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1304●発言する沖縄

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1304●発言する沖縄
 安倍首相は就任後、「沖縄との信頼関係を構築する」と繰り返し発言し、政権は沖縄振興予算を沖縄の要望通りほぼ満額回答する一方、米軍普天間飛行場の移転先である名護市辺野古沿岸部の埋立申請を沖縄県に対して行った。これに対し沖縄側では、自民党を含む超党派の県議らが官邸を訪れ、普天間基地の県内移設の断念を迫り、また仲井間知事は訪米して関係者に沖縄の基地負担軽減を訴えて回った。3月に合意された日台漁業協定に関しては、「地元に何も知らせず、後は飲み込めという交渉は世の中にない」と政府に対する怒りを露わにした。
 4月28日、サンフランシスコ講和条約発効61周年に合わせた「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」が政府主催で開催された。衆参両院議長、最高裁長官、閣僚を含み国会議員や知事ら約390人が参加し、天皇皇后も出席した。この開催について、講和条約後も米国の施政下に置かれた沖縄から強い反発の声があがった。安倍首相は、あいさつで「沖縄が経てきた辛苦」に言及して配慮をみせたが、同日沖縄では、式典開催に抗議する「屈辱の日」大会が開かれ、1万人強の人びとが集まった。
★2013年
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