彼女は助けた私に礼を告げる。
それは本心。生命の危機も感じてた程の状況。
結構経験豊富みたいなのに初歩的な罠に陥ったのは、
最初の犠牲者の死に方に気が動転していたがゆえにとのこと。
まあ、気持ちは分からなくもない。あれで死にたくはないでしょうし。
それは本心。生命の危機も感じてた程の状況。
結構経験豊富みたいなのに初歩的な罠に陥ったのは、
最初の犠牲者の死に方に気が動転していたがゆえにとのこと。
まあ、気持ちは分からなくもない。あれで死にたくはないでしょうし。
彼女は先程まで間一髪だったようで、危うく大変なことになってたと告げる。
それは嘘だ。異形と少女相手に蹂躙されてしまった後はどう見ても大事だ。
身体も精神も侵されている状態を、私から見ても間一髪とは呼べるものではない。
主催者となる人物が言ってたダンジョンから始まった彼女の運のなさはあるけど、
比較的入り口付近だったから私も助けることができたのは不幸中の幸いか。
奥だったら私は彼女を助けるかどうかと言われれば、恐らくしなかったから。
言い方は悪いけど、まだその程度で済んだだけ救われてるのかもしれない。
それは嘘だ。異形と少女相手に蹂躙されてしまった後はどう見ても大事だ。
身体も精神も侵されている状態を、私から見ても間一髪とは呼べるものではない。
主催者となる人物が言ってたダンジョンから始まった彼女の運のなさはあるけど、
比較的入り口付近だったから私も助けることができたのは不幸中の幸いか。
奥だったら私は彼女を助けるかどうかと言われれば、恐らくしなかったから。
言い方は悪いけど、まだその程度で済んだだけ救われてるのかもしれない。
彼女は同行を持ちかけてきた。
こんなふざけた殺し合いを止めたいのだと。
それは本心。この殺し合いに対して乗るつもりはないと。
数々の巨悪に立ち向かってきた特異点と呼ばれる少女は、
偽りのない正義感のある志。淫蕩に塗れたこの舞台では眩しすぎるぐらい。
でも彼女の体力や精神的な面も気遣って、しばらく休むことを私は勧めることにした。
こんなふざけた殺し合いを止めたいのだと。
それは本心。この殺し合いに対して乗るつもりはないと。
数々の巨悪に立ち向かってきた特異点と呼ばれる少女は、
偽りのない正義感のある志。淫蕩に塗れたこの舞台では眩しすぎるぐらい。
でも彼女の体力や精神的な面も気遣って、しばらく休むことを私は勧めることにした。
彼女は大丈夫だと言い張る。
体力には自信があるそうだ。
本心で嘘だ。体力の消耗こそあれども、
その身は数々の事件を乗り越えた旅人のそれ。
世界を揺るがす存在、最強と謳われた存在との戦い。
様々な旅路を経て、それを乗り越えた故に誇張抜きの実力も体力もある。
体力には自信があるそうだ。
本心で嘘だ。体力の消耗こそあれども、
その身は数々の事件を乗り越えた旅人のそれ。
世界を揺るがす存在、最強と謳われた存在との戦い。
様々な旅路を経て、それを乗り越えた故に誇張抜きの実力も体力もある。
───けれど。彼女は自分がされたことを忘れたい。
その身に受けた事実から目を背けたい。そのための同行の提案。
人にとって操は大事にするもの。それを人ですらない存在に奪われた。
気を紛らわせなければ、みっともなく泣き崩れてしまいそうだったから。
当たり前だ。人にとって齢十五歳とは十分に少女であり、
そう言うことに関してはまだ夢見る年頃なのだから。
夢見た果ての相手が異形なんて、受け入れたくもないでしょうし。
その身に受けた事実から目を背けたい。そのための同行の提案。
人にとって操は大事にするもの。それを人ですらない存在に奪われた。
気を紛らわせなければ、みっともなく泣き崩れてしまいそうだったから。
当たり前だ。人にとって齢十五歳とは十分に少女であり、
そう言うことに関してはまだ夢見る年頃なのだから。
