万能宝石エリクシル

エリクシルとは2010年8月1日に行われたアクスヘイムの戦いにおいてキーとなったアイテム
アクスヘイムに集まった棘(ソーン)が結実し、発芽するように出現するマスカレイドが欲望のまま棘(ソーン)を成長させていた最終目的のもの。
アクスヘイムの人々の命と引き換えにマスカレイドの願いをかなえるようなエンディングが見え、アクスヘイムの戦いに発展したが、エンドブレイカーにより破壊された。
エリクシルの妖精がこれには宿っており、この妖精がエリクシルを手にしたものの願いを叶えるとされている。

小説“真の終焉へ導く者”の舞台であるランスブルク、2011年9月25日に行われたアクエリオの戦いでもキーアイテムとして登場した。

アクスヘイムでのエリクシル

PBWでのエリクシル初登場。このエリクシルを巡りマスカレイドと戦った
結果、とあるエンドブレイカーが有資格者となったが、エリクシルの危険性を理解しており何を願うこともなく破壊した。

ランスブルクでのエリクシル

小説『真の終焉へ導く者』で登場。
ランスブルグでは史上2回登場したことがあるようだ。

アクエリオでのエリクシル

魔王復活を巡る戦いの中登場。
とあるエンドブレイカーが有資格者となり「悲しみの記憶を代償に、全ての棘(ソーン)の抹消」を願った。
プレイヤーが願いをかなえた初の事例。
しかし、願いは代償の対価相当の範囲に狭められ、アクエリオ全体のみとなり、その悲しい記憶自体がスカード?としてのエンドブレイカーのルーツとなっていたためルーツの効果が消滅。さらに願いのかなえた影響か、エリクシルの羽と呼ばれるものが背中に生えるようになった。
その結果、アクエリオに存在する棘(ソーン)は消滅、同時にアクエリオに存在するマスカレイドはアクエリオに留まることが不可能になり、未来永劫マスカレイドも棘(ソーン)も進入できない地となった。
また、棘(ソーン)の残滓であるギガンティア“天守閣連峰”もアクエリオから姿を消すことになった。

ラッドシティでのエリクシル

ラッドシティは『世界の瞳』と呼ばれる遺跡群の上に建っている都市だが、ジェスターの言葉によるとこの『世界の瞳』自身がエリクシルの願いによってできたものであるということを示唆している。
ゼファーも『前回の戦いの残骸』を得ており、何年前になるか不明だが、以前にもエリクシルを巡って戦いがあったことは確かだと思われる。

その後のエリクシルを巡る戦いにおいて、とあるエンドブレイカーが有資格者となった。
そして、「『この街に蔓延る棘の残滓』を代償に、『人々が望む本当の平和』を!」を願った。
しかし、その結果エリクシルは言葉通り代償を『棘の残滓』に限定。その『棘の残滓』をラッドシティから輩出されている『紫煙』と判断しそれを代償とした。
そして『人々が望む本当の平和』は、飢えと怒りのない世界と判断し、決して尽きることのない栄養満点で食した者の怒りや不満の心を消し去る効果のある『紫の果実』が生る『紫煙の樹』を各家庭一本できるように生み出した。
しかし、この『人々が望む本当の平和』はこのラッドシティの戦いが起きる時点での願いであり、この『紫煙の樹』ができたことによって生まれる新たな問題などには考慮していない。
また、なくなってしまった『紫煙』は紫煙銃を始め、ラッドシティのさまざまな文化に必要なものだったため今後の影響が懸念されている。
結局エンドブレイカーが『紫煙の樹』を排除する方向に向かっており、エリクシルに願いをかなえてもらうことの危険性を知る機会となってしまった。


関連項目

最終更新:2012年04月11日 10:52