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Crysis Girls

最終更新:2022年01月19日 01:58

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だれでも歓迎! 編集
「……とまあ、こうして録音したものがこれさ。」

『魔術ってどんなのか見せてもらえる?』

「凄い! 本当に録音されてるのね!」

 紺色のローブを羽織った、くせ毛の強い茶髪の青年が持つ巻貝から、
 自分の声が録音テープのように再生されたことで、子供みたいに瞳を輝かせる女性。
 子供みたいとは言うが、モデルのような高身長に恵まれた体型と大人びた容姿になる。
 長い緋色の髪を靡かせる彼女の名前は有栖川夏葉。殺し合いとは無縁な世界に生きるアイドルだ。

 淫蕩と殺伐の二文字の中で何故こんなことになってるのかと言うと、遡ること数分前。
 森の中から始まった夏葉は先の少女の光景を思い出し、気分を害してその場に蹲っていた。
 普段はストイックで逞しい彼女でも、流石にあれを見て平常心を保てるほど壊れた人間ではない。

(何を立ち止まってるのよ夏葉。)

 しかしそれだけだ。無駄に過ごしても何も解決はしない。此処が常に安全と言える保障もなく。
 常日頃隙あらば鍛錬を欠かさず、遊びにも全力で挑む彼女でもこんなトップは取りたいとは思わない。
 WINGのように競い合うのは同じではあるが、敗者には次はない。二度と取り戻せない命を対価としたもの。
 アイドルには次がない人も同じ事務所に確かにいると言えばいた。だが少なくとも夏葉の描くトップアイドルには、
 こんな戦いを必死に生き抜いた果ての、血まみれとなった先にあるものだとは全く思えなかった。 
 何よりも、自分の想定する最悪……彼女の所属する283プロの人物が参加していたらどうする。
 仲間がいて、ファンがいて、共に高みを目指してくれる良きパートナーとなるプロデューサーがいて。
 最初は樹里との衝突もあったが、放課後クライマックスガールズは年齢も出身もバラバラなのに、
 今ではそれらの垣根を超えた存在。彼女にとって此処に来る寸前の『今』が幸せだった。
 それを壊そうとしているかもしれない可能性があるなら、立ち向かわずしてどうする。
 だったら立ち止まるのは終わりだ。動かず無為に時間を過ごすなど有栖川夏葉らしくない。

 すぐに行動しようとしてたところをNPCに追いかけ回されることになったが、
 途中で騒ぎに駆け付けた、今相対する青年が追い払ったので大事には至らなかった。
 ただその退治方法が、地面に突然青い魔法陣から岩が出現して爆ぜると言う、
 彼女の日常では絶対に見ることのないものであることもあって興味があり、
 移動の合間という無駄を減らした状態で説明を受けて今に至っていた。
 殺し合いと言うことを忘れてはないし、気は緩めてるわけではないが、
 些細なものでもつい関心を抱いてしまうところは、彼女の癖に近い。

「ところで、貴方は殺し合いに乗らない理由って何なの?」

「ウイ。俺は金銭とか、人の一般的な欲に興味がなくてね。
 願いは魅力的だが、それをしなくても手に入る可能性もあるんだ。
 人は誰でも幸福に生きる権利がある……パパやママが言っていた言葉さ。
 まあ、他人の幸福の面倒も見れる程じゃあないから、主催の殺し合いにも興味がないが。」

 『ついでに20オクエンがいくらかは分からないからね』とも付け加える。
 青年は幸福を探し求めてる途中。今が幸せな夏葉とは反対の場所だ。
 今が幸せな彼女だからこそ、その存在が大きいものだと理解できる。
 アイドルとしての自分も、放課後クライマックスガールズとしても、
 何一つだって失いたくないものだ。

「誰にでも幸福になれる、ね……私も、見つけられることを願うわ。」

「或いは、此処に幸せがあるかもしれないから楽しみだ。」

 この舞台で幸せを手に入れる。
 殺し合いに乗らないでそれを手に入れるとは、
 どういう意味なのか疑問に思うが質問するタイミングを逃す。
 先程から歩を進めていたため、とある建物が見えてきたからだ。
 一見するとファンタジーによくありそうな古城がそびえたつ。
 夜の月に照らされ、幻想的な雰囲気を作り出す。

