登録日:2025/06/03 Tue 20:45:12
更新日:2025/06/06 Fri 17:55:21NEW!
所要時間:約 26 分間……私のモノになりなさい。
十王星南は、『
学園アイドルマスター』の登場人物。
CV:
陽高真白
名前も声優名もなかなかに変換しづらいので辞書登録をおすすめする。
プロフィール |
年齢 |
17歳 |
血液型 |
A型 |
誕生日 |
12月7日 |
星座 |
いて座 |
身長 |
170cm |
体重 |
54kg |
スリーサイズ |
88/56/86 |
利き手 |
両 |
出身地 |
東京都 |
趣味 |
レッスン、才能のあるアイドルを見つけること |
特技 |
アイドルの才能を見抜くこと |
初期評価 |
歌唱力:8 |
ダンス力:8 |
表現力:8 |
???(潜在能力→スター性):0 |
???(愛嬌):0 |
初星学園の生徒会長。「学園一のアイドル」と呼ばれ、多くの生徒たちから慕われている。 学園長の孫娘で、幼少時からアイドルのエリート教育を受けて育った。 「アイドルの才能を見抜く」特技があり、ことねを一目で気に入るが、なぜか距離を置かれてしまう。 |
人物
学園アイドルマスターの舞台である初星学園で現生徒会長を務める人物。
同時に彼女自身もアイドルであり、さらに本編が始まる前回の「H.I.F(Hatsuboshi IDOL FESTIVAL)」の優勝者……すなわち学園で最高のアイドルである
「一番星」の称号を与えられた人物でもある。
制服は特別感のある白いジャケットを基調とし、黒いネクタイに星模様のネクタイピン。黒いストッキングが映える美脚を備えた、見た目にも超然とした印象を与える。
サービス開始当初からキャラクターとして存在はしていたが、扱いとしては非プレイアブルキャラクターであり、一部サポートカードやメインストーリーである初星コミュ、または一部アイドルの親愛度コミュに登場するのみであった。
だが、扱いとしては初期実装の9名とほぼ同列の扱いであり、非プレイアブルなだけの実装キャラと言っても過言ではない扱いだった。
そして、学マスハーフアニバーサリー期間中の11月16日に新育成プラン「アノマリー」と共にPアイドルとして実装された。
名前から察しが付くかもしれないが、初星学園の学園長である「十王邦夫」の実の孫。同時に初星学園そのものを事務所とした「100(じゅうおう)プロ」の社長の実子でもある。
アイドルプロデュース事務所の娘として産まれ、アイドル養成校のトップを家系に持つ、生まれながらにしてアイドルになるべくしてなった存在。
幼い頃(小学生くらい?)からアイドルとして表舞台で活動していた模様。
ただし、この特別で恵まれた環境下で育ったアドバンテージはあるとはいえ、「一番星」を勝ち取ったのはあくまで本人の実力であり、決して親の七光りというわけではない。
本人もプロのアイドルへの憧憬や尊敬を持ちながらも、自身が学園の頂点であることを自覚し、常に研鑽を惜しまず、アイドルとしての輝きを多くの人に振りまく努力を欠かさない。
学内にはファンクラブも存在し、生徒会長、そして一番星としての責務を果たす事に使命をかけ、それを遂行できる実力を持つ紛れもない超人。
アイドルの能力を数値化して見ることが出来るという
バトル漫画もしくはなろう系みたいな能力を保持している。
この能力はかなり正確なもので、実際の相手の本来の
能力値を見抜き、更にそのアイドルが持ち得る伸び代……いわゆる「
潜在能力」までも可視化することが可能。
この能力を用いて彼女は生徒会のスカウトを行っており、実際に集められたメンバーは
初星学園の将来を担える若き逸材達であった。
ただし、良くも悪くも単純な数値化をする能力であり、性格などの単純な数値では計り得ないものを可視化することは出来ない。
このため、美鈴の本性を見抜けなかった。
従来の作品で言うならば「
ティンと来た!」とでも言うべきか。
ここまで書いて分かる通り生まれも育ちの生粋のお嬢様であるが、一般常識に疎いなどということは殆どなく、学園の生徒達を対等に見れる存在でもある。
アイドル一辺倒の生活を送ってきたが故にアイドルファンを取り巻くサブカルチャー的な部分に疎いことはままあるが、人として分別の付かないような事は基本的にしない。
異常を感じる事には相当に戸惑い、普通の少女としての側面も垣間見せ、そこもまた彼女のギャップ的な魅力と言える。
また、彼女本人は既に「一番星」となった実績を持つため、本人は既にアイドルとして成すことを終えたという認識を持っており、今後は後進の育成を目指し、高等部卒業後はプロデューサー科(主人公と同じ立場)に入るために日々勉強中である。
生徒会のスカウトおよびことねのストーキング行為もその一環であり、生徒会長である内に自分を超える逸材を育てることを今の目標としている。
最高の環境で育ち、最高のサポートを受けて、ようやく。
彼女は自身を「環境に恵まれただけの凡人」と認識しており、自分はトップアイドルの器ではない、と自嘲する。
実は彼女の持つアイドルの能力の数値化は彼女自身にも適用される。そのため、彼女は自分の実力と限界が既に見えていたのだ。
彼女にとって「トップアイドル」とは「世界一」の考えではない。
「誰かにとっての一番を描ける存在」こそが彼女の考えるトップアイドルであり、同時に本人はそれを叶えられる存在ではない、という風に考えていたのだ。
そういう事情があり、彼女は「私を超えるアイドルを育てる」という目標を立てた。
いつか輝く、未来のあるアイドルのためにと――
トップアイドルとは、ひとりひとりの中にある夢のかたち。
そしてそんな夢と計画は、一人のプロデューサーの登場で一気に狂うこととなる。
果たして、本当の「トップアイドル」を目指す彼女の旅の終着点は――
学園一の実力を持ち、多くの者の憧れとなり、多大な信頼を集め、時として家柄の強さも武器にする。
紛れもない才女であり、非の打ち所のない人物である。
……完璧無比の彼女だが、
唯一にして最大の、彼女の才能・美貌・家柄の全てを差し置いてもなお覆しきれない欠点が存在する。
それが、初星学園アイドル科一年生である
藤田ことねに
ストーカーのような行為を取り続けているという点である。
星南はことねを「アイドル力10万の逸材」としてかなり執心しており、彼女をプロデュースするためにあらゆる手段を講じるのだが、そのほとんどが「悪い金持ちが貧乏人を騙そうとしてる構図」あるいは「相手の心情を全く考えない一方的な愛情」であり、ことねの日常を脅かしてしまっている。
当人に全くその意識はなく「自分は誠心誠意ことねのことを考えて行動している」と信じて疑わないため、非常にタチが悪い。
+
|
実録!十王星南と藤田ことねのスカウト合戦の記録 |
- アルバイト先まで出向き、アルバイトが終わった頃を狙って偶然を装い接触して勧誘。その際、乗り付けてきた自家用車の中で話をしようとする。誰が乗ると思うんだ。
- 生徒会室にことねを呼びつけタイマンで勧誘。周りに誰も付けない密室に連れ込むなど、勘違いされても文句が言えない。
- ことねの教室まで直接向かいスカウト行為。一方的にライブの約束を取り付け、友人認定。何度も言うが星南は3年生で生徒会長で一番星、対することねは内部進学組とはいえただの1年生である。周りがどう思うのかを全く考えていない……
- 勧誘時にバイトを理由に断られるも、バイトをする必要がない資金を提供することを発言。意図はどうあれ、借金である。
- テストの赤点を悩むことねに星南の自室での個人レッスンを提案。
だからその連れ込み癖をやめろ!!