夢見た果ての相手が異形なんて、受け入れたくもないでしょうし。
彼女も最初は分かっていた。
旅をすればいつか、そういうこともあるのだろうと。
今までが良すぎた。今まではされることがなかったり、
場合によっては仲間が助けに来てくれたりと恵まれていたそうだ。
でも必ず悪意は存在する。彼女は現にその悪意となる狡知に出会ったのだから。
淫らで、邪悪で、狡猾な男は言った───空が蒼でなければならない理由なんてない、と。
その時は別の理由でそういったが、今の彼女はこの言葉を別の意味で捉えていた。
違う形で、世界は明るい碧空だけで構成されてないことを理解してしまう。
旅をすればいつか、そういうこともあるのだろうと。
今までが良すぎた。今まではされることがなかったり、
場合によっては仲間が助けに来てくれたりと恵まれていたそうだ。
でも必ず悪意は存在する。彼女は現にその悪意となる狡知に出会ったのだから。
淫らで、邪悪で、狡猾な男は言った───空が蒼でなければならない理由なんてない、と。
その時は別の理由でそういったが、今の彼女はこの言葉を別の意味で捉えていた。
違う形で、世界は明るい碧空だけで構成されてないことを理解してしまう。
表は笑顔で、今までの壮絶な戦いで培った技術の一端を見せる。
裏は幼くして、その身に受けた仕打ちを理解して涙を流していた。
裏は幼くして、その身に受けた仕打ちを理解して涙を流していた。
助けたお礼もしたいんです。本心。
私はこの通り大丈夫ですから。嘘だ。
仲間がいるかもしれないので。本心。
よくあることだから気にしてません。嘘だ。
私みたいに危ない目に合う人を助けないと。本心。
過ぎたことを悔やんでも仕方ないので。嘘だ。
私はこの通り大丈夫ですから。嘘だ。
仲間がいるかもしれないので。本心。
よくあることだから気にしてません。嘘だ。
私みたいに危ない目に合う人を助けないと。本心。
過ぎたことを悔やんでも仕方ないので。嘘だ。
本当、嘘、本当、嘘、本当、嘘、本当、嘘、本当、嘘。
嘘、本当、嘘、本当、嘘、本当、嘘、本当、嘘、本当。
嘘、本当、嘘、本当、嘘、本当、嘘、本当、嘘、本当。
やめなさい。
私に嘘(本当)を告げないで。
私に本当(嘘)を読ませるな。
あべこべだ。気持ち悪くて仕方がない。
初めて私は、この能力が嫌なものだと感じたかもしれない。
私に嘘(本当)を告げないで。
私に本当(嘘)を読ませるな。
あべこべだ。気持ち悪くて仕方がない。
初めて私は、この能力が嫌なものだと感じたかもしれない。
◇ ◇ ◇
私、古明地さとりは人の心が読める。
他人からすれば隠したいプライベートなことすら読めてしまう。
だから多くの妖怪に疎まれたり嫌われたりしてるけれど、だから何だと。
自分の能力を誇りに思っているし、こいしの目を閉じたことは残念とも思う。
と言うより、心を読んで勝手に私が代弁するのだから誇りに思ってない筈もなく、
同時自分から好かれないようにそう振る舞っているのも一つの原因とも言えるけども。
所謂妖怪としてのアイデンティティ。これはさとり妖怪としてあるべき姿の体現。
心を読まずしてさとり妖怪は名乗れない。水橋パルスィが他者に嫉妬するように、
レミリア・スカーレットが血を吸うように。妖怪として当たり前の行動をしているだけである。
他者の心が読んでそれを口にする。それがさとりなのだから、読まないさとりなど存在意義を失う。
人が息をするなと言われるようなものよ。妖怪としての在り方とは生きるのに必要なことだから。
それに、嫌われたことで動物に囲まれたりして、恵まれた生活環境になったのもまた事実。
故に『心読めるって悲しいよな』と憐れまれるようなものではないと断言できてた。
もっとも、以前とは別の理由でこの能力の存在が面倒なものだと感じてしまったけれど。
だから多くの妖怪に疎まれたり嫌われたりしてるけれど、だから何だと。
