのチンピラ。
バカさわぎも、いい加減にしな。
おまえは、これでおしまいだ。
タカシ:なんだ?おめぇ?
このタカシ様をタダのチンピラだと思って、
ナメたらあかんぜぇ!!
このタカシ様は、悪魔を呼び出す力を
持ってるんだぜぇ。どうだ!おどろいたか!
謎の男:ほう、それはスゴイな。
グレムリンでも、呼び出せるのか?
タカシ:なにぃチキショウ!ナメやがって!
あとでほづらかくなよっ!!
ピシャーチャ!!出てこい!!
タカシ:うへへっ、うへへっ、うへへっ!!
死にやがれっ!!
*悪霊ピシャーチャ×4と戦闘
タカシ:な、なにぃ!ピシャーチャを
あっさり倒しちまうなんて、何者だ…?
くそっ!!おめぇなんか、シドの先生に
かかればイチコロだぜ!!チクショウ!
おぼえてやがれっ!!
謎の男:異界化が解ける……。
外に出られるぞ。
謎の男:ふん、よく生きていられたな。
だが、このことを誰かに話したら、
命はないぞ……いいな。
女の声:キョウジ!
デビルサマナーともあろう者が
若い子相手に、何スゴんでるのよ。
キョウジ:なんだ……レイ、お前か。
レイ:なんだはないでしょ。
わざわざ、迎えに来てあげたのに。
まあ、あんたの力だったら
だいじょうぶだと思ったけどね。
きみ、早くお帰りよ。気をつけてね。
キョウジ:おい、レイ。
勝手にそいつを帰すな。
レイ:だいじょうぶよ。
彼がこのことを誰かに話したって
どうせ、信じてもらえないわよ。
この人の気が変わらないうちに、
早く帰りなよ。
キョウジ:おれは帰っていいなんて
言ってないぞ。
……まあいい……勝手にしろ。
次に会った時には、命の保証はしない……。
あばよ。
レイ:キョウジ、待ってよ!
ああ、行っちゃった。
君も気をつけて、帰ってね。
えっ、コンサートのチケット?
ビル全体が、悪魔たちに荒らされて、
チケットガイドもメチャメチャだったから、
手に入るわけないよ。
彼女に頼まれた?
まあ、あやまるしかないわね。
じゃあね。
レイ:まだ、いたの?うろうろしてると
面倒にまきこまれるわよ。
……あの人?……キョウジなら、
1人でどっか行っちゃったわよ。
ほんとに、勝手な人だから。
――葛葉探偵事務所――
レイ:何か用?
……おや、きみは、矢東ビルにいた……。
葛葉は、いま留守なの。
――喫茶アフロ――
マスター:いらっしゃい。
TV:……倒れているのを
近くを通りかかった人に発見されました。
死亡していたのは、自称、私立探偵の
葛葉キョウジさんです。
葛葉さんの遺体には、外傷はなく死因は
今のところ不明です。警察では遺体を
司法解剖して、死因を調べるとともに、
目撃者を探すなど、
手がかりを集めています……。
マスター:……まったく、世の中ぶっそうに
なりましたねぇ。
ああ、そうだ……○○さん。
秦野さんから、伝言をことづかって
ます。
チケットを取って来たら、雲雀ヶ丘の私の家
まで持って来てほしい、とのことです。
……彼女、雲雀ヶ丘に住んでるんですか。
お嬢さまなんですねぇ。
――工事現場――
怪しい神父:あなたハ、
○○○○さン、ですネ?
私ハ、あなたニ、用事がありまス。
ちょっト、こちらに来てくださイ。
怪しい神父:さテ、○○さン。
あなたハ、図書館で本を借りましたネ?
申し遅れましタ。私、シド・デイビスと
いいまス。○○○○さン。
私にその本ヲ、わたすのでス。フッフッフ。
何?持ってないですカ?
それハ、困りましたですネ。
でハ、あなたに用はありませン。
死んでもらいまス。と言いたいところですガ
あなたモ、死にたくはないでしょウ。
私から逃げのびテ、このビルから出られたラ
見逃してあげましょウ。フッフッフ。
さア、お逃げないさイ。
シド:もっト、逃げ回っテ
せいぜイ、私を楽しませてくださいヨ。
フッフッフ。
シド:さア、逃げ回りなさイ。
むだな努力をするのでス。
フッフッフ。
シド:フッフッフッフッフッフ。
さア、お遊びはここまでにしましょうカ。
私から逃げられなかっタ、
○○○○さんにハ、
死んでいただきましょウ。
さすがニ、出口の無いビルからハ、
逃げ出せませんでしたネ。
フッフッフッフ…………。
おヤ、もうお倒れなのですカ。なぜですカ?
――三途の川辺――
男:……死せる魂よ……。
ようこそ、三途の川辺へ……。
私はカロン、三途の川の渡し守。
そなた、○○○○であった魂は、
これより、川を渡るものなり……
カロン:……なんと、どうやらそなたは、
いまだ死せる定めにあらず。
川を渡ること、まかりならん。
では、立ち去るがよい……。
カロン:どうしたものか、
そなたの魂は元の身体にもどれぬ。
さりとて、死せる定めになきものに、
川を渡らせるわけにもゆかず……。
どうしたものか?
では、代わりの身体へ送り返すとしよう。
さらば、○○○○であった魂よ……。
――臨海病院――
医師:ああっ、し、死体が動いた!!
ゾ、ゾンビだー!!助けてくれー!!
看護婦:せ、先生!置いてかないでー!!
医師:た、大変だー!!
死体が動き出したぞー!!
看護婦の声:せ、先生!落ちついてっ!!
落ちついてください!!
レイ:キョウジ!!
……生きてたのね……よかった。
こうしちゃ、いられないわ。
病院の中は、大騒ぎよ。
さっさと、ずらかったほうが利口よ。
大丈夫?自分で歩ける?
じゃあ、あんたのオフィスへ連れてくわ。
――葛葉探偵事務所――
レイ:さあ、あんたのオフィスについたわ。
みんな、あんたのこと心配してたから、
ちょっと、顔出ししてきなよ。
念のため、いつものように、
クローバー・ジムで身体を直してもらった (*「治して」の間違い)
ほうがいいかもね。
向かいの占い屋のクソババァには、
あんまり、会いたくないかもしれないけど
義理は、欠かないようにしないとね。
出かけるなら、念のため奥の部屋から
武器や防具を取って装備してね。
殺されかけたんだから、気をつけなよ。
じゃあ、あんまり無理しないでね。
あたしは、いろいろ用事があるから、
ちょっと出かけてくるわ。
別に戦うわけじゃないし、重いから
武器と防具、置いていくわ。
預かっといてね。
>レイ・レイホゥは、出かけていった。
ジャンビーヤ、
レディ・スミス、
6’Sチョーカー、
サニエスのスーツ、
こうまのゆびわ、
シェラガモブーツ、を手に入れた。
>事務所の奥に、隠し部屋があった。
ランドールナイフ、
デザートイーグル、
つうじょうだん、
S’Aチェーン、
ガルチェのスーツ、
しょうきがいりん、
サイドゴアブーツ、を手に入れた。
さらに、¥10000.手に入れた。
――DDS-NET――
現在、システムメンテナンスのため、
アクセスできません。