「一見するとただの古い城だけど、
 まさかこれも……コホン、そういうダンジョンなのかしら?」

 身内でも大分気恥ずかしい(と言うよりも一部からすれば年齢的にアウトだ)のに、
 初対面である異性の前で言うなど論外だ。少し咳払いして適当に誤魔化す。

「入るのは余りお勧めはしないよ。悲鳴のオーバーチュアが始まるかもしれない。」

「確かに、普通の施設なのか分からない現状、入ったら出られないかも。」

 扉を開けて中を見れば絢爛さはあれども廃城のような、
 物寂しい雰囲気が感じられるエントランスホールが広がっていく。
 彼の言うことはもっともだ。入るメリットは現状不明ではあるので、
 進んで入りたい奴は大体がまともな思考をしていないとみていいだろう。
 だが、場合によってはダンジョンから始まる人がいないとは限らない。
 メンバーを探すには、そういうところも探す必要があると夏葉は思っていた。
 それと、態々入る必要のないダンジョンをルール説明で言ってくると言うことは、
 危険を差し引いてでも恩恵があるものがあると考えられる。
 とは言え、最初の見せしめを思い出すと躊躇いたくなるものだ。

「まあ、なるべく俺も守るつもりではあるが、
 全力とは程遠いから、余り無茶はしないでもらえると助かるよ。」

「あれでも十分強いと思うけど、全力だとどうなるの?」

「小国が一瞬で滅ぶぐらいの恐ろしい力さ。
 建物どころか、君ごと潰してしまいかねない程のね!」

 どこか楽しそうに、青年は脅すかのように高らかに告げる。
 相手の勢いの強さに夏葉は少しばかり引きつった表情にはなるが、
 自分の力を理解してるが故の、一種の注意喚起と言ったとこだろう。
 とは言えその強さが味方でいてくれることについては、ありがたい限りだ。
 虎穴に入らずんば虎子を得ず。夏葉は一歩城の中へと足を踏み入れる。









「ちょっと待ったー!!」

 重量感ある音と制止の声が耳に届く。
 声と共に二人から離れた位置にいたのは、二人と同じ参加者と伝える首輪を持つ。
 白い着物を羽織り、長い銀髪と合わせて雪のような雰囲気が感じられる少女だ。
 だが二人が何よりも注目したのは、銀髪をかき分けて額から突き出す二本の角。
 人である二人とは絶対に違う存在だと主張しているかのように。

「つ、角?」

 二本の角と言えば鬼のそれだ。
 丁度良くその手には角が生えたハンマーを所持しており、
 少し歪ではあるが、鬼の風貌をしていると言ってもいい。

「何かな? マドモアゼル。」

「今すぐ離れなさいそこの男! 今すっごい笑み浮かべてたけど、何考えてたの!?」

「え?」

 紳士的な振る舞いかと言うと、少々お喋りが過ぎるところはある。
 ただそれ以外は特別不快に感じる要素もなく、不快と言うよりは奇妙だが面白い人物。
 夏葉が彼に抱く疑問は大したものではなく、精々聞きそびれた幸福とは何かぐらいだ。

「おいおい、誤解を招く発言はよしてくれないか。」

「ちょっと待って。彼は殺し合いには乗ってないわ。
 私を追い回してたNPCを追い払ったし、乗ってたら既に私は殺されてるはずよ。」

 食ってかかる少女に対して、夏葉が前へ出て庇う。
 態々殺さずに同行し続ける理由が全く見いだせない。
 途中、何度だって隙を見せていた。道中人がいた気配もなかった。
 建物を見つけてまで、自分を殺すのを待つ人物。それでは余りに不自然だ。
 彼女はその笑みを見てないが、少女が嘘の場合疑わせるならもっとましな嘘を選ぶはず。
 位置的にも青年の表情が見える位置にいるので見えてないとも言い切れない。
 なので彼女が嘘を言ってるとも思えないのが現状で、信用が拮抗する。

「だったらそっちから入りなさい。
 まさか、この殺し合いでダンジョンかもしれないのに、
 女性優先だとかそんな理由で先行させるつもりないよね?」

「クハッ、ごもっともな意見だ。
 でもダメなんだ。彼女が前で俺が後ろでないと───」










「彼女の声が聞けないじゃあないか。」

 パチン。
 青年が指を鳴らす。
 小気味よい破裂音が響き、


「───え?」

「……え?」

 夏葉と少女の声が重なった。
 先ほどまで青年を指さしていた彼女の右腕はない。
 いや、腕はある。鮮血を大量にまき散らした状態で地面に転がっていた。

「ア、ガッアアアアア───ッ!!」

 理解が追いつくと、左腕が二の腕を抑えて軽く悲鳴を上げる。

「ん? エレガンスにできなかったな。この距離で外すなんて思えないんだが……」

 腕がちぎれたにしては、かなり控えめな悲鳴で興醒めと言った表情だ。
 それ以上に自分の使った魔術の制度の悪さと消耗に疑問を持ち顎に手を当てる。
 違いがあるとする点は二つあるが、一つはこの場合において無関係の事象。
 必然的に残されているのは、自分の首に巻かれてるそれだけだ。