自分の能力を誇りに思っているし、こいしの目を閉じたことは残念とも思う。
と言うより、心を読んで勝手に私が代弁するのだから誇りに思ってない筈もなく、
同時自分から好かれないようにそう振る舞っているのも一つの原因とも言えるけども。
所謂妖怪としてのアイデンティティ。これはさとり妖怪としてあるべき姿の体現。
心を読まずしてさとり妖怪は名乗れない。水橋パルスィが他者に嫉妬するように、
レミリア・スカーレットが血を吸うように。妖怪として当たり前の行動をしているだけである。
他者の心が読んでそれを口にする。それがさとりなのだから、読まないさとりなど存在意義を失う。
人が息をするなと言われるようなものよ。妖怪としての在り方とは生きるのに必要なことだから。
それに、嫌われたことで動物に囲まれたりして、恵まれた生活環境になったのもまた事実。
故に『心読めるって悲しいよな』と憐れまれるようなものではないと断言できてた。
もっとも、以前とは別の理由でこの能力の存在が面倒なものだと感じてしまったけれど。
此処には流れ込んでくる心の内と言うのは、ろくでもないもので溢れている。
NPCは何処へ行けども性や快楽を求める声。これについてはありふれたもの。
地霊殿はペットばかりでそういうのは……まあ、特別多かったわけではないか。
地底であれば情欲に駆られる奴だって、別段珍しいものではなかった。
生命が持つありふれた感情。心を読める以上避けられないものなので、
今更多感な乙女のように慌ただしくしたりするようなものでもなく。
NPCは何処へ行けども性や快楽を求める声。これについてはありふれたもの。
地霊殿はペットばかりでそういうのは……まあ、特別多かったわけではないか。
地底であれば情欲に駆られる奴だって、別段珍しいものではなかった。
生命が持つありふれた感情。心を読める以上避けられないものなので、
今更多感な乙女のように慌ただしくしたりするようなものでもなく。
ただ、人の心を無理矢理に塗り替える……これについては別。
聖白蓮のような教えを説くと言った手順をなく人の考え方を変える。
精神操作とか、洗脳とかも妖怪に神が溢れる幻想郷では見慣れた物だけど、
今回のような快楽や淫欲と言ったものにするのとはついぞお目にかかったことがない。
いや、あったとしても博麗の巫女がなんとかしてしまってるのかもしれないが。
人の感情を容易く塗り替えて、参加者を次々とあられもない心へと変えていく。
本来心を読めばそこにあるはずの本音が嘘へと塗り替えられていくか、
或いは快楽に溺れてしまいまともに読めるものではなくなってしまう。
そして嘘が出るはずの口からそれらに侵されなかった本来の心の声が出てくる。
だから今は酷く気分が悪かった。
聖白蓮のような教えを説くと言った手順をなく人の考え方を変える。
精神操作とか、洗脳とかも妖怪に神が溢れる幻想郷では見慣れた物だけど、
今回のような快楽や淫欲と言ったものにするのとはついぞお目にかかったことがない。
いや、あったとしても博麗の巫女がなんとかしてしまってるのかもしれないが。
人の感情を容易く塗り替えて、参加者を次々とあられもない心へと変えていく。
本来心を読めばそこにあるはずの本音が嘘へと塗り替えられていくか、
或いは快楽に溺れてしまいまともに読めるものではなくなってしまう。
そして嘘が出るはずの口からそれらに侵されなかった本来の心の声が出てくる。
だから今は酷く気分が悪かった。
それは参加者にとどまらず、NPCとやらもそれだ。
彼女と出会うまでの道中に見かけた彼らも同じく思考を変えられる。
一応、ゴブリンとか一部は元々の本能からしてそう動くみたいだけども。
しかし多くはあるべき行動に無理矢理性的な行為を付け加えられた状態。
一人や二人程度ならば、所謂『たまにあること』としか思いはしないだろう。
