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etorarowa @ ウィキ

疑似餌

最終更新:2021年11月29日 00:15

etorarowa

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だれでも歓迎! 編集
この作品は性的表現が含まれています。
過激な性的描写が苦手な方には不快となる内容なのでご注意ください




















侵入者の尊厳も生命も貪るエロトラップ。
それを目前にしたとき、男は笑った。

これで望みが叶えられる、と

☆

「ん...」

鳥類のような獣耳の生えた少女―――ルルティエの意識が覚醒する。
ここはどこだろう。たしか、妙な男に連れてこられて、褐色肌の子が見せしめとして殺されて―――

―――そうだ、今は殺し合いに巻き込まれている時だ!

意識の覚醒と共に理解が追い付くと、ルルティエは弾けるように立ち上がろうとする―――が、動けない。
いつの間にか、両手が頭上で拘束されていた。

「気が付いたようだね」

掛けられた声に顔を上げると、そこにはえくぼの深い中年の男とまだ若く見える青年の姿があった。

「あの、これは...あなたたちはいったい...?」
「ああ、理解が追い付いてないみたいだね。僕は3年前の捏造捜査で処分された...南凪署の元刑事でーす!!」
「俺は密輸組織の残党です!」

やけに高いテンションで自己紹介してくる二人にルルティエはなお困惑する。

「あの、なんで私を拘束なんてしたんですか?」
「それはどうして拘束程度なのか、という意味かな?」
「なんだなんだ!?殺して欲しかったのか!?」
「ひっ!?」

青年の物騒な言葉にルルティエは喉の奥で悲鳴を上げる。

「まあまあ、ことここまで来たことだし教えてあげようじゃないか」

そんな彼女に構わず中年男は勝手に身の上を語り続ける。

「僕らはね蒼海幣という悪い組織の壊滅に燃える善良な刑事だったんだよ。もちろん正当な手段だけじゃどうしようもないからグレーな手も使ったんだけどねえ」
「その時に必要だった殺人事件はウチの兄貴がやったんだぜ!」
「そうそう。それでお兄さん大盛り上がり。グレーでダメならブラックだ、時代は捏造逮捕だ!まあ別件逮捕になるんだけど...」

中年男は遠い目で彼方を見つめる。

「一度別件でも逮捕状出せればガサ入れもできるし、なし崩しになんでもできた...はずだったのになあ」
「なぜか俺たちが逮捕だ!」

ガン、と壁を叩く青年の剣幕にルルティエがヒッ、と小さな悲鳴を挙げる。

「証拠の完璧な捏造!司法への完璧な根回し!それが終わってみれば僕たち警察が捏造逮捕の悪人扱い!そして不幸な関係者は全員処分!一方の蒼海幣は今日も平和です!」
「あの、それが私を捕まえるのと何の関係が...」
「ああああああああ!!黙って僕の話を聞けええええええ!!!!」

急に怒声を挙げる中年男の迫力に怯えたルルティエは思わず、ごめんなさい、ごめんなさい、と涙を流しながら謝り始めてしまった。

「ああ、取り乱してすまない...とにかく、お兄さんたち可哀想だろ?仕事失っちゃって家族もバラバラで...」
「だからお嬢ちゃんに慰めてもらおうかなってこと!」

いうが早いか、中年男と青年はルルティエの着物に手をかけ始める。

「ひっ!?や、やめてください!」

ルルティエの拒絶も男たちには届かない。
欲望に塗れた男たちの手は、容赦なく少女の肢体を露わにしていく。

「おぉ...きみ、見給えよ。玩具のつけ耳だと思っていたが、毛深い耳...そして直に生えた尻尾...まるで獣だ」
「獣!?いやだ!怖い!!死んで!」

キャッキャと茶番に興じる二人の男にルルティエは恐怖を抱く。
これから自分がなにをされるのか―――想像もしたくない。

「やっ、やめてください...やめてください!お願いします!」
「おほー!こりゃ珍しい。獣人娘の半裸謝罪なんて」
「しかも手錠付き!こいつはとんでもねぇ変態だ!!あーもうたまんねえ!」

青年はズボンのチャックに手をかけると一気に下ろし、ズルリとそそり立つ肉棒を露わにした。

「ひいっ」

ルルティエは悲鳴を挙げながらも、思わずソレを凝視してしまう。
あれは己が幾度となく乙女本で夢想してきた、男の勲章。
その生モノが―――眼前にある。
臭いが、熱さが、鼻孔を擽ってくる。

「オラ、咥えてみろよ小娘」

顔を逸らし、口内への侵入を防ごうとするルルティエの頭を掴み、青年は無理やり肉棒を入れようとする。

「いや、いやあ!」
「この、抵抗するんじゃ...」
「まあ待ちたまえよきみぃ。この子は獣だよ?嫌がってる内にそんなことさせたら噛まれるかもしれないじゃないか。まずは安全なところでしっかり躾けてあげないと」
「あ?...へへっ、刑事の旦那は穏やかな顔してえげつないねえ」