「貴方、今何をやったの!?」

「見てのとおり、内側から破裂させたんだ。
 本当は全身はじけ飛ぶはずだったが、精度が悪くてね。」

 振り向きながら詰め寄る夏葉とは対照的に、
 青年は淡々とその光景を気にも留めずに答える。

「そうじゃないわ! 貴方殺し合いには乗ってないのよね!?」

「殺し合いなんて興味すらない。自己紹介の時にも言ったじゃあないか、ナツハ。」

「彼女は疑ってただけよ、何も此処までする必要ないじゃない───ロベリア!!」

「……確かにそうだね。はしたなかったね。
 でも、実は今のオレは半分ほど機嫌が悪いんだ。
 折角集めてきたコレクションを主催に没収されてしまってね。」

「コ、コレクション……?」

「これだよ。」

 先ほど説明の際に出た巻貝、
 ロベリア曰く『クラポティ』を取り出す。
 彼が言いたいのは音の録音をコレクションしている、
 と言うことはクラポティの説明も合わせて理解はできた。

『ア、ガッアアアアア───ッ!!』

 だがその録音の内容はとても聞けるものではない。
 先ほどの少女の悲鳴が、クラポティから流れてきたのだ。
 凄惨な光景がフラッシュバックも合わせて、数歩後退る。

「何を、しているの……?」

「本当なら明かすつもりはなかったが、
 多分君から信頼を回復するのは、とても難しいから言うとだ。
 確かに俺は殺し合いに乗るつもりはないよ。心の底からね。
 しかし、俺の幸福と言うのは『人が壊れる音』を聞くことにあるのさ。」

 相手の言ってることに理解が追いつかなかった。
 夏葉と同行していた男、ロベリアはまともではないからだ。
 当たり前だ。これを理解できる人など、彼の世界にすら皆無に等しいのだから。
 人を破壊した時の音や悲鳴を、クラポティに録音して聴く。それが彼にとっての幸福理論。
 一例を挙げれば、母の全身がすりつぶされる音を聞きながら食べるパスタが極上の味とのこと。
 己の為に少なくとも二百人以上、国を滅ぼしたことも合わせれば確実に増えるサイコキラー。
 自分の幸福のために生きると言う言葉だけなら響きのいいものだが、実態はこの通りのおぞましいものだ。

「だって、あれほどの絶叫! トレッビアンじゃあないか!!
 特に最初に見せしめとなったあの少女の壊れる瞬間を思い出そう!
 穴と言う穴から液体を噴き出して命を落とすあの瞬間、本当に貴重だ!
 アウギュステのビーチで鮫に足を食われ、臓物を貪られた女性の声が、
 貴重だったはずなのに霞んで聞こえてしまう程にブリリアントな悲鳴だったとは思わないか!?
 ああ、あれをクラポティコレクションしたかったのに、あの悲鳴がもう聞けないのが残念で仕方がない!!」

 叫ぶように笑みを浮かべながら一人饒舌に語らうロベリア。
 今までもお喋りだったのに、それを上回る程の語りっぷりだ。
 言ってることが理解できない、と言うより理解してはならないと脳が警鐘を鳴らす。
 最早いる場所が違う。例えるならば───地上にいる人間と『塔』の上にいる人間の会話の如く。
 遥か高みにいる人の声など下には届かない、とでも言いたいかのように理解ができなかった。
 先ほどまでまともだと認識していた彼が、人の形をした何かだとすら思えてくる。

「あれを聞けばアレグレスの一言に尽きるさ!
 あんな命の散り方があるなんて、オレの魔術では想像もつかなかった!
 人の体を中から破裂させても、四肢の先から骨を砕いても出るわけがない!
 オレの想像を超える『音』が! 『幸福』が!! この舞台は幸福に満ちている!!」

 ダンジョンと言う自分では再現のしようがない存在。
 快楽と言う予想の斜め上の物からくる人が壊れる瞬間。
 此処でしか得られない、希少な音が欲しくてたまらない。
 殺すことでしか人が壊れる音を、幸福を満たされなかった男は、
 ある意味最悪の形において人の壊し方の道を開拓してしまった。

「まあ、人には理解されないだろうね。
 オレはオレの幸せに全力で努めてるだけだが───」

 饒舌な言葉を、小気味よい音と共に止められる。
 彼の頬を、夏葉が怒りの形相で引っぱたいたがゆえに。

「他人を殺して得る幸福、ですって……ふざけないで!」

 理解できるわけがない。
 WINGに出場して敗退したアイドルも、優勝と言う幸福になる権利はあった。
 確かに夏葉は他のアイドルを蹴落として優勝することで奪うことにはなったかもしれない。
 だがこの男とは違う。二度と取り戻すことのない命を以って得る幸福などあってたまるか。