|
このように数々の蛮行愛情を向け続ける星南だったが、当然ことねは振り向かず連戦連敗。彼女の一方的な愛情が報われる日は来るのだろうか……?
また、この件で判明している彼女の数少ない弱点として「他人への説明・言語化能力が下手」という点が挙げられる。これはことねに限らず、現生徒会の勧誘時にも全く同じ傾向が示されており、ことね以外の勧誘に成功したのは出来すぎと言わざるを得ない。
また、自分自身が割と特別であることを認識しながらも努力でのし上がった意識が強いためか「周りには自分を超えてほしい」=「周りも自分と同じようになれる」と思っているせいか、他人も自分と同じ程度の理解力があると思って会話をしている節がある。
ことね以外では千奈に対してもともすれば危うく思われる発言をしており、千奈が星南を尊敬してアイドルになっていなかったら明らかに危ない場面は何度か存在する。
ちなみにプロデュースしたいというのも本音ではあるが、単純に藤田ことねの大ファンでもあると言える。
自室はことねのぬいぐるみなど藤田ことねグッズの祭壇ができている。この部屋に普通に招待しようとする辺り、やはり思考がストーカーよりである。
さらにバレンタインフェスのタイミングで「ことねの3Dモデルを作成しことねチョコを作ってプレゼントする」という奇行にも出ている。当然当人はドン引きだった。
だが、別の時間軸ではプロデューサーが施策として星南型のチョコを受注販売しようとした際にはドン引きし、「同じ発想をするであろう同志」だと決めつけられても完全否定していた。どうなってんだ。
そんなわけでプレイアブルとして実装されても本人よりことね中心に話が向かってしまうのでは……と多くの人に思われたが……
ストーリー
フフ……私の予定を狂わせた責任――
取ってくださいね、先輩。
当初は自分がプロデューサーとなる夢を叶えるため、プロデューサーのスカウトを断るものの、「トップアイドル」という彼女が描いた一つの夢を叶えるために「1年」という条件付きで契約。
プロデューサーのことは基本的にプロデューサーと呼ぶが、プロデューサーの後輩である星南にとっては「先輩」でもあるため、そのように呼ぶこともしばしば。
「アイデンティティを奪われてる気がします……」
星南の実力を一通り確認するプロデューサー。
そこで彼女が「一番星」となった時から全く成長していない、という事実に直面する。
星南自身も「アイドルの実力を見抜く特技」によって自覚している問題で、能力値も潜在能力も既に限界が見えているという状態。
星南が言うには、彼女が見ているのは「Dance」「Vocal」「Visual」の主要なアイドルの3要素の数字、ということだが……
では、それ以外を伸ばしましょう
……!
アイドルに必要な能力がたった3つだけだなんて……そんなバカなことはない。
プロデューサーは彼女の持つ「それ以外」の能力を伸ばし、アイドルとしての魅力を高めることを決める。
そしてその選択肢として最初に選んだのが……個人配信だった。
アイドルとして実績十分ながらこうしたジャンルは経験がなく、当初こそ困惑する星南だったが、個人配信を続けていくことで今まで聞くことのできなかった学園内のファンの声を聞くことになる。ちなみにその途中で意外な形で執心していた藤田ことねとの確執が一つ解けることとなる。
「良くも悪くも」大きな反響があったというプロデューサーが語るのは、今まで築き上げてきた「十王星南」のイメージの崩壊。
当然、それはプロデューサーの目論見通りであり……星南もそれが必要なことであると理解できていた。
学園の頂点に君臨する私は、最上位の偶像でなければならない。
幻滅させてはならない。完璧でなければならない。
失望させてはならない。不敗でなければならないの。
彼女は自身が恵まれて育ってきたという自覚があり、同時にそうして作られた彼女自身に縛られて育ってきた。
だからこそ、自分を愛してくれる生徒たちのイメージを壊すことなどあってはいけない。敗者になることは許されない。
卒業後はプロデューサーに転身するというのも、これから先アイドルを続けたところで、学園の外での真の頂点を競う戦いには、限界を迎えた自分は到底勝てないと自認していたからでもある。
決して自分のプライドのためでもなく、愛する学園の尊い称号である『一番星』の価値を穢さないための選択であった。
しかし、そんな彼女の考えがそれ以上の成長を押しとどめていたのだ。
それにしてはことねに対する行動は余りにもイメージを崩壊させるに相応しかった気がするんですが。
そしてプロデューサーは突きつける。
そんなイメージだけで戦いに挑まない臆病者が学園の頂点であっていいのかと。
そしてそんな彼女はまだ――成長の余地があるのだと。
その後も個人配信を続ける星南に副生徒会長の雨夜燕からの叱責が飛ぶ。
だが、彼女の意思はもう完全に決まっていた。
はじめて……あなたたちの前で、言葉にして、誓う。
『トップアイドルになる』わ。
個人配信を継続し、今までやってこなかったグラビアなどの発信などを続けることによって、彼女は今までなかったファン達の身近な応援の声をもらうようになっていく。
今までの「完全無欠の王者」だった十王星南は、既に「誰もが応援したくなるかわいいアイドル」へと変わっていったのだ。
そして遂にやってきた、彼女が多くのトップアイドルに挑む日。
彼女は舞台袖で、プロデューサーに過去を振り返りながら語る。
私は――
『一番星』を『学園一のアイドル』ではなく、
『トップアイドル』を表す称号にしたいの。
学園の生徒たちは……皆、私を……『一番星』を目指すから。
だけど、私なんかの背を追うのはやめなさいって……
目を輝かせて言ってくれる子たちに、そんなこと、言えないじゃない?
