DysTopiA > 世界観 > 新暦500年の世界情勢

現在の世界地図
:他種族国家ユートピア
:ユートピア戦闘区域
:アジア連合
黄緑:オセアニア連合
:クリーチャーの支配領域
:次元の扉
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+ 他種族国家ユートピア
ユートピア周辺地図
:人類の生存区域 = ユートピア実効支配領域
:戦闘区域
:クリーチャーの支配領域
:次元の扉

概略

設立:490年(実質的な元組織であるSanctuary設立は新暦0年)
首都:ロンドン
中核州都:ベルリン、パリ、マドリード、ヘルシンキ、カイロ
人類総人口:3.4億人
全種族総人口:4.5億人
標準言語:英語、Esperanto等

第一次大攻勢によって一時期は壊滅寸前に追い込まれたが、ロンドンに建設されたSanctuaryの統治の下、コラボレイターの助力もあり何とかクリーチャー軍を押し返すことに成功して約480年。ヨーロッパの大部分を取り返すところまで来たこともあり、満を持して他種族国家ユートピア設立を宣言するに至った。(新暦497年) 首都がロンドンということもあり、標準言語として英語を指定はしているが、英語という概念が当然存在しない他種族とのコミュニケーション方法として人工言語であるEsperantoの方が学習も理解もされやすいという部分があり、エスペラントも第二標準言語として採用されている。

宗教

ネオクロッシア
 第一次大攻勢の最中、末法思想の宗教やカルトが多数誕生し、第一次大攻勢の終焉とともに、英国国教会派キリスト教と混合された結果、本来のキリスト教の思想が歪められたものをネオクロッシアと呼ぶ。ネオクロッシアの教えは『大攻勢の際も、神は手助けをしなかった。つまり神は滅んでいたのだ。人間こそが神に代わり人類と地球を救う』という一文が教義となっており、現在ではキリスト教とネオクロッシアは、ほぼ同数(約30%ずつ)の人類信者を獲得している。人類による地球の解放を謳っていることもあり、軍部や兵士の信仰率が高いのが特徴である。
 この宗教は、人類信仰のため他種族には受け入れ難い部分が存在し、ネオクロッシアの存在は種族間の融和の妨げになっているのが現状である。

スピリット教
 主に妖精族が信仰している宗教で、四代精霊(サラマンダー、ウンディーネ、シルフ、グノーム)を崇め、炎水風土の四代属を重んじている。妖精界には実際に精霊と呼ばれる存在がおり、その精霊を呼び出すMagicが存在している。その精霊もユートピア内に個体数は少ないが一定数存在し、妖精族が実際に各属性に対応した精霊を呼び出すこともある。この精霊召喚という、実際に尊い信仰対象を目視できるという他宗教にはない特徴が他種族にも好評で、信者の割合は少しずつとはいえ増加傾向にあり、ユートピアでも正式に宗教として認定されている。

ネオユナイト
 ネオユナイトは、最近になって信者を増やしつつある新興宗教である。教祖ベオール・グラッティンという人間で、教えの中心にあるのは、『植物から動物に至るまで、全ての種族は平等である。』というものであり、この教えが人間に限らず,様々な種族で受け入れられたために信者を爆発的に増加させつつある。ネオユナイトの信者の一部は影でユートピアの管理社会に対する批判を行っており弾圧対象となっているが、弾圧すればするほど、ネオユナイトはそれを逆手にとって弾圧の事実を公表することで宣伝、信者を獲得している。Sanctuary上層部内にも一定の割合で隠れ過激派のネオユナイトがいるようで、Sanctuaryを揺るがす存在となっているが、この一連の過激派の活動に関しては教祖は言及を避けており、教祖が活動に助力している証拠がないため監視対象の域をでていない。


