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  • 決闘バトルロイヤル @ ウィキ
  • 人類の可能性と人間が生み出した哀しき怪物

決闘バトルロイヤル @ ウィキ

人類の可能性と人間が生み出した哀しき怪物

最終更新:2022年06月21日 01:52

匿名ユーザー

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肉体派おじゃる丸――そんな不名誉なあだ名を付けられ、ネットで馬鹿にされている男が居た。
 彼は非常に優れた肉体美の持ち主だ。胸囲120cmを誇り、上半身に比べて下半身が貧弱なわけでもない。絵に描いたような身体は世のホモ達を魅了する――はずだった。
 しかし自慢の肉体よりもおじゃる丸のような特徴的なおかっぱをネタにされたせいで彼は「肉体派おじゃる丸」というふざけた名前で様々な動画を作られてしまう。
 ホモビデオに出演するというたった一度の過ちが原因でこれほどまでに嘲笑されるとは、彼自身も考えていなかったことだ。

 もしも自分がホモビにさえ出ていなければ――そんなことは何度も考えた。
 TDNや野獣先輩といった有名なホモ達に対する怨みも凄まじく、彼らさえ居なければ自分はここまでネタにされていなかっただろうと思っている。
 事実として始まりの男であるTDNさえホモビに出ていなければ野獣先輩が発掘されることはなく、肉体派おじゃる丸がこうも馬鹿にされる日も来なかったのだろう。

 そもそも彼の肉体は本来ならば褒められるべき圧倒的な筋肉量を誇る。だからホモのオカズにされるくらいなら肉体派おじゃる丸も納得出来た。自慢の肉体でホモが抜くなら、名誉なことかもしれない。それほどまでに価値を見出してくれたという証拠なのだから。
 だがホモガキ共から馬鹿にされるのは我慢ならない。ホモガキの大半がヒョロガリだろうにネットを駆使して自慢の肉体を嘲笑する。――どうせ目の前では何も言えないくせにネットで好き放題にバカにする彼らを肉体派おじゃる丸は許せない。

 だからこの決闘のルールを聞いた時、肉体派おじゃる丸は思わず笑ってしまった。

『詳しいルールは決闘者諸君に配布済みの『説明書』に記載されている。最後の一人まで生き残った者をデュエルキングとし、富と名誉を与える。更に一つだけどんな願いでも叶えることが可能となる』

 ――これは肉体派おじゃる丸にとって最高の褒美だ。
 何故なら肉体派おじゃる丸は淫夢やホモガキを本気で嫌っているし、自分がホモビに出演した過去を悔いている。
 このまま永遠に嘲笑され続ける人生だと諦めていたが――ようやくこの運命から開放される好機が訪れた。

 叶えたい願いはもちろん、淫夢の根絶だ。
 しかし淫夢を完全に滅ぼせば憎きTDNや野獣先輩も救われてしまう。あいつらにはもっと苦しんでもらわなければならない。特にTDNは何故か世間的には許されたみたいな雰囲気になっているのがまた肉体派おじゃる丸にとっては腹ただしい

 ホモガキを全員この世から決してやりたいが、これも同様の理由で無しだ。TDNや野獣先輩を追い詰めるにはホモガキの存在が必要不可欠。皮肉にも肉体派おじゃる丸にとってホモガキは一定数いなければならない存在である。

 だから無難に歴史改変して、自分がホモビに出演した過去を無くす。そうすることで必然的に現代(いま)の世界は変わり、肉体派おじゃる丸という不名誉なあだ名も消え失せるだろう。もちろんくだらない動画の数々から自分の姿も消えるに違いない。

「(これ以上ない最高の機会に)笑っちゃうんすよね」

 肉体派おじゃる丸はハ・デスに感謝し、満面の笑みを浮かべていた。
 冥界の魔王に感謝するという行為は唯一神GOすらも許さないかもしれないが、淫夢出演とかいうクッソ汚い黒歴史を取り消せる絶好の機会だからね、仕方ないね。