青年はルルティエの顔を掴むのをやめ、代わりに身体を密着させ腰を押し付け始める。
ルルティエはなおも抵抗するも、頭の中では敵わないと冷静に思考を働かせているのか、既にきつく目を瞑っていた。

「そんじゃいただきまーす♪」

男の影が重なるのも認識できないまま、ルルティエは、いやだいやだと悲鳴を上げ続ける。
だが、その悲鳴も空しく響き―――

ずむっ

「ひぎぃ!?」

腸内に異物が侵入を開始する。
灼熱の如き熱さが体内を蹂躙し始める。

「が、あ、あっ」

初めて貫かれたソコには微塵も快楽など存在せず、激痛のみが脳髄を支配する。
ただただ挿入した者だけが腰を打ち付け一方的な快楽を貪っている。

「ははははははっ」

野太い男の笑い声が響く、響く―――

「ふははははははっ!!どうだ俺のペニスの味はぁ!!」
「ぎっ、にゃああああああああ!!!!」

背後からモヒカン刈りの男に尻穴を犯されていた青年は、この世のモノとは思えないほどのおぞましい絶叫を挙げた。

「...へっ?」

ルルティエは間の抜けた声を漏らす。
自分を犯そうとしていた青年が、突如現れたレザー装備のモヒカン刈りの大男に尻を犯されていた。
まったくもって意味がわからない。
そしてそれは中年男も同じだったようで、仲間が犯されているというのに、ポカンと口を開けた放心状態でその様を見つめていた。

そんな二人に構わず、モヒカン男は青年に腰を打ち付け続ける。

青年は尻から滝のように血を流しずっと悲鳴を挙げていたが、ほどなくしてそれも小さくなっていき、白目を剥いてガクリと力なく項垂れた。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

モヒカン刈りの男が目を瞑り野太い雄叫びを挙げるのと同時、ゴポリ、と大量の白い粘液が青年の尻に放たれ、そそり立つ竿が引き抜かれた。
その血に塗れた竿の大きさときたら、まさに古代ローマ剣闘士の用いる聖槍の如し。
まさに対象の生命を食らう魔槍(ゲイ・ボルグ)そのものだ。

「ひっ、ひいい!」

相方の凄惨な死顔を見せられた中年男は懐に隠し持った煙玉を地面に叩きつけ、煙幕を張り一瞬たりとも振り返ることなく逃走の姿勢に入る。

「おっとぉ」

だが。
駆け出そうとしたその瞬間、既にモヒカン男の手が肩に置かれていた。

「よお旦那ぁ。女とヤるのもいいが男と強烈な一パツをやるのもいいもんだぜ。俺が教えてやるよ...!」
「やっ、やめてくれえ!私には元家族が...」

ガッ。
モヒカンは中年男の懇願を遮るかのように肘内を肩口に叩き込み、彼を地面に説き伏せる。
モヒカン男はそのまま慣れた手つきで中年男のズボンを下ろし、彼の肛門に己のペニスを宛がった。

ズグリ、と濡れてもいない毛むくじゃらの尻穴は、モヒカン男の巨根に貫かれた。

「ふぎぃ!?」

中年男の臀部から奔る苦痛、激痛、激痛―――
それにも構わずモヒカンは己の欲望の赴くままに腰をピストンさせる。

パンパンパン、と肉を撃つ音が鳴り響き、その度に中年男の腹のぜい肉がぶるぶると揺れ脂汗と共に加齢臭があふれ出す。
モヒカンはその『男』の味や香りを堪能するように汗を舐めとり息を深く吸い鼻孔で堪能する。
恍惚な表情を浮かべるモヒカンの一方で、中年男の表情は苦悶に歪み、肛門からは滝のように出血している。
中年男の性器も勃起しているが、これは快楽を感じているのではなくただ肛門からの刺激に反応しているだけだ。
つまり、中年男はただただ地獄のような激痛に晒され続けているだけだ。
このままでは殺される―――男はダメもとでルルティエに目で助けを訴えかける。
気弱そうな彼女ならばこの可哀想な中年に救いの手を差し伸べてくれるかもしれない。
そんな一縷の望みをかけた中年だが、その希望はあえなく崩れ去る。

少女は彼らの交わりをジッと見つめていた。いや、魅入っていたという方が正しいだろう。
顔を赤らめ恥じらいを覚えつつも、しかし決して目を離すことなくその一部始終を見届けていた。
中年は知らない。
ルルティエが嗜む乙女本が、ただの恋愛模様を描くものではなく漢同士の濃厚な友情行為を描いていることを。
彼女が密かにその漢同士の行為を夢想してきたことを。