だがNPCも含めて本心とは別のものに塗り替えられるのは、ひたすらに不愉快でしかない。
(因みに彼らは一先ずやりすごして戦闘を避けてたので大事はない。面倒だし)
この先も恐らく出会うでしょうね。これはそういう趣旨の目的でもあるのだから。
気が狂うとは思わない。散々人の心の闇を読んできたし、私のメンタルははこの程度では揺るがない。
とは言え、流石に気持ち悪い。天邪鬼にでもひっくり返されたような、絶望的に噛み合わない心の内。
元々残留思念など読める相手が多くいる場所だと体調を崩しやすい傾向はあったけど、
そこに塗り替えられた思考を持ったNPCに、凌辱によって変わり果てる参加者。
今まで誇っていた自分の能力を初めて持ったことを後悔した気がするほどに。
彼女と出会うまでの道中に見かけた彼らも同じく思考を変えられる。
一応、ゴブリンとか一部は元々の本能からしてそう動くみたいだけども。
しかし多くはあるべき行動に無理矢理性的な行為を付け加えられた状態。
一人や二人程度ならば、所謂『たまにあること』としか思いはしないだろう。
だがNPCも含めて本心とは別のものに塗り替えられるのは、ひたすらに不愉快でしかない。
(因みに彼らは一先ずやりすごして戦闘を避けてたので大事はない。面倒だし)
この先も恐らく出会うでしょうね。これはそういう趣旨の目的でもあるのだから。
気が狂うとは思わない。散々人の心の闇を読んできたし、私のメンタルははこの程度では揺るがない。
とは言え、流石に気持ち悪い。天邪鬼にでもひっくり返されたような、絶望的に噛み合わない心の内。
元々残留思念など読める相手が多くいる場所だと体調を崩しやすい傾向はあったけど、
そこに塗り替えられた思考を持ったNPCに、凌辱によって変わり果てる参加者。
今まで誇っていた自分の能力を初めて持ったことを後悔した気がするほどに。
正直な感想。さっさと帰りたかった。
元々インドア派で動きたくない。動かず事件を解決する、
安楽椅子探偵にでもなりたいぐらいに引きこもり体質なのだから。
幻想郷の名だたる連中の一部も警戒するほどの妖怪ではあると言っても、
何人も殺していられる肉体派でもないし、素直に誰かの協力を募って帰る方が効率的。
最悪優勝も視野……なんてふわふわとした状態で歩いていた最中に私は彼女に出会った。
元々インドア派で動きたくない。動かず事件を解決する、
安楽椅子探偵にでもなりたいぐらいに引きこもり体質なのだから。
幻想郷の名だたる連中の一部も警戒するほどの妖怪ではあると言っても、
何人も殺していられる肉体派でもないし、素直に誰かの協力を募って帰る方が効率的。
最悪優勝も視野……なんてふわふわとした状態で歩いていた最中に私は彼女に出会った。
ダンジョンからの声に気付き、
その……エロトラップダンジョンだと分かっても入らざるを得ない。
軽く進んだ先に、落とし穴の中にいたのは蜘蛛と二人の少女。
片方は首輪がないので、つまりNPC……蜘蛛のお仲間みたい。
妖怪としては人は襲うもの。蜘蛛もそういうことなのでしょう。
その……エロトラップダンジョンだと分かっても入らざるを得ない。
軽く進んだ先に、落とし穴の中にいたのは蜘蛛と二人の少女。
片方は首輪がないので、つまりNPC……蜘蛛のお仲間みたい。
妖怪としては人は襲うもの。蜘蛛もそういうことなのでしょう。
インドア派な私でも、時に人を襲うのは楽しいものだと思っている。
それが節理よね……なんて、薄情極まりない思考を見せてはいたのだけど、
参加者の一人は完全に精神が壊れきってないようでもあった為助けることに。
対処は簡単なもの。トラウマの再現をしたことで出た殺虫剤一つで即座に逃げた。
大した労力もなく、少女も蜘蛛に乗って一緒に逃げる程で、相当嫌ってるらしい。
……トゲトゲ神? そんな神様もいるものなのね。と言うか神の殺虫剤って、何?