 さて。優勝狙いを決意した肉おじゃの行動は早い。
 I♥人類というふざけたTシャツの男と黒の剣士を見つけると、彼ら目掛けて全速力で駆け抜ける。
 拳をグッと握り締め、全身に殺意を漲らせる。相手は自分よりも年下の男二人――しかも圧倒的な筋肉量を誇る肉おじゃと違い、ひょろひょろで筋肉が全く無いように見える。特に黒の剣士の方は女顔だから更に弱そうだ。

 Tシャツの男は腕に装着した謎のカードデッキから5枚を引く。――アレは間違いなく遊戯王カードだ。遊戯王は日本人ならば誰もが知ってるであろうカードゲームであり、肉おじゃだってその存在は知っている。当たり前だよなぁ?
 だがたかだか遊戯王カードでこの自慢の肉体を傷付けるなんて無理だ。海馬瀬人のようにカード手裏剣でもマスターしているならともかく、あんなものはアニメや漫画の世界だから出来る謎技術。そんなことが現実で出来るわけないだろ、いい加減にしろ!

 そして女顔の黒の剣士は紫色のライトセーバーを構える。遊戯王カードなんかよりはよっぽど痛そうだが、ライトセーバーなんて所詮は架空上の武器。つまり黒の剣士が持ってるアレはライトセーバーを模したオモチャだと肉おじゃは判断する。きっとトイザらスか何かで買ったものだろう。

「そんなオモチャで対抗しようとするなんて、笑っちゃうんすよね」

 あまりにも滑稽な二人組を肉おじゃは嘲笑い、先ずはTシャツの男へ殴り掛かる。
 その鍛え上げられた筋肉は見事、男の頭部を――

「――悪いな、あんたの相手は俺だ」

 ――破壊することなく、黒の剣士がライトセーバーにてその攻撃を防いだ。
 厳密にはライトセーバーではなくカゲミツG4。GGOというゲームで彼が愛用していた剣だ。
 そして黒の剣士キリトは真っ直ぐとした瞳で肉おじゃを見据えた。

「この変なおっさんが初陣か。そんじゃ、ま――ゲームを始めようか」

 そしてTシャツの男――空もまた自分が殴り掛かられたことに一切動じず、堂々とゲーム開始を宣言する。

「クキキキキ……」

 ただのオモチャだと思っていたライトセーバーが本物で肉おじゃが怒りを募らせる。
 彼の鋼の筋肉はカゲミツG4とまともにぶつかり合っても切断されることはなかったが、流石に生身の肉体でライトセーバーを相手にするのは痛い。
 当然本来の肉おじゃはこんなにも化け物染みた身体能力があるわけじゃないが、皮肉にも淫夢としてミーム汚染されたことでこの決闘場では補正が掛かっている。

 怒り狂った肉おじゃは一心不乱に拳を何度も振るう。なんだこのパワー系はたまげたなぁ。
 しかしアインクラッドの英雄、黒の剣士キリトは難なくそれらの攻撃を対処した。いくら肉おじゃのスペックが上がろうとも技量ではキリトが勝る。

「……これじゃ俺は何も出来ることがねえ。ちょいと試してみるか」

 空は自分が引いた5枚のカードを眺める。そのどれもがモンスターカードであり、このデッキの重要な要素である罠カードが何一つない。
 だがカードゲームというものは、何もドロー力が全てではない。ハッタリや駆け引き――そして様々なカードの効果を用いて戦うのがカードゲームというものだ。ドロー力に恵まれなくても、好きなカードを手札に呼び込むためのサーチカードだって多彩に存在する。

「俺はトリオンの蟲惑魔を通常召喚!更にトリオンの蟲惑魔の効果発動!トリオンの蟲惑魔は召喚に成功した時、デッキから落とし穴かホールのカードを1枚サーチすることが出来る」

 空がトリオンの蟲惑魔を召喚すると、デッキから粘着落とし穴をサーチする。この際に空はルールに則りちゃんとサーチしたカードを肉おじゃに見せているのだが、肉おじゃはテキストの確認すらしようとしない。もっともこの殺し合いと同等の決闘で、しかもキリトがいる状況だ。別にゲーマーなわけでもない肉おじゃにそこまで頭が回るわけない。