そして。

「うおおおおおおおおおおおおおお!!!」

己の腸内に熱いモノを注がれる感覚と共に―――中年男の首はガクリと傾き、意識は闇に落ちた。

「悪く思うなよ。恨むんならこのデカすぎるペニスを恨むんだな」

中年男が最期に聞いたのは、そんな理不尽極まりない言葉。


☆


モヒカン刈りの彼―――日高良司は期待していた。
エロトラップという侵入者を快楽に叩き落とすこのダンジョンに。

かつては誰にも受け入れられなかったが、ここでなら自分の欲望を受け止めてくれると。

―――けれど、ここでも彼はのけものだった。

彼の股間に生える23センチのデカチン。
男ならば誰でも羨むそのビッグコックは、しかし誰にも受け入れられることはなかった。
それはこのダンジョンも例外ではなかった。
ゴブリン・触手・粘液・レイプ用スライム・etc...
如何な女性をも快楽地獄に叩き落とす幾多のエロトラップも、この男の23センチのデカチンを受け入れられることはなかった。

男は失望し絶望した。
弟に肛門から拳銃で撃ち抜かれて絶命した行先がこれか。現世にも地獄にも俺の居場所はないというのか。
俺は、どこからも受け入れられぬ能無しでしかないというのか。

―――ならば、俺こそが移動式エロトラップになり男をあさり続けてやる!それ以外に俺の欲望を満たす方法はないじゃないか!

半ば逆ギレに近い形で用済みとなったエロトラップダンジョンから飛び出し、獲物を探していく候。
やがて見つけたのは、獣耳の少女を拘束している男たちの姿だった。

その姿を認めた良司は笑う。
それは自嘲じみた寂し気な笑みだった。

「なあ雄介...お前は俺が無差別に掘りまくったから殺したんだろ?だったら...悪い奴相手なら問題ないよな?」

良司は持ち前のスニーキング能力を発揮し、男たちを追跡し、そして盛り上がってきた隙を突き二人の男の尻を犯し尽くした。
二人の命を奪った彼に残されたのは、罪悪感ではなく精を放てた解放感のみだった。
やはり間違いない。自分に残されたのはこの道しかないと確信する。

良司は女に興味がないため、捕らえられていた少女の手錠を外し解放してやる。
が、少女―――ルルティエは恍惚な表情で鼻血を流し失神していた。
わざわざ殺すこともないのでこのまま捨て置こうかと思ったが、しかしふと思いとどまり彼女を肩に担ぐ。

―――この嬢ちゃんをダシにすればまた獲物にありつけるかもしれない。

こんな異様な事態なのだ。先ほどの連中のようにこの機に乗じて強姦に走るクズは多いはず。
ならば、この少女を囮にして寄ってきた男を食い散らかせるだろう。
可憐な少女に食いついてきた魚を食らう。
まさに動くエロトラップに相応しい構造だ。

(とはいえ、無理やり従わせたんじゃあ雄介に申し訳が立たないからな...)

良司は弟である雄介に殺されはしたが、そこに一切の恨みつらみはない。
もし彼もこの催しに巻き込まれているならば護ってやりたいくらいだ。
そして彼が合意なしにルルティエを囮にしようとしていることを知ればひどく嘆き悲しむだろう。

だからこの作戦は彼女の同意のもとやるつもりだ。
無論、こんなことを頼まれて引き受ける者はそうはいないだろう。

(まあちょっと押せば聞き入れてくれそうだがな...なんせこの嬢ちゃん、相当のスキモノらしいからな)

彼女は良司が男たちを犯している間も悲鳴一つ挙げずずっと凝視していた。
加えてこの興奮による失神。間違いない。彼女はもとから男同士の交わりを好む者だ。

「はてさて。俺はこの命尽きるまでなんにんの男を食えるやら...楽しみだ」

これから行うであろう行為を頭に描き、良司の野太い笑い声が闇夜に響き渡った。


【蒼海幣を潰そうとして違法行為に手を出した汚職刑事@マギアレコード 肛門裂傷により死亡】
【密輸組織の残党の青年@マギアレコード 肛門裂傷により死亡】


【日高良司@男狩り】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:移動式エロトラップとして男をレイプしてまわる。
1:ルルティエが目を覚ましてから、彼女を餌にレイプ用の男を集めていいか尋ねる。断られたら別れて男を求め歩く。

[備考]
※参戦時期は死亡後





【ルルティエ@うたわれるものシリーズ】
[状態]:興奮による失神。
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:殺し合いには乗らない。
0:(気絶中)
1:これが生の男の人同士の...ゴクリ
[備考]
※参戦時期は少なくともハク達を知ってから。

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