「……『殺した人間にだって幸せになる権利があったはずだ』、
 とでも言いたいのかい? それはもう聞いたよ、此処に来る前に……ね。」

 頬を軽くさすりながら、平静のままロベリアは語る
 此処に来る前に、ロベリアは空の世界を破壊しようとしていた。
 目的まで到達できる上に理解者も得られると思った。だがだめだった。
 星晶獣を迷うことなく倒し、どのような工夫をすればより楽に倒せるのだろうかと、
 何度も何度も、試行錯誤を繰り返したとある騎空団の団長でさえ理解を得られなかった。
 恐らく二度とないであろう生粋の破壊者は、その手を取り合うような間柄にはなってくれない。
 もう理解してくれる人はいない。だから彼は今まで通りの、目立たないように才覚を隠した魔術師、
 ロベリアとしてのロールを続けようとしていたが、あの少女の死にざまに別の意味での興奮が止まらなかった結果、
 周囲に対する警戒と言ったものが欠如してしまったとも言えるだろう。

「先ほども言っただろう?
 他人の面倒を見る程オレはお人よしだったわけでは───!」

 突如として右へとステップで避けるロベリア。
 何事かと疑問に思った夏葉だったが、直ぐに気付けた。
 頭上を掠める豪風、視界の隅に映る角がついた槌。
 今『死』が頭上を通り過ぎて行ったから。

 隻腕となった少女が、彼女の頭上でそのハンマーを横薙ぎに振るったのだ。
 夏葉は女性としては高身長と言えども168cmに対してロベリアの身長は181cm。
 誤差にはできない差があり、端から見れば夏葉ごと狙ってる一撃に見えて、
 攻撃はしっかりロベリアの頭部だけを狙った極めて正確な攻撃だ。
 鮮血が右腕から流しても、そのハンマーを片手で握りしめる少女が夏葉の前へと立ち、
 ロベリアが距離を取ったことで、先程とは反対の構図へと変わる。

「ガッ、グッ……!」

 頭が吹き飛ぶことは避けれたが、
 咄嗟にガードしたロベリアの左腕が少し掠めた角で手首があらぬ方向へと曲がってしまう。
 掠めただけで骨折。直撃していたら彼女と御揃いになっていたのは想像に難くない。

「殺すなと言われてないから殺すと決めた、クロコの方がまだましだったよ。
 人間は今となってはそこまで憎いとは思わなかったけど……お前だけは例外だッ!!」

 ハンマーを向けながら啖呵を切る少女だが、
 その表情は最早少女と言うよりは、鬼のそれだ。
 もっとも、彼女はその角の見た目通り本当に鬼なのだが。

「貴女、大丈夫!?」

 いや無事なわけないでしょ何言ってるのよ。
 状況が整理しきれてないことでボケたことを言ってしまう。
 確かに、機敏な動きで怪我人とは思えない膂力もしっかりあった。
 あれはいくら自分が万全の状態で鍛えたところでどうにもならない動きだと。
 しかし、それでも腕が一本消えて無事であるはずがない。

「あたしのことはいい! 鬼だからどうせ腕ぐらいすぐ治るから!
 そんなことよりとっとと逃げなって! さっきの受けたらまずいでしょ!」

 先の攻撃の威力は人体破壊としての性能は余りにも高い。
 それは彼女の欠損した腕が嫌と言うほど思い知らせてくる。

「でも───」

 見ず知らずの人間を、こんな状態で放っておくなんてことはできない。
 特に目の前の相手は乗ってはいないとしても殺しに躊躇などしない狂人。
 逃げれば彼女が殺されてしまうかもしれないのに。

「守らせてよ……!」

 静かに呟く少女。
 ギリッと歯を食いしばる彼女の横顔。
 痛み自体はあるのか、脂汗も少なくない。

「あたしが守るのは国でも、種族の為でもない。
 守りたいのは、自分の信じる何かの為にって決めているんだ。」

 少女、サザンカは元の世界では白の帝国と呼ばれる国に恭順することになった鬼の一人だ。
 当主となる白の皇帝は憎む人間ともあって、人間と敵対し暗躍した酒呑童子に憧れたこともある。
 最強種族と信じる鬼の暴れっぷりを聞くたびにスカッとした気分だったのを変えたのは、一人の鬼だった。
 鬼刃姫。酒呑童子の娘はまさかの父に叛逆した。今や彼女は鬼でありながら人間の味方を選んでいる。
 今もその理由は分かってはいないが、種族や国ではなく己の信じる何かの為に戦うのだとサザンカは考えた。
 言うなれば信念。身勝手かもしれないが、芯が通った行動と言うのはカッコイイものだと。
 だから彼女のようなカッコイイ生き方をする。それが帝国の鬼の族長となったサザンカの想い。