あくまでホームで行われる、自分に有利な状況で初星学園の生徒たちに見てもらえるライブ。
それでも、多くのトップアイドルを前に歌うことに変わりはない。
彼女は――このライブに進退を賭け、「これからのアイドル」のための輝きを残す事を決意する。
世界中に思い知らせてあげるわ――
この私こそが、トップアイドルだと!
プロデューサー、聞いて頂戴。
『NEXT IDOL AUDITION』――私も出場するわ。
そんな形で始まった星南のNIA……なのだが、プロデューサーはもちろんのこと、星南も言い出しっぺなのに乗り気ではなった。というのもNIAは『未来を目指すアイドル達が競う』という新人アイドル向けのイベント。
そこに初星学園のトップアイドルたる十王星南が挑むなど蹂躙の未来が目に見えており、あの
黒井理事長ですらしないだろうというのがプロデューサーの判断。
もちろん星南には理由があった。それは、彼女に届けられた「挑戦状」――961プロ所属のトップアイドル・白草月花がNIAに参加し、星南に勝負を挑みたいというのだ。
これを断ろうものなら、そのまま月花が好き勝手に暴れ、新人たちが目指す次の時代への舞台が台無しになることは目に見えている。
それを防ぎ、さらに格上である月花に勝つことで星南のトップアイドルとしての道も切り開く。
そのためにプロデューサーと星南はNIAへの参加を改めて決意する。
十王学園長にも念のため許諾を取り、星南のNIA出場が決まる。
ただし、NIAはあくまで新人アイドルのためのイベント。トップアイドル2名が参加することでの批判は目に見えている。そのため、新人アイドルの最終決戦である「FINALE」とは別枠でトップアイドル同士の戦いとなるようルール改定がされるとのこと。
十王学園長からの言伝を一言一句違わず、プロデューサーは星南に伝える。
『星南よ。トップアイドル同士の決戦に、おぬし自身が勝利するだけではなく。
初星学園の後輩を導き、育て、『N.I.A』で優勝させるのじゃ!』
――承ったわ。
そんなわけで、アイドルとしてだけでなく今後なるであろうプロデューサーとしてもNIAへ挑むことになった星南。
彼女がスカウトしてきた有望な生徒会のメンバー……そして彼女が有望だと信じてやまない藤田ことねをスカウトし、彼女のNIAがスタートするのだった。
なんと(プロデューサーのアドバイスを受けたことで)ついにことねのスカウトに成功したのだ。念願かなった瞬間である。
(先輩!!! や……やったわ~~~~~~~~~💛)
その後、花海佑芽の協力の下に花海家での強化合宿を執り行うなど、生徒会メンバーだけでなく自身のレベルアップも経験。
その成果あって順調にNIAを勝ち進んでいく星南一行。
途中、極月学園の白草四音と藍井撫子による妨害があったものの、星南のプロデュースを受けた生徒会メンバーは彼女たちを一蹴。
様々な実力者を相手に、生徒会メンバーは勝ち進み、星南の思うように状況は進んでいった。
そして迎えることとなった月花との頂上決戦……なのだが、星南は全く集中できていない。月花との勝負への緊張……などではまったくなく、自分が育てた「担当アイドル」達の結果が不安でしょうがなかったのだ。
プロデューサーは同意をしつつもやや呆れ……彼女に最大のカンフル剤を投入する。
ども~♪
えぇ!?
『N.I.A』の優勝者を呼び出しておきました。
藤田さん、あとはよろしくお願いします。
先にNIAを優勝したことねを呼び出し、自身はその場を離れるプロデューサー。
困惑する星南を前に、ことねはNIA優勝の報告……そして、彼女を前に告白をする。
初めて好きになったアイドルは、十王星南ちゃんです!
えっ? えっ?
ず~っと昔からファンでした!
なんとことねが星南の超古参ファンであることを告白。まさかの展開に画面の前のプロデューサーも困惑の展開である。
あれだけ執心していた自らが希望とした逸材は、彼女を目指してアイドルになっていたのだ。
……星南が思い描いていた理想のトップアイドルの姿は、既に自身によって叶えられていた。
最大のファンにして担当アイドルからの心からの激励――アイドルとして、プロデューサーとしてこれほど力を貰えるものはない。
アイドルを初めて見たその日から、あんたはあたしの憧れなんだ。
がんばれ! あたしのスター!
! ええ――観ていなさい、私のスター。
あなたのライバルが、トップアイドルに勝つところを!
ゲーム上での性能
初期ステータスは全体トップ。彼女の登場によっていよいよ花海咲季が2位の人になってしまった。
ただし、咲季同様に成長率は非常に低い。序盤のステータスに対して後半思ったより伸び悩むように感じるだろう。
審査目標はVi>Vo>Daで、Daがやや低めに設定されているものの、ほぼ平均化したステータスを要求される。NIAではステータスを伸ばしたつもりでも◎に届かないことも頻繁に発生するため、育成の配分は十分に注意すること。
体力も咲季・佑芽に次ぐほどの高さ。アノマリーの体力管理のしやすさも相まってよほど無茶をしない限り体力不足に陥ることはないはず。
アノマリー
SSR【小さな野望】
固有スキルカード |
一番高い星 |
コスト |
6 |
強化前 |
強気に変更 パラメータ+3(2回)(レッスン中1回) 成長:強気効果のスキルカード使用後、このスキルカードのパラメータ値増加+10・コスト値増加+1(レッスン中2回) |
強化後 |
強気に変更 パラメータ+6(2回)(レッスン中1回) 成長:強気効果のスキルカード使用後、このスキルカードのパラメータ値増加+15・コスト値増加+1(レッスン中2回) |
固有Pアイテム |
新しい、私 |
強化前 |
アクティブスキルカード使用後、強気の場合パラメータ+8 体力回復4(レッスン内1回) |
強化後 |
アクティブスキルカード使用後、強気の場合パラメータ+12 体力回復6(レッスン内1回) |
SR【一番星】
固有スキルカード |
王者の御出まし |
コスト |
3 |
強化前 |
全力値+4 消費体力減少2ターン(レッスン中1回) |
強化後 |
全力値+5 消費体力減少3ターン(レッスン中1回) |
固有Pアイテム |
みんなの憧れ |
強化前 |
スキルカード使用時、全力の場合、パラメータ+9 元気+9(レッスン内1回) |
強化後 |
スキルカード使用時、全力の場合、パラメータ+18 元気+9(レッスン内1回) |
R【学園生活】
固有スキルカード |
学園一のアイドル |
コスト |
3→2 |
強化前 |
強気に変更 パラメータ+2(2回)(レッスン中1回) |
強化後 |
強気に変更 パラメータ+4(2回)(レッスン中1回) |
固有Pアイテム |
ティーキャディー |
強化前 |
アクティブスキルカード使用後、強気の場合、パラメータ+5 体力回復1(レッスン内1回) |
