dunpoo @Wiki

1308●安保政策加速

最終更新:

dunpoo

- view
管理者のみ編集可
1308●安保政策加速
 参院選を経て政権基盤が固まったのを受け、政権は安全保障政策にも踏み込んでいった。8月に内閣法制局長を交代させ、集団的自衛権に関する憲法解釈変更に前向きな外務省出身の小松一郎を起用した。さらに、首相の諮問機関である「安全保障の法的基盤に関する懇談会(安保法制懇)」の議論を本格的に再開させた。
 秋の臨時国会では、外交・安全保障の司令塔として「国家安全保障会議」(いわゆる日本版NSC)を設置するための法案が成立した。
 10月、日米2プラス2は、中国の脅威を指摘した上で、防衛指針の改定に正式合意した。
 12月、安保三文書が閣議決定された。中国の海洋進出に「強い懸念」を表明し、離島防衛強化を盛り込んだ。
 12月26日、安倍首相は現職首相としては約7年ぶりとなる靖国参拝を行った。野田政権の時から対立が続く中韓に対しては、「対話のドアは常にオープン」として首脳会談に意欲を示し、例大祭や終戦の日に靖国神社への参拝を見送って配慮を見せてきた安倍であったが、自らの硬い支持層である右派から失望されることをも懸念して、この時機での参拝となった。
★2013年
記事メニュー
ウィキ募集バナー