戦況

ローマ方面
 戦況は一進一退で困難な局面が続いている。原因はローマ、モスクワ東部、サハラ砂漠西部にある3つの次元の扉で、ここをRUINERに抑えられているためクリーチャーの数を減らすことは難しく、同数の消耗であれば損耗率で不利になってしまう。特に、ローマの次元の扉は双方にとって非常に重要な拠点となっていて、日々クリーチャー軍との激戦が続いており、現在は互いにアルプス山脈を境として拮抗している状況であり、ローマ奪還は困難な状況が続いている。

モスクワ方面
 モスクワ東部の次元の扉は新暦54年に誕生したもので、488年にはモスクワを奪還、次元の扉まで300kmほどのところまで到達した。しかしクリーチャー軍も本腰を入れて防衛拠点を築きつつあるため、気を許せない戦況であることに変わりはなく、モスクワ方面に投入されるクリーチャーは寒さに耐性のある種族が多いため、冬季になると解放軍が進軍できなくなるという問題点もあり、冬季は守勢に回らざる負えないのも解放が進まない原因となっている。

アフリカ北部方面
 アフリカ北部は大激戦地帯である。その理由として、ローマ側と砂漠側の双方の次元の扉から挟撃を受ける地理的要因が挙げられる。解放軍も防衛拠点を築いてはいるものの、安全地帯を作るまでには至っていない状況である。ユートピア北アフリカ州都であるカイロは465年に一度解放したものの、それから毎年2,3回は市街戦が発生するほどの最前線となっており、Sanctuaryがカイロから旧イラク方面を素早く安定させることでアラビア半島の解放を当面の目標としていることもあり、最も戦力や物資を割いている方面となっている。


+ アジア連合
 アジア連合ついて、現在ユートピアが持ち合わせている情報はありません。
― ユートピア上層部書記 サティーナ・コンドロフ


+ オセアニア連合

概略

設立:新暦4年
首都:シドニー(現在はパースに臨時政府がある。)
人類総人口:50万人
全種族総人口:55万人
標準言語:英語

オーストラリア大陸を中心とした連合組織。オセアニア連合軍は第一次大攻勢でオセアニア諸国とオーストラリアの北半分を失ったものの、新暦32年にSanctuaryから漂流してきたバスティーユ・テオドアがオセアニア連合にZPC技術を伝えたことで戦況を持ち直すことに成功した。しかし、それから450余年経過した491年にシドニー西部に次元の扉が突如出現して状況は一変する。オセアニア連合軍は激増するクリーチャー群を抑えることができず、その結果として、シドニーは放棄され西部へと追い込まれていく形となった。
 新暦500年の段階でほぼ滅亡の危機へと追い込まれたオセアニア連合は、刻一刻と近づいていく滅びの運命を感じながら、いつかくるかもしれない遠方からの援軍を待つために1日でも滅亡の運命を遅らせられるように戦い続けている。援軍が絶対に来ないものであったとしても。


+ アメリカ大陸レポート
これは394年にアメリカ大陸偵察の任を受けた兵士が書き残したレポートである。
偵察隊員は記録上全滅しているため、このレポートが何故Sanctuaryの知ることとなったかについては不明である。

394年8月23日 偵察隊員ウィリアム・グリーン
 今日、私はアメリカの地で驚くべき光景を目にすることとなった。
その光景とは、人類を奴隷か下等種族であるかのように扱う他の種族達の姿であった。
人類はクリーチャー出現の地とされているアメリカでも生きていたのだ。 ‥奴隷として。
人類を支配する種族は悪魔族等が中心で、かなり統率が取れているようだ。
あまりにも驚くべき光景で見落としていたが、周囲には人間と思われる死骸が多数打ち棄てられていた。
これは、私の憶測に過ぎないが、おそらく想像を絶するひどい扱いを人類は受けているに違いない。
これはとても重要な情報になる。私はもう少し観察し隙を見て、ここで戦っている人類に伝えるつもりだ。
『人類はまだ滅んでいない。海の向こうでは戦い続けている。』と。

このレポートはここで終わっている。

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最終更新:2018年02月01日 12:07
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