強化後 |
アクティブスキルカード使用後、強気の場合、パラメータ+7 体力回復3(レッスン内1回) |
初期実装のSSR及び、それらの互換となる一連のSRとRのPアイドル。
全体通して初実装のアノマリーということで、アノマリーの仕様についてを理解しやすいつくりになっている。そのためか、スキルもPアイテムも特別強力には感じにくい。取得したスキルカードを上手く使おうということだろうか。
そういう意味では初期実装SSRに合わせた性能になっているともいえる。
SSRは強気型で、温存と強気を繰り返していく非常にわかりやすい形。固有スキルも強気を付与しながらパラメータを増やす単純なもの。
2回アピールということで温存が1~2段階から強気になることで性能が大きく変化するチュートリアル的な分かりやすさがある。
Pアイテムはアクティブスキルで強気になると発動。
ただ、強気に移行するスキルは基本的にアクティブのみであり、強気と温存を高頻度で入れ替えるアノマリーのシステム上、ほぼ序盤で発動するためいまいち効果は実感しにくい。
2025/05/19のアップデートで追加されたメンタルスキルの「盛り上げ上手」「インフルエンサー」は特別特訓によって強気効果の付与が可能となっているが、余りにも限定的なためとてもではないが狙って使用できるものではない。
強気移行時についでにパラメータが増えて、体力を補完するものと割り切った方がよい。
SRは全力型。固有スキルは全力時の体力消耗を軽減するもの。
連続で全力を維持し、温存に変更する余裕がない時などに役に立つだろう。Pアイテムも全力時の火力をブーストするもの。
RはSSRの下位互換。固有カードもパッとしないので、SSR・SRを所持しているなら無理に育成する必要はない。
コンテストではアノマリーであること自体に一定の価値があるので、アノマリー不足であればプロデュースついでにガチ育成しておく選択肢もある。
アノマリーの運用さえ掴めば、この程度の性能でもプロデュースにおいては比較的苦労せずに進められる部類だろう。
センス
SSR【Campus Mode!!】
固有スキルカード |
夢はまだ続く |
コスト |
4→3 |
強化前 |
好調状態の場合、使用可 好調の100%分パラメータ上昇 好調1ターン スキルカード使用数追加+1 |
強化後 |
好調状態の場合、使用可 好調の150%分パラメータ上昇 好調3ターン スキルカード使用数追加+1 |
固有Pアイテム |
いつかの小さな星 |
強化前 |
ファンサ使用後、ターン追加+1 絶好調2ターン 体力消費3(レッスン内2回) |
強化後 |
ファンサ使用後、ターン追加+1 絶好調3ターン 体力消費2(レッスン内2回) |
備考 |
特訓段階1で「アピールの基本」1枚を「ファンサ」にチェンジして強化 |
初星フェス限定で実装。非常にわかりやすい好調型。
最大の特徴はPアイテムのターン数追加。センスでターンを増やすことができる汎用スキル、アイテム、PドリンクはPlv65まで一切存在しないことを考えると超破格の性能。しかも2ターンも増える。
最終3ターンを得意属性で殴れると考えるといかに強いかがわかる。
唯一の難点は始動カードがセンスRカードの中でも非常に弱い「ファンサ」で、これによる行動追加そのものがないこと。だが、NIAの特別指導で好調・絶好調を追加ができるため、Pアイテムの効果も加味すれば他の絶好調カードがほぼ不要になる。
固有スキルは好調を増やしつつ好調のターンに応じて火力も伸びていくという性能だが、注目すべきはなんと使用回数制限がない点。
そのため「ファンサ」「シュプレヒコール」に固有カードを加えてループさせることができ、好調を際限なく盛ってカード自体の火力をどんどんアップさせることが可能。
仕様上、ターンが進んでいくほどデッキが薄くなり必要なカードを引きやすくなるのも追い風。
総合してあらゆる点で隙のない強力なPアイドルであり、一人だけ得意分野で2回多く行動できることから、コンテストのセンス枠ではいかなるルールでも最強の女王として君臨している。
安定性もさることながら上振れた際の爆発力も高く、実装後に行われた評価値を競うイベントでは、最終ステージスコアの評価値上限の仕様上の違いのために新シナリオである「NIA」よりも旧シナリオの「初」の方が上振れた際の評価が高いという異常事態を引き起こした。
こんなやり過ぎと言いたくなるような性能を誇る【Campus Mode!!】星南だが、一応弱点も存在する。それは、体力消費がとてつもなく激しいこと。
固有カードは「シュプレヒコール」と違い体力を消費するが、それをループに組み込めば当然体力はみるみるうちに減っていく。さらに「ファンサ」を組み合わせたループを成立させようとすると合計で体力6とかなり重たい数値になってしまう。Pアイテム起動時の消費体力も無視できない量であり、無対策ではターンを増やしても体力が枯渇してカードが使えなくなる事態に陥りやすい。
そこで白羽の矢が立ったのは、アクティブスキルカード使用時に固定元気2を付与するスキルカード「演出計画」。それまでは(特にコンテスト環境だと)はっきり言って弱くはないが強くもない、微妙な扱いのカードだったのだが、CM星南の実装後は彼女の欠点を補うパーツとして注目を集めた。
また、「食欲の秋なんです」などの最大体力を増やすサポートカードを編成するとかなり楽になる。ビジュアルターンに固定元気を付与するPアイテム「星のリトルプリンス」も有用。
コンテストでも体力問題はつきまとうが、高スコアを狙うためには余計なスキルカードやアイテムは入れたくないため、サポカで対策されることがほとんど。
ちなみに特訓前イラストはCampus mode!!特有の「アイドルの過去」が描かれたものだが、ぱっつん前髪の幼い星南が観客として目を輝かせている姿であり、ことねをメインに押し出したサポートカード「まじか。」と左右反転のような構図となっている。
星南とことねのNIA以降の関係性を考えると非常にロマンを感じるだろう。
ロジック
SSR【ハッピーミルフィーユ】
固有スキルカード |
あなたにあげる |
コスト |
8 |
強化前 |
以降3ターンの間、ターン終了時、元気の60%パラメータ上昇(レッスン中1回) |
強化後 |
以降3ターンの間、ターン終了時、元気の80%パラメータ上昇(レッスン中1回) |
固有Pアイテム |
相手への深い愛 |
強化前 |
アクティブスキルカード使用時、やる気が8以上の場合、元気+2(やる気効果を2.2倍適用) 体力消費2(レッスン内2回) |
強化後 |
アクティブスキル使用時、やる気が8以上の場合、元気+2(やる気効果を2.2倍適用) (体力消費なし)(レッスン内2回) |