「帝国の民じゃないかもしれないけど、
 あたしは、あたしの前で命を奪う奴を許さない!」

「とんだエゴイストだが、まあそれはお互い様ってことで。
 まだ殺し合いは序曲だが、コンセルトを奏でようじゃあないか!」

「早く逃げろ───ッ!!」

「ッ!」

 逃げるしかなかった。
 彼女がこの場にいてできることなど何もない。
 できることは、一秒でも早く逃げなければならないと言うこと、それだけ。

「おいおい、もっとエレガンスに振る舞うんだ。」

 虚空から岩が出現し、中から雷光が奔り岩を破裂させる。
 砕けた岩は勢いで弾丸となって逃げる夏葉へと襲い掛かるが、
 それをサザンカはハンマーの一振り。風圧とハンマーの一撃で、
 すべての岩の弾丸は無力化か、逆にロベリアへと襲い掛かり彼もこれを避ける。
 その間に彼女の後姿は薄暗い森へと消えており、追うことはできないだろう。

「あたしが相手だって、言ってるだろうが!!」

 そのまま反撃の如く角竜の素材で作られたハンマーを振るう。
 重量溢れるそれを片手で振るう様は、負傷者とはとても思えない。

「バロ、ベルセ、バロテ!」

 距離を取りつつ、先ほどと同じように次々と岩を出現させては破壊する。
 軽々と振るわれると言えでも、手数と言う問題は覆すことはできない。
 攻撃や防御の合間に岩の弾丸が身体を突き抜けていき、傷口から鮮血が舞う。
 しかし、鬼と言う種族は非常にタフネスで体力は相当なもの。
 その証拠に、先程ちぎれた右腕は既に止血どころか生えつつある。
 サザンカは酒呑童子や大嶽丸、鬼刃姫には劣るかもしれないとしても、
 彼女の傷の再生力だけで言えば、鬼刃姫を上回ってるレベルだ。

「パルフェにうまくはいかないものだ。」

「いかせて、たまるかぁ───ッ!!」

 距離を取りつつあるロベリアに、
 ハンマーをトマホークのように横に回転させながら飛ばす。
 サザンカよりも高速で飛んでくる死の一撃は流石のロベリアも少し冷や汗ものだ。
 しかし、飛んできたそれに注視していたのもあって回避後は彼女の存在へ再び視線を向ければ、
 まだ無事な左腕の鉄拳がすぐに迫っており、両腕をクロスさせ魔法陣を出しつつ防ぐ。

「グ、ガアアアアアアッ!!!」

 腕から鳴ってはならないようなひしゃげる音。
 まるで母を殺したときのような、すりつぶしたときに近しい音色。

(俺が死に近づくこの響き! いいアルモニーだ!!)

 痛みで苦痛の表情だが、少しばかりその音に恍惚しかけた。
 だが楽しむのは一瞬だ。刹那の判断が自分の幸福へ辿り着けなくなる。
 自分の幸福のために全力で生きる。それがロベリアと言う男だ。
 今の至近距離の間合いなら先程と同じ破裂させる攻撃で今度こそ仕留めることができる。
 衝撃で離れる前にと攻撃をしようとするが、逆にサザンカが反動を使ってバックステップ。
 攻撃は外れて仕留めるには至らない。

「さっきの攻撃はもう見切って───!?」

 空から轟音と共に彼女に降った青い雷光。
 予想してなかった攻撃と雷の速度に、回避は間に合わなかった。

「こういうこともできるんだ。まあ、これはタワーだけの力だが。」

 ロベリアは世界を滅ぼすアーカルムシリーズ、
 その中で最も破壊に優れた力を持つタワーとの契約者だ。
 災害と認識された、破壊の雷を力を使役できるのもそれになる。
 元より二百人を一人で、誰にも気づかれず殺し続けた男だと言うのに、
 災厄の力が備わってさらにその実力に拍車をかけている、十人の賢者の一人。
 小国を滅ぼす力、と言うのもタワーの力が必須ではあるが嘘ではない。

「こ、の……!!」

 雷を受けながらも膝をつくだけ。
 まだ戦えることにロベリアも軽く関心を抱く。

「ふむ……ダンジョンに入れてからの悲鳴をクラポティに保存したいのに、残念だ。」

 これはフィジカルが余りに強すぎる。
 無力化する頃には相手が死ぬか、まともな音声が取れそうにない。
 先の腕がちぎれる音をルジストルできただけ、マシと思うことにしよう。
 そんな感想を抱きながら、もの悲しそうな表情と共に指を鳴らし、大地に青い魔法陣が浮かぶ。
 中心から岩が突きだして、彼女は回避は間に合うことなく腹部を貫き、その岩が爆ぜる。
 吹き飛ばされて、数度大地を転がっていく。