それが節理よね……なんて、薄情極まりない思考を見せてはいたのだけど、
参加者の一人は完全に精神が壊れきってないようでもあった為助けることに。
対処は簡単なもの。トラウマの再現をしたことで出た殺虫剤一つで即座に逃げた。
大した労力もなく、少女も蜘蛛に乗って一緒に逃げる程で、相当嫌ってるらしい。
……トゲトゲ神? そんな神様もいるものなのね。と言うか神の殺虫剤って、何?
そうして彼女を助けて安全な場所、
と言ってもどこが安全かなど分かるはずもなく。
一先ずダンジョンから引っ張り出して今に至る。
ぬめったりべたべたはするけど、仕方ないと割り切った。
と言ってもどこが安全かなど分かるはずもなく。
一先ずダンジョンから引っ張り出して今に至る。
ぬめったりべたべたはするけど、仕方ないと割り切った。
妖怪において決して珍しくはない勝者による蹂躙。
よくある話。私も見た目こそ少女だけど結局は妖怪、
人の価値観と言うものとは大分ずれたものではある。
とは言え、そう簡単に割り切ってしまってたら、
私はペットにも嫌われてた孤独な人生だったでしょうね。
そりゃ、少なからず助けたことには利用すると言う目的はあれども、
全て合理的にできるほど私は薄情な人間のつもりではない。多分。
よくある話。私も見た目こそ少女だけど結局は妖怪、
人の価値観と言うものとは大分ずれたものではある。
とは言え、そう簡単に割り切ってしまってたら、
私はペットにも嫌われてた孤独な人生だったでしょうね。
そりゃ、少なからず助けたことには利用すると言う目的はあれども、
全て合理的にできるほど私は薄情な人間のつもりではない。多分。
「まあ、無理をしないのであればいいですが。」
大丈夫だと言い張る彼女に対して空気を読んで私は受け入れる。
さとり妖怪が相手の心を口にしなくてはならない日が来るなどとは思わなかった。
凌辱といったものがひしめく舞台。隠したいことなど山ほど増えてくるだろうし、
今回ばかりは他人の心を見透かして行けば、確実に人からの信用が得られなくなる。
ついでに慣れたと言えども、余りそっち方面を口にしたいかと言われればお断りだ。
さとり妖怪が相手の心を口にしなくてはならない日が来るなどとは思わなかった。
凌辱といったものがひしめく舞台。隠したいことなど山ほど増えてくるだろうし、
今回ばかりは他人の心を見透かして行けば、確実に人からの信用が得られなくなる。
ついでに慣れたと言えども、余りそっち方面を口にしたいかと言われればお断りだ。
「うん! 分かってる!
騎空士としてかっこわるい所は見せられないよね!」
騎空士としてかっこわるい所は見せられないよね!」
普段の明るく、天真爛漫な姿で少女は振る舞う。
カラ元気であることは分かるが、それも口にしないでおく。
今だけはさとり妖怪を名乗るのをやめよう。
アイデンティティを失うことにはなるが、
帰るまでの間と割り切ることとする。
呼吸に等しいと言ったそれに耐えて、
果たして私はどこまで行けるのか。
こいし達がいなければいいけれど。
カラ元気であることは分かるが、それも口にしないでおく。
今だけはさとり妖怪を名乗るのをやめよう。
アイデンティティを失うことにはなるが、
帰るまでの間と割り切ることとする。
呼吸に等しいと言ったそれに耐えて、
果たして私はどこまで行けるのか。
こいし達がいなければいいけれど。
これは蒼の少女の記録に記載されることのない、
空を生きる少女と地の底に生きる少女の語られない物語。
もしこの物語にタイトルを付けるとするのであれば───
空を生きる少女と地の底に生きる少女の語られない物語。
もしこの物語にタイトルを付けるとするのであれば───
『古明地さとりは語れない』だろうか。
【古明地さとり@東方project】
[状態]:頭痛と不快感、ストレス
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×1〜3
[思考・状況]
基本方針:とりあえず帰りたい。殺し合いは最終的手段。
1:人生で初めて能力について後悔したかも。
2:うちのペットやこいし、来てないよね。
3:ジータさんと行動するのが一番。