同名の楽曲実装時にシーズン限定で追加。やる気型のロジック。
カードは3ターンに分けて元気依存打点を出す特殊な挙動の火力札。全パラメータでスコアを稼ぐ必要があるN.I.Aの仕様と噛み合っており、特にやる気型の悩みの種である1次オーディションをこれ1枚で解決し得るのは大きな魅力。後にPLv上限の引き上げで「デイドリーミング」が追加されるまでは唯一無二の性能だった。
一方で、純粋にスコアを出すことだけ考えると遅すぎてもダメ、早すぎてもダメでタイミングの縛りが強めな欠点もある。最終ターンで使ってもR火力札並になってしまう。
Pアイテムはアクティブカードを使う段階で元気を稼いでくれるというもので、やる気効果を2倍強適用して2回発動するので端的に言えば元気カード4枚相当である。
アクティブを終盤で放出する王道の立ち回りが理想的で、序盤で発動すると台無しなので、「ゆるふわおしゃべり」「開花」などをやる気目的で使う動きとは相性が悪い。そして、案の定コンテストAIは上手く使いこなせない。
SSR【Our Chant】
固有スキルカード |
湧き上がる気持ち |
コスト |
6→3 |
強化前 |
好印象増加量増加+100%(3ターン)(レッスン中1回) |
強化後 |
好印象増加量増加+100%(3ターン)(レッスン中1回) |
固有Pアイテム |
一番星の挑戦状 |
強化前 |
スキルカード使用後、好印象が6以上の場合、好印象+2 やる気+2 体力消費1(レッスン内3回) |
強化後 |
スキルカード使用後、好印象が6以上の場合、好印象+2 やる気+2(体力消費なし)(レッスン内3回) |
星南の2曲目SSRはロジックの好印象型。
見慣れない「好印象増加量増加」は、増加する好印象のバフを増やすというもの。好印象を5増やすカードを使用すると10増える、と考えるとよい。ただし効果が適用されるのは加算のみであり、「好印象を1.〇倍にする」などの乗算は対象にならない点だけは注意。
早い段階で使用して序盤で一気に好印象を盛るのが理想的な動きになるだろう。後のアップデートで上方修正され好印象増加量増加が付いた「星屑センセーション」は効果が重複する事もあって相性バツグンなので見つけたら確保したい。
Pアイテムはその好印象の増加を更に加速させてくれるものとなるため、序盤6ターン以内には好印象を一定以上伸ばし切って応援効果などを受けたいところ。
強くなりすぎるため仕方ないが、スキルを強化してもコストが減るのみというのはやや物足りなさを感じる。恒常ゆえ致し方なしか。
人間関係
学園の生徒会長だけあって交友関係も広い。同学年の友人は当然ながら、目をかけた下級生には積極的に交流に行く。
ことねに対する態度だけがやたらとピックアップされがちだが、それ以外のアイドルに対しても色々と思う事はあるようで
それぞれに対する態度や言動の違いも彼女のトップアイドルが故の資質といえるだろう。
そして意外と常識人寄りで振り回される側の体質である。
ことね……私のモノになりなさい
ごめんなさい無理ですぅ~~~~~!!!
最も執心する相手。事あるごとに彼女をスカウトし自分の手でプロデュースするのを目的としているが、須らく逃げられ続けている。
……もっとも、勧誘のやり方として「相手を端に追い詰める」「自分の所有物になるよう言う」「金に物を言わせる」などが成功するわけもない。
体験したことね・横で見ていたプロデューサーの両名からスカウトが下手であることを指摘されている。
「抽象的な物言い」「相手を理解していない」「なにもかも悪い」「なんで余計なことしました?」とプロデューサーからの評価はボロクソ。
実のところ、ことね本人は星南を嫌っているわけではなく、あくまで「どうして自分みたいな劣等生を気にかけるのか」という疑念が拭い切れないだけ。
星南から誘われたライブは見に行くし、直接ライブの感想も伝えるし、会長に気にかけてもらっている事実に自室で一念発起するなど、こんな有様でもなお良いリアクションは沢山得られている。勝ち目はいくらでもあるはずの状態なのである。
「どうして藤田ことねを勧誘したがるのか」に対する明確な答えが言語化できていないのが全ての原因であり、とにかく言い方が良くない。ここまでの問題点のすべてが「口下手」の一言で片付くことあるか?
なお、星南のことねに対する評価はことねのプロデューサーとほぼ一緒。
ことねに対する「本人の気づいていない比類なき才能がある」はお互いに共通したセリフである。
初手でことねの心を掴んだプロデューサーと比べると、言い方・やり方がどれほど重要かというのを知らしめる一件かもしれない。
プロデューサー……お手本をありがとう。見事だったわ。
……………………………ぐすっ。
私……あなたのこと、嫌いよ。
元来プロデューサーを目標とし、今年でアイドルそのものを引退する予定だった星南にとって本来プロデューサーは不要だったが、
プロデューサー側の熱烈な申し出、そして「十王星南が本当の意味でトップアイドルになっていないまま終わっていいはずがない」という言葉に一念発起し、彼の下で1年限りのアイドル活動を再開する。
とはいえ、出会った時点でオール8の十分すぎる基礎能力を持つ彼女に特別な特訓などは不要と考えているようで、彼がアイドルである星南にしたことといえば個人配信を始めさせて十王星南の魅力を広げたことぐらい。
もちろん「潜在能力」の限界を広げるような活動もしているものの、それそのものは大きな影響となっていない。
彼女にとっては「プロデューサーの先輩」としての意見を聞けることが成長の糧となっているだろう。
そういう意味では「プロデューサーをプロデュースする」ような構図ともなっている。特にNIA編ではそれが顕著。
プロデューサー科の指導を受けている彼のプロデュースのやり方は星南も舌を巻くほどで、ボロクソに酷評された星南から「見本を見せなさい! いますぐに!」と言われるや否やことねへの頼み事を容易く成功させた際には上記の感嘆と嫉妬の混じったコメントを残している。
アイドル・プロデューサー両面で彼女が成長できるように導いているが、プロデューサー的には可能な限り星南にはアイドルで居てほしいという気持ちもあるようで、事あるごとに一線を退こうとする彼女をいろんなやり方で引き止めたりもしている。
星南はそんな彼をプロデューサーの後輩である自分への自虐、そして尊敬と嫌味を込めて「先輩」と呼ぶことも多い。まさかの後輩キャラ二人目の登場に「センパイ」の影が霞んで見えてしまうことも。
そんな言い方はするものの、お出かけの際は他のアイドルが霞むほどの恋人感を醸し出してくる。プロデュース対応になったことで思った以上の可愛さを発揮するタイプだったのもあり、今までのギャグキャラ描写とのギャップにやられた人も少なくないはず。
十王星南! 私を失望させるなよ!
