ディズニーパークwiki
ピープルムーバー
最終更新:
Bot(ページ名リンク)
ピープルムーバー
[[ディズニーランド]] | |
![]() | |
名称 | ピープルムーバー |
英名 | PeopleMover |
オープン日 | 1967年7月2日 |
クローズ日 | 1995年8月21日 |
タイプ | 乗り物 |
収容人数 | 4人/台 |
エリア | トゥモローランド |
後継 | ロケットロッド (1998年5月22日〜2000年9月5日) |
ディズニーランドのアトラクション一覧 |
[[マジック・キングダム]] | |
![]() | |
名称 | WEDウェイ・ピープルムーバー (1975年7月1日〜1994年) |
トゥモローランド・トランジット・オーソリティ (1994年6月12日〜2010年) | |
トゥモローランド・トランジット・オーソリティ・ピープルムーバー (2010年8月5日〜) | |
名称 | WEDway PeopleMover (1975年7月1日〜1994年) |
Tomorrowland Transit Authority (1994年6月12日〜2009年) | |
Tomorrowland Transit Authority PeopleMover (2010年8月5日〜) | |
オープン日 | 1975年7月1日 |
タイプ | 乗り物 |
収容人数 | 4人/台 |
エリア | トゥモローランド |
マジック・キングダムのアトラクション一覧 |
特徴
- 乗り物に乗ってトゥモローランドを巡るアトラクション。
ライドシステムについて
- ピープルムーバーには乗り物自体に動力は搭載されておらず、一定感覚ごとに線路に設置された回転するタイヤを動力として乗り物が進む。
- 常に次のタイヤに車両を通す必要があるため、ピープルムーバーは停止せず動き続ける必要がある。その為乗り場でも車両は止まらずにゆっくりとで動き続ける。
- このシステムはウォルト・ディズニー・イマジニアリングが独自に開発したもので、「WEDウェイ・システム」と呼ばれている。
- 「WED」とはウォルトの本名(ウォルター・イライアス・ディズニー)の頭文字を取ったもので、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングの旧名である「WED・エンタープライズ」にも使用されていた。
ディズニーランド版
- ライドは一台4人乗りの屋根のついた乗り物を4台連結して構成されている。
- 赤、黄、緑、白の4種類の色で、連結された4台は同じ色
- Qラインはロケット・ジェットの建物の1階周辺に広がっており、建物中心のエスカレーターに乗り建物2階の乗り場まで移動する。
- ピープルムーバーは「トゥモローランドの案内列車」的役割を果たしており、トゥモローランドの多くの建物の内部を通過する。
- スペースマウンテンの内部やスター・ツアーズの上階など、普通に乗るときは見れないような角度からアトラクション内部を見ることができる。
- ピープルムーバーの線路は地面より高い2階部分に存在するため、殆どの建物を通過するシーンでは建物内部を見下ろす形になる。
- 乗車中は各施設を紹介するアナウンスが流れた。
+ | クリックして開く |
マジック・キングダム版
- マジック・キングダム版の名称は「トゥモローランド・トランジット・オーソリティ・ピープルムーバー」の名で知られている。
- ディズニーランド版とは異なり屋根が存在せず、4台編成ではなく5台編成となっている。
- しかしライドは常に屋根の下を通るため、雨天時でもゲストが濡れることはない。
- 基本的なトゥモローランドの施設を紹介するというコンセプトは変わらないが、ディズニーランドとマジック・キングダムではトゥモローランドに存在する施設が異なるため通過する施設も異なる。
+ | クリックして開く |
歴史
- このアトラクションのライドシステムの原型は、ウォルト・ディズニーとイマジニアのジョン・ヘンチがフォードの自動車工場を訪れた際に鋼インゴットが動力ローラーの上を運ばれていったのを見て「このインゴットのようにゲストを運ぶことができないか」と提案したものだという(*1)。
- その後話を聞いたイマジニアのロジャー・ブロギーはライドの底面に当たるよう動力付きの車輪を配置し、車輪が回転することで上に乗ったライドが前へと進んでいくという仕組みを考案した(*2)。
- このシステムは1959年にオープンした「マッターホルン・ボブスレー」に使われ、1964年にはニューヨーク万国博覧会のために制作したアトラクション「フォード・マジック・スカイウェイ」にてフォードの最新車をライドとして使用するための技術に使われた。
- 1967年7月2日(*3)にトゥモローランドのアトラクションとしてオープン。
- オープンに合わせ地上に配置されていた旋回型アトラクションの「トゥモローランド・ジェット」がピープルムーバーの線路の上に配置され、デザインも変更して「ロケット・ジェット」となった。
- 1977年(*4)にはアメリカ・シングスの建物近くを通る際に「スピードトンネル」という壁一面に映像が投影される部屋が追加された。
- ここではレーシングカーの映像が投影されていた。
- 1982年(*5)にはスピードトンネル映像が1982年公開のディズニー映画「トロン」の映像に変更され、「ピープルムーバー・スルー・ザ・ワールド・オブ・トロン」と呼ばれるようになった。
- 1995年8月21日(*6)にクローズし、跡地に「ロケットロッド」がオープンした。
- 1975年7月1日(*7)に「WEDウェイ・ピープルムーバー」の名でトゥモローランドのアトラクションとしてオープン。
- 1994年6月12日(*8)に「ニュー・トゥモローランド」というリニューアルの一環でアトラクションの名前が「トゥモローランド・トランジット・オーソリティ」になり、アナウンスがリニューアルされた。
- トゥモローランドの交通機関という位置付けになったが、以前通り乗降車口は1つだけであった。
- 2010年8月5日(*9)にアトラクションの名前が「トゥモローランド・トランジット・オーソリティ・ピープルムーバー」になった。
- ウォルトはピープルムーバーを高架の線路の上から訪れたいものを見ることができる乗り物と評価し、パーク以外にもショッピングセンター、博物館、動物園などでも応用できると考えていたという(*10)。
- 現にテキサス州ヒューストンにあるジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港の交通機関「インター=ターミナル・トレイン」には1981年からウォルト・ディズニー・イマジニアリングが設計したWEDウェイタイプの車両が使用されている。
- この車両はディズニーパーク以外で唯一WEDウェイのシステムが使われたピープルムーバーで、ディズニーパークのピープルムーバーと同じ機械技術が多く使われているという(*11)。
参考動画
Magic Kingdom TTA PeopleMover FULL RIDE POV in 4K | Walt Disney World Orlando Florida 2020
Disneyland Peoplemover - 1990
外部リンク
- マジック・キングダム版