「る~るる~る~る~、る~るるるる~る~る~るる~」
ショッピングモールの店舗立ち並ぶ大通りを、ポプテ○ピックOPのメロディを口ずさみながらコックカワサキは渡り歩く。次なる食材を求め、倉庫にしまっちゃうブツや参加者を求めて
「何か目ぼしい物があればなぁ……」
元来であれば一介の料理人にしか過ぎないこの男。その実、数多の『認識』を以て狂気という名の調味料を下味に完成された狂人である『この』コックカワサキは、虐殺と淫謀を張り巡らせる極悪非道の無辜の怪物でしかない
そんな彼が探すのは、何を隠そう食材だ。と言っても、彼の謳う「食材」とはそれこそ動植物だけではなく亜人や況してや人間の、食べれるものなら何でもである
狂人はそれを探し求めている、己の狂気が赴くままに
狂人はそれを探し求めている、己の狂気が赴くままに
「……ん? あそこの扉から歌が聞こえるじゃないか? もしかしたらいい食材が見つかるかも~」
向こう側の、ケーキ屋らしき小さな出張店から歌が聞こえている
軽快ながらも不気味な歌が聞こえている
軽快ながらも不気味な歌が聞こえている
「よ~し、行ってみよう!」
歌がする方へコックカワサキが向かう。店内に入ればガラスのショーケースの中に、色鮮やかなケーキの列が寸分の狂いもなく並んでいる
「今度こういうケーキも作ってみようかなぁ」と呟きながら、歌の音源を探す
音源探しの最中に赤い球体を見つけた、固くて食べれそうな代物ではないが、何故か滾る炎の如く力が湧いてくるのでこのまま所持することに
音源探しの最中に赤い球体を見つけた、固くて食べれそうな代物ではないが、何故か滾る炎の如く力が湧いてくるのでこのまま所持することに
「さぁて、こんな所で歌を口ずさんでいるのは、だぁ~れぇ~かぁ~なぁ~」
歌が大きく聞こえる場所へ、カワサキが幽霊の如き形相で覗いてみれば
『♪ハッピバースデー トゥーユー』
『♪ハッピバースデー トゥーユー』
『♪ハッピバースデー ディア………』
『♪ハッピバースデー トゥーユー』
『♪ハッピバースデー ディア………』
歌を口ずさんでいたのは、大きな大きなバースデーケーキ
「……うん」
それを目撃したカワサキは、一目散に撤退
本来の彼が棲まうプププランドもヘンテコな生き物はいるが、流石に歌を響かせるバースデーケーキは流石に少し戸惑う
それにあれがNPCの類だとして、こっちに気付いている様子もないからか無駄に戦端を開く必要もない
本来の彼が棲まうプププランドもヘンテコな生き物はいるが、流石に歌を響かせるバースデーケーキは流石に少し戸惑う
それにあれがNPCの類だとして、こっちに気付いている様子もないからか無駄に戦端を開く必要もない
「……あ、そうだ!」
だが、歌うバースデーケーキからとある発想を得たカワサキは、ショッピングモールの最上階に移動
支給品であった拡声器を取り出し、高らかに叫んだ
支給品であった拡声器を取り出し、高らかに叫んだ
「みんな~! 聞こえてる~!」
「オレさ~! このショッピングモールで化け物に囚われてる女の子を見つけちゃったんだ~!」
「だけどオレだけの力じゃどうにもならなくてさ~、誰でも良いから助けるのに手伝って欲しいんだ~!」
「オレさ~! このショッピングモールで化け物に囚われてる女の子を見つけちゃったんだ~!」
「だけどオレだけの力じゃどうにもならなくてさ~、誰でも良いから助けるのに手伝って欲しいんだ~!」
わざとらしくではなく、まるで本当に焦っているように、狂人とは思えぬ演技力を持ってして叫んだ
全ては食材を集めるために、全てはみんな天国に連れて行ってあげるために
全ては食材を集めるために、全てはみんな天国に連れて行ってあげるために
そしてNPCらしきあの歌うバースデーケーキも、何かしら使えるかもしれない
叫び終えたカワサキは、今後の方針を考えるため、一度倉庫に戻ることにした
叫び終えたカワサキは、今後の方針を考えるため、一度倉庫に戻ることにした
【E-3/ショッピングモール内部/深夜/1日目】
【コックカワサキ@狂気のkwskシリーズ】
[状態]:健康、毒電波発生中
[装備]:調理器具@現実、拡声器@現実、謎の赤い玉
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1(確認済)、拳銃、凶鳥モー・ショボーの手足の肉
[思考・状況]基本行動方針:みんな、セ〇クスし続けろ!激しく!もっと激しく!!
1:ヒィ、ヒヒヒィヒャァハハッ!〇ッッッックス!!
2:オレに任せれば、とっても早く天国に行けるよ~!
3:オレは……正常だよ~?
4:オレの呼びかけに集まった奴らを一網打尽だぁ~!
5:この石、オレの役に立ってくれそうだよ~!
6:あのバースデーケーキ、うまく利用できないかなぁ~?
[備考]
※出展作品の関係上、『星のカービィ(アニメ版)』以上にエキセントリックな性格と言動になっています。
※赤い玉の正体は後続の書き手にお任せします
※拡声器を使用しました、周囲の参加者にカワサキの声が聞こえたのか後続の書き手にお任せします
【コックカワサキ@狂気のkwskシリーズ】
[状態]:健康、毒電波発生中
[装備]:調理器具@現実、拡声器@現実、謎の赤い玉
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1(確認済)、拳銃、凶鳥モー・ショボーの手足の肉
[思考・状況]基本行動方針:みんな、セ〇クスし続けろ!激しく!もっと激しく!!
1:ヒィ、ヒヒヒィヒャァハハッ!〇ッッッックス!!
2:オレに任せれば、とっても早く天国に行けるよ~!
3:オレは……正常だよ~?
4:オレの呼びかけに集まった奴らを一網打尽だぁ~!
5:この石、オレの役に立ってくれそうだよ~!
6:あのバースデーケーキ、うまく利用できないかなぁ~?
[備考]
※出展作品の関係上、『星のカービィ(アニメ版)』以上にエキセントリックな性格と言動になっています。
※赤い玉の正体は後続の書き手にお任せします
※拡声器を使用しました、周囲の参加者にカワサキの声が聞こえたのか後続の書き手にお任せします
『NPC紹介』
【哀悼者@ENDROLL】
まどろみの森にある山小屋の中の、そこにあるプレゼントボックスの中に潜んでいた巨大なバースデーケーキ。
ちなみにカワサキは哀悼者側から認識されなかった為襲われることはなかったが、基本目標を認識するまで動かず、認識すれば襲いかかってくるようになっている
【哀悼者@ENDROLL】
まどろみの森にある山小屋の中の、そこにあるプレゼントボックスの中に潜んでいた巨大なバースデーケーキ。
ちなみにカワサキは哀悼者側から認識されなかった為襲われることはなかったが、基本目標を認識するまで動かず、認識すれば襲いかかってくるようになっている
005:私が私を見つめてました | 投下順 | 007:Boys and girls resist despair! |
時系列順 | ||
C103:天使が食材を持ってきた/悪魔が料理人を連れてきた | コックカワサキ |