重いわね……
ファン代表としての言葉であり……全校生徒の代表としての言葉。
同じ生徒会の一員にして、初星学園生徒会副会長。同学年であり、お互いに強いライバル意識を持っている。
特に燕から星南への執心具合はかなりのもので、彼女がプロデューサーに個人配信などをさせているのを否定したり、星南が生徒会に見込みのある新入生を加入させ育てるという発言をした際は「そんなやり方で一番星を続けられるのは自分たちへの冒涜」とし、真っ先に反対した。
とはいえ最終的には星南の意見を尊重するなど、仲は悪くないどころか星南の抽象的な意見を噛み砕けるかなりの理解者。
幼馴染でもあり、古くから星南の無茶に振り回されてきたことも示唆されている。
ちなみに初星学園に存在する十王星南ファンクラブの会長も務めている。
しかも「十王星南様非公式ファンサイト」なるものも運営するなど、彼女に対する想いは尋常ではない。
幼馴染が最大の厄介ファンってどうなってるんだこの生徒会。
新入生の中に、会長のライバルになる子がいるかもしれませんよ。
あら、莉波もライバルの一人よ。
……わ、私ですか!?
同じ生徒会の一員にして、初星学園生徒会書記。同じクラスの一員でもある。
燕が厳しいのもあって、生徒会では緩衝役としての役割を果たしており、場が荒れ始めた時に宥めるのは彼女の役目。
星南もそういう対応を信頼し、同時に彼女のもつ潜在能力に期待を持っている。まさか疑似お姉ちゃんキャラが花開くことになるとは星南も思わなかっただろうが……
生徒会に務めるようになったのは当時一年生の星南からの直接のスカウトによるもので、将来的に生徒会を担い、初星学園をより良い場所に変えてくれるのを手伝ってくれる逸材として信頼している。
莉波もまた星南の無茶ぶりに振り回されながらも、尊敬する彼女を信頼し、支えている。
生徒会のストッパーとしての役割も果たしており、個性的な面々が揃う生徒会の潤滑剤である。
お姉さまとの個人レッスン、わたくしずっと楽しみにしておりましたの。
フフ……私もよ。あなたは本当に……可愛くて、素直で、いい子ね
新生徒会の一員。学園長からの指示でスカウトした相手ではあるものの、他のスカウト対象が余りにもアレだったため
現状では数少ない生徒会の良心。環境に振り回されっぱなしの星南も千奈の前では純粋な好意を隠さない。
千奈本人も星南に憧れを抱いたがゆえにアイドルを目指したのもあって、生徒会という環境はお互いにとってかなり理想的。
上述のようなことねに対してだったらまた逃げられそうな発言を許してくれるのも千奈の懐の広さゆえか、それとも単なる無知か。
他二人の新入生がとんでもなかったのもあってか、現状では千奈を生徒会長にしたいと考えているようで、
莉波も同様の話を千奈にしている。家柄はもちろん、愛嬌だけなら星南を上回る千奈には相応しい場所だろう。
というか他の新入り二人を抑えつけられるの最終的に千奈だけになるだろうし……
あっ、星南先輩も一緒に走ってくれるんですか!?
フッ、見せてもらうと言ったでしょう? 遠慮せず普段のペースで走りなさい。
はい! 学園一のアイドルに遠慮なんてしません!
えっ速……
新生徒会の一員。「高校入学組で夏のH.I.Fに間に合う逸材」を求めた結果として選ばれた。
潜在能力の限界が近い姉と異なり、能力値・潜在能力ともに「未知数」を叩き出した彼女をスカウト。佑芽も咲季に勝つために自分を育ててくれるとあって生徒会に応じることとなった。
……が、元々運動能力だけでなんとか残れた補欠合格だったため、その要領や頭の悪さからいまいち生徒会の仕事に向いていないらしく、美鈴などのサポートを受けなんとか成り立っている状態。その美鈴も仕事をサボりまくるので今年の生徒会はかなりヤバい。
しかし運動能力の方は卓越しており、「ことねが見て引くほどの基礎トレを積んでいる」星南でさえ「普段の走り込みに付き合うだけでグロッキーになる」ほど。
それでも決して無様な姿を見せないのは流石は生徒会長といったところか。
やや振り回されがちではあるが、それでも素行に問題は見られないため厳しい対応はしていない。
申し訳ございません。もう一度、ゆっくりと……ご説明いただけますか?
えっ? ええと……つまりね、生徒会に入ってほしいの。
まあ……なんて……面倒そうなお誘い。
新生徒会の一員。即戦力として元「SyngUp!」のメンバーを選択することが星南の中で決まっており、
その中で「高い実力と潜在能力」を兼ね備え、一番素行がよさそうという理由で選ばれた。
……が、蓋を開けてみれば彼女こそSyngUp!最大の問題児であった。
星南も大変反省しており「あの日の私は彼女たちの能力だけを見ていた」「あの穏やかな物腰とルックスであんな悪い子なんて見抜けるわけがない」と莉波に嘆いている。まあ、手毬は手毬で大問題児だし、燐羽はスカウトに応じる見込みが無いので、SyngUp!を狙った時点で負け確だったのだろうが。
生徒会でも仕事を平然とサボり、生徒会室で寝ることも珍しくないようで星南もかなり頭を悩ませている。
加えて生徒会へのスカウトの際、「あと何人生徒会に集めるのか」を確認してから受け入れており、あわよくば他に美鈴の好むメンバーを入れようとしていた可能性を示唆している。まさか生徒会をSyngUp!にするつもりだったのか……?
他に生徒会に呼ばれたのが同じクラスで、彼女をある程度制御できる千奈と佑芽だったことは星南にとって幸運だっただろう。
ちなみにNIAでも本来プロデュースする対象だったのだが、
美鈴側の事情を鑑みてか見送った模様。
あら、あなたは……千奈たちのクラスメイトの……
……友達。
ふふ、お友達の……篠澤広さんね。
イベントコミュ「バレンタイン協奏曲」にて協演。楽曲ハッピーミルフィーユも一緒に歌った。
バレンタインのチョコレートづくりについてのやり方を聞くために愛情深い人ということで莉波に紹介される。
広は自分のことを生徒会長が覚えてるのが意外だったようだが、星南は「大切な後輩」として真摯に相談に応じる。彼女の言う「愛情」の話を広は確かに受け取り、チョコレート作成の糧とした。
とてつもなく後輩想いで優しい先輩として描かれたのだが、この直後にライブ映像からことねの3Dモデルを作成し3Dプリンタでことねチョコを作成するなんて話が出てきてしまう。どうしてそういうことをするのか……
ちなみに広は恩返しのつもりなのか、ことねチョコのモデリングのアップデートに協力している。「何やってんだお前ぇッ!」
星を追いかけて、光の中に手を伸ばしてくれるのは、誰かしらね?