「まだ、だ……!!」

 腹部の風穴から景色の向こう側が見えるぐらいの傷。
 それでもなお立ち上がるサザンカに、ロベリアも少し呆れ気味だ。
 こんなにボロボロでも戦える人物、彼の記憶にはまだ見たことがない。

「おいおい、それだけの傷で生きてるのは初めて……ん?」

 呆れ気味ではあったものの、
 穴の向こう側に見えた人の姿に思わず注視する。
 先ほど逃げたはずの夏葉が、その穴から見えたからだ。
 何かの間違いかと思って顔を上げれば、やはりその姿がある。

「サリュ。戻ってきてくれたのは想定外だよ。」

「アンタ、なんで……」

「……逃げるべきだと思ったわ。私は間違いなく無力な人間だって。」

 どうしようもない事実。
 弛まぬ努力を続けて高みを目指し続けた。
 だが此処では努力では成し得なない人外魔境の領域がある。
 あのハンマーを空中で振り回せる膂力もなければ、人を破壊する魔術に抵抗すらできない。
 自分がこの舞台においては、無力な側だと言うこと嫌と言うほど思い知らされた。
 だからこそ最初は走り続けた。逃げる以外に何もできないと。

「でもね───何もしないで逃げるだけが、正しいとは思わないわ!」

 だからと言って彼女の心は折れはしない。
 無力さを嘆いて諦める、そんなのは有栖川夏葉ではない。
 弱さを認めて屈してしまう。そんなのは有栖川夏葉に非ず。
 自分にできる最大限の努力を以って行動する。それこそが有栖川夏葉と言う人物。
 どんなに困難でも、どんなに強大であろうとも、彼女は無理だとか無駄とかは言わない。
 だから構える。彼女が稼いだこの僅かな時間において確認したその支給品を。
 この場を打開できるからこそ、彼女は戻ってきたのだから。

「それで何を───」

 八角形の何かの機械のようなもの。
 この状況を打開できるものか何かしらの飛び道具、
 すぐにそうと判断し身構えていたが、すでに手遅れだ。
 ロベリアの足元には紫色の魔法陣が広がる。

(普通の殺し合いだったら、信じられなかったでしょうね。)

 ロベリアが魔術を披露して、サザンカが異常な力で戦って。
 それらを見たお陰だからこそ、この道具が荒唐無稽ではないと信じられる。
 こういう場でなければ、ずっと目を輝かせてそれを使っていたかもしれない。
 ある意味誰かを殺すつもりがない夏葉にとっては、一番良かったものだ。
 応用すれば殺傷能力はあるかもしれないが、これ自身には殺傷能力はない。
 次元方陣シャンバラ。とある世界で作られた、帝具とよばれる存在だ。

 魔法陣の中心にいたロベリアは消える。
 白の帝国に味方する亜神、ヘカティアのワープのように。

「消え、た?」

「……本当に、できちゃった。」

 シャンバラを使ったことでの消耗と今の光景に、
 少しだけ放心してしまうがすぐに我を取り戻す。

「ねえ、その傷を治せる何かは!?
 私の方にはそういうのはなかったんだけど、貴女の方なら……」

 これだけ色んなものを目の当たりにしてきた。
 飲めばすぐに肉体を再生できるような支給品もあるかもしれない。
 あるなら最初から出してるとは思うが、万が一の為に確認する。

「あたしの方にもないけど、まあ鬼だから大丈夫だよ……あ、そうだ。
 だったらマレブランケって人、探してくれる? ダークプリーストで、
 回復魔法にも長けてる友達がいるんだけど……」

 マレブランケの容姿を伝えつつ、
 どうせあそこの武器以外使わないからと、
 彼女にデイバックを押し付けるように渡す。
 中身はろくに確認してなかったとのことだが、
 残念ながらこの状況を解決できるものはない。

「分かったわ、少しでも早く見つけるから!」

 二つのデイバックを背負うと、
 誤解を招くので自分のに彼女の分を収納する。
 収納すれば見た目の容量を超えた分を入れても重さが変わらないことに気付き、
 試しにサザンカを入れて運ぼうかとも思ったがそれはできないので諦める。
 サザンカは古城の壁にもたれながら夏葉の後姿を眺め、
 準備を終えればシャンバラを片手に彼女は走り出す。

