
アナハイム・エレクトロニクス社が開発した地球連邦軍の量産型モビルスーツ。サナリィが提示した「モビルスーツの小型化」という指針により開発されており、ジェガンをダウンサイジングしたような機体と言える。基本性能自体は原型機とさほど変わっていないが、小型化したことで出力に余裕ができ、機動性も向上している。しかし、目新しい技術は特に採用されていないため、連邦軍からの要求性能には達していないことから、より高性能な小型モビルスーツが開発されるまでの埋め合わせとして制式採用されることとなった。また、後発で対策研究が施されたクロスボーン・バンガードのモビルスーツと比べると、出力や運動性、ビームシールドの未装備など様々な点で劣っていることは否めず、サナリィは本機の開発がきっかけとなって、モビルスーツの独自開発に乗り出すことになった。
スペック
分類 | 汎用モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | RGM-109 |
全高 | 15.7m |
本体重量 | 9.1t |
全備重量 | 22.7t |
動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,870kW |
スラスター推力 | 21,250kg×2、9,940kg×4 |
スラスター総推力 | 82,260kg |
アポジモーター数 | 59 |
装甲材質 | ガンダリウム合金セラミック複合材 |
開発 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | ビルギット・ピリヨ、連邦兵 |
初登場作品 | 機動戦士ガンダムF91(1991年3月16日公開) |
武装
- 頭部バルカン
頭部に2門内蔵。
- シールド
防御用の実体盾。
- ハンドグレネード
両腰に各4基をマウントしている。
- ビーム・サーベル
接近戦用武器。
- ビーム・ライフル
本機の主兵装。
添付ファイル