王子様。あなたは――追いかけてきてくれる?
同じ3年1組の同級生。しかも1年のころから同じクラスの付き合いで仲も良い。考えてみれば生徒会長と学生寮長という生徒を取り仕切る立場なのだから当然と言えば当然なのだが……。
実は1年生の頃は互いに「自身がトップに立つ」と言わんばかりの挨拶をカマしたことでクラスの雰囲気を最悪にしてしまい、最終的に莉波の一喝で何とか纏まったという経緯がある。1年1組って毎年こうなのか!?
そんな時期を乗り越え、3年生となった今では良い関係性が築かれている。
麻央は星南が『一番星』になった直後に会っており、その際に『一番星』になったにも関わらず寂しそうだった星南に何も言えなかったことをずっと負い目に感じていた。
当時は麻央も追いかけるべき目標を失くしていた頃であり、そうした隙間を埋める相手として……同時に長く競い合う相手として麻央を求めた星南だったが、麻央は自身のコンプレックスなどからなかなか奮起できずに居たことも原因だろう。
新入生たちが入ってきたことで彼女たちを取り巻く環境が変わったことは、彼女たちの止まった時間を進めることになるのだろうか。
ふっ、『H.I.F』で、必ず貴様を仕留めるという話をしていたのだ。
ま、そーいうこと。
………………………。
フフ、それはとても楽しみね。
『一番星』! わたしがあなたの、模範になってあげる!
かつてアイドルを教えてくれたかつてのあなたの代わりにね。
――やってみなさい。できるものなら。
生徒会のスカウトの最中に見つけた相手。星南と同様に「潜在能力の限界」に達した、成長の余地がない存在。
それを見抜いている星南は当然スカウト対象には加えなかったが、個人的にやはり思うところがあったのか、首席入学の彼女に警告まがいの忠告を述べ、将来的なアイドルとしての壁について説く。
……が、当然そんな言葉で咲季が怯むはずもなく、それどころか今の星南を指して「しょうがない先輩」「自分こそがあなたの目標になる」と宣言。
生意気だと言いながら立ち去る星南の表情には、間違いなく喜びの笑みが浮かんでいた。
そして咲季に関しては自分を追いかける「後継者」ではなく、倒すべき「敵」という最上級の評価を下している。
「成長の限界を迎えた早熟の天才」という、あまりにも似通いすぎているパーソナリティを持った二人。
だがそこからの行動指針は大きく異なり、「これからは自分以外の存在を導く」星南に対し、「全てに勝って頂点に立つ」咲季と余りにも対比的。
燕は「言葉の選び方、大きな口を叩くところが昔のお前にそっくり」と評しており、かつては星南も同じような性格だったことが示唆されている。星南なりに咲季の将来が自分のようになってしまう可能性を懸念したが故の忠告だったのかもしれない。
その忠告が受け入れられなかったことは、恐らく星南にとっても良いことだったのだろう。
ちなみに結局彼女の妹である佑芽が生徒会に入ることになり、咲季プロデュースシナリオや星南のNIAでは彼女が佑芽のプロデュースをしてくれている描写が見られる。
逆に、佑芽のプロデュースシナリオでは咲季が星南(と燐羽)に支援を受けている描写も見られ、どうあれ花海姉妹と深く関わる定めにあるのかもしれない。
祖父。公の場では「学園長」と呼んでいるが、プライベートでは「おじいちゃん」と呼んでいる。
千奈のプロデュースシナリオでは星南のことを「教育で造り出せる最高のアイドル」と評しており、
これ自体は「可愛くて仕方がない自慢の孫娘」のことを惚気る文脈であるものの、孫可愛さに目が眩むことなく現実的に評価していることも感じられる。
極月学園から羽ばたいたトップアイドル。
お互いにただの生徒だった頃に一度だけ共演しており、その頃はお互いに意識し合う立派なライバルだった様子。
だが、それから事務所預かりになって海外に渡って成功した月花と、未だに「学園一」の自分の間には今となっては大きな隔たりがある、というのが星南の自己評価。
それでも、強者との勝負を求める気性の彼女が星南のNIA編では名指しで対決を持ちかけてきたあたり、向こうはそうは思っていないのだろう。
ただ、星南が「お互い話すことなんてない、言葉はいらないライバル関係」と評する通りに今のところ一言も言葉を交わしていないので、わからないところも多い。
一方で、ことねシナリオでは彼女が万全の調子ではない事を見抜いたりとライバルらしい一面も見せている。
月花が同じ極月学園のアイドルも見境なく蹴散らしていきランキングに影響を及ぼしていた事を知った際は「何やってるのかしらあの人…」と呆れていた。案外同じポンコツ属性持ちなのかもしれない
公式ラジオ「初星学園放送部」のMCである普通科生徒。
ストーリー上、優が持つ「声」の才能を見抜いた星南に突如呼び出され、(部員0人で廃部状態だった)放送部の部長に任命されるという導入から彼女の物語が始まる。
それまでは何の関わりもない雲の上の人だったのだが、「私の目には才能が数値で見える」といった異常発言などにより、抱いていた高貴なイメージはガラガラと崩れていった模様。
楽曲
作曲・編曲:椎名豪 作詞:小室みつ子
ソロの1曲目。プレイアブルとして実装された際に発表された。
アイマス界の「ラスボス曲」代表、椎名豪の作曲である。アイマスとしては『
CINDERELLA MASTER』の第13弾に収録された「
あらかねの器」以来、
約6年ぶりの楽曲提供となる。
彼女が「一番星」たる説得力を付けるインパクトは抜群であり、満を持しての起用であった。
椎名節溢れるオーケストラ調の楽曲に乗り、力強く叫ぶように歌う星南が周りを魅了する、「十王星南がトップアイドルになる瞬間に歌っていて欲しい」というプロデューサーの望みが込められた一曲。
歌詞も星南の幼い頃の憧れから大人になるにつれて失われてきたものを、それでもと歌い続けたいと願う、まさに歌姫のための歌。
ボス的なキャラ×ラスボス作曲家という印象に反し、実際の内容はむしろある種の王道ヒロイン的。NPCからプレイアブルとなる1曲目としては納得か。
SSR衣装も白いドレス、ライブでは小道具として剣を振り回すバトルヒロイン。
作詞:Stephanie Topalian、MOMONADY 作曲:MOMONADY、YUKI FUNAKOSHI (Digz, Inc. Group) 編曲:YUKI FUNAKOSHI (Digz, Inc. Group)
2024年の誕生日記念楽曲。
なんと言ってもその特徴は完全英語詞であること。
プレイアブル化から大して日も経ってない段階での挑戦的ぶりにP諸氏を戦慄させた。
作詞:Fra 作曲:Fra・中鶴潤一 編曲:中鶴潤一
2025年2月8日に「初TOUR~初陣公演~」にてサプライズ発表された2曲目のソロ。