 しかし落とし穴――その言葉だけで何か厄介なものを手札に加えたことは推測出来る。何故かモンスターが実体化しているし、この場で遊戯王カードが如何に重要かを肉おじゃは察する。

「カードを1枚伏せて、俺はターンエンドだ。――さあ、お前のターンだぜ」

 空は律儀にターンエンドの宣言をする。この場ではモンスターはバトルフェイズという概念すらなく、攻撃可能なのだが――あえて彼は攻撃すら宣言せず、ターンを終了した。

「なんでもありの決闘でターンなんて、笑っちゃうんすよね」

 わざわざカードゲームのルールに則り、まるで正々堂々とデュエルでもしようとしている空を肉おじゃは嘲笑う。

 何がターンエンドだ。これは決闘――純粋な力較べであり、ルール無用だ。ターンなんて概念はないはずである。
 しかし肉おじゃの前に立ちはだかっている黒の剣士は空の理解不能な行動を微塵も疑わず、肉おじゃの相手に集中している。――まるで空を信じているとでも言うかのように。

「なんすか、その目は……」

 その目が――空を信じて肉おじゃを見据えるその瞳が、肉おじゃにとっては何よりも苛立つ。人間なんて醜い生き物だ。たった一度の過ち――ただそれだけで淫夢ファミリーの一員として「肉体派おじゃる丸」という不名誉なあだ名を付けられ、世界中の人々から馬鹿にされてきた。そしてどうしてだろうか――肉おじゃはこの決闘に巻き込まれてから自身の名前すらも思い出せない。
 肉体派おじゃる丸という憎悪してる名は鮮明に覚えているのに、何故か彼の名前は忘却の彼方に消えてしまった。――淫夢の肉体派おじゃる丸として決闘場に召喚された彼は、本来の名前すら剥奪される。ハ・デスはホモビ男優の記憶や在り方すらも捻じ曲げたのだ。

「なんというか……人間を信じるなんて、笑っちゃうんすよね……」

 肉おじゃは人間不信だ。淫夢で浸透してから、常に誰かに嘲笑われてるような感覚に苛まれている。
 そんなどうしようもない運命から逃れるためならば――目の前の剣士も、目つきの悪いゲーマーも喜んでこの手で屠ろう。
 哀しき怪物は一度キリトから距離を取り、支給されたカードを天に翳す。

「これが魔法カードか……!」

 肉おじゃの右腕の筋肉がみるみるうちに凝縮され、ただでさえ逞しい腕が更なる厚みを増していくのを見てキリトは戦慄する。
 鋼鉄のような肉体――そんな言葉すらも今の彼を表すには、あまりにも足りていない。

 肉おじゃが発動した魔法カードはゴッド・ハンド・クラッシャー――神のカードの1枚、オベリスクの巨神兵の技名を冠するカードだ。

 過酷なデスゲームを生き抜き、クリアへ導いた黒の剣士も。天才ゲーマー兄妹の片割れも。神の一撃を受ければ間違いなくその命を散らすことだろう。

「フフハッ。これは神の一撃らしいすよ。もうあんた達も、終わりっすね!」

 支給品の説明には神の一撃と記載されていた。この目でトリオンの蟲惑魔が実体化するのを見るまでは遊戯王カードなんて何も意味が無いハズレ支給品だと思っていたが、どうやら大当たりだったようだ。
 勝利を確信した肉おじゃが拳を振り上げた瞬間――

「この瞬間、罠カード発動。粘着落とし穴!」

 肉おじゃの身体は落とし穴に嵌り、その攻撃も地面に打ち付けるだけで不発に終わる。
 落とし穴の大きさはそれほど大きくない――一般人でもすぐに自力で戻れる程度のものだろう。だが落とし穴の底には粘着質な液体が溜まっており、それによって肉おじゃは身動きを封じられた。

