片翼の怪盗・ファルケイン
片翼の怪盗・ファルケインとはクエリオ編で登場した人物のひとり。
宝石にしか興味のない怪盗たちの首領として2011年6月ころから登場した。
概要
宝石にしか興味のない奇妙な
マスカレイド怪盗集団がいる。
盗む方法はさまざまであるときはこっそりと忍び込み、あるときは内部関係者として潜入し、あるときは使用人を誑し込む。
その手口はさまざまなれど、決して盗み主を傷つけず鮮やかに宝石を盗みこむことを至上として活動していた。
ファルケインはその首領にして
魔王ゼルデギロスの
『部位』を持つ魔王の苗床候補。
所持部位は左翼。
それゆえに登場当初は「片翼の怪盗」とよく書かれていた。
生死不明になっていた
エンドブレイカーを偶然助けたことから、この街にエンドブレイカーが着ているということを知った模様。
だが、彼はエンドブレイカーと敵対するのではなく、協力関係を築く事ができないかと何度かアプローチをかけるものの、エンドブレイカー側はその手を握ることはなく、その後は、
夢姫・レムと協力関係を結んだり、
黒鳥・コゼットを危機から救い
魔王の『部位』を譲り受けたりと影でさまざまな動きをしていた。
彼の最大の特徴は『
遺失魔術』を使用できること。
所持する宝石を消費して発動するこの魔術によって死亡寸前だったコゼットを「テレポート」で救い出し、コゼットの水神祭への復習のために「転送ゲート」を用意したりと空間を越える力を持っていた。
そのため、エンドブレイカーが
バンガイアのいるシーバルバの帝国に攻め込む際には、手を組む候補にも挙げられることもあった。
このように裏で暗躍していたファルケインたち怪盗集団だったが、
アクエリオ水神祭で何らかのプランを練っていたわりに登場せず(ゴンドラレースでそれらしき人物は登場)、終盤は夢姫・レムとの協力関係もいつの間にか解消され、なんとか黒鳥団とシーバルバの残党を組み入れ
アクエリオの戦いに臨んだものの最弱の集団となり、最期逃走しようとしたところを討たれた。
結局彼の目的と遺失魔法の正体はわからずじまい。
本当に
エリクシルを所持したかっただけなんだろうか。
登場事件とシナリオ
関連項目
最終更新:2011年10月21日 19:07