カードは2025年4月に実装された。追加プレイアブルながらこの実装速度はまさに脅威。
まるで魔王と戦うかのようなイントロに始まり、そのままRPGのラスボス戦を想起させるような静かながら熱い音楽と背景音のラップが印象的。
ライブでは巨大な旗を握りしめセンターに陣取る演者が現れるなど、星南の「超えるべき壁」としての存在感を強く与える一曲。
背景も魔王城みたいだったと評判。
SSR衣装も打って変わって悪の女幹部マントを羽織った真っ黒の装い。
もっとも、歌詞自体はどちらかと言うとラスボス戦だとしてもそれに挑む主人公側である。
作詞・作曲・編曲:(未発表)
星南のプロデュース追加決定時のPVで使用された楽曲。このため、実は「小さな野望」よりも発表は早い。
にもかかわらず現時点ではフルバージョンはおろかゲーム内での使用もなく、聴く手段はPVのみとなっている。
なお、年末特番内で「咲季の『EGO』とかと同じ立ち位置」と語られているため、「誕生日曲を除いた3曲目」にあたる楽曲である模様。
初期組9人の場合は3曲目がライブで発表(星南はこの枠をOur Chantで消化)、音源としては2曲目のカップリング扱いなので、2曲目のシングルCDが出るまで待つことになるかもしれない。
余談
本人の公式サイトおよび、非公式ファンクラブサイトが存在する。
非公式ファンサイトは右上に来場者カウンターまで付けるなど、往年の個人サイトを彷彿とさせるチープだが懐かしくなるつくり。
星南の実装と同時にそれぞれ発表され、ユーザーの腹筋を見事に崩壊させた。
ちなみにそれからそれぞれ半年更新されてない。出落ちすぎて可哀想だから何か更新してあげてほしい。
レッスン着のグラフィックがフィットしたタンクトップ+丈の長いスパッツというほとんど下着に近い出で立ちであるため、目のやり場に困る。
他のキャラはシャツ+ショートパンツくらいが大多数で、こんな服装なのは今のところ星南だけである。
しかも本作中のレッスン着、室内用ではなく屋外用としても使われるグラフィックなので、「せめて幼く見えるならまだしもスタイル抜群の美人高校生がこの格好で出歩くのはいくらなんでもマズいだろ」という声もしばしば。
初星学園では最強クラスの実力と
ことねに対して執着、「
隊長」に発音がよく似た「
会長」呼びされていることもあって一部層からは
「カイチョウ」呼びされることがある。
またハッピーミルフィーユのリリックビデオでは両目がハートになっているシーンがありニコニコのコメントがイレギュラーだらけになっているとか……
サスガダァ…カイチョウに敵うアイドルなどいるわけが
立て逃げギリギリで作成されて、追記・修正0の新記事がいたとして。
その子の能力値が、ちょうど冥殿パワー1000と考えて頂戴。
もっと0を減らした方が……わかりやすいのでは。
- 中の人も美人さんで驚いた記憶 -- 名無しさん (2025-06-03 21:00:51)
- カイチョウの記事が遂に!サスガダァ... -- 名無しさん (2025-06-03 21:07:24)
- なんでレッスンウェアがあんなにえっちなんですか会長。他の子はジャージとかTシャツとかほぼほぼ色気0なのに -- 名無しさん (2025-06-03 21:57:53)
- すごく顔のいい極めて魅力的なバチクソ変な女 -- 名無しさん (2025-06-03 22:23:34)
- プロデューサーの事は嫌いとの事ですが普段の様子を見ている限り… -- 名無しさん (2025-06-03 23:11:44)
- 親族が自分が通ってる高校の学園長で、金髪でスタイルよくてハイスペックで、別の金髪の子追っ掛け回してドン引きされてる「せな」…昔そんなやつラノベでいましたねえ…あっちは性格が壊滅的に悪くて友達いなかったけど -- 名無しさん (2025-06-04 01:40:46)
- ことねが関わった出来事の時だけ急にIQが下がっていませんか…? -- 名無しさん (2025-06-04 06:38:47)
- ある意味ぬらりひょんの孫 -- 名無しさん (2025-06-04 12:48:31)
- 小さな野望の部分、椎名豪がBlooming Star以来8年ぶりとなっていますが、2019年にあらかねの器を提供しているので誤りだと思います。 -- 名無しさん (2025-06-04 16:03:49)
- 「こんなに可愛い子だなんて知らなかったわ」から始まる月村手毬をプロデュースする時空がいつか見たいものだ -- 名無しさん (2025-06-04 18:22:36)
- メイン12人のアイドルの項目はこれで網羅か作成乙です。 ちびっこ体操教室の営業にもあのレッスン着を来ていくけど正直子供の性癖を歪めてしまうと思うの -- 名無しさん (2025-06-04 18:25:54)
- 修学旅行の旅館でもレッスン着着てたような… -- 名無しさん (2025-06-04 21:28:44)
- 燕が「十王星南様非公式ファンサイト」なるものも運営しているなんて情報あったっけ? -- 名無しさん (2025-06-05 01:00:35)
- ジュウオウなのにキラメイてる名前のおかげでついセナお嬢様って呼んでしまう俺がここに。 -- 名無しさん (2025-06-05 03:44:35)
- 十王記やりまーす(咲季佑芽フリーズ) -- 名無しさん (2025-06-05 05:33:08)
- 最初の時点で歌が上手すぎるから「最初はヘタでも…」の広告に彼女が出てきた時盛大にツッコまれてたな -- 名無しさん (2025-06-05 07:21:52)
- ほら。100万パワーよ。 -- 名無しさん (2025-06-05 10:09:54)
- トップアイドルだから会長やってるわけではなく、アイドルや学園への愛が深く、他の人の成長を手助けするのが好きだから生徒会長をやってる。本当に素晴らしい人格者なんだよね(ことねチョコから目をそらしながら)。 -- (2025-06-05 20:24:39)
- ことね絡みとかはアレとはいえみんなの会長やってるのがP相手には後輩キャラやったりするのがギャップありすぎて好き -- 名無しさん (2025-06-05 20:57:04)
- Pから十王星南型チョコ作ってファンに配布すると聞いたらドン引きしてたんだよね -- 名無しさん (2025-06-05 23:16:36)
- 清夏同様大きいのにほとんど話題にならないB88 -- 名無しさん (2025-06-06 02:18:48)
- 小さな野望の第一種接触禁忌アラガミ感から繰り出されるお姫様な歌詞マジで好き -- 名無しさん (2025-06-06 05:00:03)
最終更新:2025年06月06日 17:55