「クキキキキ……!」

 肉おじゃが凄まじい憎悪を募らせた表情で空を睨む。I♥人類という文字の書かれたTシャツが、彼の憎しみを更に高める。

「神の一撃だかなんだか知らねえが――人類ナメるんじゃねえ」

 罠カードの発動には1ターンの経過が必要だ。それを考慮した上で空は即座にターンエンドを宣言した。
 肉おじゃがトリオンを見た時――彼の口元は僅かに笑っていた。他の者ならば見逃してしまうかもしれないその一瞬の挙動を空は見逃すことなく、彼に何らかのカードが支給されていることを警戒していたのだ。

 そして案の定――というか予想以上にとんでもないチートカードが支給されていたから、空はすぐに粘着落とし穴を発動した。

 ゴッド・ハンド・クラッシャーには●相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。という効果もあるが、これは任意効果。精神的に余裕がない肉おじゃはその効果を使わず、攻撃手段としてのみ発動した。
 もっともそちらの効果を使われてもチェーンして破壊される前に粘着落とし穴を発動したら済む話。つまり肉おじゃは空にゲームで敗北したのだ。

 だが空もキリトも決してまだ油断していない。相手は何かまだ切り札を隠している可能性がある――と空が考えていたら、予想的中。粘着質な液体から抜け出した肉おじゃは『強制脱出装置』を発動することですぐさまどこかへワープした。

 この強制脱出装置――罠カードなのだが自分自身に使う場合のみすぐに発動出来るという細工を施されている。ゴールドシリーズという特殊なカードであるがゆえに一度使えば消滅してしまうが、それでも肉おじゃはなんとか戦場から脱することが出来た。
 あのまま黒の剣士とI♥人類の男を殺したい気持ちも強かったが、あんな未知の技術を使われては勝ち目が薄い。それにゴッド・ハンド・クラッシャーは強力なカードだがその代わり一度使ったら暫く使えないデメリットもある。

「次に出会ったら絶対殺してやるっすからね……」

 肉おじゃは憎悪を募らせながら、優勝を目指して歩き始めた。

【肉体派おじゃる丸@真夏の夜の淫夢】
[状態]:疲労(中)
[装備]:
[道具]:基本支給品、ゴッド・ハンド・クラッシャー@遊戯王OCG、ランダム支給品0~1
[思考・状況]基本方針:優勝して淫夢の歴史から自分の存在を抹消する
1:黒の剣士とI♥人類の男は次に出会ったら絶対殺してやるっすからね……
2:遊戯王カードはこの決闘で大事すね……
[備考]
※遊戯王カードの存在を知っていますが決闘者じゃないのでルールなどは詳しくありません
※本来の名前を思い出せません


 〇


「落とし穴は相手の動きを軽く封じるくらいが精一杯か。……ま、それくらいに制限しなきゃ決闘が成り立つわけねえよな」

 空に支給されたデッキ――それは落とし穴を駆使して戦う蟲惑魔だ。特別強い奈落の落とし穴などは入っていないが、それでも粘着落とし穴や落とし穴など本来ならば驚異的な効果を発揮するカードは投入されている。だがモンスターを破壊したり裏守備にすることがそのまま決闘でも適用されるはずがない。じゃなければバランスブレイカー過ぎる性能だ。
 もちろんNPCなんかには効果を発揮する可能性が高いが――対人戦では大幅に制限されている。だから肉おじゃも脱出できた。時間を稼いだり、相手の行動を妨害したり――そういう使い方がメインとなるだろう。

 ちなみにデッキの解説や遊戯王OCGのルールは説明書に同梱されていた。そして天才ゲーマーの空はそれをすぐに理解した。空から説明書を読ませてもらったキリトも多少は理解している。ゲーマーの彼らはすぐにこの決闘に適応したのだ。

 ちなみにキリトと空は偶然にもスタート地点が同じで、情報交換や遊戯王カードについて考察していたところに肉おじゃが襲来した。

 キリトが空を信用していた大きな理由はすぐにデッキの性質や遊戯王OCGについて理解したからだ。逆に空もキリトと話して、彼が信用出来る人物だと考えた。デスゲームを生き抜き、生還したという話も彼の瞳を見る限り嘘ではないだろう。
 なによりこのデスゲームを開いたハ・デスに対するキリトの怒りは間違いなく本物だ。それは初対面の空にもよく伝わった。