【有栖川夏葉@アイドルマスター シャイニーカラーズ】
[状態]:憔悴、不安(大)
[装備]:次元方陣シャンバラ@アカメが斬る!
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×0~4(確認済み、自分0~2、サザンカ0~2)
[思考・状況]
基本方針:此処に来る前までの『今』を奪わせたくない。
1:知り合いがいるならすぐに見つけたい。
2:彼女(サザンカ)の言うマレブランケって人か治療できる人を。
3:ロベリアをどうにかしないと……

[備考]
※参戦時期は少なくともWING優勝以降です。
※サザンカからマレブランケの容姿を伝えられてます。










(まあ、嘘なんだけど。)

 残念ながら既にサザンカは手遅れだ。鬼のタフネスはあったが、
 普段よりも再生力が劣っている今、この負傷を回復しきる前に命が尽きる。
 完全に手遅れだ。彼女がシャンバラを使ってまでロベリアを飛ばす意味も殆どなかった。
 よくて、彼女の死に際のクラポティが録音されなかったり、支給品を奪われなかった。それだけだ。

(王子っちや鬼刃姫っちみたいに、誰かを守れただけいい……のかな……)

 冥界の神ハイドース、白の王国を掲げるベラート、
 物質界のダークエルフの長セグナンド、元魔王軍幹部竜将クロコ。
 多くの強敵を王国と帝国の共闘で街から退けた末に、立て続けのバトルロワイアル。
 白の帝国にも頼られる実力ではあったし、鬼の大使としての重要な役割も担った。
 だが、武器も違えば最初の一撃も相まって全力とは程遠い状態では無理からぬことだ。
 自分の信念を貫けて誰かを守れて死ねるだけ、まだましなのだろう。
 この舞台ではより尊厳も何もないまま殺される可能性すらあるのだから。

「ナツハって言ったっけ……」

 あって少しだけの関係だが、凄く綺麗だと思えた。
 例えるならば、芯の通った真っすぐなところと美麗さが備わった存在。
 さながら、彼女が敬愛する鬼刃姫を思い出させてくれる。
 まあ、綺麗だとしても鬼刃姫以上のものはないが。
 鬼刃姫とサザンカは、アイドルとファンのようなものである。
 ほいほいと鞍替えするような存在ではない。

(いたらだけど、マレブランケ……ナツハのこと、頼んだ───)

 皇帝からの命令、守れなかったなぁ。
 なんてことを夜空を眺めながら思いふけり、
 鬼は誰に看取られることもなくその命を終わらせた。

【サザンカ@千年戦争アイギス 死亡】










「空間を飛ばす魔術か。人を飛ばせるなんて、すごく高性能だね。
 オレの魔術じゃあ料理やクラポティを収納することぐらいしかできない。
 ナツハは魔術なんてものは使えないようだし、あの道具は素晴らしいものだ。
 アーカルムシリーズは使用者が非才でも相応の力を与える噂も聞いた気がするし、
 まだまだオレの知らないものはあるらしいな。」

 全く見覚えない場所に飛ばされた草原にてロベリアは残念がる。
 此処が現在、どのエリアにいるのかさえ分からないのでは、
 元よりどこか把握しきれなかった二人がいた場所へ戻るのは極めて困難だ。

「まあ、仕方がない。今度こそダンジョンでの音をコレクションしたいものだ。」

『ア、ガッアアアアア───ッ!!』

 彼の持つクラポティと呼ばれる巻貝から、サザンカの悲鳴が再生される。
 自前のクラポティコレクションは没収か今は取り出すことができない以上、
 現状は一つこれが唯一のコレクションにして最初のコレクションになる。
 新しいコレクションを手に入れる、それまではこれを楽しみつつ参加者を探すこととした。

(それにしても、タワーを呼べないのにタワーの力は使える。あのムッシュは何者かな?)

 アーカルムシリーズの契約者は繋がりが強く、何かしらを感じることができる。
 だが今は曖昧だ。タワーの力の一端は使えるようではあるがタワー自身は呼べない。
 星晶獣の中でも極めて特殊で、十の獣と世界(ワールド)だけで新世界を築くとされる、
 アーカルムシリーズを制限するなど、天才錬金術師と名高いカリオストロでも不可能だろう。

「まあ、興味はないな。語らう相手がいないのは寂しいが。」

 どうでもいい。自分の幸福には関係がない。
 今はただ、彼の言うダンジョンを使ってみよう。
 人を壊しても、人を潰しても、人を切断しても、
 人を沈めても、人を埋めても、人を溶かしても。
 どのようなことをしたところで満たせなかった幸福が、此処にあるのかも。
 悲鳴を上げる左腕など何事もないかのように、ゆっくりとロベリアは動き出す。

