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『理子様 私はここまでです 理子様…どうか…』
4歳の時に両親が交通事故で亡くなってから、天元様との『同化』に適応する『星漿体』という特別な存在であった自分と一緒にいてくれていた、お世話係の黒井。
代々星漿体に仕える家系の人間であるが、それが嫌で一度は短大に行ってしまったものの、自分に惹かれて戻って来てくれた彼女。
代々星漿体に仕える家系の人間であるが、それが嫌で一度は短大に行ってしまったものの、自分に惹かれて戻って来てくれた彼女。
『黒井 大好きだよ』
『ずっと…!! これからもずっと!!』
『ずっと…!! これからもずっと!!』
『私も…!! 大好きです…』
天元様との同化が迫る中、お別れの言葉を言ってくれた。
『ここが…』
『あぁ』
『天元様の膝下』
『国内主要結界の基底』
『あぁ』
『天元様の膝下』
『国内主要結界の基底』
『薨星宮 本殿(こうせいぐう 本殿)』
星漿体であるが故に、その身を狙われていたところを護衛してくれた呪術高専の五条と夏油。
『階段を降りたら、門をくぐって、あの大樹の根元まで行くんだ』
『そこは高専を囲う結界とは別の特別な結界の内側、招かれた者しか入ることはできない 同化まで天元様が守ってくれる』
『そこは高専を囲う結界とは別の特別な結界の内側、招かれた者しか入ることはできない 同化まで天元様が守ってくれる』
自分は同化を決意していたはずだったのに
『それか引き返して、黒井さんと一緒に家に帰ろう』
『…え?』
『担任からこの任務の話を聞かされた時、あの人は″同化″を″抹消″と言った』
『あれはそれだけ罪の意識を持てということだ』
『うちの担任は脳筋のくせによく回りくどいことをする』
『君と会う前に、悟との話し合いは済んでる』
『あれはそれだけ罪の意識を持てということだ』
『うちの担任は脳筋のくせによく回りくどいことをする』
『君と会う前に、悟との話し合いは済んでる』
夏油は天元様との同化はせず、黒井さん達のもとに引き返し、家に帰るという選択肢を与えてくれた。
『星漿体のガキが同化を拒んだ時ぃ!?』
『……そん時は同化はなし!!』
『……そん時は同化はなし!!』
『クックッ いいのかい?』
『あぁ?』
『天元様と戦うことになるかもしれないよ?』
『ビビってんの?』
『大丈夫、なんとかなるって』
『あぁ?』
『天元様と戦うことになるかもしれないよ?』
『ビビってんの?』
『大丈夫、なんとかなるって』
自分と出会う前から同化を拒んだ時のことも考えてくれた2人。
『私達は 最強なんだ』
『理子ちゃんがどんな選択をしようと、君の未来は私達が保証する』
『理子ちゃんがどんな選択をしようと、君の未来は私達が保証する』
そんな彼の提案に、自分はこう答えた。
『……私は』
『生まれた時から星漿体(とくべつ)で、皆とは違うって言われ続けて 私にとっては星漿体(とくべつ)が普通で、危ないことはなるべく避けてこの日のために生きてきた』
『お母さんとお父さんがいなくなった時のことは、覚えてないの もう悲しくも寂しくもない』
『だから同化で皆と離れ離れになっても、大丈夫って思ってた』
『どんなに辛くたって、いつか悲しくも寂しくもなくなるって』
『…でもっ、でもやっぱり』
『もっと皆と… 一緒にいたい』
『もっと皆と色んな所に行って、色んな物を見て …もっと!!』
『お母さんとお父さんがいなくなった時のことは、覚えてないの もう悲しくも寂しくもない』
『だから同化で皆と離れ離れになっても、大丈夫って思ってた』
『どんなに辛くたって、いつか悲しくも寂しくもなくなるって』
『…でもっ、でもやっぱり』
『もっと皆と… 一緒にいたい』
『もっと皆と色んな所に行って、色んな物を見て …もっと!!』
黒井さんや沖縄旅行に水族館といった思い出を作ってくれた、五条さんや夏油さんともっと一緒に居たい、そんな気持ちがこみ上げて、同化をせずに彼らのもとに戻る道を選んだ。
『帰ろう、理子ちゃん』
そんな自分に夏油さんが手を差し伸べてくれた。
『… うん!!』
─そんな筈だった。
タンッ
銃弾の音が鳴り響いた。
頭の中に 強い痛みが横切っていった。
頭の中に 強い痛みが横切っていった。
──まさか、 まさか、安全だった筈の場所にまで自分をつけ狙う追っ手が訪れているとは思っていなかった。
意識があっという間になくなっていく。
もしかしたら自分は死んだのか、そうではないかと思っていた
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
─気がつくと、頭の痛みはふっと消えていた。
それどころか、知らない場所に居て、その周辺にも見知らぬ人々が集められていた。
「────!? ────!? ────!?」
先程まで自分の護衛をしていた三人の苗字を呼ぼうにも、声を出せない。
(うっそ… 声が出せない!)
もしかしたら、彼らは例の追っ手に倒されてしまったのか、そして自分、理子は今居る場所に拉致されてしまったのかと想像してしまった。
「──────────────!!」
絶叫しようにも、相変わらず声は出ないままだ。
それから間もなくして、決闘(デュエル)の説明会が始まり、会場へと転送された。
◆◆◆◆◆◆
(五条さん、夏油さん、黒井さん…)
─転送先で彼女は、その場に居るのか、そもそも巻き込まれているのかもわからない3人を心配しながら、声もあげずに身を潜めている。
声をあげたところで、自分が狙われるリスクは大きいからだ。
声をあげたところで、自分が狙われるリスクは大きいからだ。
【天内理子@呪術廻戦】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]:これからどうしよう…?
1:今は狙われるのを防ぐ為、声をあげずに身を潜める。
2:自分に危害を加えない参加者と合流したいけど、無理かな?
3:自分に危害を加える様な参加者やNPCには会いたくない。
4:デュエルに巻き込まれるより前に自分の護衛をしてくれていた三人(黒井美里、五条悟、夏油傑)の安否が心配。
[備考]
※伏黒甚爾に銃弾で頭を打ち抜かれた後からの参戦となります。
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]:これからどうしよう…?
1:今は狙われるのを防ぐ為、声をあげずに身を潜める。
2:自分に危害を加えない参加者と合流したいけど、無理かな?
3:自分に危害を加える様な参加者やNPCには会いたくない。
4:デュエルに巻き込まれるより前に自分の護衛をしてくれていた三人(黒井美里、五条悟、夏油傑)の安否が心配。
[備考]
※伏黒甚爾に銃弾で頭を打ち抜かれた後からの参戦となります。