4:ベリアル……凄い敵に出会ったのね彼女。
[備考]
※参戦時期は少なくとも茨歌仙29話以降です。
※『心が読める程度の能力』は十メートルから読めるようになり、
近づく程効果が上がり、大体五メートルで普段通りの心を読むことができます。
また相手の存在を認識してない状態で心を読むことはできません。
※トラウマの再現は可能ですが精神的な汚染を受けてる場合、
それがうまく再現できないかそっちに引っ張られる可能性もあります。
※飛行能力は短時間ならあまり消費しませんが、長時間は大きく消耗します。
※ジータの心を読んでグランブルーファンタジーの情報を得てます。
[状態]:頭痛と不快感、ストレス
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×1〜3
[思考・状況]
基本方針:とりあえず帰りたい。殺し合いは最終的手段。
1:人生で初めて能力について後悔したかも。
2:うちのペットやこいし、来てないよね。
3:ジータさんと行動するのが一番。
4:ベリアル……凄い敵に出会ったのね彼女。
[備考]
※参戦時期は少なくとも茨歌仙29話以降です。
※『心が読める程度の能力』は十メートルから読めるようになり、
近づく程効果が上がり、大体五メートルで普段通りの心を読むことができます。
また相手の存在を認識してない状態で心を読むことはできません。
※トラウマの再現は可能ですが精神的な汚染を受けてる場合、
それがうまく再現できないかそっちに引っ張られる可能性もあります。
※飛行能力は短時間ならあまり消費しませんが、長時間は大きく消耗します。
※ジータの心を読んでグランブルーファンタジーの情報を得てます。
【ジータ@グランブルーファンタジー】
[状態]:疲労(大)、精神疲労(極大)、複雑、服がべたべた
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×1〜3
[思考・状況]
基本方針:殺し合いはしないけど、敵がいたら遠慮はしない。
1:ルリアや皆を探さないと。
2:分かってはいたけど……やっぱり辛い。
3:さとりさんに恩を返さないと!
4:この趣味の悪さ、ベリアル関わってるとかないよね?
[備考]
※参戦時期は少なくとも000終了以降。
※さとりが心を読める能力を持ってると気付いていません。
※されたことの内容は想像にお任せしますが、まあ想像通りの内容です。
[状態]:疲労(大)、精神疲労(極大)、複雑、服がべたべた
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×1〜3
[思考・状況]
基本方針:殺し合いはしないけど、敵がいたら遠慮はしない。
1:ルリアや皆を探さないと。
2:分かってはいたけど……やっぱり辛い。
3:さとりさんに恩を返さないと!
4:この趣味の悪さ、ベリアル関わってるとかないよね?
[備考]
※参戦時期は少なくとも000終了以降。
※さとりが心を読める能力を持ってると気付いていません。
※されたことの内容は想像にお任せしますが、まあ想像通りの内容です。
【アトラの蟲惑魔@遊戯王OCG】
可憐な少女の姿をしているNPC。
だが、少女は疑似餌で相手を惑わして落とし穴へと招いて、
本体となる、少女の身の丈の数倍はある蜘蛛が本体が捕食する。
……なのだが、一部イラストで疑似餌が自律してたりと割と謎。
本ロワでは本体のほうの性別は雄と言う扱い。なお少女も普通に襲う。
攻撃力は蟲惑魔の中でもそれなりに高い。トゲトゲ神の殺虫剤で撃退可能。
一応ダンジョンにいるが、外へ出てこないとも限らない。
可憐な少女の姿をしているNPC。
だが、少女は疑似餌で相手を惑わして落とし穴へと招いて、
本体となる、少女の身の丈の数倍はある蜘蛛が本体が捕食する。
……なのだが、一部イラストで疑似餌が自律してたりと割と謎。
本ロワでは本体のほうの性別は雄と言う扱い。なお少女も普通に襲う。
攻撃力は蟲惑魔の中でもそれなりに高い。トゲトゲ神の殺虫剤で撃退可能。
一応ダンジョンにいるが、外へ出てこないとも限らない。