 彼の幸福理論の終わりはすぐそばにまで来ていた。
 彼に協力したとある騎空団の団長の手によって、
 タワーの、ひいてはロベリアの企みは失敗と同時に得た幸福。
 それに辿り着けば彼は欲望の為に人を殺すという行為はやめて、
 己ではなく人の為に魔術を使うという約束を守る、意外と真面目な姿が見られた。
 しかし、残念ながら此処にいるロベリアはそれに気づく前の彼だ。
 止められる者は誰一人としていない。

 タロットカード、十六番目のカード『塔(タワー)』。
 二十二枚の大アルカナで最も不幸とされる存在のカード。
 悪魔や死神でも逆位置は良い意味を持っていたりはするのだが、
 塔だけは正位置、逆位置問わずに凶となる暗示しか存在していないからだ。
 解釈次第では別、と言う声もあるが基本的には占いでこれは引くべきではない。
 意味は悲劇、自傷行為、突然のアクシデント、そして不幸。
 このタロットに『幸福』の二文字は存在しない。

 これが災厄の塔の契約者、『魔術師』の『始まり』だ。


【ロベリア@グランブルーファンタジー】
[状態]:高揚(特大)、魔力消費(大)、左手骨折、左腕亀裂骨折
[装備]:不明
[道具]:基本支給品、サザンカの声入りクラポティ@グランブルーファンタジー、大量のクラポティ@グランブルーファンタジー、ランダム支給品×0~2
[思考・状況]
基本方針:クラポティコレクションを増やす。ダンジョンで聞ける破壊はどんな音なんだろうか!
1:言葉の意味は分からないが、あの死に様はオレも初めてだ! ぜひとも聞きたい!
2:ああ、他の参加者はどんなアルモニーを聞かせてくれるのだろうか! 楽しみだ!
3:参加者を見つけてはダンジョンに放り込もう! 最高の舞台だよ此処は!
4:あのマドモアゼル(夏葉)は、残念だったよ。

※参戦時期は少なくともフェイトエピソード『悪意なき悪意』で主人公たちに敗北する前です。
 関わった主人公の性別は現在表記していません(どちらでも問題ないように)
※タワーとの契約は切れていませんが、致死量のダメージを受ければタワーの代償の蘇生はできません
 但し力の一部は行使可能で、タワーを召喚することそのものは現状不可能の為、
 バベラスフィスト等タワー本体を召喚する必要のあるものは現状使用不可能です
 (ゲーム的に言えば奥義、サポアビが発動しない状態)
※メサージュ(クラポティを使った通信)の射程、制限は現時点では不明です
※首輪の制限でいくつかの魔術に制限があり
 ①:物を出したり消したりする収納系の魔術:クラポティのみに適用。他の無機物は不可能。
 ②:音の魔術で内側から破壊する攻撃:消耗が激しく、射程が非常に短い(正確に殺せる射程は一メートル)

※古城の傍に角王鎚カオスオーダー@モンスターハンターポータブル2Gが落ちてます。
 古城の中の入り口のすぐ近くにサザンカの遺体があります。

【クラポティ@グランブルーファンタジー】
ロベリアの支給品。彼が常備している巻貝。
我流の音魔術『コンセール』によって音を録音することができる。
支給されたものは全て音が未収録の物で、ロベリアは元の世界でこれを少なくとも二百、
レストランの一室が埋まりかねない程の人数を壊した音のクラポティを所持している。
応用魔術の『メサージュ』で所謂電話のような機能を持たせることもできるが、
これが使えるかどうかは現時点では不明。支給されたクラポティは全て記録された音はなく、
所持数は少なくとも参加者人数分はある。ロベリア以外にはただの大量の巻貝。砕けば鋭利かも。

【角王鎚カオスオーダー@モンスターハンターポータブル2G】
角竜ディアブロスとその亜種の角を用いたハンマー。
トップクラスの攻撃力を誇る無属性武器。ゲーム的には切れ味もいい。
岩を砕くディアブロスの堅牢な角で殴るためすごく痛い。

【次元方陣シャンバラ@アカメが斬る!】
有栖川夏葉の支給品。始皇帝が生み出したオーバーテクノロジーな帝具と呼ばれる武具。
元々はシュラの帝具で、帝具の中でも上位に位置する。マーキングした場所へと空間移動ができる。
対象をエリアのランダムな場所に飛ばすことも可能だが、六時間ごとに使用回数が増えるため乱用は不可能。
また、別エリアにマーキングしたものを別のエリアから移動することもできない。
なお夏葉は些細なことでも関心を抱くので印象はよく、ほぼ最高性能を発揮している。
帝具は第一印象が避ければ大体相性がいい(相性が悪いと性能が悪くなる、帝具を握るだけでも変な感覚を起こす、使用者が死ぬなど)

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