「俺たち自身を駒にしてゲームを始める――か。完全に俺たち人類を舐めた発言だな」
「相手は冥界の魔王らしいからな。それにゲームマスターからしたら、俺たち一般プレイヤーなんて本当に取るに足らない存在なのかもしれない」

 キリトの言葉について空は同感だ。完全にこちらが舐められているが、ゲームの運営なんてそんなものだろう。
 だが――だからといってキリトと空にこのゲームのクリアを諦める気はない。

「じゃあその魔王様に、人類の可能性ってやつを見せてやろうぜ」
「人類の可能性、か……」

 空白に敗北の二文字は無いし、黒の剣士には帰るべき場所がある。待っている彼女が居る。
 それにキリトはかつてシステムの力を否定した。システムの力を上回る人間の意志の力――それを黒の剣士は秘めている。
 空に「人類の可能性」という言葉を聞いてキリトはヒースクリフ――茅場晶彦との運命の一戦を思い出した。

 キリトはプレイヤーで、ハ・デスはゲームマスターだ。だからどうした?
 皮肉にも過去にデスゲームを開いた男――茅場のことを思い出し、キリトは前を向く。

「……そうだな、空。あのゲームマスターがどんなシステムを仕組んでも――最後に勝つのは人間の意志だ」

 天才ゲーマーの片割れと黒の剣士が手を組み、魔王を名乗る男がゲームマスターのデスゲームに挑む。負けるつもりはないが、油断もしていない。特にキリトはデスゲームの過酷さを嫌というほど経験している。

 そして彼らには白やアスナ――大切な人々がいるが、果たして彼女達もこの決闘に参加しているのだろうか?
 空と白が。閃光と黒の剣士が揃う時は、やってくるのだろうか――?


【キリト@ソードアート・オンライン(アニメ版)】
[状態]:疲労(小)
[装備]:カゲミツG4@ソードアート・オンライン
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:ハ・デスを倒す
1:空と共闘する
2:アスナやクライン達も居るのか?
[備考]
※参戦時期はソードアート・オンライン
アリシゼーション War of Underworld終了後
※遊戯王OCGのルールをだいたい把握しました
※アバターはSAO時代の黒の剣士。
GGOアバターに変身することも出来ます。GGOアバターでは《着弾予測円(バレット・サークル)》及び《弾道予測線(バレット・ライン)》が視認可能。
その他のアバターに変身するためには、そのアバターに縁の深い武器が必要です。SAOのアバターのみキリトを象徴するものであるためエリュシデータやダークリパルサー無しでも使用出来ます。SAOアバター時以外は二刀流スキルを発揮出来ません。これらのことはキリトに説明書に記されており、本人も把握済みです

【空@ノーゲーム・ノーライフ(アニメ版)】
[状態]:健康
[装備]:デュエルディスクとデッキ(蟲惑魔)@遊戯王OCG
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:ハ・デスを倒す。あまり人類ナメるんじゃねえ
1:キリトと共闘する
2:白も居るのか?
[備考]
※参戦時期はアニメ終了後
※遊戯王OCGのルール及び蟲惑魔デッキの回し方を把握しました

『支給品紹介』

【ゴッド・ハンド・クラッシャー@遊戯王OCG】
肉体派おじゃる丸に支給。
当ロワではこのカードを発動することでオベリスクの巨神兵の技、ゴッド・ハンド・クラッシャーを発動出来る。相手フィールドの魔法・罠カードの破壊も可能だがモンスター破壊効果は失っている。ただし対象が参加者以外のモンスターであれば破壊可能
一度発動すると6時間は使用出来ない

【デュエルディスクとデッキ(蟲惑魔)@遊戯王OCG】
空に支給。奈落の落とし穴などバランスブレイカーになり得るカードは入っていない
また破壊する効果はNPCや参加者以外のモンスターにしか発動せず、落とし穴は行動の妨害や時間稼ぎがメインとなる。エクストラデッキ付き
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