魔王の『部位』

魔王の『部位』とは、水神祭都アクエリオで登場したキーアイテムの一つ。
2011年07月12日に魔王教団がアルラウネをマスカレイド化するのに使っていたのが描写の初見。
言葉自体は時限トップで登場していた。

概要

『 魔王』とはアクエリオの伝承である“水神と魔王の伝承”に登場する『魔王ゼルデギロス』のことだと思われる。
魔王教団が所持している魔王の『部位』はシリーズシナリオ“【メイベル奪還隊】3つの路”にて「不気味な青白い肉の塊で、人間の脳の一部の様な形をしていてかなり気味が悪い。」と描写されている。教団ではこれを使って普通のアルラウネを儀式を経てマスカレイド化し、戦力の増強をしているようだ。
本当に『魔王ゼルデギロス』の肉体の一部なのかどうかは不明だが、夢姫・レム時限トップにて、彼女も片翼の怪盗・ファルケインも『部位』を所持していることが示唆されていた。
また、黒鳥・コゼットは二つの部位を所持していたが、アントマン塚の戦いで敗れた際に、一つの部位をファルケインに譲渡している。
2011年8月、獣王・バンガイアも4つの部位を所持していることが判明。その部位の力はエンドブレイカーでさえマスカレイド化できるほど強力なものであった。
2011年9月ころ、遺跡の奥に封印された『魔王の心臓』を発見→シナリオ“遺跡の奥、隠れしもの”

確認されている部位と所持者

部位 所持者
脳の一部? ウルカンダール
右頭部 バンガイア → 行方不明 → レム
左頭部 バンガイア → 行方不明
顔の右半分 レム
顔の左半分 コゼット → ファルケイン
右の翼 コゼット → 行方不明 → レム
左の翼 ファルケイン → レム(?)ギガメタル(?)ファルケイン(?)
右半身 バンガイア → 行方不明 → レム
左半身 バンガイア → 行方不明 → ギガメタル
心臓 地底湖遺跡 → エンドブレイカー(?)

メモ

  • 黒鳥・コゼット討伐戦『外交官ゲハルディ』という人物が「魔王の部位はひとつしか持ってない場合は奪えない」だから怪盗が奪えないものに興味を持つはずがないと述べている。→シナリオ“『黒鳥』コゼットの挑戦:星の眠りに沈め”
  • コゼットの翼は溶ける様に忽然と消失した。
    後日のアクエリオの話からすると、部位は消滅したため新たな所持者が出現するまでは大丈夫ということか。
  • 2011年8月22日の時限トップにて、獣王妃ファムが右翼、顔の右半分を異型化した姿で登場した。
    だが、右翼はコゼットのものと色が違い、顔の右半分は夢姫・レムが所持しているはずな上に形が違うため魔王の『部位』なのかどうか不明。
  • 2011年9月9日に獣王妃ファムが敗れたため上記の詳細は不明のまま終わった。また、バンガイアが死亡したため彼が所持していた部位は消滅した。
  • 2011年9月12日に時限トップにて右の顔だけではなく、右胴体、右頭まで異形化したレムが登場。翼は具現化されていないようだったが両翼所持していると明言。ファルケインの所持していた翼はどうなったのだろうか。

大精霊アクエリオの話

2011年8月。アクエリオ水神祭で『アクエリオの星』となったエンドブレイカーが『水神アクエリオ』と会うことが出来た。→(アクエリオの星、聖域へ
そこで、『水神アクエリオ』は魔王の『部位』についてこう述べている。

  • 魔王の『部位』とはゼルデギロスの肉体そのものではなく、ゼルデギロスの力の一部を受け取った者の証
  • 部位所有者は一度に6人出現し、互いに争い始める。
  • 部位所有者は自らの力を高めるか、他の部位所有者から部位を奪うことによって、自らの部位を増やすことができる
  • そうして左頭部・右頭部・右翼・左翼・左半身・右半身の6部位を手に入れた者は、ゼルデギロスの『苗床』となる。『苗床』は本能のままに殺戮して力を蓄え、やがては魔王ゼルデギロスそのものになるだろう。
    • 注:現在確認している部位は左頭部・左顔・右頭部・右顔・右翼・左翼・左半身・右半身・脳(?)の9つ 誰かが己の力を高めたということか。
    • 注:しかし、メモのとおり黒鳥・コゼット討伐戦『外交官ゲハルディ』「魔王の部位はひとつしか持ってない場合は奪えない」と言っている。
      互いに一つずつ所持している場合はどうするのだろうか。

  • 対処法は部位所有者を全て倒すこと
  • 倒した後に新たな部位所有者が出ないかどうかには、確証が持てない。




関連事項

最終更新:2011年09月12日 17:57